2025年12月期 第3四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
住友ゴム工業株式会社(コード:5110) 2025年12月期 第3四半期決算短信(IFRS・連結)サマリー
※出典:提出資料(2025年11月12日公表)。不明項目は「–」と表記しています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:住友ゴム工業株式会社
- 主要事業分野:タイヤ事業、スポーツ事業、産業品他事業(高機能ゴム、生活用品、インフラ等)
- 代表者:代表取締役社長 山本 悟
- 連絡先(問合せ先責任者):経理財務本部長 荒木 伸治 TEL 078-265-3000
- 上場取引所:東京(東)
- URL:https://www.srigroup.co.jp/
報告概要
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(当第3四半期連結累計期間)
- 決算説明資料作成:有
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- 監査レビュー:添付四半期連結財務諸表に対する公認会計士/監査法人によるレビューは無し
セグメント(報告セグメント)
- タイヤ事業:自動車用・建設車両用等のタイヤ、関連オートモーティブ事業
- スポーツ事業:ゴルフ・テニス用品、ゴルフトーナメント運営、スクール等(注:一部フィットネス事業は売却済)
- 産業品他事業:高機能ゴム、生活用品(手袋等)、インフラ(防舷材、床材等)
発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):263,043,057株(2025年9月30日時点)
- 期中平均株式数(四半期累計):262,933,245株
- 期末自己株式数:206,455株
- 時価総額:–(提出資料に記載なし)
財務指標(主要数値) 〔単位:百万円、%は前年同期比〕
期間:2025年1月1日~9月30日(当第3四半期累計)
– 売上収益(Revenue):861,609(△1.5%)
– 事業利益(Segment / Operating profit before other items):48,507(△21.1%)
– 営業利益(Operating profit):46,133(+301.7%)
– 親会社の所有者に帰属する四半期利益(親会社株主帰属利益):26,013(+542.3%)
– 四半期包括利益:24,635(+23.1%)
– 基本的1株当たり四半期利益:98.93円
– 総資産:1,417,211
– 負債合計:735,919
– 親会社の所有者に帰属する持分(株主資本):662,009
– 親会社所有者帰属持分比率:46.7%(前期:48.9%)
– 現金及び現金同等物(期末):102,083
– 発行済株式数:263,043,057株(期末)
(通期会社予想)
– 通期売上収益:1,200,000(△1.0%)
– 通期事業利益:95,000(+8.0%)
– 通期営業利益:84,000(+650.9%)
– 通期親会社帰属当期利益:45,000(+356.2%)
– 通期1株当たり当期利益(予想):171.16円
– 通期配当予想:年間70円(中間35円、期末35円)
財務諸表要点(要約)
- 損益(累計):売上 861,609、売上総利益 252,664、販売費及び一般管理費 204,157、事業利益 48,507、営業利益 46,133、税前利益 40,470、四半期利益 28,280、うち親会社帰属 26,013。
- 貸借対照表(2025/9/30):流動資産 682,006、非流動資産 735,205、資産合計 1,417,211。流動負債 432,542、非流動負債 303,377、負債合計 735,919、資本合計 681,292(親会社株主持分 662,009)。
- キャッシュ・フロー(累計):営業CF +85,814、投資CF △154,262、財務CF +72,128、現金及び現金同等物期末 102,083。
- 投資CFの大幅マイナスは無形資産取得(主にDUNLOP商標権等譲受等)を反映。
収益性
- 事業利益率(資料記載):5.6%(当第3四半期累計)
- 売上総利益率:252,664 / 861,609 = 約29.3%
- 営業利益率:46,133 / 861,609 = 約5.35%
- 親会社帰属純利益率:26,013 / 861,609 = 約3.02%
- EPS(累計):基本 98.93円
- ROE(簡易計算、累計):26,013 / 662,009 = 約3.93%(当第3四半期累計ベース)
財務安全性・効率性(主要比率・簡易計算)
- 親会社所有者帰属持分比率(資料記載):46.7%
- 負債比率(負債/資産):735,919 / 1,417,211 = 約51.9%
- 流動比率(流動資産/流動負債):682,006 / 432,542 = 約157.7%
- 総資産回転率(売上/総資産):861,609 / 1,417,211 = 約0.61回/年
(注)上記は資料数値からの単純計算。定義や計算式により差異あり。
セグメント別(当第3四半期累計:2025/1–9)
- タイヤ事業
- 売上収益:740,178(△1.1%)
- 事業利益:40,921(△20.0%)
- 利益貢献度(事業利益ベース):40,921 / 48,507 = 約84.4%
- 概要:国内新車用は増、国内市販用は廉価品下市や受注減で減。海外は地域差(中国中心の新車向け減少、欧州はFALKENで健闘、北米は取引条件変更で一時売上減)。6月からダンロップ(DUNLOP)ブランドの販売開始。原材料単価上昇が収益を圧迫する地域あり。
- スポーツ事業
- 売上収益:93,165(△4.6%)
- 事業利益:4,653(△41.3%)
- 利益貢献度:約9.6%
- 概要:ゴルフ用品は地域差(韓国減、日米増)、テニス用品は増収。ウェルネス事業(フィットネス等)は売却により減収。高収益だった韓国での販売減が利益に響く。
- 産業品他事業
- 売上収益:28,266(△0.8%)
- 事業利益:2,957(+30.7%)
- 利益貢献度:約6.1%
- 概要:OA機器用ゴム、手袋等の販売減少やガス管事業撤退影響で売上減だが、医療用ゴム製品の国内販売や制振製品好調、構成改善で事業利益増加。
財務の解説(資料記載の背景・要点)
- 売上は前年同期比で僅減(△1.5%)だが、営業利益は大幅増(前期の特別損失等の影響比較により)となった。前年は大きな「その他の費用」計上(△53,549)だったが当期は△4,814に減少。
- 為替(1USD=148円、1EUR=166円)や原材料価格、米国関税等が業績に影響。通期業績予想は前回と比べて一部修正(タイヤ販売本数減の影響等あるものの、原材料価格低下や円安が寄与し利益水準を維持見込み)。
- 無形資産の増加(59,087 → 169,584)や投資による支出が大きく、これが投資CFの大幅流出要因となっている(DUNLOP商標等の取得関連)。
配当
- 2024年12月期(実績):中間 29円、期末 29円、年間 58円
- 2025年12月期(当期):中間 35円(実施)、期末予想 35円、年間予想 70円(変更なし)
- 特別配当:今回の発表では特別配当なし
中長期計画との整合性
- 中期計画(2023–2027)を着実に実行中。長期経営戦略 "R.I.S.E. 2035" を発表(2035年に向けた戦略:タイヤのプレミアム化や新たな収益柱構築、DUNLOPを基軸としたグローバルブランド経営等)。
- 2025年は「ターニングポイント」と位置づけ、DUNLOP商標権譲受(欧州・北米・オセアニアの四輪タイヤ)を契約・クロージングし、販売開始(北米・オセアニアで始動)。無形資産計上等は計画推進に伴うもの。
競合状況・市場動向(資料記載の所見)
- 市場動向:消費者の節約志向、中国系大手の価格攻勢、地域別景況差(英国や中国での需要変動)等があり、販売数量や収益性に影響。
- 競合他社との直接比較データは資料に記載なし → 同業他社比較はここでは提示できません(–)。
今後の見通し(リスク・注記)
- 業績予想(通期修正)
- 通期売上収益:1,200,000(前回1,215,000から△15,000修正)
- 通期事業利益:95,000(据え置き)
- 通期営業利益:84,000(据え置き)
- 通期親会社帰属当期利益:45,000(据え置き)
- 前提為替:1USD=149円、1EUR=168円(通期予想)
- 主なリスク要因(資料より)
- 為替、原材料価格動向、地域別需要変動、競合の価格競争、関税等の政策変更
- 訴訟等の偶発事象:連結子会社が中国で倉庫契約解除等に関する訴訟を提起(影響額不明、現時点で財務諸表に反映していない)
- 会計上の見積りの変更:トルコ子会社に関するIAS29適用に係る見積りの変更があり、資産・費用等に影響(資料内に影響額の記載あり)。
重要な注記
- 会計方針の変更:IFRSに基づく会計方針の変更は無し。会計上の見積り変更は有(トルコ関連の超インフレ会計処理の見直し)。
- 添付四半期連結財務諸表に対する監査人レビューは無し。
- 重要な後発事象:該当なし(資料記載)。
補足(資料に基づく注記)
– 投資活動の大きな支出(無形資産取得等)は主にDUNLOP関連の譲受・ブランド取得等に伴うものとして説明されている。これに伴う負債(借入)増加が見られる(短期借入の増加等)。
– 当期の営業利益改善は、前年の「その他の費用」一時計上と比較して改善したことが主因の一つであり、事業利益自体は減少している(事業利益は前年同期比で21.1%減)。
不明な項目:
(以上)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5110 |
| 企業名 | 住友ゴム工業 |
| URL | http://www.srigroup.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 自動車・輸送機 – ゴム製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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