2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信〔IFRS〕(連結)
ペプチドリーム株式会社 — 2025年12月期 第2四半期(中間期)決算短信 要約(IFRS・連結)
提出日: 2025年8月6日(決算短信)、半期報告書提出予定日: 2025年8月7日
以下は、提供いただいた決算短信(2025年1月1日〜2025年6月30日)に基づく整理です。
不明な項目は「–」で表記しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:ペプチドリーム株式会社
- 証券コード:4587(上場取引所:東証)
- URL:https://www.peptidream.com/
- 代表者(役職名):代表取締役社長 CEO リード・パトリック
- IR連絡先:IR広報部ディレクター 沖本 優子(TEL: 044-223-6612)
- 本社/拠点:本社・研究所(川崎市殿町)、PDRファーマ本社(東京都)ほか国内複数拠点。新製造設備(かずさ)計画あり(着工予定2026年、操業2028年想定、投資規模 約100億円、自己資金充当予定)。
- 従業員数(2025/6/30):757名(グループ合計、取締役等を含めると767名)
報告概要
- 提出日:2025年8月6日(決算短信)
- 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年6月30日(中間累計)
- 半期報告書提出予定日:2025年8月7日
- 決算説明会:有(機関投資家向け)
- 決算補足説明資料:無(※資料の添付目次や詳細説明は本短信にあり)
セグメント(報告セグメント)
- 創薬開発事業(PDPS®を中核とした創薬共同研究開発、技術ライセンス、戦略的提携・自社パイプライン等)
- 放射性医薬品事業(診断用・治療用放射性医薬品の研究開発、製造販売、医療機器・デジタルソリューションの提供)
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式・自己株式含む):130,010,400株(2025/6/30)
- 期末自己株式数:796,435株(2025/6/30)
- 期中平均株式数(中間期):129,399,042株(2025中間)
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
今後の予定(短信記載のもの)
- 半期報告書提出:2025/08/07(予定)
- 株主総会・IRイベント等:特記事項なし(機関投資家向け説明会は開催)
財務指標(要旨、単位は百万円)
注:提出資料は千円単位で表示しているため、以下は百万円(千円÷1,000)で概括。
主要業績(連結・累計:2025/1/1–2025/6/30)
- 売上収益:8,543百万円(前年同期36,133百万円、前年同期比 △76.4%)
- Core営業利益(会社定義、非経常項目除外):△2,607百万円(前年中間は24,772百万円)
- 営業利益:△2,626百万円(前年中間は24,649百万円)
- 税引前利益:△2,863百万円(前年中間は24,742百万円)
- 親会社所有者に帰属する中間損益:△2,122百万円(EPS:基本・希薄化後とも △16.40円)
- 中間包括利益:△2,122百万円
連結財政状態(2025/6/30)
- 総資産:78,538百万円(前期末 92,770百万円 → 減少)
- 親会社の所有者に帰属する持分:53,674百万円(前期末 56,762百万円)
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):68.3%(2024/12/31:61.2%)
- 現金及び現金同等物:33,328百万円(前期末 48,118百万円、減少幅 14,790百万円)
- 有利子負債(借入金合計:流動 2,596、非流動 15,742 → 合計 約18,338百万円)
キャッシュ・フロー(累計:2025中間)
- 営業活動によるCF:△10,953百万円(前年同期 △2,660百万円)※主に税金支払による影響(法人税等支払 8,062百万円)
- 投資活動によるCF:△1,288百万円(前年同期は投資有価証券売却等で9,956百万円の収入)
- 財務活動によるCF:△2,479百万円(長期借入金返済等、自己株式取得 960.9百万円含む)
- 現金及び現金同等物の中間末残高:33,328百万円(期首 48,118 → 期中減少)
主要比率・効率性(計算値・概算)
- 株主持分比率(自己資本比率):68.3%(短信記載)
- 有利子負債/自己資本(概算):約34%(18,339 / 53,674)
- 流動比率(概算):流動資産 42,600 / 流動負債 8,176 ≒ 521%(約5.2倍)
- 総資産回転率(売上/総資産):8,544 / 78,538 ≒ 0.109(約0.11回/期)
- 売上高営業利益率(営業利益率):△2,626 / 8,544 ≒ △30.7%
セグメント別(中間累計 2025/1–6、単位:百万円)
- 創薬開発事業
- 売上収益:760.7
- セグメント損失:△3,016.6
- 収益内訳(当中間期):製品売上 80.7、研究開発支援金 507.1、その他 172.9、契約一時金等 0
- 放射性医薬品事業(PDRファーマを中心とした製販)
- 売上収益:7,783.1
- セグメント利益:435.8
- 収益内訳:製品の製造・販売等 7,689.5、研究開発支援金 541.3、契約一時金等 5.7
(セグメント合計売上:8,997.3、セグメント間調整 △453.5 → 連結売上 8,543.8)
財務の解説(短信記載の要点)
- 当中間期は創薬開発事業で売上収益が大きく減少(前年同期に計上された大型の契約一時金やマイルストーンが前年に存在)した一方、放射性医薬品事業は引き続き製品販売を継続し、セグメント利益を計上。結果としてグループ全体で売上・利益ともに前年同期を下回った。
- Core営業利益は会社が定義する非経常項目(買収関連費用、減損等)を除外した指標であり、当期はCoreベースでも損失。Core→営業利益の差異(企業買収に係る会計処理影響等)は小幅。
- 総資産減少の主要因は現金及び現金同等物の減少(税金支払等)。負債減少は主に未払法人所得税等の減少。自己株式取得等により株主資本は減少。
配当
- 中間配当(2025/6/30時点):0.00円(実績)
- 期末予想配当(2025/12期、会社予想):0.00円(年間合計 0.00円)
- 直近の配当予想変更:無(前回予想から修正なし)
- 特別配当:無し(当中間期では特別配当の記載なし)
セグメント別戦略・パイプライン(要点)
(A)放射性医薬品(RI)領域(PDRファーマと連携)
– 自社で「創薬→製造→販売」までを一気通貫で保有。国内製造・販売体制を強化し、海外企業から有望剤の導入も実施。主要販売品目(国内販売):ヨウ化ナトリウム、MIBG、各種テクネ®製剤、FDG(18F)等の診断薬、アミヴィッド®・タウヴィッド®等。医療機器・デジタルソリューション(Bridgeaシリーズ、onti等)提供。
– 臨床・開発パイプライン(主なもの、2025年7月時点):
– 64Cu-ATSM(悪性神経膠腫) — リンクメッドと提携。第3相(医師主導STEP-64)実施中。
– 177Lu/64Cu-PSMA I&T(前立腺がん) — Curiumと提携、国内での臨床開始予定(2025)。Curiumのグローバル第3相データ活用。
– 225Ac/68Ga-GPC3(RYZ-801/811、肝細胞がん) — RayzeBio/BMSの世界権利、当社は国内開発販売のオプション権。第1/1b相開始済。
– 177Lu/68Ga-FAP(FXX489, NNS309) — Novartisと提携、臨床(第1相)進行。
– PD-32766(CA9標的、225Ac/64Cu) — 自社品、IND準備・第1相予定(2026年初)。
– CLDN18.2(PD-29875、225Ac/64Cu)等の自社プログラムも前臨床〜IND準備段階。
– いくつかの導入/提携プログラムによる国内商業化リード(Curium、Lilly、Novartis等)。
(B)Non-RI領域(PDPS®プラットフォームによるペプチド創薬)
– 事業領域:ペプチド医薬、PDC(ペプチド-薬物複合体)、MPC(多機能ペプチド複合体)等。主要提携先にMSD、Lilly、Novartis、BMS(RayzeBio)など多数。
– 主要プログラム(抜粋):
– GhRアンタゴニスト(ALXN2420) — Alexion/AstraZeneca(Amolyt買収)へライセンス。第1相完了、投与によりIGF-1抑制確認。第2相へ進む計画。
– PD-L1 ペプチドプログラム — 開発パス変更(現状の化合物群はパイプライン除外、改良品の検討へ)。
– CD38-ARM(BHV-1100) — Biohaven提携、CIML-NK併用の第1a/1b完了(小規模)。
– Myostatin阻害プログラム(経口候補) — 導出案件のためオークションプロセス実施中。前臨床でsemaglutide併用での有効性・除脂肪体重維持を示唆。
– その他:KIT阻害(MOD-B、アリヴェクシス)、PA-001(新型コロナ治療、ペプチエイド)等。
– PDPS® 技術ライセンス:BMS、Novartis、Lilly、Genentech、MSD、他多数(11社との非独占技術ライセンス契約が継続)。
中長期計画との整合性
- 会社は通期業績予想(2025年12月期)を開示:売上収益 49,000百万円(前年同期比 +5.0%)、Core営業利益 21,700百万円(+2.2%)、営業利益 21,600百万円、親会社帰属当期利益 15,100百万円(+0.6%)。(注:当中間期実績は通期予想に対する進捗は低い水準)
- 中期経営計画や設備投資(新工場・新研究棟等)に向けた投資計画が進行中(かずさ新工場:投資約100億円、2026着工予定、2028稼働予定。新研究棟は2027竣工目標)。
- なお、短信は「将来に関する記述は一定の前提に基づくもので保証するものではない」と明記。
競合状況・市場動向(短信の記載内容を要約)
- 放射性リガンド療法(RLT)・放射性医薬品市場は世界的に注力が高まっており、米国・欧州の多くの企業が開発を推進している。ペプチドリームは国内での「パートナー・オブ・チョイス」を目指す戦略を掲げ、海外企業の国内導入・共同開発を推進(例:Curium、Lilly、Novartis 等)。
- PDPS®の技術ライセンス先は大手製薬多数(グローバル提携によりマイルストーン・ロイヤルティ収入を目指す構造)。
- 競合他社との具体的数値比較は短信に記載なし(–)。ただし、各種グローバルパートナーや学会発表等により臨床的エビデンス生成を進めている点は強調されている。
今後の見通し・リスク要因(短信記載の主要点)
- 会社の通期業績予想(2025年通期)は維持(売上 49,000百万円、親会社帰属当期利益 15,100百万円)。当中間期実績は通期予測に対する進捗が低いが、会社は修正を行っていない(直近の業績予想からの修正:無)。
- 主なリスク要因(短信で明示・示唆されている事項):
- 臨床開発に関連する不確実性(試験結果、承認、適応の範囲)
- 提携先の判断・開発方針変更(例:過去にFF58プログラムについてNovartisがオプション行使せず等の事例あり)
- 製造体制(商用生産立ち上げ)の遅延や品質・規制対応
- 為替や原材料等の市場変動、資金繰り(当中間期では税金支払い等でキャッシュが減少)
- 重大な会計・税務の変更や予期せぬ費用発生
- その他:当中間期決算短信は監査(レビュー)対象外である旨の注記あり。
重要な注記(会計・その他)
- 連結範囲の重要な変更:無
- 会計方針の変更・見積りの変更:無(IFRSによる要求される変更も無し)
- Core営業利益の定義:営業利益から、企業買収に係る会計処理影響・買収関連費用、有形/無形資産の減損、損害賠償等、非経常的かつ多額の損益、個別製品導入による無形資産償却費等を除外して算出。
- 監査等:第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外(注記あり)。
- 重要な後発事象:当中間期短信中には「該当事項なし」との記載。
必要に応じて、以下を追加で整理できます(ご希望を教えてください)
– セグメント別の詳細数値(四半期推移、前年同期比較の表)
– 主要パイプラインごとの開発段階一覧(臨床フェーズ・提携先・主な次ステップ)
– 資金繰り/バランスシートの詳細分析(短期・長期債務の内訳、場面別のキャッシュ想定)
以上。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4587 |
| 企業名 | ペプチドリーム |
| URL | http://www.peptidream.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 医薬品 – 医薬品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。