概要
ベースフード株式会社は、完全栄養食品「BASE FOOD」シリーズを開発・販売する企業です。主要事業は完全栄養食品の製造販売で、主にパンとパスタを提供しています。
EPS/BPSに基づく評価
- EPS（単元株当たり利益）: 予想値 0.00円
- BPS（単元株当たり純資産）: 実績 7.46円
- 現在の株価: 339円
PER（株価収益率）は、EPSが0.00円のため計算不能。
株価との比較
- 52週高値: 629円
- 52週安値: 177円
現在の株価は52週高値から大きく下落しており、安値圏に位置していると評価できます。
株価推移
直近10日間の株価は、337円から349円の間で変動しており、全体として横ばいからわずかに下降傾向にある。
移動平均線
- 50日移動平均線: 410.04円
- 200日移動平均線: 340.06円
現在の株価は50日移動平均線を下回っており、短期的には下降トレンドにあると評価できます。
売上、利益、キャッシュフロー、ROE、ROAなどの指標
- 売上高（過去12か月）: 143.43億円
- 利益率: -8.59%
- ROE（過去12か月）: -127.01%
- ROA（過去12か月）: -19.93%
- キャッシュフロー（過去12か月）: -10.2億円
過去数年分の傾向
売上高は減少傾向にあり、営業利益、経常利益、純利益も減少しています。ROEとROAも低下しています。
競争優位性や課題
- 競争優位性: ブランド認知度が高い完全栄養食品「BASE FOOD」シリーズの独自性。
- 課題: 売上高、利益の減少による財務安全性の低下。
経営陣が掲げるビジョンや戦略
- 中期経営計画: 新商品開発、リニューアル、値上げ、倉庫移転、自主回収による業績改善を目指す。
具体的な施策や重点分野
- 新商品開発: 新しい製品の開発と市場投入。
- リニューアル: 既存製品の改良とリニューアル。
- 値上げ: 価格帯の見直しによる収益改善。
収益モデルや市場ニーズの変化への適応力
- 収益モデル: 主に自社EC経路での販売が6割超。
- 適応力: 市場ニーズの変化に対応するための新製品開発や既存製品のリニューアルが計画されている。
技術開発の動向や独自性
- 技術革新: 新製品開発、既存製品のリニューアル。
- 主力製品: 完全栄養食品「BASE FOOD」シリーズ。
配当利回りや配当性向の分析
- 配当利回り: 0.00%
- 配当性向: 0.00%
自社株買いなどの株主還元策
- 自社株買い: 実施中（自己株式数1,358,000株）
株価の直近の変動傾向
直近10日間の株価は337円から349円の間で変動しており、全体として下降トレンドにある。
総評
ベースフード株式会社は完全栄養食品「BASE FOOD」シリーズの開発・販売を主要事業として行っています。しかし、売上高、利益の減少により財務状況が悪化しており、ROE、ROAも低下しています。株価は52週高値から大きく下落しており、投資家からの関心も低下していると評価できます。中期経営計画では新商品開発、リニューアル、値上げにより業績改善を目指していますが、市場環境の不確実性や原材料価格高騰などのリスクも存在します。
各分析結果を総合すると、現在の株価は安値圏に位置し、財務状況も悪化しているため、投資リスクが高いと評価できます。
企業情報
| 銘柄コード | 2936 |
| 企業名 | ベースフード |
| URL | https://basefood.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
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