2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)決算説明資料
要約(資料:日東電工株式会社「2026年3月期 第1四半期決算説明資料」2025/7/28)
以下は提供資料のみを基に整理した要点です。不明な項目は「–」としています。投資助言は行いません。
基本情報
- 企業名:日東電工株式会社(Nitto Denko Corporation)
- 主要事業分野:インダストリアルテープ、オプトロニクス(情報機能材料・回路材料)、ヒューマンライフ(ライフサイエンス、メンブレン、パーソナルケア材料)、その他(新規事業)
- その他:2025年度よりマネジメント体制変更に伴い報告セグメントの分類に一部変更あり
- 報告概要:
- 提出/発表日:2025年7月28日(決算説明資料)
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月–6月)
- 為替前提(資料で示された参照値):2025年度Q1 実績 145.7円/US$、前年同期 154.6円/US$
- セグメント(報告セグメント)
- インダストリアルテープ:産業用粘着テープ・半導体プロセス材料等
- オプトロニクス:情報機能材料(光学フィルム等)・回路材料(高精度基板等)
- ヒューマンライフ:ライフサイエンス(核酸受託製造等)、メンブレン(排水処理)、パーソナルケア材料(おむつ向け等)
- その他(新規事業)
- 今後の予定(決算発表、株主総会、IRイベント等):–(資料内に個別日程は記載なし)
財務指標(抜粋・要点)
- 主要(2025年度Q1:2025年4–6月 実績)
- 売上収益:2,462億円(前年同期比 -31億円、-1.3%)
- 営業利益:426億円(前年同期比 -81億円、-15.9%)
- 営業利益率:17.3%(前年同期 20.3%、差 -3.0pp)
- 税引前利益:433億円(前年同期 506億円、-73億円)
- 親会社の所有者に帰属する四半期利益:313億円(前年同期 361億円、-48億円、-13.4%)
- 為替影響(営業利益):-68億円(US$で8.9円の円高が影響と明記)
- 米ドルレート(2025年Q1実績):145.7円/US$
- 財務諸表(キャッシュフロー:2025年Q1 実績)
- 営業活動によるCF:184億円(前年同期 316億円、差 -131億円)
- 投資活動によるCF:-372億円(前年同期 -321億円、差 -50億円)
- フリーキャッシュフロー(FCF):-188億円(前年同期 -6億円)
- 財務活動によるCF:-536億円(前年同期 -355億円)
- 為替変動等の影響:-1億円(前年同期 +96億円)
- 期末現金及び現金同等物残高:2,910億円(前年同期比 -248億円)
- 設備投資/減価償却/研究開発(2025年度見通し)
- 設備投資見通し:1,200億円
- 減価償却見通し:710億円
- 研究開発費見通し:470億円
- 収益性指標(資料から算出)
- Q1営業利益率:17.3%
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に記載なし)
- ROE(通期見通し):11.9%(2025年度見通し)
- 財務安全性指標:自己資本比率・負債比率・流動比率など:–(資料に具体数値なし)
- 効率性指標(総資産回転率等):–(資料に具体数値なし)
- セグメント別(Q1 実績:上段 売上収益、下段 営業利益、単位:億円)
- インダストリアルテープ:売上 858、営業利益 99(前年同期比:売上 +0.5%、営業利益 -12.3%)
- オプトロニクス:売上 1,305、営業利益 368(売上 -3.8%、営業利益 -19.4%)
- ヒューマンライフ:売上 325、営業利益 -16(売上 +2.9%、営業利益は赤字縮小)
- その他、調整額等:合計 売上 2,462、営業利益 426
- セグメント貢献度(資料のポートフォリオ)
- 2025年度予想(売上構成比):オプトロニクス 51%、インダストリアルテープ 35%、ヒューマンライフ 14%
- 営業利益構成(2025年度予想):オプトロニクス 75%、インダストリアルテープ 25%(概数)
- 財務の解説(資料に基づく要旨)
- 全体:自動車、IT機器、ハイエンドスマホで追加関税実施前の前倒し生産が見られ需給変動が発生。為替円高の影響が営業利益を押し下げた(-68億円)。
- インダストリアルテープ:スマホ向け電気剥離テープ採用拡大や半導体メモリ向け需要増がある一方、中国での自動車生産台数減少などで影響。製造拠点統廃合関連費用を計上。
- オプトロニクス:ハイエンドノートPC/タブレットの前倒し生産で光学フィルム需要増。LCDスマホ向け光学フィルムは戦略撤退で減少。回路材料は高精度基板需要増。結果として売上は減、営業利益は大幅減。
- ヒューマンライフ:核酸受託製造やNittoPhase™等の需要増、ZLD関連のメンブレン需要増、パーソナルケアの新製品拡販で売上増、営業損失は改善。
配当
- 2025年度(通期)配当見通し:年間60円(前期比 +4円の増配予定)
- 中間配当/期末配当内訳:–(資料に年度合計のみ記載)
- 特別配当の有無:資料上は特別配当の記載なし(なしと判断)
- 自己株式取得:2025年2月〜8月にかけて800億円の自己株式取得を予定(資料明記)。過去の取得実績も図示あり。
セグメント別情報(詳細)
- インダストリアルテープ(Q1)
- 売上 858億円、営業利益 99億円(営業利益率:約11.5%)
- 需要増要因:ハイエンドスマホ向け電気剥離テープ採用拡大、セラミックコンデンサー向け工程材料、半導体メモリ向けプロセス材
- 減収要因:中国の日系自動車生産減少、統廃合費用計上
- オプトロニクス(Q1)
- 売上 1,305億円、営業利益 368億円(営業利益率:約28.2%)
- 情報機能材料:ハイエンドノートPC・タブレット前倒しで光学フィルム需要増、LCDスマホ向けは戦略撤退で減
- 回路材料:高精度基板需要増、CIS/HDD向けなど堅調
- ヒューマンライフ(Q1)
- 売上 325億円、営業利益 -16億円
- ライフサイエンス:核酸受託製造・材料需要増、核酸創薬で臨床進捗あり(臨床第1相完了)
- メンブレン:ZLD需要増(インド・中国)
- パーソナルケア:新製品・環境貢献製品の拡販が寄与
中長期計画との整合性
- 備考:2025年度より報告セグメントの分類変更あり(マネジメント体制変更に伴う)
競合状況・市場動向(資料からの記載事項)
- 市場動向(資料記載の需要要因)
- 自動車、IT機器、ハイエンドスマホの前倒し生産(米国の追加関税対応)が一時的に需要増をもたらす
- 半導体メモリ・高精度基板、データセンター向けHDD関連などで需要増
- 排水規制強化に伴うZLD需要増(インド・中国)
- LCDスマホ向け光学フィルムは戦略撤退で縮小
今後の見通し(業績予想等)
- 通期(2025年度通期=2025年4月–2026年3月)見通し(資料では4月時点の通期見通しに変更なし)
- 売上収益:9,840億円(対前年度 -299億円、-2.9%)
- 営業利益:1,700億円(対前年度 -157億円、-8.4%)
- 営業利益率:17.3%(対前年度 -1.0pp)
- 税引前利益:1,700億円
- 親会社帰属当期利益:1,250億円(対前年度 -122億円、-8.9%)
- 米ドル想定レート:146.0円/US$
- 上期(2025年度上期)見通し(4月→7月で上方修正)
- 売上収益:5,000億円(4月時点 4,920億→7月 5,000億、+1.6%)
- 営業利益:900億円(4月 860億→7月 900億、+4.7%)
- 中間利益(親会社帰属):660億円(4月 630億→7月 660億、+4.8%)
- 修正理由:自動車・IT機器・ハイエンドスマホで前倒し生産が見られ当社製品需要増のため
- リスク要因(資料・一般的要因)
- 為替変動(資料では円高が利益を圧迫。Q1で-68億円の影響)
- 追加関税や貿易政策、顧客の生産調整(前倒し→その後の反動)
- 原材料価格変動、製造拠点統廃合に伴うコスト
- 地域別需要変動(例:中国の自動車生産動向)
- 規制強化(排水規制等)は需要の追い風にも一部影響因子となる
重要な注記・会計方針等
- 会計方針の変更や特有の会計処理に関する記載:資料内に明確な会計方針変更の記載なし(ただしセグメント区分の変更あり)
- その他重要な告知:
- 2025年度の通期見通しは4月発表時から変更なし(ただし上期見通しは7月に上方修正)
- 資料内に「業績予想に関する注意事項」があり、予想にはリスク・不確実性が含まれる旨を明記
(資料に記載の数値は四捨五入表示。出典:日東電工株式会社「2026年3月期 第1四半期決算説明資料」2025年7月28日)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6988 |
| 企業名 | 日東電工 |
| URL | http://www.nitto.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 素材・化学 – 化学 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.3)」によって自動生成されました。
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