決算短信：歯愛メディカル（3540）

2025年12月期 第３四半期決算短信〔日本基準〕（連結）

基本情報

• 企業名：株式会社歯愛メディカル（証券コード 3540）
• 主要事業分野：歯科関連の通信販売、歯科大型機器販売、歯科DX（デジタル技工・歯科技工物作成等）ほか（グループで衣料・インテリア通販事業等も展開）
• 代表者名：代表取締役社長 清水 清人
• URL： https://ci-medical.co.jp/
• 問合せ先：取締役経営管理部長 田島 大輔（TEL 076-278-8802）

報告概要

• 提出日：2025年11月12日
• 対象会計期間：2025年1月1日～2025年9月30日（第3四半期連結累計）
• 決算補足説明資料：作成有（決算説明会は開催無し）

セグメント（報告区分変更）

• 報告セグメント：
  • 歯愛メディカル事業：歯科関連商品の通信販売、大型医療機器販売、歯科DX関連など
  • ニッセン事業：衣料品・インテリア等の通販事業（株式会社ニッセン等グループ）
  • 白鳩事業：インナーウェア通販（株式会社白鳩）
• セグメント区分は、ニッセンおよび白鳩の連結化に伴い前期から見直し済み

発行済株式

• 期末発行済株式数（普通株式、自己株式含む）：50,000,000株（2025年第3Q末）
• 期末自己株式数：941株
• 期中平均株式数（四半期累計）：49,999,059株

今後の予定（開示上の主なもの）

• 決算発表（通期予想は2025年5月13日公表の予想から変更無し）
• 臨時株主総会（予定）：2025年11月25日（株式併合等の議案）
• その他IR：補助金関連や公開買付け／主要株主異動、株式併合・上場廃止に関する重要開示あり（後述）

財務指標（主要数値：百万円）

• 売上高（累計）：69,121（＋52.8％）
• 営業利益：3,321（＋199.8％）
• 経常利益：3,498（＋172.2％）
• 親会社株主に帰属する四半期純利益：3,208（△39.9％）
• 包括利益：3,421（＋35.2％）
• 1株当たり四半期純利益（累計）：64.18円（前期は106.75円）
• 総資産：51,784
• 純資産：30,186（自己資本 28,677）
• 自己資本比率：55.4％

主要財務諸表要点（第3四半期末：2025/9/30）

• 流動資産合計：31,638（前年末 30,340）
  • 現金及び預金：6,034（前年末 4,124）
• 固定資産合計：20,146（前年末 32,826） ※投資・有形固定資産の圧縮等で大幅減少
• 流動負債：16,472（前年末 32,991）　短期借入金が大幅減少（19,200→1,400）
• 固定負債：5,125（前年末 2,778）　長期借入金が増加（1,849→4,305）
• 負債合計：21,598（前年末 35,770）

収益性・効率性指標（計算値）

• 売上総利益率（粗利率）＝24,258 / 69,121 ≒ 35.1％
• 売上高営業利益率＝3,321 / 69,121 ≒ 4.8％
• 経常利益率＝3,498 / 69,121 ≒ 5.1％
• 親会社株主純利益率＝3,208 / 69,121 ≒ 4.6％
• 総資産回転率＝69,121 / 51,784 ≒ 1.34回
• ROA（概算）＝3,208 / 51,784 ≒ 6.2％
• ROE（概算・親会社株主持分ベース）＝3,208 / 28,677 ≒ 11.2％
• 流動比率＝31,638 / 16,472 ≒ 1.92倍
• 負債比率（負債/純資産）＝21,598 / 30,186 ≒ 0.72

セグメント別（第3四半期累計：百万円、調整前）

• 歯愛メディカル事業：売上 39,489、セグメント利益 2,849
• ニッセン事業：売上 25,242、セグメント利益 479
• 白鳩事業：売上 4,502、セグメント利益 0
• 全社調整等：△113（最終売上高 69,121）、セグメント合計利益 3,329→決算上 3,321（調整差異等）

財務の解説（決算短信記載のポイント）

• 新本社ロジスティクスセンターに関し、経済産業省の補助金（サプライチェーン対策補助金）12,936百万円が入金され、対象固定資産の圧縮記帳を行ったため減価償却費が減少し、営業利益が伸長。補助金収入は特別利益にも計上（補助金収入 13,039百万円）。
• 圧縮記帳に伴う固定資産圧縮損 11,518百万円等を特別損失として計上。
• 2024年7月1日にニッセンHDを完全子会社化、2024年12月20日に白鳩を子会社化しており、子会社化の影響によりセグメント構成・比較は前期と異なる点に注意。
• 現金預金は増加、短期借入金は大幅に減少、固定負債（長期借入金）は増加している点が特徴。

配当

• 2024年12月期実績：期末配当 12.53円（中間無配）
• 2025年12月期（第3四半期時点）予想：0.00円（中間 0.00、期末 0.00）
• 直近公表からの配当予想修正：無（ただし、2025年8月7日付で「期末配当予想（無配）及び株主優待制度の廃止」を公表）
• 特別配当：当該期間に特別配当の記載無し

セグメント別情報（状況と戦略）

• 歯愛メディカル事業：
  • 売上・利益とも主力。新商品投入、大型医療機器の販売拡大、デジタル技工（CAD/CAM、AI利用ソフト「Dentbird」など）の拡大、デンタルショーによる販売促進を継続。輸出・海外展開（ベトナム企業と資本業務提携）も推進。価格改定による収益改善を実施。ロジスティクスセンター稼働で物流効率化完了。
• ニッセン事業：
  • 衣料・インテリア通販事業。ナースウェア等商材拡充、経費削減による回復を図る。グループ間シナジー創出を継続。連結化効果により売上大幅増。
• 白鳩事業：
  • インナー通販。販路拡大やPB商品開発、サイトリニューアル等により顧客獲得を目指す。現状は利益寄与は限定的。
• セグメント戦略：グループ間の顧客網活用と物流機能の統合によるシナジー最大化、歯科DX領域の拡大を重視。

中長期計画との整合性

• 会社側は「通信販売、大型機器販売、歯科DXの3本柱」「新本社ロジスティクスセンターの能力最大化」を成長戦略として継続。第3四半期の実績は売上拡大と営業利益改善を示しており、ロジ改善や補助金処理が短期的な損益に影響している。中期計画の進捗については、決算短信で個別数値目標の達成度までは明記無し。

競合状況・市場動向（決算短信からの要旨）

• 国内の歯科関連市場：歯科医療費は増加傾向、歯科機器・用品マーケットはデンタルソリューションやDXの進展で拡大見込み。
• 課題：歯科衛生士や歯科技工士等の人材不足、原材料高騰等のコスト上昇。
• 競合比較：同業他社との具体的数値比較は開示無し（–）。

今後の見通し（業績予想等）

• 2025年12月期（通期予想、2025/1/1〜12/31）：
  • 売上高：100,000（＋48.2％）
  • 営業利益：4,380（＋75.6％）
  • 経常利益：4,540（＋73.2％）
  • 親会社株主に帰属する当期純利益：4,000（△36.2％）
  • 1株当たり当期純利益（予想）：80.00円
• 予想に関する修正：2025年5月13日公表の予想から変更無し（第3四半期公表時点）
• リスク要因（開示・留意点）：為替変動、原材料価格、地政学リスク、公共補助金や会計処理の影響、労働力不足、M&Aや連結化に伴う影響、公開買付け・親会社変更・上場廃止に関連する不確実性 等

重要な注記・特記事項

• 会計方針の変更：2022年改正会計基準（法人税等に関する会計基準）を第1四半期連結会計期間の期首から適用（四半期財務諸表への影響は無しと記載）
• 補助金等の特別項目：経済産業省の補助金入金（12,936百万円）を受領、これにより資産の圧縮計上→減価償却減→営業利益改善。補助金収入は特別利益としても計上（13,039百万円）。固定資産圧縮損 11,518百万円を特別損失に計上。
• 子会社化の影響：ニッセン（完全子会社化 2024/7/1）及び白鳩（連結子会社化 2024/12/20）によりセグメント構成・比較に注意が必要。
• 監査・レビュー：当第3四半期の四半期連結財務諸表に対する公認会計士又は監査法人によるレビューは無し（記載あり）。

重要な後発事象（企業統治・株式関連の重要事項）

• 公開買付け（TOB）と親会社、主要株主の異動：
  • エア・ウォーター株式会社による当社株式に対する公開買付けに対して、当社取締役会は応募を推奨する決議を行った。
  • 本公開買付けは2025/10/6に終了。応募株数 20,177,973株、成立。2025/10/14の決済開始で公開買付者の議決権保有割合が50％超となり、公開買付者が新たに親会社・主要株主（筆頭株主）となった旨を開示。
• 株式併合・上場廃止予定：
  • 取締役会は2025/10/27に臨時株主総会（2025/11/25開催予定）で株式併合と定款変更を付議することを決議。承認を条件に株式併合を実施、上場廃止基準に該当する見込み。整理銘柄指定（2025/11/25〜12/14）、上場廃止予定日 2025/12/15。
• 自己株式の消却決議：2025/10/27取締役会で自己株式の消却を決議。
• 上記の一連の動きにより、当社の上場維持／流動性／株主構成に関する重要な変更が進行中（詳細は会社公表資料参照）。

※ 本文は提供された決算短信（2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕（連結））の記載内容を整理したものであり、投資助言や価値判断を行うものではありません。不明な項目は「–」で示しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。

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このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.3)」によって自動生成されました。

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