2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社公表の通期予想に対する修正は無し。中間決算は「特段のサプライズなし(ほぼ会社予想どおり)」と評価できる(市場コンセンサスは資料に記載なし)。
- 業績の方向性: 増収増益(売上高405.4億円、前年同期比+7.7%;営業利益36.15億円、同+11.7%;親会社株主に帰属する中間純利益28.33億円、同+10.1%)。
- 注目すべき変化: 受注高が463.10億円(前年同期比+51.5%)と大幅増加し、繰越工事の進捗と受注採算の改善で利益率が向上している点が重要。受取手形・完成工事未収入金等が大幅に減少(回収進展)したため、流動資産・総資産が縮小。
- 今後の見通し: 通期業績予想(売上935.0億円、営業利益78.0億円、当期純利益60.0億円)は変更なし。中間時点での進捗率は売上高43.4%、営業利益46.4%、純利益47.2%で、通期達成は現時点では「概ね可能」と判断できるが、資材・労務費や景気リスクに注意が必要。
- 投資家への示唆: 注目点は(1)受注残高の増加による収益の下支え、(2)受注採算・完工採算の改善で利益率上昇、(3)高い自己資本比率(77.2%)による財務安定性。逆に留意点は資材・労務費の上昇リスクと工事進捗の変動。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日比谷総合設備株式会社
- 主要事業分野:設備工事業(空調・衛生・電気設備等の設計・施工・保守)— 資料ではデータセンター、リニューアルZEB、省エネなどの分野に注力と記載
- 代表者名:代表取締役社長 中北 英孝
- コード:1982、上場取引所:東証
- URL:https://www.hibiya-eng.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 決算説明資料作成の有無:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む)2026中間期:23,756,321株
- 期末自己株式数:2,089,785株(前期は1,738,774株)
- 期中平均株式数(中間期):21,774,073株
- 時価総額:–(資料記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
- 配当支払開始予定日:2025年12月8日
- その他IRイベント:決算説明会(機関投資家向け)あり
- 株主総会:–(期日記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する進捗)
- 売上高:実績405.42億円、通期予想935.00億円に対する進捗率43.4%
- 営業利益:実績36.15億円、通期予想78.00億円に対する進捗率46.4%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:実績28.33億円、通期予想60.00億円に対する進捗率47.2%
- (会社は通期予想の修正なし)
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:受注高の大幅増(463.10億円、前年同期比+51.5%)と繰越工事の順調な進捗、受注時利益および完工採算の改善により利益率が上昇したこと。
- 下振れ要因:特段の下振れ要因は資料に記載なし。
- 通期への影響:
- 中間時点の進捗は通期予想達成に整合。引き続き資材価格・労務費や施工進捗が通期達成の鍵となる。会社は業績予想を修正していない。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 損益:売上高405.42億円、売上原価323.99億円、売上総利益81.42億円、販管費45.26億円、営業利益36.15億円、経常利益39.98億円、親会社株主に帰属する中間純利益28.33億円(単位:百万円、以下同)。
- 貸借対照表:総資産94,044百万円(前期末99,915百万円)、負債20,248百万円(前期末28,230百万円)、純資産73,796百万円(前期末71,684百万円)。
- 収益性(中間期)
- 売上高:40,542百万円(前年同期37,660 百万円、+7.7%/+2,882百万円)
- 営業利益:3,615百万円(前年同期3,238 百万円、+11.7%/+377百万円)
- 営業利益率:3,615/40,542 = 8.92%(前年同期 3,238/37,660 = 8.60%)→ 利益率改善(良い傾向)
- 経常利益:3,998百万円(前年同期3,576 百万円、+11.8%/+422百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,833百万円(前年同期2,574 百万円、+10.1%/+259百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):130.15円(前年同期114.63円、+13.6%)
- 進捗率分析(中間期)
- 売上高進捗:43.4%(通期935,000百万円に対して)
- 営業利益進捗:46.4%(通期78,000百万円に対して)
- 純利益進捗:47.2%(通期60,000百万円に対して)
- 過去同期間との比較:過年度データの通期比進捗の詳細は資料に限定情報のみだが、各進捗率は一般的な施工業界の中間進捗(おおむね40〜50%)の範囲内であり「通常ペース」と評価可能。
- 財務の安全性
- 自己資本比率:77.2%(安定水準。目安40%以上で安定)
- 負債比率(負債/純資産):20,248/73,796 ≒ 27.4%(低水準、財務余裕あり)
- 流動比率(流動資産/流動負債):64,439/16,837 ≒ 383%(非常に高い流動性)
- 効率性
- 総資産回転率(中間期売上/総資産):405.42億 / 940.44億 ≒ 0.43(年率換算等を考慮する必要あり)
- 売上高営業利益率の推移:8.60%→8.92%で改善
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):50円(前年は44円)→ 増配
- 期末予想:50円(会社予想)/年間配当予想:100円(2026年3月期)
- 直近公表の配当予想からの修正:無
- 配当利回り:–(株価情報なし)
- 配当性向:通期予想当期純利益60,000百万円に対する年間配当額(1株あたり100円)を算出するには発行済み株式数・基準が必要だが、資料では配当方針のみ提示 → 配当性向(%)は–(記載なし)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自己株式の取得実績は期中で自己株式が増加(自己株式保有高増)しているが、特別な自社株買い枠の記載は無し。
セグメント別情報
- セグメント戦略:第8次中期経営計画下でデータセンター、リニューアルZEB・省エネ事業、BIM等の施工効率化、DX・生成AI活用、人材投資に注力(戦略記載はあり)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:第8次中期経営計画を推進中。重点はデータセンター営業、カーボンニュートラル事業、施工効率化、人的資本向上、DX活用。
競合状況や市場動向
- 市場動向:建設業界は政府・民間の建設投資は堅調。ただし資材価格・労務費上昇のリスクに注意。データセンターや省エネ関連の需要は追い風。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想の修正:無し(2025年5月13日公表の予想から変更なし)
- 次期予想:–(資料内に次期予想は記載なし)
- 会社予想の前提条件:詳細は添付資料参照の旨(為替等特定前提の明記は無し)
- 予想の信頼性:中間時点の進捗は概ね通期目標と整合。会社の過去の予想達成傾向については本資料では言及なし→過去実績確認は別途必要。
- リスク要因:
- 資材価格・労務費の上昇
- 工事進捗の遅延や採算悪化
- マクロ経済の下振れ(対外環境、米国の通商政策等)
- 受注の偏りや特定大型案件の採算リスク
重要な注記
- 会計方針:会計方針の変更、見積りの変更、修正再表示は無し。
- 連結範囲の変更:無し
- 監査等:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外である旨の注記あり。
- その他:包括利益が大幅増(中間包括利益4,664百万円、前年同期1,340百万円)— その他有価証券評価差額金の改善が寄与。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 1982 |
| 企業名 | 日比谷総合設備 |
| URL | http://www.hibiya-eng.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – 建設業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
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