2026年2月期第2四半期 決算説明資料
決算説明資料(要約)
株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン(東証スタンダード 6093)
対象資料:2026年2月期 第2四半期 決算説明資料(発表日:2025年10月3日)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社エスクロー・エージェント・ジャパン(EAJ)
- 主要事業分野:BPaaS(専門業務BPO × クラウドSaaS)を軸とする金融ソリューション、不動産ソリューション、建築ソリューション、士業ソリューション
- 代表者:代表取締役会長 本間 英明、代表取締役社長 成宮 正一郎
- 説明会情報
- 開催日時:2025年10月3日(資料日付)
- 説明会形式:–(資料のみの開示/形式の明記なし)
- 参加対象:投資家・ステークホルダー向け(想定)/明記なし
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料中に特定の発表者名・役職の発言割当は明示されていません)
- 発言概要(資料の要旨)
- 第2四半期実績と通期見通しの進捗、セグメント別状況、中期経営計画「2027」の進捗と施策、主要トピック(AI相続の特許取得、PAD社のダナン拠点開設等)
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年2月期 第2四半期
- 決算説明資料発表日:2025年10月3日
- 配当支払開始予定日:–(配当方針・金額は示されているが支払日明記なし)
- セグメント(4セグメント)
- 金融ソリューション事業:住宅ローン担保調査・担保権設定等の専門業務オペレーション、金融機関向け業務系クラウド(EAJ Platform System)
- 不動産ソリューション事業:不動産取引のキャッシュレス・非対面決済サービス「H’OURS」、不動産オークション等
- 建築ソリューション事業:敷地調査、確認申請・設計サポート、品質検査・点検、ARCHITECT RAIL 等
- 士業ソリューション事業:司法書士向け業務支援ソフト「サムポローニア」、AI相続「ミツローくん」等
業績サマリー(連結、単位:百万円)
- 主要指標(2026年2月期 第2四半期 実績)
- 売上高:2,368 百万円(前年同期 2,374) △0.3%
- 営業利益:159 百万円(前年同期 326) △51.2%
- 経常利益:158 百万円(前年同期 330) △52.1%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:126 百万円(前年同期 230) △45.3%
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に明示なし)
- 予想比(第2四半期業績予想に対する増減)
- 売上高:予想比 △5.4%
- 営業利益:予想比 +19.9%
- 経常利益:予想比 +16.0%
- 中間純利益:予想比 +41.5%
- 進捗状況(通期業績見通しに対する進捗)
- 通期業績予想(2026.2期):売上高 5,435 百万円、営業利益 477 百万円、経常利益 484 百万円、親会社株主帰属中間純利益(通期予想) 355 百万円
- 進捗率:連結売上高 43.6%、連結営業利益 33.3%
- セグメント別状況(第2四半期:単位 百万円)
- 売上高構成(上半期)
- 金融:910(約39%)
- 不動産:292(約12%)
- 建築:665(約28%)
- 士業:495(約21%)
- セグメント利益(上半期、注:不動産は損失)
- 金融:418(利益寄与大)
- 不動産:△84(損失)
- 建築:90
- 士業:57
- 利用実績(2025.2期 概算)
- 金融:53,000件/年(住宅ローン関連等)
- 不動産:8,000件/年(H'OURS等)
- 建築:13,800戸/年(ARCHITECT RAIL 等)
- 士業:2,500ユーザー(サムポローニア等)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 第2四半期は売上横ばい、利益は前年同期比で減少したが、会社側の第2四半期業績予想に対しては利益指標が好調に推移(営業利益等は予想超過)
- セグメント別では建築・士業が好調、金融は取扱件数低下から影響を受けるも新規顧客導入で回復傾向、不動産はオークションの契約・決済遅延で減収・損失
- トピックス:AI相続ミツローくんが新特許取得、ベトナムPAD社がダナンに新拠点開設、福島県郡山市等との相続関連協業検討開始
- 増減要因
- 減少寄与要因
- 金融:ネット専業銀行の住宅ローン取扱件数低調 → サービス利用件数減少
- 不動産:オークションの契約・決済時期遅延、H’OURS利用件数の一時減(既存顧客の営業担当異動等)
- 増加寄与要因
- 建築:敷地調査・設計サポートの利用増、AIによる図面チェック導入で効率化・品質均一化
- 士業:サムポローニアの堅調な推移、AI相続のプロモーション強化と自治体実証実験等
- 金融:実店舗型銀行など新規顧客への導入開始により利益改善
- 競争環境・競争優位性
- 同社優位性:専門業務とDX(自社クラウド)を組み合わせたBPaaSモデル(BPO+SaaS)。専門性の高さ、オペレーションセンター、FISC相当のセキュリティ等が参入障壁
- 乗換障壁:BPaaSはSaaSとBPOを同時に切り替える必要があり、他社への移行には再設計が必要 → ストック性が高いと主張
- リスク要因
- マクロ/市場リスク:住宅ローン市場の動向、金利上昇、ネット専業銀行のシェア拡大、住宅着工・不動産流通の変動
- 業務固有リスク:不動産オークションの決済遅延、顧客の営業担当移動による利用低下、外部委託先・海外拠点依存(PAD社の運営等)
- 規制・法制度:相続登記義務化などの制度変化(機会と同時に対応負荷)
- その他:為替変動、サプライチェーン等(資料の免責条項に記載)
戦略と施策
- 中期経営計画(2027)の基本方針
- 「業務の標準化・自動化による生産性向上」:顧客ニーズ増加に対する安定的受注体制の構築
- 3年後目標(2028.2期目標):連結売上高 6,200 百万円、連結営業利益 1,000 百万円
- 重要施策:サービス専門性深化、業務改革(標準化・自動化)、取引プロセスの網羅、顧客エンゲージメント向上、人材育成等
- 進行中の施策(外部戦略/内部戦略の進捗)
- 金融:既存サービスの新規顧客獲得、業務系システム接続獲得。相続・終活関連の体制強化・業務集約
- 不動産:H’OURS利用拡大施策、オペレーションセンター新設準備(12月予定)、既存顧客リレーション再構築
- 建築:ARCHITECT RAIL 2 のリリース準備、AIチェックサービス導入、PAD社委託比率向上(PADがダナン/バンメトートに拠点開設)
- 士業:AI相続による自治体チャネル開拓(福島県郡山市で実証実験)、プロモーション強化
- 人的施策:新人事制度導入、評価制度/給与テーブル改定、管理職育成、採用強化、研修制度整備
- 投資(上半期実績/通期見込):人的資本投資、研究開発、事業投資等を積極投下(資料に各投資額と進捗率を記載)
- セグメント別施策と進捗(主なもの)
- 金融:新規実店舗銀行の導入開始、年末のキャンペーンで利用増見込み
- 不動産:未決済案件の確実な決済遂行、既存顧客の周知・リレーション強化
- 建築:AIによる図面チェック導入で生産性向上、担当者育成
- 士業:AI相続の自治体展開、サムポローニア販売促進
将来予測と見通し
- 通期業績予想(2026年2月期、単位:百万円)
- 売上高:5,435
- 営業利益:477
- 経常利益:484
- 親会社株主に帰属する当期純利益(通期予想):355
- (第2四半期時点の進捗率:売上 43.6%、営業利益 33.3%)
- 見通しの根拠(資料記載の主な想定)
- 第3四半期以降、金融の新規導入やキャンペーン、建築・士業の堅調推移、並びにコスト管理施策で通期目標達成を目指す
- 中期計画に基づく投資(オペレーションセンター等)やAI導入で生産性向上を図る
- 中長期計画(中計2027)の進捗可能性
- 目標数値(2028.2期:売上6,200、営業利益1,000)に向けた具体施策を提示しており、上半期は施策の準備・一部実行段階(進捗あり)
- ただし、現状の通期進捗(特に営業利益の進捗33.3%)を踏まえると、第3四半期以降の施策実行と案件決済の確保が重要
- マクロ経済の影響
- 住宅ローン件数、金利動向、ネット専業銀行のシェア拡大、住宅着工数の推移、相続関連市場の推移等が事業に影響
- 資料でも金利・為替・市場変動等を不確実性要因として明記
配当と株主還元
- 配当方針
- 「強固な資本基盤」を維持しつつ、株主資本コストを上回るROEと安定配当を継続する方針(CAPMにより算定した株主資本コスト 8.0% と明記)
- 2026年2月期(予想)
- 期末配当:6.0円/株、年間合計:6.0円(資料では期末のみで合計6.0円となっており、中間配当は設定していない想定)
- 過去(実績):期末配当は2021~2024が4.0円、2025期は6.0円
- 配当実績・指標
- ROE(連結自己資本利益率)予想 2026年2月期:9.9%(資料)
- 配当性向等:資料に各年の配当性向掲載(例:2025年配当性向 75.0% 等)
- 特別配当の有無:なし(資料に特別配当の記載なし)
製品やサービス(主要)
- 主要製品/サービス
- EAJ Platform System(金融向けクラウド・業務支援)
- H’OURS(不動産向けキャッシュレス・非対面決済サービス)
- ARCHITECT RAIL(建築事業者向け工程/品質管理等、ARCHITECT RAIL2 リリース予定)
- サムポローニア(司法書士業務支援ソフト)
- AI相続ミツローくん(戸籍解析・相続関係図自動作成、特許取得)
- 販売状況・利用実績(概算、2025.2期)
- EAJ Platform System(金融):約53,000件/年(住宅ローン関連等)
- H’OURS(不動産):約8,000件/年(利用件数に一時減少傾向あり)
- ARCHITECT RAIL 等(建築):約13,800戸/年
- サムポローニア(士業):約2,500ユーザー
- 協業・提携
- 福島県郡山市・金融機関等と相続関連での業務提携/協業検討開始
- ベトナム子会社(PAD社)にて中部ダナンに新拠点開設、委託比率向上を推進
重要な注記
- 会計方針
- 資料内に「会計方針の変更」など特記事項の明示はなし(–)
- リスク要因(資料の特記)
- 一般的なリスクとして市場/業界動向、金利、為替変動等を免責事項に記載
- 事業特有のリスクとして不動産オークションの決済遅延、顧客依存や外部委託リスクなどを注記
- その他(告知)
- 中期経営計画2027の進捗報告、オペレーションセンター新設(12月予定)、PAD社拠点開設(ダナン・バンメトート)、AI相続の実証実験(福島県郡山市)など今後の注目イベントを提示
- お問い合わせ:経営企画部 contact@ea-j.jp
注意事項
– 本要約は提示資料に基づく整理であり、投資助言や価値判断を行うものではありません。資料中に明記のない項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6093 |
| 企業名 | エスクロー・エージェント・ジャパン |
| URL | http://www.ea-j.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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