1. 企業情報
- 企業名: クシム株式会社
- 概要: クシムは、ブロックチェーンサービス、システムエンジニアリング、インキュベーション事業を展開する日本の企業です。主にブロックチェーン技術の開発・コンサルティング、IT技術の社会実装研究、教育コンテンツの開発・販売などを行っています。また、システムエンジニアリングサービスや投資・融資、コンサルティング業務も提供しています。2020年5月に社名をiStudy Co., Ltd.からKushim, Inc.に変更しました。
- 事業内容: ブロックチェーンサービス、システムエンジニアリング、インキュベーション
- 設立年月日: 1997年6月12日
- 住所: 〒107-0062 東京都港区南青山2-12-1 ミヤコヤビル
- 代表者名: 田原 弘貴
- 従業員数: 80人
- 平均年齢: 40.4歳
- 平均年収: 5,320千円
2. 業界のポジションと市場シェア
- 業界内での競争優位性や課題: クシムはブロックチェーン技術の開発・コンサルティングに強みを持っていますが、業界内での明確な市場シェアは公表されていません。技術革新が急速に進む業界であり、新興企業との競争が激しい状況です。また、事業再編により一部事業を売却しており、事業ポートフォリオの再構築が課題となっています。
3. 経営戦略と重点分野
- 経営陣が掲げるビジョンや戦略: クシムは、ブロックチェーンサービス事業を再立ち上げし、Web3およびブロックチェーン領域での事業展開を強化していく方針です。旧事業（子会社群）を取り戻すための法的手続きを進めつつ、新たに再立ち上げしたブロックチェーン事業の育成を掲げています。
- 中期経営計画の具体的な施策や重点分野: 中期経営計画の具体的な数値目標は公表されていませんが、新たなブロックチェーン事業の育成と旧事業の取り戻しを目指す方針を示しています。
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデルや市場ニーズの変化への適応力: クシムはブロックチェーン技術を中心とした事業モデルを展開しています。市場ニーズの変化に対応するため、技術革新と新たな事業の開発に注力しています。しかし、事業再編の影響により、収益モデルの再構築が必要な状況です。
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向や独自性: クシムはブロックチェーン技術の開発に強みを持っており、関連する研究やコンサルティングサービスを提供しています。技術革新の動向は、業界全体のトレンドに連動しています。
- 収益を牽引している製品やサービス: ブロックチェーンサービスが主力となっていますが、具体的な製品は公表されていません。
6. 株価の評価
- EPSやBPSに基づく計算等を用いて、現在の株価との比較: EPS、BPSともに公表されていません。現在の株価は234.0円です。
7. テクニカル分析
- 株価推移を参照して、現在の株価が高値圏か安値圏か: 52週高値は627円、52週安値は159円です。現在の株価は安値圏にあります。
8. 財務諸表分析
- 売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標を評価:
- 売上高: 過去12か月で464百万円（前年比-98.90%）
- 利益: 営業損失 -612百万円、経常損失 -357百万円、純損失 -1,054百万円
- ROE: -136.99%
- ROA: -0.85%
- キャッシュフロー: 総資産488百万円、負債57百万円、流動比率4.87倍
9. 株主還元と配当方針
- 配当利回りや配当性向の分析: 配当利回り0.00%、配当性向0.00%
- 自社株買いなどの株主還元策: 自社株買いは行われていません。
10. 株価モメンタムと投資家関心
- 株価の直近の変動傾向（上昇・下降の勢い）: 直近10日間の株価は変動幅が大きく、上昇・下降の勢いは見られません。
- 株価への影響を与える要因: 事業再編の影響、法的争い、市場環境の変動などが影響を与えています。
11. 総評
クシムはブロックチェーン技術を中心とした事業を展開していますが、事業再編の影響により、財務状況が悪化しています。技術革新への対応と新たな事業の育成が課題です。株価は安値圏にあり、投資家からの関心は低調です。
12. 企業スコア
- 成長性: B（売上は急激に減少）
- 収益性: D（ROE、ROAが非常に低い）
- 財務健全性: B（自己資本比率が低い）
- 株価バリュエーション: D（PER、PBRが業界平均より高め）
企業情報
| 銘柄コード | 2345 |
| 企業名 | クシム |
| URL | https://kushim.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
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