決算短信：コナカ（7494）

2024年９月期　第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

株式会社コナカ（7494） 2024年9月期 第3四半期決算短信（連結）要約

（作成日：提出日付に基づく資料 2024年8月14日 / 対象期間：2023年10月1日〜2024年6月30日（第3四半期累計））

基本情報

• 企業名：株式会社コナカ
• 上場：東京証券取引所（コード 7494）
• URL：https://www.konaka.co.jp
• 代表者：代表取締役社長CEO グループ代表 湖中 謙介
• 問合せ先責任者：常務執行役員 CFO 管理本部長 湖中 龍介（TEL 045-825-7700）
• 決算短信提出日：2024年8月14日
• 対象会計期間（本資料の第3四半期）：2023年10月1日～2024年6月30日
• 決算補足説明資料：無
• 決算説明会：無

セグメント（報告セグメント）

• ファッション：スーツ・フォーマル等（重衣料）、ジャケット等（中衣料）、カジュアル・ワイシャツ等（軽衣料）、服飾雑貨 等
• フードサービス：主に「かつや」等の外食事業
• 教育：英語学童等「Kids Duo」等

発行済株式（注記含む）

• 期末発行済株式数（自己株式を含む）※第3Q時点：31,146,685株
• 期末自己株式数（第3Q）：1,789,483株
• 四半期累計平均株式数（2024年9月期第3Q累計）：29,304,433株
• 重要な後発事象：2024年7月1日付で株式会社サマンサタバサジャパンリミテッド（STJ）を完全子会社化する株式交換を実施。これにより発行済株式総数は4,175,805株増加し、発行済総数が35,322,490株（効力発生日以降）となっています。

今後の予定・IR

• 決算発表（今回資料）：2024年8月14日（完了）
• 株主総会：–（本短信に該当の予定記載なし）
• IRイベント：決算説明会は無し（本四半期）
• その他：STJ関連の手続（株式交換効力日 2024/7/1）等は既に実施済み

財務指標（要点）

（単位：百万円、増減は前年同期間比）
– 売上高（第3四半期累計）：50,412（△4.4%）
– 営業利益：531（△29.9%）
– 経常利益：730（△13.2%）
– 親会社株主に帰属する四半期純利益：△96（四半期純損失）
– 1株当たり四半期純利益：△3.29円
– 包括利益（第3Q累計）：△57百万円

通期（会社予想）
– 売上高（通期予想）：70,015（+6.4%）
– 営業利益（通期予想）：683
– 経常利益（通期予想）：887
– 親会社株主に帰属する当期純利益（通期予想）：85
– 1株当たり当期純利益（通期予想）：2.81円
– 業績予想の修正：無し（公表済予想からの変更なし）

貸借対照表（第3Q末：2024年6月30日）
– 総資産：49,141
– 純資産：19,132
– 自己資本（注）：18,618
– 自己資本比率：37.9%（前期末 37.5%）
– 現金及び預金：4,912（前期末 5,894）
– 売掛金：3,225（前期末 2,826）
– 棚卸資産（商品等）：14,070（前期末 14,327）

負債
– 流動負債：18,104（前期末 28,640） → 短期借入等をリファイナンスにより長期化（短期減少）
– 固定負債：11,903（前期末 2,534） → 長期借入金大幅増（リファイナンス）
– 負債合計：30,008

キャッシュフロー
– 第3四半期累計の連結キャッシュ・フロー計算書は添付無し（作成していない旨）
– 減価償却費（第3Q累計）：577

財務安全性・注目点
– 流動比率（第3Q末）：134.7%（継続企業注記内の記載）
– 2024年5月に既存借入金のリファイナンスとしてシンジケートローンを締結（会社およびSTJそれぞれ）。主要条件（抜粋）：
– 当社向け（契約締結日 2024/5/13、実行 2024/5/15）：トランシェA 組成金額 3,137百万円（TIBOR＋0.6%）、トランシェB コミット1,882百万円（TIBOR＋0.5%）、トランシェC コミット4,000百万円（TIBOR＋0.5%）等
– STJ向けにも複数トランシェのシンジケートローンを設定（合計数千百万円規模）
– 財務制限条項（コベナンツ）：契約には連結経常利益・親会社株主帰属当期純利益を計画の90%以上で維持、連結純資産を直前期の90%以上で維持、等の条項が付帯。STJの借入金に関しては2024年5月末時点で一部条項に抵触しているが、金融機関から期限の利益喪失を行使しない旨の同意を得ている旨を開示。

セグメント別（第3四半期累計：2023/10–2024/6）
– 売上高（外部顧客向け）：合計 50,412
– ファッション：48,193（約95.6%）
– フードサービス：1,490（約3.0%）
– 教育：675（約1.3%）
– セグメント利益（営業利益に一致）：合計 531
– ファッション：429（約80.8%の営業利益貢献）
– フードサービス：63
– 教育：37

財務の解説（会社の説明に基づくポイント）
– マクロは雇用改善やインバウンド回復で持ち直し傾向も、エネルギー・原材料高騰や円安で個人消費の下振れリスクありと説明。
– ファッション事業：新商品やブランド企画（KANSAI YAMAMOTO FEMME、RBCスーツ、Ermenegildo Zegnaとの共同企画等）で客単価向上を図る。
– フードサービス：価格改定や期間限定フェアで集客増。
– 教育：Kids Duoの生徒数増で増収。
– 第3Q累計での営業利益減少は売上減（前年同期比）および費用構造等の影響。親会社株主帰属の四半期損失は、前年同期の特別利益等の反動等も影響。

配当

• 2023年9月期（実績）：中間 10円、期末 10円、年間合計 20円
• 2024年9月期（第3四半期時点）：中間 0.00円（実績）、期末予想 0.00円、年間予想 0.00円（会社予想の修正なし）
• 特別配当：無し（記載なし）

セグメント別詳細・戦略

• ファッション（主力）
  • 売上・利益ともに主力（売上の約96%、営業利益の8割超を占める）。
  • 戦略：高付加価値ブランド企画、素材とデザインで新客層へ訴求（RBCスーツ等）、既存ブランド強化。
• フードサービス
  • 競争力のため価格改定やフェア施策を実施。第3Q累計で前年同期比増収。
• 教育
  • Kids Duoでの生徒増が収益に寄与。

（細かい投資・出店停止・閉鎖などの施策は資料の該当箇所参照。減損損失は発生しているが、セグメント別に重要な減損は開示なし）

中長期計画との整合性

• 重要事象：2024年7月1日付でサマンサタバサジャパンリミテッド（STJ）を完全子会社化する株式交換（簡易株式交換により実施）。会計処理は「共通支配下の取引」として処理予定。
• 会社は経営統合により意思決定の迅速化、STJの業務効率化、構造改革を通じ収益改善を図る旨を表明。

競合状況・市場動向（資料内の記載ベース）

• マクロ：企業業績好調や雇用改善等で持ち直す一方、エネルギー・原材料高、円安による物価上昇で個人消費の下振れリスクありと説明。

今後の見通し・リスク

• 業績予想：公表済の通期予想（変更なし）に基づく。通期での営業利益は683百万円、親会社株主に帰属する当期純利益85百万円。
• 季節性：同社は第4四半期の売上割合が相対的に低い事業構造（第1〜第3が繁忙期寄り）。
• 主なリスク（資料記載の論点）
  • 財務制限条項（シンジケートローンのコベナンツ）に抵触した場合の期限の利益喪失リスク。STJ側では既に一部コベナンツに抵触しているが金融機関の同意を得ている。
  • 為替・原材料・エネルギーコスト上昇、個人消費の弱含み。
  • 経営統合（STJを完全子会社化）に伴う統合作業の遅延やシナジー実現の不確実性。
  • 既存借入のリファイナンスの履行状況や金利動向。

重要な注記（会計・その他）

• 会計方針変更：無し（会計基準改正等による変更なし）
• 四半期財務諸表作成に特有の会計処理：無し
• 添付四半期連結財務諸表に対する公認会計士によるレビュー：無
• 継続企業の前提に関する注記：当第3四半期末時点で「継続企業の前提に関する重要事象等」が存在することを認識している旨の開示（過去の連続赤字、STJの救済を目的とした株式交換により親子で資金管理を行うこと等）。ただし、リファイナンス等により会社は「重要な不確実性は認められない」と判断している旨。

重要事項の抜粋：
– 2024年5月に既存借入のリファイナンスとしてシンジケートローンを組成。担保・保証や財務制限条項あり。
– 2024年7月1日にSTJを完全子会社化する株式交換を実施（割当比率：コナカ 1 ： STJ 0.155、コナカが交付した株式数 4,175,805株）。会計上は共通支配下の取引として処理予定。
– 第3四半期累計では親会社株主帰属の四半期純損失（△96百万円）を計上。

注記・免責
– 本要約は提出された決算短信に基づいて整理したものであり、投資助言を行うものではありません。数値は資料原文（百万円未満切捨て）に基づきます。不明な項目は「–」で示しています。詳細は会社開示資料（決算短信原本、適時開示）をご参照ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

企業情報

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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