2025年6月期決算説明会資料
決算説明（要約：株式会社インテリジェント ウェイブ / 2025年6月期）
以下は、提供資料（2025年8月8日付「2025年6月期 決算説明会資料」）に基づき整理した要約です。記載がない項目は「–」としています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業概要
- 企業名：株式会社インテリジェント ウェイブ
- 主要事業分野：決済ソリューション（FEP、不正検知、アクワイアリング等）、セキュリティ、データ通信・分析基盤（クラウドサービス等）
- 説明会情報
- 開催日時：2025年8月8日（資料日付）
- 説明会形式：–（資料のみの記載。形式は不明）
- 参加対象：–（資料に明記なし）
- 説明者
- 発表部署・連絡先：経営管理本部 IR・サステナビリティ推進室（E-mail: ir_info@iwi.co.jp）
- 発表者（役職・氏名）：–（個人名・役職の明示は資料に記載なし）
- 発言概要：
- 2025年6月期の業績サマリー（売上増、利益減の要因、受注残の増加等）
- 2026年6月期の業績予想（売上・利益の上方見込み）
- 中期経営計画（2025–2027）進捗と主要施策
- 報告期間
- 対象会計期間：2025年6月期（2024年7月〜2025年6月と想定）
- セグメント（事業セグメント）
- 決済領域：FEP（Front-End Processor）、不正検知、アクワイアリング、決済関連運用・開発等
- セキュリティ領域：内部情報漏洩対策（CWAT等）、エンドポイント、インテリジェンス、HSM（鍵管理）、ID管理等
- データ通信・分析基盤領域：証券向け等の大規模データ処理・分析基盤、業界横断プラットフォーム（IGATES等）
- 製品カテゴリ（補足）：システム開発、保守、自社製品・サービス、他社製品（ハード等）、クラウドサービス
業績サマリー（主要指標）
（単位：百万円）
– 売上高：15,596（前年14,518、増減 +1,077、+7.4%）
– 売上総利益：4,666（前年4,707、△41、△0.9%）
– 売上総利益率：29.9%（前年32.4%）
– 販売管理費：2,818（前年2,677、+141、+5.3%）※主に人件費増
– 営業利益：1,848（前年2,030、△182、△9.0%）
– 営業利益率：11.9%（前年14.0%）
– 経常利益：1,890（前年2,072、△182、△8.8%）
– 当期純利益：1,349（前年1,420、△70、△5.0%）
– 1株当たり利益（EPS）：–（資料記載なし）
– 受注高：19,322（前年20,128、△805、△4.0%）
– 受注残高：20,311（前年16,584、+3,726、+22.5%）
中期経営計画（2025–2027）に対する進捗（主要項目）
- 最終年度（27年6月期）目標：売上19,000百万円、営業利益2,850百万円、営業利益率15.0%、ROE 17%以上
- 25年6月期実績と対比：
- 売上：15,596 → 目標比 97.5%（※中計初年度としては概ね到達）
- 営業利益：1,848 → 目標比 82.1%（品質強化対応や一括償却等により未達）
- コメント（資料）：初年度は特定案件の品質強化対応や自社製品の一括償却等で利益未達。来期以降に施策を推進し計画達成を目指す。
セグメント別売上（25年6月期実績）
（単位：百万円、前年→当期、増減、前年比）
– 決済合計：12,755（+603、+5.0%）
– FEP：5,525（+155、+2.9%）
– 不正検知：2,604（+907、+53.5%）
– アクワイアリング：2,851（△207、△6.8%）
– その他（決済関連）：1,772（△251、△12.4%）
– セキュリティ：2,022（+464、+29.8%）
– データ通信・分析基盤：817（+9、+1.1%）
– 参考：クラウドサービス売上 3,479（+975、+38.9%）
業績の背景分析
- ハイライト・トピックス
- 決済領域はカード会社向けの投資需要が堅調。不正検知サービスの伸びが顕著。
- セキュリティ領域は大手顧客への製品導入等により増収。
- クラウドサービス（IOASIS、IFINDS、IGATES等）はユーザー増や大型案件のリリースで売上増・受注残増。
- 受注残はストック型（クラウド、セキュリティ、インフラ運用等）を中心に増加。
- 増減要因（利益面）
- 減益要因：
- 一部案件での品質強化対応に伴うコスト（粗利圧迫）。
- セキュリティ領域での製品構成（提供比率の変化）が粗利に影響。
- 一部自社製品の一括償却（特別費用）を計上。
- 人件費増により販管費増加（販管費率は低下したが絶対額は増加）。
- 増収要因：
- クラウドサービスの採用拡大（ユーザー増、機能追加、大型案件）。
- 不正検知等、成長領域での受注増。
- 競争環境・競争優位性
- 決済領域（FEP）は主要クレジットカード会社25社中の導入で高いシェア（資料: 約70%）。
- 不正検知分野でも高シェア（資料: 約60%）を保持。
- DNPグループとの連携により販売・顧客基盤でのシナジーを確保している。
- リスク要因（資料と想定される外部リスク）
- 資料における明示的要因：案件の品質問題、製品構成の変化による粗利圧迫、インフラ費用増加。
- 想定される外部リスク（資料記載の一般的注意事項を踏まえて）：
- 市場需要の変動（カード会社の更改時期等）
- 競合環境の変化（他社クラウド/不正対策製品の台頭）
- 規制・法改正、サイバー攻撃リスク、サプライチェーン／運用コストの上昇
- 会計・一時的要因：自社製品の一括償却が当期利益に影響（資料で明示）
戦略と施策
- 中期経営計画（基本方針）
- 「Transformation for the Future」：決済・セキュリティ・データ通信／分析基盤を柱に事業多角化と成長基盤構築。
- 3つの変革：事業の変革（価値最大化・領域拡大）、技術の変革（R&D強化、モダナイズ）、人財の変革（事業企画人財育成等）
- 主な戦略・施策
- 決済：
- FEPの新バージョン移行と開発効率化
- 不正検知ソリューションの多角化、業界横断型サービス展開（FARIS等）
- アクワイアリング機能を活かした領域拡大、チャネル拡大の推進
- セキュリティ：
- 自社プロダクトの機能拡張、国内外パートナー戦略、DNPグループとの協業強化
- データ通信・分析基盤：
- 証券・市場系ビジネスでの提供価値拡大、コア技術の他業界展開
- 生産性・品質：
- 開発プロセスの標準化・共通化・自動化、インフラ・運用の集約と標準化で生産性向上を目指す
- 進行中の主要プロジェクト・施策（進捗）
- クラウド関連：IFINDS/IOASISの導入社数増加、IGATES（業界横断共同プラットフォーム）を2025年1月リリース
- 次世代不正対策プロジェクト「FARIS」：共同スコアリングサービス（Powered by PKSHA Security）等で拡充
- セキュリティ製品（HSM/鍵管理等）をDNPと協業販売
- 来期（26年6月期）に向け大手カード会社のシステム更改需要を取り込み予定
将来予測と見通し（2026年6月期：会社予想）
（単位：百万円）
– 売上高（予想）：17,400（+11.6% vs 25年）
– 上期：8,000 / 下期：9,400
– 決済：14,100（+10.5%）
– セキュリティ：2,250（+11.2%）
– データ通信・分析基盤：1,050（+28.4%）
– 営業利益（予想）：2,400（営業利益率 13.8%、+29.8%）
– 経常利益（予想）：2,440（+29.1%）
– 当期純利益（予想）：1,690（+25.2%）
– 予想の根拠（資料記載）
– 大手カード会社のシステム更改需要などにより売上増を見込む
– セキュリティ製品構成等で影響はあるが、システム開発・保守、インフラ・運用の標準化と品質強化により生産性・利益率を改善する取組みを実施
– 中長期計画の進捗可能性
– 初年度は利益面で未達（品質対応・償却等）があったが、資料では来期以降に中計施策を実行して最終年度の計画達成を目指す旨を表明
– マクロ経済の影響（資料の明示は限定的）
– 決済・クラウド等は顧客投資動向や金融業界のシステム更改サイクルに依存
– 為替・金利などの直接言及は資料に明記なし（一般的リスクとして留意）
配当と株主還元
- 配当方針：配当性向50%を目安とした安定配当（資料記載）
- 25年6月期（実績）：期末配当 1株あたり20円（期初予想どおり）
- 26年6月期（予想）：中間配当 17円、期末配当 20円、年間配当 37円（予定）
- 配当実績（資料抜粋）
- 過去の配当性向推移等が資料に掲載（直近の配当性向は資料参照）
- 24年6月期に記念配当10円を実施（資料注記）
- 特別配当：25年6月期に関して特別配当の記載なし（24年に記念配当あり）
製品・サービス（主要）
- クラウドサービス（決済系）
- IOASIS：既存顧客の機能追加、取引量増対応。地方銀行等の引合い増。
- IFINDS：カード不正利用のAI分析データ共有（FARIS共同スコアリングサービス等）。
- IGATES：業界横断共同利用型プラットフォーム（2025年1月リリース）。
- 決済ソリューション（オンプレ／クラウド）
- NET+1（FEP：決済ネットワーク接続・認証）、ACEPlus（カード不正検知）、IOASIS（アクワイアリング）
- 同社製品は主要クレジットカード会社で高い導入シェア（FEP 約70%、不正検知 約60%：資料より）
- セキュリティ製品
- CWAT（内部情報漏えい対策）、統合型セキュリティプラットフォーム、エンドポイント製品（CORTEX、MORPHISEC等の取り扱い）、インテリジェンスプラットフォーム（Recorded Future等）
- HSM（暗号鍵管理）や車載ECU向け鍵管理システムを自社開発しDNPと協業
- ID管理ソリューション（SSO、多要素認証等）
- 協業・提携
- DNP（大日本印刷）グループとの連携強化（販売・顧客基盤活用）
- PKSHA Security等との共同スコアリング、海外セキュリティ製品の取り扱い（パートナー連携多数）
重要な注記
- 会計・特記事項
- 資料内で「一部自社製品の一括償却」等が当期利益に影響した旨の記載あり。会計処理の詳細開示は決算短信／有価証券報告書等を参照のこと。
- リスク・注意点（資料末尾）
- 本資料中の意見・予測は資料作成時点の判断に基づき、将来予告なしに変更される可能性あり。投資判断は各自で情報を確認のこと。
- その他・今後のイベント
- 個別のIRイベントや決算説明会の開催形態・日時等はIR窓口へ要確認（ir_info@iwi.co.jp）
（参考）IR連絡先
– 経営管理本部 IR・サステナビリティ推進室
– E-mail: ir_info@iwi.co.jp
以上。必要であれば、特定の項目（例：受注残の内訳、クラウドサービス別の導入社数推移、製品ごとの粗利動向等）をさらに細かく抽出して整理します。どの情報を優先して深掘りしますか？
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 4847 |
| 企業名 | インテリジェント ウェイブ |
| URL | http://www.iwi.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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