2026年1月期 第3四半期 決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 2026年1月期通期(12か月)見込みで売上高113.3億円、営業利益23.6億円を見込み、創業以来のグループ最高益を達成する見込みと表明。通期業績予想は既に修正済み(別途公表の「連結業績予想の修正に関するお知らせ」を参照)。
- 業績ハイライト: 9か月累計は売上高57.8億円、営業利益7.28億円で前年同期比は売上68.9%(減少:悪い)、営業利益91.8%(減少だが利益率改善の中での減益:やや悪い)。
- 戦略の方向性: ITソリューション(エンタメ映像ソフト/AI開発)とSaaSの強化、開発人員(エンジニア等)採用の強化、再エネソリューション(データセンター補助金・企業提携)での安定成長、スポーツDXでのコンテンツ・配信展開。
- 注目材料: 再エネ事業で物件引渡し遅延により売上計上が遅れている点(売上は前年対比64.0%)。一方でデータセンター補助金採択や企業提携を進行中。スポーツDXでキックボクシングフェス「GOAT」を地上波・ネット配信で実施し新規視聴者獲得とスポンサー獲得の基盤化を図る。
- 一言評価: 9か月では減収だが、利益率改善と通期回復見込みを根拠に「年度末に向けた巻き返しを前提とした成長ストーリー」を提示している決算説明。
基本情報
- 企業概要: 株式会社テクノロジーズ(表示名:TECHNOLOGIES)、主要事業:ITソリューション(エンタメ映像ソフト/AI等開発)、SaaS事業、再エネソリューション(再生可能エネルギー関連/データセンター等)、スポーツDX(格闘エンタメ等)。代表者名:–(未記載)
- 説明会情報: 開催日 2025.12.15、形式:資料(説明会資料)による公表/説明会実施の表示あり(オンライン/会場の詳細は資料に明記なし)、参加対象:投資家・アナリスト等(明記なし)
- 説明者: 発表者(役職):–(資料に個別登壇者名・役職の記載なし)。発言概要は資料本文の要旨(上記エグゼクティブサマリー参照)。
- セグメント:
- ITソリューション事業:エンタメ映像ソフトウェア開発、AI開発等の受託開発
- SaaS事業:自社サービス提供(詳細は資料内に製品名等の記載なし)
- 再エネソリューション事業:再生可能エネルギー関連、データセンター等(物件引渡し・補助金・企業提携含む)
- スポーツDX事業:格闘エンタメ(イベント開催、映像配信、スポンサー収益化等)
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円、前年同期比は%で表記)
- 営業収益(売上高)
- 9か月累計(2025/10実績):5,782 百万円(前年同期比 68.9% → 減収:悪い)
- 2026年1月期 通期見込:11,339 百万円(対2025/10実績比 約196.1% → 増収:良い)
- 営業利益
- 9か月累計:728 百万円(前年同期比 91.8% → 減益:やや悪い)
- 2026年1月期 通期見込:2,363.7 百万円(対2025/10実績比 約324.7% → 増益:良い)
- 営業利益率:9か月 12.5%(前年同期比増加、改善:良い)、通期見込 20.8%(高水準:良い)
- 経常利益
- 9か月累計(当期実績表に基づく):638.9 百万円(前年同期比 –% 表示ありだが比率明記なし→前年同期比は計算可:638.862 / 741.628 = 86.2% → 減少:悪い)
- 2026年1月期見込:2,230.5 百万円
- 当期純利益(四半期純利益)
- 9か月累計:450.5 百万円(前年同期比 +11.7% vs 403.6百万円(2024年10月の同期間)→増加:良い)※表は四半期純利益として記載
- 2026年1月期見込:1,523.9 百万円
- 1株当たり利益(EPS):–(資料に記載なし)
- 予想との比較
- 会社予想に対する達成率(9か月実績/通期見込)
- 売上高進捗率:5,782 / 11,339 ≒ 51.0%(進捗は概ね半期相当:標準~やや良)
- 営業利益進捗率:728 / 2,363.7 ≒ 30.8%(進捗低め:要注視)
- 当期純利益進捗:450.5 / 1,523.9 ≒ 29.6%(進捗低め:要注視)
- サプライズの有無:通期見込みは期中に修正済み(同社発表)。9か月実績は再エネの売上遅延が主因で減収だが、通期での大幅挽回を見込む点が注目。
- 進捗状況
- 通期予想に対する進捗率:上記参照(売上51.0%、営業利益30.8%、純利益29.6%)
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率:–(中期計画の数値目標は資料に明示なし)
- 過去同時期との進捗率比較:9か月実績は前年同期比売上68.9%、営業利益91.8%と減収減益
- セグメント別状況(9か月累計、金額は百万円、前年対比)
- ITソリューション事業:売上 683 百万円(前年対比 97.9% → -2.1%:ほぼ横ばい)
- SaaS事業:売上 152 百万円(前年対比 138.6% → +38.6%:増収:良い)
- 再エネソリューション事業:売上 4,852 百万円(前年対比 64.0% → -36.0%:大幅減:悪い)※物件引渡し遅延が主因
- スポーツDX事業:売上 94 百万円(新規事業、GOATイベント売上計上)
業績の背景分析
- 業績概要: 9か月累計では再エネ関連の売上計上遅延を主要因に減収。だがコスト適正化により売上総利益率と営業利益率は改善。通期では再エネの回復や高収益案件で創業以来の最高益を目指す見込み。
- 増減要因:
- 減収(主因):再エネ事業で物件引渡しの遅延により売上計上が想定より遅れた(再エネ売上は前年対比64.0%)。
- 増益/利益率改善の要因:各種コストの適正化、収益性の高い案件の寄与により売上総利益率が33.6%(9か月)に上昇、営業利益率も12.5%に改善。
- SaaS事業は堅調(前年対比138.6%)、IT関連はほぼ横ばいだが合算で前年比約103.4%の推移(資料記載)。
- 競争環境: IT/SaaSは競争激しい分野で人材確保が重要。再エネは脱炭素政策追い風だがプロジェクト実行・引渡しのタイミングで業績変動が出やすい。スポーツDXは差別化の余地(映像演出・配信でのブランディング)。
- リスク要因: 再エネ物件の引渡し遅延による売上タイミングリスク、受注・開発人材の採用競争、イベント事業の収益性確保(収益モデルの確立)、マクロ(需給・補助金政策・為替等)の影響。
戦略と施策
- 現在の戦略: ITソリューション(エンタメ映像ソフト/AI)とSaaSの強化、開発人員採用による受注拡大、再エネではデータセンター等への投資・補助金活用と企業提携推進、スポーツDXでのブランド確立による新市場開拓。
- 進行中の施策: データセンター補助金採択・企業提携進行中、エンジニア等採用強化、スポーツイベント「GOAT」の開催・放送配信で視聴者拡大とスポンサー獲得。
- セグメント別施策:
- IT/SaaS:採用強化による開発力増強、受注営業の強化
- 再エネ:補助金獲得、企業提携で事業基盤強化
- スポーツDX:地上波放送・ネット配信・SNSでのデジタル配信戦略、演出で差別化
- 新たな取り組み: スポーツDX事業での大規模イベント開催(GOAT)と放送配信による新規視聴者層獲得。資料での明確な大型M&A等の新施策は示されていない。
将来予測と見通し
- 業績予想(会社公表)
- 次期(2026年1月期、12か月)予想:売上高 11,339 百万円、営業利益 2,363.7 百万円、当期純利益 1,523.9 百万円(資料記載)
- 予想の前提条件:資料内で具体的な為替や経済前提は未記載 → 前提条件:–(不明)
- 経営陣の自信度:創業以来の最高益達成見込みと明言。だが9か月進捗で営業利益進捗率が低い点は注視を要する。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無:はい。2026年1月期の連結業績予想は2025年3月14日公表の予想から修正済みで、詳細は別途公表資料を参照。
- 修正理由:資料本文では通期回復見込みを示す一方、再エネの売上遅延等の時期要因があることが示唆される(詳細は「連結業績予想の修正に関するお知らせ」参照)。
- 中長期計画:
- 新たな目標・計画の発表:スポーツDXでのブランディング展開等方針は示されているが、数値目標は不明。
- 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向についての言及なし。9か月進捗で営業利益進捗率が30.8%に留まる点から、期末回復が前提となる見込みであり、実行とタイミング依存性が高い。
- マクロ経済の影響: 再エネ事業は政策・補助金・プロジェクト引渡しのタイミング、IT事業は人材市場と需要動向、イベントは消費者動向や広告市場の影響が想定される。為替や金利に関する記載なし(–)。
配当と株主還元
- 配当実績:
- 中間配当:–、期末配当:–、年間配当:–(資料記載なし)
製品やサービス
- 製品: エンタメ映像ソフトウェア開発、AI関連開発(詳細な製品名・売上構成は資料に記載なし)
- サービス: SaaS事業(サービス名等は非開示)、データセンター関連サービス(再エネセグメント)等
- 協業・提携: 再エネ分野で企業提携を進めている旨、データセンター補助金採択の言及あり。スポーツDXでは放送局(テレビ東京系列全国6局ネット等)や配信プラットフォーム(TVer等)との配信連携。
- 成長ドライバー: IT/SaaSのエンタメ映像・AI開発、再エネ(データセンター等)の補助金・提携、スポーツDXの放送・配信による新規視聴者獲得。
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢:資料・スライド上では「通期での回復」「人材採用強化」「再エネの補助金・提携で堅調推移見込み」を強調。質疑応答の詳細は公表資料に含まれず、開示は限定的。
- 未回答事項: 通期前提の具体的な前提条件(補助金金額、引渡しスケジュールの確度、配当方針など)は明確に示されていない。
- ポジティブ要因:
- 通期で創業以来の最高益を見込む高い目標を提示。
- 営業利益率・売上総利益率が改善(9か月ベースで売上総利益率33.6%、営業利益率12.5%)。
- SaaS事業は高成長(前年比 +38.6%)。
- 再エネ分野で補助金採択や企業提携を進めている点。
- スポーツDXで地上波放送・ネット配信に成功し、新規視聴者・スポンサー開拓の可能性。
- ネガティブ要因:
- 再エネ事業の物件引渡し遅延による売上計上タイミングリスクで9か月累計は大幅減収。
- 通期回復は期末にかけた売上計上に依存しており進捗の偏り(営業利益進捗率30.8%)がある。
- 配当や株主還元の方針が不明瞭。
- 人材採用競争やイベント収益化の不確実性。
- 不確実性:
- 再エネ案件の引渡しスケジュールと補助金・提携の実行確度。
- 採用・開発体制強化が受注増につながるか、時間を要する可能性。
- イベント事業の収益性の安定化(継続開催・スポンサー継続獲得等)。
- 注目すべきカタリスト:
- 再エネ案件の引渡し完了・売上計上のタイミング
- データセンター関連の補助金・企業提携の進捗
- 四半期ごとの業績進捗(特に営業利益の回復)
- スポーツDXの次回イベント/配信実績とスポンサー獲得状況
重要な注記
- リスク要因: 再エネ事業の引渡し遅延による売上時期ずれ、プロジェクトリスク、採用競争、イベント収益化の不確実性等が資料中で指摘されている。
- その他: 2026年1月期の連結業績予想は2025年3月14日公表分を修正しており、詳細は「連結業績予想の修正に関するお知らせ」を参照する旨の注記あり。
(注)本まとめは提供資料に基づく事実整理であり、投資助言や推奨を行うものではありません。不明な項目は「–」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5248 |
| 企業名 | テクノロジーズ |
| URL | https://technologies-group.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.4)」によって自動生成されました。
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