2024年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の期中公表の通期(2024年3月期)予想は開示されておらず、マーケット予想との差異は不明(会社予想との比較:–)。ただし前年の最終赤字から黒字に転換(大幅な改善)した点は注目。
- 業績の方向性:増収増益(売上高17,628百万円、前年同期比+14.4%/親会社株主に帰属する当期純利益247百万円、前年は△72百万円)。
- 注目すべき変化:営業利益は324百万円(前年は営業損失106百万円)と完全な黒字転換。セグメントでは土木建築用資材が主力で増収(約154億円)かつ利益拡大。
- 今後の見通し:2025年3月期予想は売上19,500百万円(+10.6%)、営業利益290百万円(-10.6%)、当期純利益200百万円(-19.1%)。増収を見込む一方で営業面は保守的(営業利益減)で、M&A等の投資・統合作業が収益性に影響する可能性あり。
- 投資家への示唆:事業環境は資材高・人手不足で厳しいが、受注回復と採算管理で黒字化を果たした。中期経営計画とM&A(子会社化等)により成長を図る一方、投資・買収によるキャッシュ支出や統合リスクを注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社トーアミ(証券コード 5973)
- 主要事業分野:土木建築用資材の製造・販売(溶接金網、鉄筋加工品、メッシュフェンス等)および土木・建築工事(型枠工事等)
- 代表者:代表取締役社長 北川芳仁
- 連結子会社等:住倉鋼材、渡部建設、FDテクノ等(持分法関連:SMC TOAMI)
- 報告概要:
- 提出日:2024年5月13日(決算短信)
- 対象会計期間:2024年3月期(2023年4月1日~2024年3月31日、連結)
- 決算説明会資料:作成無/決算説明会:無
- セグメント:
- 土木建築用資材事業:溶接金網、鉄筋加工品、コンクリート二次製品用網、メッシュフェンス等(国内製造・販売、ベトナム子会社でも製造)
- 土木・建築工事事業:型枠大工工事、コンクリート工事、造成、外構工事等(主に渡部建設)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):6,400,000株(2024年3月期)
- 期末自己株式数:683,651株(2024年3月期)
- 期中平均株式数:5,975,620株(2024年3月期)
- 時価総額:–(株価情報は決算短信に記載なし)
- 今後の予定:
- 定時株主総会:2024年6月27日
- 配当支払開始予定日:2024年6月28日
- 有価証券報告書提出予定日:2024年6月28日
- IRイベント:決算説明会は無し(当該期)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績:
- 会社予想との比較(2024年3月期):会社は通期予想を期中に開示していないため比較不可(達成率:–)。
- 実績(連結・百万円):売上高 17,628(+14.4%)、営業利益 324(前期△106→黒字化)、経常利益 337(前期△95→黒字化)、親会社株主に帰属する当期純利益 247(前期△72→黒字化)。
- サプライズの要因:
- 主因は受注増・販売量回復(特に土木建築用資材で一部製品が増加)と採算管理の徹底により売上拡大とスプレッド確保。持分法損失は拡大(△45百万円)したが他の営業外収益や特別利益の動きも寄与。
- 通期への影響:
- 2025年3月期業績予想は増収を見込むが営業利益は減益予想。M&A投資(取得のための前払金1,300百万円など)や設備投資がキャッシュ・利益に影響するため、予想達成には受注・採算の維持が重要。予想修正は現時点で無し。
財務指標
- 財務諸表ハイライト(連結・百万円)
- 売上高:17,628(+14.4%、前年15,414)
- 売上総利益:2,702
- 営業利益:324(前年△106)
- 経常利益:337(前年△95)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:247(前年△72)
- 総資産:19,511(前年18,360、+1,151)
- 純資産:10,991(前年10,782、+209)
- 現金及び現金同等物(期末):895(前年1,351、△456)
- 収益性指標
- 営業利益率:324 / 17,628 = 約1.8%(報告値1.8%)
- 経常利益率:337 / 17,628 = 約1.9%(報告値1.8%)
- 売上高増減:+14.4%(+2,214百万円)
- 営業利益前年同期比:黒字転換(前年△106 → 今期324)
- 純利益前年同期比:黒字転換(前年△72 → 今期247)
- 1株当たり当期純利益(EPS):41.39円(前年△11.86円)
- 財務安全性
- 自己資本比率:56.2%(安定水準:目安40%以上)
- 総負債:8,520百万円、負債比率(負債/資産):約43.7%
- 負債/自己資本(D/E):約77.5%(8,520 / 10,992)
- 流動比率:流動資産10,999 / 流動負債6,486 ≒ 169.6%(良好;短期返済力あり)
- 効率性
- 総資産回転率(売上/総資産):17,628 / 19,512 ≒ 0.90回
- 売上高営業利益率の改善(赤字からの回復)はポジティブだが、利益率はまだ低い(約1.8%)。
- セグメント別(連結・当連結会計年度)
- 土木建築用資材:売上高 約15,415百万円(前年比+9.6%)、セグメント利益 約681百万円(前年比+105.9%)
- 土木・建築工事:売上高 約2,329百万円(前年比+63.2%)、セグメント利益 約89百万円(前年は△6百万円)
- 財務の解説:
- 現金は期末で減少(895百万円)しているが、営業CFはプラス(1,337百万円)へ改善。投資CFは関係会社株式取得の前払金(1,300百万円)などで大幅な支出(△1,955百万円)。財務CFは短期借入増等により小幅プラス(160百万円)。総じて成長投資とM&Aにより投資キャッシュが増大している点に注意。
配当
- 配当実績と予想:
- 2023年3月期(実績):年間15.00円(中間7.50、期末7.50)
- 2024年3月期(実績):年間15.50円(中間7.50→増配により中間8.00?※会社は中間を8.00に改定し年間15.50と記載)※決算短信では「当期は1株当たり7.50円を予定していたが、中期経営計画に沿い0.50円増配して8.00円に決定」との記載あり
- 2025年3月期(予想):年間16.00円(中間8.00、期末8.00)
- 配当性向(連結):2024年3月期は37.4%(連結、比較的高め/企業は還元拡大方針)
- 配当利回り(株価ベース):–(株価情報が未提示のため算出不可)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:業績に応じた配当と内部留保のバランス。自社株買いや追加の還元は都度検討(過去に自己株式取得実施)。
セグメント別情報
- 土木建築用資材事業
- 売上高:約15,415百万円(前年比+9.6%)
- セグメント利益:約681百万円(前年比+105.9%)
- 主な動き:溶接金網の大型案件減少で数量面は下押しされたが、獣害用金網・フープ筋等が増加。原材料高はあるが販売価格へ反映し採算改善。
- 戦略・見通し:国内生産に加えベトナム拠点での製造、販売網強化。原材料価格動向がリスク。
- 土木・建築工事事業
- 売上高:約2,329百万円(前年比+63.2%)
- セグメント利益:約89百万円(前年は損失)
- 主な動き:公共土木は減少する一方で民間設備投資や災害復旧案件の取り込み、九州エリアでの受注増。外注費高騰などで一部不採算工事も発生。
- 戦略・見通し:渡部建設中心にグループシナジーで受注拡大。施工単位でのコスト管理が鍵。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(2024年4月~2027年3月):基本方針は「顧客価値向上」「人的資本投資」「社会貢献と環境経営」。重点施策は「個の確立・機能発揮」「融合・連携強化」「新しい価値創造」「貢献と還元」。
- 進捗状況:今回期で売上増・黒字化を達成し、中期計画の「安定から成長へ」へ向けた第一段階は進展。M&A(エンデバー18取得、子会社化→中條工務店をグループ化予定)等で事業基盤拡大中。だが買収統合作業と追加投資が短期CF・利益に影響する可能性あり。
- KPI達成状況:企業は具体KPI公表(数値目標)の詳細は別資料(中期骨子)にて提示。決算短信からは増収・採算改善と言った定性的進捗を確認。
競合状況や市場動向
- 市場動向:建設・土木分野は公共投資は底堅く、民間設備投資は回復基調。ただし資材価格高止まり、人手不足、工期長期化が継続的課題。
- 競合比較:決算短信に競合比較データは無し。一般論として、同業界では規模・地域網・加工技術による差別化が重要で、トーアミは溶接金網等で製造拠点とグループ受注力を持つ点が強み。
- 競争優位性評価:国内製造ネットワークと九州中心の工事受注力、M&Aによる体制強化が競争力向上につながる一方、原料価格と人件費上昇がマージン圧迫要因。
今後の見通し
- 業績予想(会社公表・連結・百万円)
- 2025年3月期(通期):売上高19,500(+10.6%)、営業利益290(△10.6%)、経常利益360(+6.6%)、親会社株主に帰属する当期純利益200(△19.1%)、EPS 34.99円
- 配当予想:年間16.00円(中間8.00、期末8.00)
- 予想の信頼性:会社は中期経営計画に沿った成長と配当方針を示しており、過去は赤字→黒字へ転換した実績あり。とはいえM&Aや市場環境により変動しやすい。
- 前提条件:為替や原油など明記は無し。会社は原材料高・人件費上昇などを前提としている旨を注記。
- リスク要因:
- 原材料(鉄鋼)価格の上昇継続
- 人手不足による工期延長・コスト増
- M&A統合失敗や買収関連費用(のれん、のれん償却、前払金)
- キャッシュ不足リスク(投資CFの大幅支出、現金残高は期末で減少)
- 持分法投資の損失拡大
- 臨時イベント:2024年4月にエンデバー18株式取得(取得対価1,300百万円)により中條工務店をグループ化予定。取得関連手数料等(アドバイザリー報酬等 60.5百万円)計上。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し(会計基準の改正等による変更なし)
- 監査:決算短信は公認会計士または監査法人の監査対象外と明記
- 持分法投資損失:2024年3月期は△45百万円(前年△25百万円)で増加
- のれん:期末残高(連結)126,758千円(のれん償却額39,002千円当期)
- その他:決算短信内に中期経営計画の骨子(2024年4月5日公表)への参照あり。詳細は同資料参照。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5973 |
| 企業名 | トーアミ |
| URL | http://www.toami.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 金属製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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