2025年9月期 第3四半期決算説明資料

基本情報

  • 企業概要
    • 企業名:株式会社インバウンドプラットフォーム(Inbound Platform Corp.)
    • 上場市場・コード:東京証券取引所グロース(5587)
    • 主要事業分野:モバイルネットワーク事業、ライフメディアテック事業、キャンピングカー事業
    • 代表者名:王 伸(代表取締役社長 CEO)
  • 説明会情報
    • 開催日時:2025年8月14日
    • 説明会形式:–(資料はスライド形式)
  • 説明者
    • 発表者(役職):資料中の主な経営陣は王 伸(代表取締役社長CEO)、弓場 肇(取締役CFO)等。ただし本説明会での個別発言者は資料上明示されていません。
    • 発言概要(資料の主なメッセージ)
    • FY2025.09 第3四半期は全社で売上・利益とも増加。特にライフメディアテック(モビリティテック)が大幅成長。
    • マクロ(訪日外国人数)の回復を追い風に、積極的なマーケティング投下を継続。
    • シンガポールに子会社(Inbound Platform Asia Pacific)を設立し、2025年第4四半期から連結決算へ移行予定。
    • 各セグメントでのサービス拡充・海外(アジア)マーケティング強化、キャンピングカーの拡充等を継続。
  • 報告期間
    • 対象会計期間:2025年9月期 第3四半期(FY2025.09 3Q累計)
  • セグメント(名称と概要)
    • モバイルネットワーク事業:訪日客/国内向けWi‑Fiレンタル、eSIM等(ブランド例:Japan Wireless、グロモバ、Japan Wireless eSIM、グロモバeSIM)
    • ライフメディアテック事業:移動・住まい・情報など訪日/在留向け生活支援サービス(例:JAPAN BULLET TRAIN、JAPAN BUS TICKETS、CAR RENTAL JAPAN、Airport Taxi、Living Japan、Clinic Nearme、Japan Web Magazine)
    • キャンピングカー事業:国内レンタル(全国拠点)・海外取次(米国等の代理)/保有車両によるレンタル事業

業績サマリー(主要指標)

単位:百万円(資料値)
– 主要指標(FY24.3Q 累計 → FY25.3Q 累計、YoY)
– 売上高:1,722 → 2,291(+33.0%)
– 売上総利益:1,011 → 1,723(+70.4%)
– 営業利益:124 → 264(+111.7%)
– 経常利益:123 → 259(+109.6%)
– 当期純利益:85 → 179(+108.9%)
– 1株当たり利益(最新四半期値):–(資料に該当の四半期EPS明示なし)
– 進捗状況(当期通期予想に対する進捗:FY2025通期予想(連結))
– 売上高進捗率:81.9%(実績2,291 / 予想2,796)
– 営業利益進捗率:104.1%(実績264 / 予想253)
– 経常利益進捗率:101.2%
– 当期純利益進捗率:98.3%
– セグメント別状況(FY25.3Q 累計、単位:百万円)
– モバイルネットワーク事業
– 売上高:約1,297(資料表示 1,297,329 千円 → 1,297 百万円)
– セグメント利益(本社費配賦前):約274(273,862 千円)
– セグメント利益(本社費配賦後):約123
– 差分:YoY 売上 -12.7%、セグメント利益(配賦前) -28.8%
– QoQ:売上 356.9 → 459.4(+28.7%)
– ライフメディアテック事業
– 売上高:約905(905,407 千円)
– セグメント利益(本社費配賦前):約243(242,776 千円)
– セグメント利益(配賦後):約138
– 差分:YoY 売上 +435.5%、セグメント利益(配賦前) +1,337.1%
– QoQ:売上 311.6 → 365.6(+17.3%)
– キャンピングカー事業
– 売上高:約85(85,398 千円)
– セグメント利益(本社費配賦前):約13.2
– セグメント利益(配賦後):約3.3(黒字化)
– 差分:YoY 売上 +31.4%
– QoQ:売上 32.4 → 32.2(▲0.6%)
– 取扱高(注):資料では「取扱高」累計約5,783 百万円(=57.83億円)と記載(FY2025.09 3Q累計)

業績の背景分析

  • 業績概要・ハイライト
    • 全社:訪日需要の回復(JNTOデータを引用)を受け、継続的なマーケティングが奏功し3Q累計で売上・利益とも増加。
    • ライフメディアテック事業がモビリティテックサービスの成長により急拡大し、同社の第2の柱として寄与。
    • モバイルネットワーク事業は稼働数は堅調も、eSIM普及による単価低下の影響で累計では売上減(ただし繁忙期でQoQ回復)。
    • キャンピングカーは累計で増収、セグメント損益で黒字化。
  • 増減要因(主な寄与)
    • プラス要因:訪日外国人数増(FY25.3Q累計で対前期+23.7%の増加を資料で提示)、モビリティテック(新幹線・バス・レンタカー等)の取扱拡大、広告投下による顧客獲得。
    • マイナス要因:モバイル事業のeSIM普及に伴う単価差、eSIM獲得のためのマーケティングコスト増、取引ボリュームに連動した販売手数料増。
  • 競争環境
    • 資料中に具体的市場シェア数値や競合比較は示されていないが、eSIM/Wi‑Fiレンタル市場やOTAとの連携競争、旅行サービス分野の競合が想定される。同行は大手旅行会社・OTA等との連携強化を掲げている。
  • リスク要因(資料・事業背景から想定される外部要因)
    • 訪日需要の変動(季節性・国際情勢・パンデミック等)
    • eSIM普及・価格競争による単価低下
    • サプライヤーとの交渉・調達条件(モビリティテックに伴う買掛金増等が貸借対照表に影響)
    • 為替・規制変更・インバウンド関連政策の変更等
    • ※資料末尾にも将来見通しに関する不確実性の注意書きあり

戦略と施策

  • 現在の戦略(中期の方向性)
    • モビリティテック領域を第2の柱として拡大(既存サービス拡充および新サービスの追加)
    • アジア(特に訪日人数が多い地域)での認知向上・顧客獲得のため海外拠点(シンガポール)設立
    • eSIM認知拡大と新たなWi‑Fi顧客獲得、OTA/旅行会社等との提携強化
    • キャンピングカーは保有台数の稼働最大化、新車/車種拡充、中古車販売の開始
  • 進行中の施策(FY2025.3Qの主な取組み)
    • 海外子会社設立:Inbound Platform Asia Pacific Pte. Ltd.(シンガポール、設立日2025年3月13日、資本金100,000 SGD、当社100%)
    • 目的:アジア圏でのマーケティング強化、現地商材の開拓、決済関連サービス等
    • 連結への移行:2025年9月期第4四半期より連結決算へ移行予定(影響は軽微見込み)
    • モバイルネットワーク:インフルエンサー/アフィリエイト等で「Japan Wireless eSIM」認知拡大、外部連携強化、チャージWi‑Fi等新チャネル獲得施策
    • ライフメディアテック:JAPAN BUS TICKETS、CAR RENTAL JAPAN 等の機能拡充、UI/UX改善、対応言語追加(フィリピン語)、東南アジア・欧州でのマーケティング、人員強化、サプライヤー増加交渉
    • キャンピングカー:大阪拠点設置(乗り捨てプラン等)、常設ダブルベッド車両導入、モータープール・中古車販売の推進
  • セグメント別施策と成果
    • モバイル:eSIM獲得施策により認知・稼働数は継続しているが単価圧力で累計売上は減。繁忙期のマーケでQoQ回復。
    • ライフメディアテック:新サービスが急成長し、取扱件数・売上拡大。営業利益率改善に寄与。
    • キャンピングカー:保有車両活用・サービス拡充で累計売上増、セグメント配賦後で黒字化達成。

将来予測と見通し

  • 今期(FY2025)連結業績予想(資料の通期予想)
    • 売上高予想:2,796 百万円(FY25.3Q実績2,291 → 進捗81.9%)
    • 売上総利益予想:1,945 百万円(進捗88.6%)
    • 営業利益予想:253 百万円(進捗104.1%)
    • 経常利益予想:256 百万円(進捗101.2%)
    • 当期純利益予想:182 百万円(進捗98.3%)
    • 根拠・前提:連結移行の影響は軽微と見込み、成長戦略に基づく積極的なマーケティング投資を継続。必要があれば期末に業績予想の修正を行う旨を明示。
  • 中長期計画・進捗可能性
    • モビリティテック事業の拡大を中長期で重点化。アジアマーケティング(シンガポール拠点)での顧客獲得を進める点が中期成長の鍵。
    • 進捗(短期):FY25.3Q時点で連結予想に対する進捗率は良好(特に営業利益は計画超過)。
  • マクロ経済の影響
    • 主に訪日外国人数の動向(JNTOデータ)が直接業績に影響。季節変動(3Q=4–6月がハイシーズン傾向)にも留意。
    • 資料は為替や金利の具体影響を数値化していないが、海外展開・外貨取引が拡大する中で外部マクロ要因は潜在的リスク。

配当と株主還元

  • 配当方針:–(資料に配当方針・配当実績・特別配当に関する明示的記載なし)
  • 特別配当の有無:なし記載(–)

製品・サービス(主要)

  • モバイルネットワーク事業(主要サービス)
    • Japan Wireless(訪日向けWi‑Fiレンタル)
    • グロモバ(国内法人/日本人向けWi‑Fiレンタル)
    • Japan Wireless eSIM(訪日向けeSIM)
    • グロモバeSIM(海外・国内利用向けeSIM)
  • ライフメディアテック事業(主要サービス)
    • JAPAN BULLET TRAIN(新幹線チケット手配)
    • JAPAN BUS TICKETS(高速バスチケット)
    • CAR RENTAL JAPAN(レンタカー手配)
    • Airport Taxi(空港送迎サービス取次)
    • Living Japan(不動産情報・賃貸仲介)
    • Clinic Nearme(医療機関取次)
    • Japan-Things To Do、Japan Web Magazine 等
  • キャンピングカー事業
    • 国内レンタル(保有車両:約30台、全国8拠点)
    • 海外レンタル取次(米国・カナダ・オーストラリア・NZ 等)
    • 新たに常設ダブルベッド車両導入、中古車販売開始
  • 協業・提携
    • 大手旅行会社・OTA等との提携強化を明示。ライフメディアテックではサプライヤー交渉により販売会社数増加を図る。
    • シンガポール子会社を通した現地パートナー構築を計画。

重要な注記

  • 会計方針・連結
    • 2025年3月設立のシンガポール子会社の設立に伴い、2025年9月期第4四半期より連結決算へ移行予定。公表済の単体予想数値を継続して連結予想に据え置いている(影響は軽微と説明)。
    • その他の会計方針変更に関する記載は資料上特になし。
  • リスク・特記事項
    • 将来予想に関する注意書き(想定外の事象等により実績が予測と異なる可能性)が資料末尾に記載あり。
    • 貸借対照表では流動負債(その他流動負債=買掛金等)が増加しており、モビリティテック関連の取引増加が影響している点に留意。
  • その他(今後のイベント・連絡)
    • 連結移行(Q4開始)や新会社設立に関する公表は既に行われている。必要に応じて同社は業績予想の上下修正を速やかに開示する旨を表明。
    • IR連絡先:ir@inbound-platform.com(資料記載)

必要であれば、以下の点についてさらに掘り下げて整理します(ご希望を選んでください):
– セグメント別の四半期推移グラフからの比率推移(数値化)
– 貸借対照表の主要項目(増減要因と資金繰り観点)の詳細整理
– ライフメディアテックのモビリティテック各サービス別の成長要因整理

(以上)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5587
企業名 インバウンドプラットフォーム
URL https://www.inbound-platform.com/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.2)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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