2026年3月期 第2四半期決算短信〔IFRS〕(連結)決算説明資料
基本情報
- 企業名:日東電工株式会社 (Nitto Denko Corporation)
- 主要事業分野(報告セグメント)
- インダストリアルテープ(粘着テープ等)
- オプトロニクス(情報機能材料、回路材料)
- ヒューマンライフ(ライフサイエンス、メンブレン、パーソナルケア材料)
- その他(新規事業等)
- 提出日(資料日付):2025年10月27日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(2025年4月〜9月)/通期見通しは2025年4月〜2026年3月
- セグメント(資料による分類)
- インダストリアルテープ:粘着テープ、半導体プロセス材等
- オプトロニクス:情報機能材料(光学フィルム等)、回路材料(高精度基板等)
- ヒューマンライフ:ライフサイエンス(核酸受託製造等)、メンブレン、パーソナルケア材料
- 今後の予定(資料に明示なし):決算発表、株主総会、IRイベント等の具体日程は資料に記載なし(–)
財務指標(要点)
※金額は資料表記(億円)を併記
主要業績(第2四半期累計:2025年上期=2025/4–9)
- 売上収益:5,136億円(= ¥513.6bn)(前年同期比 -82億円、-1.6%)
- 営業利益:945億円(= ¥94.5bn)(前年同期比 -148億円、-13.5%)
- 営業利益率:18.4%(前年同期 20.9%、差 -2.5ppt)
- 税引前利益:952億円(前年同期 1,089億円、-12.6%)
- 親会社の所有者に帰属する中間利益:689億円(前年同期 800億円、-13.8%)
- 為替(実績):米ドル換算レート 146.4円/USD(前年同期 153.6円/USD)
- 為替影響(営業利益):-105億円(円高影響)
通期(2026年3月期=2025年度通期見通し)
- 売上収益見通し:9,950億円(= ¥995.0bn)(前年度比 -189億円、-1.9%)
- 営業利益見通し:1,730億円(= ¥173.0bn)(前年度比 -127億円、-6.8%)
- 親会社の所有者に帰属する当期利益見通し:1,260億円(前年度比 -112億円、-8.2%)
- 為替前提(見通し):146.0円/USD
財務諸表(要点・開示項目)
- キャッシュ・フロー(上期)
- 営業CF:750億円(前年同期 1,065億円、-315億円)
- 投資CF:-563億円(前年同期 -673億円、+110億円)
- フリーCF:187億円(前年同期 392億円、-205億円)
- 財務CF:-830億円(前年同期 -366億円、-464億円)
- 為替変動等:+42億円
- 現金増減:-602億円 → 期末現金残高 3,032億円
- 設備投資・減価償却・研究開発(2025年度見通し)
- 設備投資:1,200億円(2024年度 930億円、2023年度 834億円)
- 減価償却費:710億円(2024年度 656億円、2023年度 608億円)
- 研究開発費:470億円(2024年度 468億円、2023年度 435億円)
収益性・効率性
- H1(4-9月)売上はわずかに減少(-1.6%)、営業利益は大幅減(-13.5%)で営業利益率は低下(20.9% → 18.4%)。為替(円高)が営業利益に-105億円の下押し要因。
セグメント別(第2四半期累計=2025年上期)
(上段:売上収益 / 下段:営業利益。単位:億円)
– インダストリアルテープ:売上 1,792億(+1.4%)、営業利益 237億(-6.3%)
– 主な状況:ハイエンドスマホ向け組立部材やセラミックコンデンサ向け材料の需要増、半導体メモリ向けプロセス材の需要増。一方で中国の日系自動車生産台数減少で一部減収。製造拠点統廃合に伴う費用計上。
– オプトロニクス:売上 2,699億(-5.7%)、営業利益 771億(-19.8%)
– 主な状況:情報機能材料はハイエンドPC/タブレットの前倒し生産が需要を押し上げる一方、LCDスマホ向け光学フィルムは戦略的撤退で減少。工程保護フィルムで材料合理化による値下げ。回路材料はハイエンドスマホ向け基板需要増だが、CIS関連などの前期需要回復の反動で減少領域あり。
– ヒューマンライフ:売上 696億(+6.5%)、営業利益 -16億(前年は -45億)
– 主な状況:ライフサイエンス(核酸受託製造、NittoPhase™)の需要増、Q2から大型案件の生産開始。核酸創薬は臨床第1相完了等で外部ライセンスに向けた取り組み継続。メンブレンは中国でのZLD需要は堅調だが他用途は減少。パーソナルケアは新製品拡販が寄与。
– その他/調整:売上ほぼ0、営業利益でマイナス項目あり(資料参照)
セグメント利益寄与(営業利益をベース、合計945億円に対する比率)
– インダストリアルテープ:237億 → 約25.1%
– オプトロニクス:771億 → 約81.6%
– ヒューマンライフ:-16億 → 約-1.7%
– その他・調整:合算でマイナス寄与(資料中の調整等を含む)
(注)負の数値と調整を含むため単純割合は参考値。資料中の「事業ポートフォリオ」ではオプトロニクスが営業利益寄与の大宗を占める構成となっている。
配当・株主還元
- 2025年度(2026年3月期)配当見通し:年間60円(前期比 +4円増配予定)
- 自己株式取得:2025年2月〜8月にかけて800億円の自己株式取得を実施(資料より)
中長期計画との整合性
- 資料内での「中期経営計画」や具体的進捗の数値的記載は限定的。
- ただし、設備投資計画(2025年度見通しで1,200億)やライフサイエンス分野の大型案件立ち上げなど、成長投資は継続している旨の記載あり。
- セグメント分類は2025年度よりマネジメント体制の変更に伴い一部変更している旨の注記あり(過年度数値は変更反映済)。
競合状況・市場動向(資料からの言及)
- 需要ドライバー(資料での指摘)
- ハイエンドスマートフォン、ハイエンドPC/タブレットの前倒し生産が光学・回路材料等の需要を押し上げている。
- 半導体メモリ向けプロセス材の需要増。
- ライフサイエンス分野(核酸受託製造など)の需要拡大、ZLDを含む分離膜の一部用途で堅調推移。
- 競合比較:資料内で同業他社との直接比較表はなし → 相対的な位置付けは資料からは限定的。
- 市場リスク・変動要因(資料から示唆)
- 為替(ドル円)の変動:為替は営業利益に大きな影響(上期で-105億円の影響)
- 顧客需要の変動(スマホ・自動車生産台数・HDD/CIS市場等の動向)
- 製造拠点統廃合や構造改革に伴う一時費用(上期で固定資産除却等の費用計上あり)
今後の見通し(資料の開示)
- 通期見通し(2025年度通期見通し=2026年3月期)
- 売上収益:9,950億円、営業利益:1,730億円、当期利益(親会社株主帰属):1,260億円(資料の見通し)
- 前回予想(7月時点)からは売上・利益ともに若干上方修正(売上 +110億、営業利益 +30億)。
リスク要因(資料・注記に基づく代表例)
- 為替変動(ドル円レートの変動)
- 原材料・購買価格の変動
- 顧客需要の変動(ハイエンド端末や自動車等の生産動向)
- 製造拠点統廃合に伴う費用等の一時要因
- 規制・衛生経済環境(ライフサイエンス分野等)
重要な注記・会計上の事項
- 報告セグメントの分類を2025年度よりマネジメント体制変更に伴い一部変更している(過年度実績は変更後の区分に合わせて表示)。
- 業績予想には不確実性があり、実際の業績は変動する可能性がある旨の注意書きあり。
- 会計方針の大幅な変更の記載は資料内に明示なし(ただしセグメント区分変更は上記参照)。
(注)本まとめは、提供いただいた決算説明資料(2026年3月期 第2四半期決算説明資料/日東電工 2025年10月27日)を基に作成した要約です。数値は資料記載値を四捨五入して表示しているため端数差等が生じる場合があります。不明項目は「–」で示しています。投資助言は行いません。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6988 |
| 企業名 | 日東電工 |
| URL | http://www.nitto.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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