2026年3月期 第1四半期決算短信〔IFRS〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期業績予想の修正はなし。第1四半期の実績は会社予想(四半期別の予想は未提示)との明確な差異は開示されていないため、会社の通期見通し据え置き(市場予想との比較は–)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高 580,798 百万円で +1.1%、営業利益 12,642 百万円で +99.7%、親会社帰属四半期利益 9,655 百万円で +23.8%)。
- 注目すべき変化:デジタルプロダクツが売上・利益ともに大幅増(売上 +99.5%、営業利益は74億円増)で全体の利益改善をけん引。為替(円高)や米国関税政策の負の影響が海外売上に表れたが(海外売上 -5.7%)、為替影響除くと全体では増収(+4.4%)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上 2,560,000 百万円、営業利益 80,000 百万円、親会社帰属当期利益 56,000 百万円)は据え置き。会社は米国関税の費用増を想定するが、価格政策等で吸収可能と判断。
- 投資家への示唆:第1四半期はセグメント構成の変化(デジタルプロダクツの前倒し生産/販売やエトリア関連取引)が収益を押し上げた点が特徴。通期見通し据え置きのため、第2四半期以降の為替動向・米国関税対応と受注/価格転嫁の実行状況が重要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社リコー
- 主要事業分野:複合機・プリンター等の機器製造販売、オフィスサービス(ITサービス・オフィスサービス)、商用印刷、産業向けソリューション、デジタルカメラ等
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 大山 晃
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)連結(IFRS)
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有
- セグメント(主な名称と概要):
- デジタルサービス:オフィスサービス(ソリューション・保守等)とオフィスプリンティング販売中心
- デジタルプロダクツ:機器の製造/OEM等(生産寄与が大きい)
- グラフィックコミュニケーションズ:商用印刷向け機器・消耗品
- インダストリアルソリューションズ:サーマルメディア等産業素材・部品
- その他:デジタルカメラ、360度カメラ、環境・ヘルスケア等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数:569,733,178 株(自己株式含む)
- 期中平均株式数(四半期累計):569,193,164 株
- 時価総額:–(未提示)
- 1株当たり親会社帰属純資産(BPS):1,820.16 円(第1Q末)
- 今後の予定:
- 次回決算発表 / 株主総会 / IRイベント:–(個別日程は開示済資料参照)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績:
- 売上高:580,798 百万円(前年同期比 +1.1%)。会社が当該四半期の個別目標を開示していないため、会社予想に対する達成率は –。通期比進捗率は約22.7%(580,798 / 2,560,000)。
- 営業利益:12,642 百万円(前年同期比 +99.7%)。通期比進捗率は約15.8%(12,642 / 80,000)。
- 親会社帰属四半期利益:9,655 百万円(前年同期比 +23.8%)。通期比進捗率は約17.3%(9,655 / 56,000)。
- サプライズの要因:
- ポジティブ要因:デジタルプロダクツの売上急増(生産前倒しや合弁会社エトリアからの製品販売)、オフィスサービスの成長、構造改革・コストダウン効果。
- ネガティブ要因:為替の円高影響(海外売上の減少要因)、米国の関税政策による需要不安(特に海外のハード需要悪化)。ただし、会社は価格政策等で吸収可能と判断。
- 通期への影響:
- 現時点で業績予想修正なし。会社は第1四半期の進捗と為替・関税影響を踏まえ、通期見通しを維持すると表明。ただし米国関税の影響や為替変動次第では追加対応が必要。
財務指標(要点)
- 損益(第1四半期累計、単位:百万円)
- 売上高:580,798(+1.1%)
- 売上総利益:207,354(+0.1%)
- 営業利益:12,642(+99.7)→ 営業利益率 2.2%(前年1.1%; 改善)
- 税引前利益:14,815(+50.5%)
- 親会社帰属四半期利益:9,655(+23.8%)
- 基本EPS:16.96 円(前年13.03 円)
- 貸借対照表(第1四半期末、単位:百万円)
- 資産合計:2,315,813(△41,305)
- 流動資産:1,167,594 / 流動負債:808,397 → 流動比率 ≒ 144%(1.44倍)(流動性は良好)
- 現金及び現金同等物:146,204 百万円(△35,658)
- 親会社の所有者に帰属する持分:1,036,103 百万円
- 親会社所有者帰属持分比率(自己資本比率):44.7%(安定水準)
- キャッシュ・フロー(第1Q累計、単位:百万円)
- 営業活動CF:+22,679
- 投資活動CF:△15,898
- フリーキャッシュフロー(営業+投資):+6,781(=約67 億円)
- 財務活動CF:△41,590(主に借入返済等)
- 期末現金残高:146,204 百万円
- 効率性・負債
- 有利子負債:4,272 億円(=427,200 百万円、注:資料の「億円」表記に基づく)→ 親会社帰属持分(1,036,103 百万円)に対する比率 ≒ 41%(427,200 / 1,036,103)(標準的)
- ネット有利子負債(概算):約 427,200 – 146,204 = 280,996 百万円(約2,810 億円)
- 負債合計:1,256,738 百万円
- 収益性(前年同期比は必ず%で記載)
- 売上高:580,798 百万円(+1.1% / +6,419 百万円)
- 営業利益:12,642 百万円(+99.7% / +6,310 百万円)、営業利益率 2.2%(前年1.1%)
- 税引前利益:14,815 百万円(+50.5%)
- 親会社帰属四半期利益:9,655 百万円(+23.8%)
- EPS:16.96 円(+30.2%)
- 進捗率分析(通期見通しに対する第1四半期進捗)
- 売上高進捗率:22.7%(通常の四半期比 25% よりやや低い)
- 営業利益進捗率:15.8%(四半期比25%未満、利益は季節性や前倒し影響あり)
- 純利益進捗率:17.3%
- 過去同期間との比較:売上はほぼ横ばいだが営業利益率改善で利益は大きく改善
- セグメント別(第1Q、百万円)
- デジタルサービス:売上 443,345(△1.5%)、営業利益 10,110(=1,011 百万円、注:短信の営業損益は百万円表記)
- デジタルプロダクツ:売上 40,801(+99.5%)、営業利益 12,118(+159.9%)
- グラフィックコミュニケーションズ:売上 65,134(△5.8%)、営業利益 3,524(△30.6%)
- インダストリアルソリューションズ:売上 22,756(△14.3%)、営業損失 331(横ばい)
- その他:売上 8,762(+7.0%)、営業損失 209(改善)
- 財務の解説:
- 売上は為替影響で海外が減速(為替除くと増収)→ 円高が利益に下押し要因。
- デジタルプロダクツの前倒し生産/取引(エトリア→東芝テック等)が収益性を高めた。
- 棚卸資産は増加(+23,915 百万円)、一方で営業債権は回収で減少(△44,630 百万円)。現金は期首比で減少。
配当
- 配当実績・予想:
- 2025年3月期:中間 19.00 円、期末 19.00 円、年間 38.00 円
- 2026年3月期(予想):中間 20.00 円、期末 20.00 円、年間 40.00 円(修正なし)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は資料に明示なし(計算可能性はあるが資料上は–)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自社株買い等の新規発表は第1Qで特記なし(自己株式は小規模取得あり)。詳細は中長期方針参照。
セグメント別情報(要点)
- デジタルサービス:売上は若干減(443,345 百万円、△1.5%)だが、国内のオフィスサービス(ITサービス、セキュリティ、RICOH kintone plus 等)が伸長し、営業利益は小幅改善。
- デジタルプロダクツ:国内中心の販売前倒しやエトリア関連の営業により売上・利益が急伸(売上 +99.5%、営業利益 12,118 百万円)。構造改革や生産・開発体質強化の効果も寄与。
- グラフィックコミュニケーションズ:売上減(△5.8%)だが、ノンハードの利益寄与で実質増益。ただし円高で利益は圧迫。
- インダストリアルソリューションズ:売上大幅減(△14.3%)だが、コストコントロールで営業損益はほぼ横ばい(3 億円の損失)。
- その他:カメラ事業好調で増収増益。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画(第21次の最終年度):「デジタルサービスの会社」への変革を継続。第1Qはデジタルサービス(ストック収益)強化やデジタルプロダクツの収益改善で、収益構造改革の進捗が見られる。
- KPI達成状況:個別KPIは開示ページ参照(本短信では主要指標の進捗(売上・営業利益等)のみ記載)。第1Qの営業利益改善は中期目標に整合。
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との詳細比較は本資料に記載なし(–)。ただし業界全体ではオフィス機器の需要構造変化、サービス化・ストック化への移行が進行中。
- 市場動向:米国の新たな関税政策、為替(円高)がリコーの海外売上・価格競争力に影響。国内はIT投資やサービス需要で堅調。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(据え置き):売上 2,560,000 百万円(+1.3%)、営業利益 80,000 百万円(+25.3%)、親会社帰属当期利益 56,000 百万円(+22.5%)。
- 次期予想:–(未提示)
- 会社の前提(為替):通期想定為替は US$ = 141.14 円、EUR = 157.22 円(第1Q実績を一部反映し、以降は5月想定から変更なしで提示)。
- 予想の信頼性:第1Q実績と現時点の情報を基に据え置き。会社は関税費用増を想定するも、価格政策や対応で吸収可能と判断しているが、為替・関税等の外部要因の変動がリスク。
- リスク要因(主なもの):
- 米国の関税政策の追加措置や関連コスト
- 為替変動(円高は売上・利益にマイナス)
- 海外(特に米州・欧州)での需要減速
- 在庫増・キャッシュフロー動向
重要な注記
- 会計方針:IAS第21号(外国為替の取扱い)を新たに適用(重要な影響はないと開示)。
- 監査:当要約四半期連結財務諸表に対する監査法人によるレビューは実施されていない。
- その他:通期見通しは会社が合理的と判断する前提に基づくものであり、実際の業績は外部要因で変動する旨の開示あり。
注記・留意事項
- 本まとめは開示資料(2026年3月期 第1四半期決算短信)に基づく整理であり、投資助言・特定の売買推奨は行いません。
- 不明な項目は「–」と記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7752 |
| 企業名 | リコー |
| URL | http://www.ricoh.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 電機・精密 – 電気機器 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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