決算説明：太洋物産（9941）

2024年９月期　決算説明資料

基本情報

• 企業概要:
  • 企業名: 太洋物産株式会社
  • 主要事業分野: 貿易商社（農畜産物を中心とした輸出入事業）
  • 代表者名: 松島 伸介（代表取締役社長）
• 報告期間: 2024年9月期
• セグメント:
  • 食料部（牛肉、牛肉その他、加工食品、輸入鶏肉、鶏肉その他、国産鶏肉）
  • 営業開拓部（農産品、化学品、中国関連、豚肉、その他）
  • 生活産業部

業績サマリー

• 主要指標 (百万円):
  • 営業収益: 18,758 (前年同期比 93.7%)
  • 営業利益: 266 (前年同期比 159.3%)
  • 経常利益: 202 (前年同期比 153.6%)
  • 純利益: 162 (前年同期比 139.8%)
  • 1株当たり利益: 84.20円 (前年同期比 139.8%)
• 進捗状況: 売上高は期初予想を下回ったものの、売上総利益以下の各利益は期初予想を上回った。
• セグメント別状況:
  • 中国向け輸出、加工食品は好調。食肉関連は減収。

業績の背景分析

• 業績概要: 売上高は前年比減収となったものの、売上総利益率の改善により、売上総利益以下の各利益は増益となった。
• 増減要因: 中国向け輸出と加工食品は好調だったが、主要事業である食肉関連の取扱数量減少が減収要因。原材料高騰と円安も影響。
• リスク要因: 原材料の高騰、円安、取引先の発注数量減少

戦略と施策

• 現在の戦略: 高付加価値商品の提供、収益基盤の強化、売上高総利益率4%以上を目指す中期経営計画。
• 進行中の施策: 資金の効率化、回転率を考慮した取引の推進、新規取引の獲得。
• セグメント別施策: 各セグメントにおいて、新規取引の獲得、利益率の高い商品の販売促進など。

将来予測と見通し

• 業績予想 (百万円):
  • 売上高: 22,849 (前年比 121.8%)
  • 営業利益: 295 (前年比 110.7%)
  • 純利益: 201 (前年比 123.4%)
• 中長期計画: 売上高総利益率4%以上を目指す。
• マクロ経済の影響: ロシア・ウクライナ情勢の長期化、円安傾向の為替相場などが影響。

配当と株主還元

• 配当方針: 当面は自己資本比率の改善を優先し、将来的には復配を検討。
• 配当実績: 2008年9月期以来無配。
• 特別配当: 無し

製品やサービス

• 製品: 牛肉、豚肉、鶏肉、加工食品、穀物、化学品など。

重要な注記

• リスク要因: 原材料の高騰、円安、取引先の発注数量減少、ロシア・ウクライナ情勢、為替相場の変動など。

四半期推移

2023年9月期と2024年9月期の四半期ごとの売上高、売上総利益、営業利益、経常利益、純利益の推移が記載されている。

セグメント別情報

各セグメント（食料部、営業開拓部、生活産業部）の売上高、売上総利益、構成比、前期差、前期比、利益率などが記載されている。

貸借対照表

2023年9月期と2024年9月期の流動資産、固定資産、流動負債、固定負債、純資産、総資産、現金及び預金、有利子負債、自己資本比率、運転資金回転期間の推移が記載されている。

キャッシュ・フロー計算書

2023年9月期と2024年9月期の営業活動によるキャッシュ・フロー、投資活動によるキャッシュ・フロー、財務活動によるキャッシュ・フロー、現金及び現金同等物の期末残高の推移が記載されている。

過去からの業績推移

2019年9月期から2024年9月期までの売上高、売上原価、売上総利益、販売費及び一般管理費、営業利益、経常利益、当期純利益、1株当たり当期純利益の推移が記載されている。

主要な取り組み事項

2025年9月期における、販売先・仕入先・商材の選定、競合の回避、営業開拓セグメントにおける中国向け化粧品の販路拡大、食料部セグメントにおける国内飲食店チェーン海外出店を対象とした販売強化について記載されている。

沿革

1936年の設立から2024年までの重要な出来事が記載されている。

事業概要

輸入事業、輸出事業、三国間貿易の概要と課題、対策が図解で示されている。

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企業情報

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