2026年3月期 第1四半期決算説明資料
決算説明(資料)まとめ — クオールホールディングス(証券コード:3034、東証プライム)
(資料日:2025年8月8日/対象期間:2026年3月期 第1四半期)
基本情報
- 企業概要
- 企業名:クオールホールディングス株式会社(Qol Holdings Co., Ltd.)
- 主要事業分野:薬局事業(調剤・OTC等)、BPO事業(紹介・派遣等の医療系人材サービス)、製薬事業(医薬品製造販売:第一三共エスファ関連)
- 説明会情報
- 開催日時:2025年8月8日(資料日)
- 説明会形式:–(資料は開示済み)
- 参加対象:株主・投資家向け(公開IR資料)
- 説明者
- 発表者(役職):–(資料に個別の発表者名は記載なし)
- 発言概要:資料内で事業別の業績要因、医療DX推進、第一三共エスファの持分増加による連結影響、AG新製品の寄与等が説明されている
- 報告期間
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月〜6月)
- 決算説明資料掲載日:2025年8月8日
- セグメント(名称と概要)
- 薬局事業:処方箋応需、調剤・服薬指導、OTC販売、医療DX導入等(国内薬局ネットワーク)
- BPO事業:紹介派遣事業を含む医療従事者向け人材サービス・BPO
- 製薬事業:医薬品の製造販売(第一三共エスファ株式の保有/連結子会社化により収益貢献)
業績サマリー(連結、単位:百万円)
- 主要指標(第1四半期実績)
- 売上高:71,730(前年同四半期比 +10,693、+17.5%)
- 営業利益:3,592(+676、+23.2%)
- 経常利益:3,635(+668、+22.6%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:1,856(+1,013、+120.2%)
- 1株当たり四半期純利益:49.43円(+26.84円、+118.8%)
- 計画進捗(通期計画に対する進捗率)
- 通期計画(2026/3)売上高目標:280,000 → 第1四半期進捗率 25.6%
- 営業利益通期目標:15,500 → 進捗率 23.2%
- 経常利益通期目標:15,600 → 進捗率 23.3%
- 親会社株主に帰属する四半期純利益通期目標:7,000 → 進捗率 26.5%
- セグメント別状況(第1四半期実績、単位:百万円)
- 薬局事業:売上高 42,840(+4.3%)、セグメント利益 1,751(利益率 4.1%、セグメント利益増加 +7.4%)
- BPO事業:売上高 3,483(+0.5%)、セグメント利益 493(利益率 14.2%、セグメント利益減少 △14.2%)
- 製薬事業:売上高 25,407(+54.1%)、セグメント利益 2,315(利益率 9.1%、セグメント利益増加 +44.3%)
業績の背景分析
- 業績概要(ハイライト)
- 増収増益を達成。第1四半期は過去最高の売上・利益を記録。
- 製薬事業の寄与が大きく、特に第一三共エスファの持分拡大(51%→80%)により連結寄与が増加。
- 薬局事業は医療DX推進体制整備加算の取得拡大や後発医薬品(ジェネリック)使用割合上昇で処方箋単価が上昇。
- BPO事業は成約件数増加も人件費・広告宣伝費の増加でセグメント利益は減少。
- 増減要因(主な寄与)
- 売上増加の主要因:製薬事業(+90億円相当)、処方箋応需数・単価の上昇(薬局事業+15億円)、その他物販(OTC等+2億円)
- 営業利益増加:製薬事業の利益貢献が主(+7億円相当)、薬局事業は小幅寄与、BPOはマイナス寄与
- 製薬事業の増加要因:第一三共エスファの持分増加(連結範囲拡大)および前期に発売したAG新製品(2024年12月発売)の業績寄与(特にリバーロキサバン)
- 薬局事業の影響:薬価改定(4月)、調剤報酬改定(実施時期の変更/6月実施)、医療DX加算新設、選定療養制度開始(GE使用促進は10月開始)など
- 競争環境・優位性
- 製薬分野ではAG新製品や既存AG製品の出荷数量増(+17%)が示されており、一定の販売伸長が確認される
- 薬局分野では医療DXやコンビニブース等の異業種連携によるサービス展開で差別化を図っている(次世代リモート接客プラットフォームへの参画)
- 競合他社との直接比較データは資料に明示なし(→–)
- リスク要因(業績影響が想定される外部要因)
- 医薬品の薬価改定・調剤報酬改定等の制度変更
- 規制変更(例:薬機法改正に伴うオンライン販売ルール整備等)
- サプライチェーンおよび流通環境の変化(在庫・出荷等)
- 為替変動やマクロ経済影響(資料に具体的な影響試算はなし)
- 人件費・広告宣伝費などコスト増の継続リスク
戦略と施策
- 現在の戦略(資料記載の方針)
- 医療DX推進:遠隔接客プラットフォーム参画、コンビニ内ブースを通じた遠隔薬剤師対応等で医療アクセス向上と人的リソース効率化を目指す
- 製薬事業:第一三共エスファの統合・連結強化により製薬分野の収益基盤拡大、AG新製品の販売拡大
- 事業開発:M&Aや出資により事業領域拡大(既に第一三共エスファの持分拡大を実施)
- 進行中の施策(進捗)
- 医療DX:コンビニ内ブースでの次世代リモート接客プラットフォームに参画。試行運用等で人的リソース配分の効率化を図る段階
- 製薬:2024年12月発売のAG製品(リバーロキサバン等)が実績寄与。AG既存製品の出荷数量は前年同期比で増加(+17%)
- BPO:紹介派遣の成約件数増加に対応した事業展開(ただしコスト増加による利益圧迫)
- セグメント別施策と成果
- 薬局事業:医療DX加算取得率拡大、GE(後発医薬品)使用促進の推進、処方箋単価の上昇により調剤売上高増
- BPO事業:販売・採用活動強化で成約数増加(利益は人件費等の増加で圧迫)
- 製薬事業:第一三共エスファとの連携・統合促進、AG新製品のシェア獲得に注力(大型品が寄与)
将来予測と見通し
- 業績予想(資料記載の通期計画、単位:百万円)
- 2026年3月期(通期)計画:売上高 280,000、営業利益 15,500、経常利益 15,600、親会社株主に帰属する当期純利益 7,000、1株当たり四半期純利益換算(通期)186.35円
- 第1四半期実績に対する進捗(通期比):売上高 25.6%、営業利益 23.2%、経常利益 23.3%、純利益 26.5%
- 見通しの前提(資料より)
- 第一三共エスファの持分(80%連結化)による通期寄与、AG製品や既存AG製品の増販、薬局事業における調剤報酬・医療DX関連の加算取得等
- 中長期計画
- 中期経営計画の数値・期間等の詳細は資料に明記なし(→中長期目標の進捗は通期計画進捗率での提示に留まる)
- マクロ経済の影響
- 主に医療制度改定(薬価・診療報酬)、規制(薬機法改正等)、医療需要動向が業績に影響。為替・金利の影響については資料に具体的帰結なし(→注意要因として提示)
配当と株主還元
- 配当方針:資料に明示なし(→–)
- 配当実績(中間・期末等):資料に明示なし(→–)
- 特別配当の有無:特段の記載なし(→–)
製品・サービス
- 主要製品(製薬事業)
- 2024年12月発売のAG新製品(第一三共エスファ)
- リバーロキサバン錠・OD錠(10mg・15mg) — 大型製品として寄与(資料ではトップシェア、販売堅調)
- ロキソプロフェンNaテープ(50mg・100mg)
- ヒドロキシクロロキン硫酸塩錠200mg
- AG既存製品の出荷数量は前年同期比で+17%(製薬分野の全体伸長要因)
- サービス(薬局事業)
- 調剤、処方箋応需、服薬指導、OTC販売、コンビニブース等を通じたリモート接客(次世代リモート接客プラットフォーム参画)
- Ponta等と連携した相談所(資料で言及)
- 協業・提携
- 次世代リモート接客プラットフォームへの参画(コンビニチェーン等との連携によるサービス提供、資料中で例示にコンビニ店舗とクオールの連携)
- 第一三共エスファに対する出資拡大(持分増加・連結化により製薬事業の連携深化)
重要な注記
- 会計方針・連結範囲の変更
- 第一三共エスファ株式保有割合の増加に伴い、2026年3月期第1四半期から連結寄与が増加(持分法→連結子会社化の過程および保有比率の変化:30%→51%(2024/4)→80%(2025/4))。これにより前年同期比比較時に連結影響を考慮する必要あり。
- 貸借対照表上の主な変動(2025.3.31 → 2025.6.30、単位:百万円)
- 流動資産:60,348 → 60,709(+361)
- 現金及び預金:26,727 → 20,246(△6,481)
- 固定資産:99,321 → 96,768(△2,552)
- 負債合計:97,531 → 102,962(+5,431)
- 純資産:62,138 → 54,515(△7,622)(資本剰余金・非支配株主持分の減少等)
- リスク・注意点(資料の免責等)
- 資料は情報提供を目的とし、将来見通しは様々な要因により実際と異なる可能性がある旨が明示されている
- その他(今後のイベント等)
- 2025年6月の調剤報酬改定(実施時期の変更等)や、2025年5月14日施行の薬機法改正(オンライン販売に関する将来の活用可能性)等、制度・規制の動向が今後の事業展開に影響を与える可能性あり
参考情報(IR窓口)
- クオールホールディングス株式会社 広報部(IR問い合わせ)
- TEL:03-6430-9060
- FAX:03-5405-9012
- E-mail:ir@qol-net.co.jp
- お問い合わせページ:https://www.qolhd.co.jp/inquiry/
注意事項:本まとめは提供資料に基づく事実整理であり、投資助言を行うものではありません。不明な項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3034 |
| 企業名 | クオールホールディングス |
| URL | https://www.qolhd.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 小売 – 小売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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