決算説明会資料~2026年3月期 第2四半期~

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:日本ハム株式会社(Nipponham Group / NH Foods)
    • 主要事業分野:加工食品(ハム・ソーセージ等)、食肉(国産・輸入・豪州事業)、ボールパーク事業(北海道ボールパーク等)、その他
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年11月4日(資料作成日)
  • 説明者
    • 発表者(役職):–(資料中に個別発表者の氏名・役職記載なし)
    • 発言概要:資料全体で上期実績の要旨、通期見通しの上方修正、セグメント別の要因説明、施策・マーケティング活動の紹介
  • 報告期間
    • 対象会計期間:FY2026/3 上期(第1四半期+第2四半期、2025年4月~9月想定)
    • 決算説明資料公開日:2025年11月4日
  • セグメント(資料記載)
    • 加工事業本部:ハム・ソーセージ、加工食品、チルドベーカリー等(国内・海外の加工・販売)
    • 食肉事業本部:国産牛・豚・鶏、輸入食肉、豪州事業、フード販売(食肉販売会社群)
    • ボールパーク事業:北海道ボールパークFビレッジ等の運営、チケット・グッズ・飲食等
    • 消去調整他:セグメント間の消去や調整項目

業績サマリー

  • 主要指標(FY2026/3 上期 実績)
    • 売上高:7,226億円(前年同期比 +5.7%)
    • 事業利益(資料の「事業利益」):363億円(前年同期比 +34.1%)
    • 税引前四半期利益:383億円(前年同期比 +32.6%)
    • 親会社の所有者に帰属する四半期利益:232億円(前年同期比 +29.8%)
    • EPS(上期実績):235.20円(前年差 +61.01円)
    • 事業利益率(上期):約5.0%(前年差 +1.1ポイント)
  • 通期見通し(FY2026/3 通期計画、資料の上方修正後)
    • 売上高:14,300億円(前年比 +4.3%)
    • 事業利益:590億円(前年比 +38.7%)
    • 親会社に帰属する当期利益:340億円(前年比 +27.9%)
    • EPS(通期計画):349.40円(前年差 +86.35円)
    • ROE(通期目標):6.6%、ROIC:5.3%
  • 進捗状況(上期実績に対する通期目標達成率の算定)
    • 売上高進捗:7,226 / 14,300 ≒ 50.5%
    • 事業利益進捗:363 / 590 ≒ 61.5%
    • 親会社当期利益進捗:232 / 340 ≒ 68.2%
  • セグメント別(FY2026/3 上期 実績)
    • 加工事業本部
    • 売上高:2,582億円(前年差 △61億円、△2.3%)
    • 事業利益:22億円(前年差 △24億円、△52.7%)
    • 主な状況:国内はミックス改善やライン数削減で回復基調だが、DX・IT関連の一時コストなどで減益。海外(北米)で鶏肉原料高騰や工場稼働率低迷により減益。
    • 食肉事業本部
    • 売上高:5,067億円(前年差 +282億円、+5.9%)
    • 事業利益:276億円(前年差 +96億円、+53.0%)
    • 主な状況:国産鶏の単価上昇、豪州牛の需要・販売環境好調、豪州での生産頭数拡大が寄与。国産豚は販促効果で利益確保。
    • ボールパーク事業
    • 売上高:228億円(前年差 +32億円、+16.5%)
    • 事業利益:91億円(前年差 +20億円、+28.9%)
    • 主な状況:チケット・グッズ・飲食収入増、イベント実施で非試合日の来場者増。北海道ボールパーク来場者合計:340万人(上期)。
    • 消去調整他
    • 売上:△652億円、事業利益:△25億円(調整・その他)

業績の背景分析

  • 業績概要・ハイライト
    • 売上増は、豪州牛肉事業の好調な販売環境と生産頭数拡大、国産鶏肉の単価上昇、ボールパーク来場者数増が牽引。
    • 事業利益は上期で363億円(前年差 +92億円)と上期累計で過去最高益を達成。
    • 通期は売上・事業利益ともに上方修正(売上14,300億円、事業利益590億円)。
  • 増減要因(上期の主な寄与)
    • 外部要因(追い風)
    • 国産鶏肉市況の高止まり(上期)、豪州産牛肉の販売環境好調。
    • 内部要因
    • 豪州のフィードロット拡充による生産頭数増・生産性向上。
    • ボールパークの来場増に伴うチケット・グッズ・飲食収入の拡大。
    • 国内加工事業の構造改革(ライン削減等)による改善効果。
    • マイナス要因
    • 加工事業(国内)でのDX・IT関連の一時的追加コスト計上。
    • 北米加工(買収工場)の稼働遅延、鶏肉原料価格高騰で製造経費高止まり。
  • 競争環境
    • 食肉分野では市況(国産鶏肉・豪州牛)動向が業績に直結。豪州事業は需給見極めと販売先選定により優位性を出している旨の記載あり。
    • 加工事業はブランド(シャウエッセン等)強化と海外展開で競争力強化を図ると明示。北米・東南アジアでの競合対応が課題。
  • リスク要因(資料から示唆される主な外部リスク)
    • 為替変動(為替差損益の影響を注記)
    • 飼料・原材料価格変動(配合飼料価格、天然腸価格等の上昇)
    • グローバル生産拠点の稼働状況・人件費上昇(トルコや北米でのコスト転嫁遅れ等)
    • サプライチェーン問題、規制・輸入制限の変化
    • その他:構造改革に伴う固定資産減損(通期で約54億円を見込む旨の注記)

戦略と施策

  • 現在の戦略(資料記載の重点)
    • 海外展開の加速:シャウエッセンをグローバルブランド化(ベトナムで製造販売開始、今後インドネシア・タイ等へ展開)。
    • ブランド強化とボールパークとのシナジー活用によるマーケティング(球場での販売・イベント等)。
    • 国内加工事業の構造改革(製造ライン数削減、ミックス改善、DX導入)による収益基盤強化。
    • 豪州事業・国産の生産強化(フィードロット拡充、新農場稼働等)による安定供給と収益拡大。
    • 人材・ノウハウの移管による海外工場稼働率向上(北米買収工場への国内人財配置等)。
  • 進行中の施策(進捗)
    • シャウエッセン:40周年CM放映、キッチンカー全国展開、ベトナムで製造販売開始。
    • 豪州:フィードロット拡充で生産頭数増、処理・販売による増益。
    • 国内加工:重点ブランドへの新商品投入、ライン稼働率向上施策実施。一方でDX・ITコストの一部を前倒し計上。
    • ボールパーク:コンテンツ・イベント(ONE PIECE、STAR WARS等)実施で来場者増。
  • セグメント別施策と成果
    • 加工事業:重点ブランド(シャウエッセン等)の拡販、ライン削減で製造効率化。上期は一時コストで利益圧迫するも下期回復見込み。
    • 食肉事業:国産鶏の外部調達拡大・シェア拡大、国産豚の新農場稼働による数量増。豪州事業は販売先見極めで数量・単価ともに向上。
    • ボールパーク:体験価値向上・商業施設充実で非試合日の来場増、収益性向上に寄与。

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社公表の通期見通し)
    • 売上高:14,300億円(前年比 +4.3%、上方修正)
    • 事業利益:590億円(前年比 +38.7%、上方修正)
    • 親会社帰属当期利益:340億円(前年比 +27.9%)
    • 根拠:上期の豪州牛肉・国産鶏の好調継続の見込み、豪州生産拡大、ボールパーク利益の通年寄与、国内加工はDX関連コスト等を計上するがミックス改善・ライン削減等で前年並み以上の利益確保を見込む。
  • 中長期計画の進捗と実現可能性
    • 資本投下(設備投資通期計画48,500百万円)の中で加工・食肉・ボールパークに戦略的配分。豪州での拡大やブランド国際化が中長期の成長柱として進行中だが、北米加工の稼働遅延は課題として残る。
  • マクロ経済の影響
    • 為替(為替差益・差損の影響)、飼料価格変動、畜産相場(国産鶏・豚、豪州牛価格)、天然腸価格等が業績に影響。資料でも市況データ(鶏肉相場、配合飼料、豪州若齢牛価格等)を提示。

製品やサービス

  • 主要製品・ブランド
    • シャウエッセン(ウインナー類ブランド、海外展開・キッチンカー等で認知向上施策)
    • 桜姫®(鶏肉ブランド) 等
    • 加工食品(チルドベーカリー、中華名菜、ハンバーグ等)
  • 新製品・販売状況
    • シャウエッセンの新商品投入や夜味再販、各重点ブランドでの新商品、エキス・一次加工品戦略商品の下期導入計画等が記載。
  • サービス・提供エリア・顧客層
    • フード販売グループ(東日本/関東/中日本/西日本/NHジャパンフード)を中心に量販店・外食向け販売。ボールパークでの飲食・物販・イベントでの顧客接点。
  • 協業・提携
    • JA全農との共催イベント(和牛消費促進)、タイでのCPFとの連携(販路活用)、ベトナムでの生産開始など

重要な注記

  • 会計方針
    • 当社は国際会計基準(IFRS)を適用。
    • 「事業利益」は売上高から売上原価・販売費及び一般管理費を控除し、グループ定める為替差損益を加味、IFRS調整・非経常項目を除外して算出する独自指標として定義。
  • 特記事項・リスク
    • 構造改革に伴う固定資産の減損損失(上期に約△54億円を見込む旨の記載)。
    • 見通しに関する注意事項:経済環境、市場動向、為替等の外部環境により実際の業績は変動する旨の注記あり。
  • その他(今後のイベント・重要告知)
    • 資料末尾にIR窓口(VBM推進室・連絡先)を掲載。
    • 市場動向の詳細資料はURL/二次元バーコードで参照可能(https://www.nipponham.co.jp/ir/library/market_trend/)。

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2282
企業名 日本ハム
URL http://www.nipponham.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 食品 – 食料品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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