1. 企業情報
- 事業内容の説明: リコーリースは、リース&ファイナンスを中核に、サービス(集金代行・ファクタリング等)およびインベストメント(太陽光発電、不動産関連、賃貸住宅など)を展開する総合リース会社。リコー系の強みを背景に、中小企業向け提案力に定評があり、みずほリースと資本業務提携。
- 主力製品・サービスの特徴
- リース&ファイナンス(売上構成比約94%): 事務機(複合機・PCなど)、医療機器、産業用工作機械等のファイナンス/オペレーティングリース
- サービス(約3%): 集金代行、売掛債権回収、ファクタリング等(利益率が相対的に高いセグメント)
- インベストメント(約3%): 太陽光発電、不動産・賃貸住宅関連(利益貢献度が高め)
- 連結事業構成(2025.3期): リース&ファイナンス94(7)、サービス3(13)、インベストメント3(21) ※括弧内は利益率の目安と解される記載
2. 業界のポジションと市場シェア
- 競争優位性・課題
- 優位性: リコーの販売網×中小企業顧客基盤、みずほリースとの提携による案件ソーシング・与信面の補完、事務機から設備・医療まで幅広いアセット対応
- 課題: 自己資本比率が業界平均と比べ低位(17%)、金利上昇局面での調達コスト管理、与信・残存価値リスク管理の精緻化
- 市場動向と対応
- 市場: 物価・金利動向、設備投資のサイクル、脱炭素関連投資の拡大が需要ドライバー
- 企業の対応: サービス・インベストメントの高付加価値領域を強化(集金代行、再エネ、不動産等)
- 市場シェア: データなし
3. 経営戦略と重点分野
- ビジョン・戦略(公知情報ベース)
- 中小企業向けソリューションの深耕、リコーグループとの協業拡大
- サービス(BPO/集金代行・ファクタリング)とインベストメントの収益多角化
- みずほリースとの資本業務提携を通じた商品・与信・顧客基盤の補完
- 中期施策・重点分野: サービス/投資領域の拡大、医療・再エネ・不動産などニッチ高収益分野の育成
- 新製品・新サービス展開(決算短信参照): データなし
4. 事業モデルの持続可能性
- 収益モデル・適応力
- リース利鞘・手数料・投資収益の三本柱。景気循環・金利・与信費用の影響を受けやすい一方、顧客基盤の粘着性が高い
- サービス・投資比率の上昇は収益性改善要因
- 売上計上時期の偏りと影響: データなし(一般にリースは期間配賦で季節性は相対的に小さい一方、投資実行タイミングによりキャッシュフローは期ズレが生じやすい)
5. 技術革新と主力製品
- 技術開発の動向・独自性: データなし(金融サービスのため技術は主にオペレーション・与信・DX領域)
- 収益牽引製品・サービス
- 事務機/IT機器・医療機器等のリース
- 集金代行・ファクタリング(高付加価値)
- 太陽光発電・不動産関連のインベストメント
6. 株価の評価
- 現在株価: 5,820円
- EPS/BPSとの比較
- 会社予想EPS: 428.23円 → 実績PER約13.59倍
- 実績BPS: 7,830.60円 → 実績PBR約0.74倍
- 業界平均との比較(業界平均PER:10.3倍、PBR:0.9倍)
- PERは業界平均より高め(割高気味)
- PBRは業界平均より低め(割安気味)
- 目安となる理論株価
- PER基準目標: 4,556円
- PBR基準目標: 7,048円
- 現在値は両者レンジ内
7. テクニカル分析
- トレンド位置
- 50日移動平均: 5,756円、200日移動平均: 5,465円 → 株価は両MA上で推移
- 年初来高値/安値: 6,070円 / 4,705円
- 現在値は高値の約96%水準、安値比+約24% → 相対的に高値圏寄り
- 出来高・売買代金
- 当日出来高: 23.7千株、売買代金: 約1.38億円
- 3カ月平均出来高: 33.3千株、10日平均: 29.2千株 → 直近は平均を下回り、過熱感は限定的
8. 財務諸表分析
- 売上・利益の推移(百万円)
- 売上高: 303,853(2022) → 298,889(2023) → 308,335(2024) → 312,156(2025) → 329,308(LTM)
- 営業利益: 19,282 → 21,229 → 21,012 → 21,731 → 21,434
- 親会社株主純利益: 13,481 → 14,872 → 11,278 → 15,658 → 13,640
- 傾向: 売上は緩やかに増加、営業利益は横ばい圏、純利益は年度ブレあり
- 収益性
- 営業利益率(LTM): 6.98%
- 純利益率(LTM): 4.14%
- 四半期決算の進捗状況(通期予想対比): データなし
9. 財務健全性分析
- 自己資本比率(連結): 17.0%(リース業の特性上、借入依存度は高い水準)
- 流動比率: 2.91(短期流動性は良好)
- 負債・調達
- 総有利子負債(直近四半期): 約1.07兆円
- D/E(Total Debt/Equity): 約442%
- 現金等: 34.8億円
- 資金繰り
- 営業CF(LTM): -565億円、フリーCF(LTM): -126億円(資産拡大局面でマイナス化しやすい)
- 借入金の動向・金利負担: データなし(利払費は増加傾向の可能性、実績データでは支払利息の増勢が見られる)
10. 収益性分析
- ROE(LTM): 5.82%(ベンチマーク10%を下回る)
- ROA(LTM): 0.97%(ベンチマーク5%を下回る)
- 各種利益率
- 営業利益率: 6.98%
- 純利益率: 4.14%
- 収益性の推移: 営業利益は安定、四半期ベースでは利益成長率が前年比-41.7%と伸び悩み(変動要因の詳細はデータなし)
- 改善余地: サービス/投資の高マージン比率拡大による全社マージン改善余地
11. 市場リスク評価
- ベータ値: 0.11(市場感応度は低位)
- 52週レンジと現在位置: 4,705円〜6,070円のレンジで、現状は上限に近い水準
- リスク要因(決算短信記載): データなし
12. バリュエーション分析
- 業種平均との比較
- PER: 13.59倍(業界平均10.3倍より高い)
- PBR: 0.74倍(業界平均0.9倍より低い)
- 目標株価レンジ(業界平均倍率適用)
- PER基準: 4,556円
- PBR基準: 7,048円
- レンジ内での現在位置: 中上限寄り
- 総合判断(割安・割高の定性的整理)
- 収益性が業界水準をやや下回る一方、PBRはディスカウント水準、PERはプレミアム水準とミックス
13. 市場センチメント分析
- 信用取引
- 信用買残: 15,600株(前週比 -1,400)、信用売残: 19,600株、信用倍率: 0.80倍(需給はやや売り優勢)
- 株主構成
- インサイダー保有比率: 53.4%(リコー33.22%、みずほリース19.72%)
- 浮動株: 約2,026万株(発行株式約3,082万株の一部)→ 流動性は限定されやすい
- 機関投資家保有: 12.15%
- 大株主の動向: データなし
14. 株主還元と配当方針
- 配当
- 会社予想1株配当: 185円(利回り約3.18%)、フォワード190円(利回り約3.26%)
- 配当性向: 約42.9%
- 権利落ち予定: 2026/3/30
- 自社株買い等の還元策: データなし
- ストックオプション等: データなし
15. 最近のトピックスと材料
- 適時開示・大型受注・新拠点等: データなし
- 業績影響の評価: データなし
16. 総評
- まとめ
- 中小企業向けに強い総合リース会社。リコー販路とみずほリース提携を活かし、設備・医療・ITからサービス/投資まで裾野を広げる
- 売上は堅調に拡大、営業利益は横ばい、収益性指標(ROE/ROA)はベンチマークを下回る
- 財務はリース業モデル特有の高レバレッジ。流動性は良好だが自己資本比率は17%
- バリュエーションはPER高め・PBR低めで相殺。株価は年初来高値圏に位置
- 金利・与信費用・残存価値管理の動向
- サービス/インベストメント比率の拡大とマージン改善
- みずほリース提携効果の具体化、リコー販路での案件深耕
- キャッシュフロー(営業CF)の改善有無
- SWOT
- 強み: リコー販路×中小基盤、提携による補完、商品ラインナップの広さ
- 弱み: 自己資本比率の低さ、ROE/ROAの水準
- 機会: 再エネ・医療・BPO/集金代行など高付加価値領域拡大
- 脅威: 金利上昇・信用コスト上振れ、設備投資サイクルの変動
17. 企業スコア(S/A/B/C/D)
- 成長性: B(売上は緩やかに拡大、四半期売上成長率+13.3%だが利益成長は弱含み)
- 収益性: C(営業利益率約7%、ROE5.82%、ROA0.97%)
- 財務健全性: C(自己資本比率17%<30%、流動比率は良好)
- 株価バリュエーション: B(PERは平均超、PBRは平均未満で中立寄り)
【参考データ】
– 株価: 5,820円
– 時価総額: 約1,818億円
– PER(予想): 13.59倍、PBR(実績): 0.74倍
– 配当利回り(予想): 3.18%
– ベータ: 0.11
– 財務品質スコア(Piotroski F-Score): 1/9(収益性0/3、健全性1/3、効率性0/3)
– 主要イベント: 決算発表 2026/2/5、権利落ち 2026/3/30
注記
– 本資料は公開データに基づく客観的整理であり、投資助言ではありません。
– 記載のうち「データなし」とした項目は開示未確認につき記載を控えています。
企業情報
| 銘柄コード | 8566 |
| 企業名 | リコーリース |
| URL | http://www.r-lease.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 金融(除く銀行) – その他金融業 |
バリュー投資分析(5年予測・参考情報)
将来のEPS成長と配当を予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。
現在の指標
| 株価 | 5,820円 |
| EPS(1株利益) | 428.23円 |
| 年間配当 | 3.18円 |
予測の前提条件
| 予想EPS成長率 | 3.0% |
| 5年後の想定PER | 13.6倍 |
5年後の予測値
EPS成長率と想定PERを基に算出した5年後の理論株価と累計配当です。
| 予想EPS | 496.44円 |
| 理論株価 | 6,747円 |
| 累計配当 | 17円 |
| トータル価値 | 6,764円 |
現在価格での試算リターン
現在の株価で購入した場合に期待できる年率換算リターン(CAGR)の試算値です。
| 試算年率リターン(CAGR) | 3.05% (参考:低水準) |
目標年率ごとの理論株価(参考値)
目標とする年率リターンを達成するための理論上の買値と、さらに50%の安全域を確保した価格です。
| 目標年率 | 理論株価 | 安全域価格 | 現在株価との比較 |
|---|---|---|---|
| 15% | 3,363円 | 1,681円 | × 算出価格を上回る |
| 10% | 4,200円 | 2,100円 | × 算出価格を上回る |
| 5% | 5,300円 | 2,650円 | × 算出価格を上回る |
関連情報
証券会社
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.3)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。
企業スコアは、AIによる財務・業績データの分析をもとに試験的に算出した指標です。評価方法は現在も検討・改善を重ねており、確立した標準的な指標ではありません。投資判断の唯一の基準ではなく、あくまで参考情報としてご利用ください。