2025年12月期 第2四半期決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 在庫削減を優先し財務体質の改善を図る「基盤強化期」と位置付け、下半期で販売回復を見込み通期予想は据え置き。配当は分配可能額見通せないため無配継続。
  • 業績ハイライト: 第2四半期は売上高9,397百万円(前年同期比▲16.0%)、営業利益521百万円(同▲56.3%)、親会社株主帰属当期純利益266百万円(同▲68.0%)。(全て前年同期比%表記)
  • 戦略の方向性: 高付加価値ワックスへの集中、新製品(例:ライスワックス特許出願)や工場設備更新・省力化投資、サプライチェーン最適化、人事処遇改善を継続。中期経営計画(23-27)は維持。
  • 注目材料: 棚卸資産を約7.9億円削減、劣後ローン6億円を期限前弁済し利息負担軽減、下半期の販売回復見込みで通期予想据え置き、配当は無配継続。
  • 一言評価: 財務改善を優先した「攻めの在庫圧縮」で短期業績は悪化するが、キャッシュ・財務改善を優先する方針。

基本情報

  • 企業概要: 日本精蠟株式会社(東証スタンダード 5010)。スペシャリティ・ワックス製造の専門企業(タイヤ用、トナー用、蝋燭、接着剤用等)。代表取締役社長 瀧本 丈平。設立1951年(創業1929年)。本社:東京都中央区。資本金1億円。従業員数:220名(単体)、271名(連結、2025年6月末)。
  • 説明者: 発表資料上の代表者:瀧本 丈平(代表取締役社長)。発言概要:在庫削減と財務基盤強化、下半期販売回復見込み、中期計画維持、無配継続の説明。
  • 報告期間: 対象会計期間 2025年12月期 第2四半期(上半期実績)。報告書提出予定日 –。配当支払開始予定日 –(配当は無配予想)。
  • セグメント: 事業セグメント名/概要
    • ワックス事業(主力): タイヤ用(ゴム用途)、トナー用(印刷インキ)、蝋燭、接着剤、食品・化粧品等のその他用途。用途別売上比率(2024年):ゴム30%、インキ20%、蝋燭7%、接着剤5%、その他38%。
    • 重油(副産物)販売: 生産量削減により売上縮小。

業績サマリー

  • 主要指標(第2四半期実績、単位:百万円/前年同期比%)
    • 営業収益(売上高): 9,397(▲16.0%)→(悪い)
    • 営業利益: 521(▲56.3%)、営業利益率 約5.5%(521/9,397)→(悪い)
    • 経常利益: 285(▲69.2%)→(悪い)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益: 266(▲68.0%)→(悪い)
    • 1株当たり利益(EPS): –(情報なし)
  • 予想との比較:
    • 会社公表の通期予想(2025/02/14開示)に対する第2四半期達成率: 売上高 44.1%(9,397/21,300)、営業利益 37.2%(521/1,400)、親会社純利益 33.7%(266/790)。
    • サプライズの有無: 通期予想の修正はなし(サプライズ無し)。第2四半期は在庫削減方針による意図的な減収・減益が主要要因であり、特段の想定外要因の開示はなし。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗(上記達成率参照)。前年同時期と比較すると進捗は低下(2024年第2四半期の通期比進捗は約50.8%→2025年は44.1%)。
    • 中期経営計画(23-27)に対しては「中期並みを維持」する見込みだが、第2四半期は在庫削減で短期数値は下振れ。
  • セグメント別状況(第2四半期比較 2024→2025、単位:数量/単価/金額)
    • ワックス合計: 数量 22,916t→19,004t(▲3,911t、▲17%)、単価 448円/kg→473円/kg(+24円、+5%)、金額 10,278→8,995百万円(▲1,283百万円、▲12%)→(数量減は悪い、単価上昇は良い)
    • 国内: 数量 12,741t→11,750t(▲990t)、金額 6,726→6,416百万円(▲309百万円)
    • 輸出: 数量 10,174t→7,254t(▲2,920t)、金額 3,552→2,578百万円(▲974百万円)
    • 重油: 数量 8,649KL→4,000KL(▲4,649KL、▲54%)、金額 839→334百万円(▲504百万円)→(生産削減で逆ザヤ取引減:良い/悪い評価はケースに依存だが短期売上減は悪い)

業績の背景分析

  • 業績概要: 在庫削減を優先した結果、上半期は売上・利益とも前年同期を下回る。高付加価値品比率を高め単価は上昇したが数量減が大きく影響。重油販売の意図的削減で逆ザヤ損失取引を縮小。劣後ローン6億円を期限前返済し利息負担軽減。
  • 増減要因:
    • 減収の主要因: 在庫削減方針(販売抑制)、顧客側の慎重な購買姿勢(世界経済の不透明感)、輸出数量の大幅減。
    • 増収要素: 高付加価値品比率の増加による単価上昇(+24円/kg)。
    • 減益の主要因: 売上減少が最も大きく、定修投資や4年連続稼働に向けた修繕費増加(短期コスト増)も影響。利息負担は軽減(良い)。
  • 競争環境: 国内では日本ワックス工業会加盟企業中で約80%のシェア(同社推定)と高い優位性。競合他社との詳細比較データは資料に記載なし。
  • リスク要因: 原料(石油系ワックス等)価格・供給、為替変動(為替は資料中に想定145 JPY/USD)、世界景気・顧客需要の下振れ、サプライチェーン問題、定修や設備投資に伴うコスト増。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 「基盤強化期」として財務改善と成長基盤整備を並行。高付加価値ワックスへ集中、新製品開発(ライスワックスなど)、工場強靭化・省力化投資、サプライチェーンの最適化、人事制度改定による処遇改善。中期経営計画(23-27)の目標は維持(中期目標 売上28,600百万円、営業利益1,500百万円)。
  • 進行中の施策: 在庫最適化(コンサル導入)、徳山工場での設備リニューアル素案、4年連続稼働に向けた定修実施(補修・投資)、初任給引上げ・賃金制度見直し(2025年4月実施)、ライスワックス特許出願。
  • セグメント別施策: タイヤ用途での原価低減処方提案、高付加価値ワックスへの集中、重油生産削減による非戦略販売の圧縮。
  • 新たな取り組み: ライスワックスの特許出願など新素材展開、設備投資計画の具体化(下半期以降検討継続)。

将来予測と見通し

  • 業績予想(会社公表・通期): 2025年12月期通期予想(変更なし) 売上高 21,300百万円、営業利益 1,400百万円、親会社帰属当期純利益 790百万円。中期計画(23-27)目標は売上 28,600百万円、営業利益 1,500百万円。
  • 予想の前提条件: 外部環境指標として(資料)Brent $85/bbl(通期想定)、Gas Oil $100/bbl、為替 145 JPY/USD(通期想定)。下半期に販売回復を見込む前提。
  • 予想修正: 2025年2月14日開示の通期予想から変更なし。理由は下半期の販売回復と在庫削減継続によりキャッシュフロー確保見込みのため。
  • 中長期計画: 中期経営計画は維持。進捗については短期的な在庫圧縮で数値は下振れするが、設備投資や新製品で中期目標達成を目指す方針。
  • 予想の信頼性: 会社は通期予想維持の意向だが上半期の進捗率は低め(売上44%、営業利益37%)であり、下半期回復が前提。過去の予想達成傾向に関する具体データは資料に記載なし。
  • マクロ経済の影響: 為替、原油価格、世界経済の先行きが需要に影響。顧客の慎重姿勢が継続すると下振れリスク。

配当と株主還元

  • 配当方針: 分配可能額の確保が見通せないため、2025年12月期は無配継続(中間配当も実施せず)。今後は財務基盤改善後に再検討と推定。
  • 配当実績: 第2四半期時点で中間・期末とも0.0円(前年は通期0.0円)。(増配/減配ではなく無配継続)
  • 特別配当: なし。
  • その他株主還元: 自社株買い等の記載なし。

製品やサービス

  • 主要製品: ワックス製品(450種、2024基準) — タイヤ向けワックス、トナー向けワックス、蝋燭、接着剤用ワックス、食品/化粧品用途など。
  • 新製品/研究: ライスワックスに関する特許出願(上半期実績)。タイヤ用途の原価低減処方提案。
  • 協業・提携: コンサル会社の協力で在庫最適化推進。グループ会社(タイ・テクノワックス等)と生産・受託製造体制。
  • 成長ドライバー: 高付加価値ワックスのシェア拡大、新用途(ライスワックス等)、海外(既存輸出回復)と設備更新による供給安定化。

Q&Aハイライト

  • Q&Aの記載は資料に無し → 重要質問・回答は資料中未提示。未回答事項は多く、下半期の回復前提の詳細(回復見込みの根拠、想定需要水準、投資金額の具体額など)は開示資料上は限定的。
  • ポジティブ要因: 国内ワックス市場で高シェア(約80%)、高付加価値製品シフト、在庫削減でキャッシュ創出、劣後ローンの一部期限前返済で利息負担軽減、設備投資で将来の安定生産基盤整備。
  • ネガティブ要因: 上半期の売上・利益大幅減(短期業績悪化)、配当停止(無配)、原料価格・為替依存、輸出数量の減少。
  • 不確実性: 下半期の販売回復がどの程度実現するか、原料費や為替の変動、世界景気の影響。
  • 注目すべきカタリスト: 下半期の販売回復状況、ライスワックス等新製品の市場投入・収益化、設備投資計画の進捗、追加的な負債削減や資本政策の発表。

重要な注記

  • 会計方針: 資料での会計方針変更の記載なし。
  • リスク要因: 原料価格・為替・世界景気・顧客需要変動、設備投資・修繕費の増加が短期利益へ影響。
  • その他: 通期予想は2025年2月14日開示数値から変更なし。配当は無配継続の見込み。決算説明資料の意見・予測は作成時点のもので実績と異なる可能性あり(資料のディスクレーマー)。

(情報が資料に明示されていない項目は“–”で表記しました。投資助言は行っていません。)


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5010
企業名 日本精蝋
URL http://www.seiro.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 エネルギー資源 – 石油・石炭製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。