2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期予想の修正は「無」。中間決算は会社公表の中間予想が明示されていないため、通期予想に対する進捗率で評価すると、売上高は47.0%と概ね順調、営業利益は35.0%と季節性(下期偏重)を反映した進捗。特段の市場予想との比較は開示資料に記載なし(–)。
- 業績の方向性:増収増益(中間累計:売上高30,455百万円、前年同期比+21.9%;営業利益2,280百万円、同+51.5%)。
- 注目すべき変化:前年同期に計上された持分法関連の投資損失(695百万円)が当期に無かったこと等で経常利益が大幅改善(経常利益2,241百万円、前年同期比+234.3%)。またスポーツ事業(イトマン関連)の寄与で売上・セグメント構成が変化(スポーツ売上+76.7%)。
- 今後の見通し:通期業績予想(売上64,764百万円、営業利益6,526百万円、親会社株主に帰属する当期純利益3,815百万円)は据え置き。中間進捗は売上約47%、営業利益約35%で、同社の季節性(第3・4四半期に収益計上が集中)を踏まえると妥当な水準。
- 投資家への示唆:① 持分法損失の解消やイトマンの連結化で収益基盤が拡張。② 通期配当は創立50周年の記念配当を含め150円(予想)で、特別配当が今期の配当性向を大きく押し上げる点に注意(配当性向>100%想定)。③ 下期(第3・4四半期)での生徒募集/受講料計上に業績が依存するため、下期実績が通期達成の鍵。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ナガセ
- 主要事業分野:高等教育(東進ハイスクール等)、小中学生向け教育(四谷大塚等)、スポーツ事業(イトマンスイミング等)、ビジネススクール、出版・オンライン等
- 代表者名:代表取締役社長 永瀬昭幸
- URL:https://www.toshin.com
- 報告概要
- 提出日:2025年10月27日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算補足説明資料:有
- 決算説明会:有(アナリスト向け説明会:2025年11月14日)
- セグメント(報告セグメント)
- 高校生部門:東進ハイスクール、東進衛星予備校、早稲田塾等(高校生向け受験教育)
- 小・中学生部門:四谷大塚、木村塾等(小中生向け教育)
- スポーツ事業部門:イトマンスイミングスクール、イトマンスポーツスクエア等(スイミング・フィットネス等)
- ビジネススクール部門:東進ビジネススクール等(大学生・社会人向け)
- その他:出版、オンライン学校、こども英語塾、国際事業等
- 発行済株式等
- 期末発行済株式数(自己株式を含む):30,445,227株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:4,119,141株
- 期中平均株式数(中間期):26,326,086株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 決算説明会(アナリスト向け):2025年11月14日
- 株主総会:–(開示なし)
- その他IRイベント:決算説明資料を説明会後に掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想に対する進捗)
- 売上高:中間実績30,455百万円/通期予想64,764百万円=達成率47.0%
- 営業利益:中間実績2,280百万円/通期予想6,526百万円=達成率35.0%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績1,544百万円/通期予想3,815百万円=達成率40.5%
- サプライズの要因
- 主因:前年同期に発生した持分法による投資損失(695百万円)が当期に計上されなかったことにより、経常利益・純利益が大きく改善。
- スポーツ事業(イトマン)グループの連結効果により売上が大幅増(スポーツ売上+76.7%)。
- 費用面では新規模試開発、人件費増、イトマン連結による費用増が発生しているが、売上伸長で粗利・営業利益は改善。
- 通期への影響
- 会社は通期予想を据え置き。中間の進捗は上記の通りで、季節性(下期偏重)を考慮すると通期予想は達成可能性が高いと判断している旨の開示(ただし外部環境次第で変動)。
財務指標(要点)
- 財務諸表(抜粋)
- 総資産:91,066百万円(前期末90,107百万円、+959)
- 純資産:34,398百万円(前期末31,172百万円、+3,226)
- 流動資産:20,101百万円(前期末25,396→減少)
- 流動負債:18,124百万円(前期末20,750→減少)
- 現金及び預金:15,269百万円(前期末18,570百万円、△3,300)
- 投資有価証券:25,625百万円(前期末19,360百万円、+6,264)(時価評価増が主因)
- 収益性(中間累計、対前年同期)
- 売上高:30,455百万円(+21.9%、前年同期24,977百万円)
- 営業利益:2,280百万円(+51.5%、前年同期1,505百万円)
- 営業利益率:7.5%(2,280/30,455)(前年同期6.0% → 改善)
- 経常利益:2,241百万円(+234.3%、前年同期670百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,544百万円(+1,429百万円、前年同期114百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):58.66円(前年同期4.35円)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率:47.0%(通常ペースに近い、下期偏重の事業構造を考慮)
- 営業利益進捗率:35.0%(下期に利益が偏るため一見低めだが季節性を考慮)
- 純利益進捗率:40.5%
- 過去同期間との比較:売上・営業利益ともに前年同期比で改善。経常・純利益は前期の投資損失影響を除けば実勢改善が顕著。
- 財務安全性
- 自己資本比率:37.8%(前期末34.6%)→ 改善(目安:40%以上で安定とされるため「やや改善・ほぼ安定」)
- 負債合計/純資産(負債比率):56,667/34,398 ≒ 164.8%(負債依存度やや高め)
- 流動比率:流動資産20,101/流動負債18,124 ≒ 110.9%(短期支払能力は確保されているが余裕は中程度)
- 短期借入金:792→2,792百万円(短期借入増加点は注視)
- 効率性
- 総資産回転率(中間):売上30,455/総資産91,066 ≒ 0.334回(年換算でやや低め、教育・設備投資を要する事業特性反映)
- 売上高営業利益率の改善(6.0%→7.5%)は収益性向上を示す
- セグメント別(中間)
- 高校生部門:売上14,050百万円(+12.0%)、セグメント利益2,535百万円(+47.4%)
- 小・中学生部門:売上6,587百万円(+2.7%)、利益1,364百万円(+2.1%)
- スポーツ事業部門:売上8,979百万円(+76.7%)、利益339百万円(+10.4%)※イトマン関連の連結化寄与
- ビジネススクール部門:売上390百万円(△18.6%)、セグメント損失334百万円(損失拡大)
- その他:売上1,147百万円(+11.0%)、利益241百万円(+24.1%)
- 財務の解説
- 投資有価証券の時価評価増により固定資産(投資その他の資産)が増加し純資産拡大。
- 現預金は季節性の影響(募集期の資金回収等)で減少。短期借入金増は流動性確保のための一時的措置の可能性あり。
配当
- 中間配当:0円(実績)
- 期末(予想):150円(内訳:普通配当100円、記念配当50円)
- 年間配当予想:150円(前期実績:100円)
- 配当利回り:–(株価未提示のため算出不可)
- 配当性向(予想):150円/EPS(通期144.91円)=約103.5%(配当性向100%超え。創立50周年記念配当のため一時的に高水準)
- 特別配当の有無:有(創立50周年記念配当 50円を期末配当に含む)
- 株主還元方針:通常配当は維持しつつ、今回特別配当を実施。自社株買いは今回開示なし。
セグメント別情報(補足)
- 高校生部門:主力。校舎移転やAI活用講座、模試拡充で受講者数・売上が堅調に増加。セグメント利益率も改善。
- 小・中学生部門:堅調だが成長鈍化(+2.7%)。のれん償却(ヒューマレッジ)を含む。
- スポーツ事業部門:イトマンのグループ化に伴い売上が大幅増。収益性は改善したが、のれん償却(イトマン関連)を計上。
- ビジネススクール部門:売上減・損失拡大。IT・DX研修など新領域での取り組み強化中だが収益化に時間を要している。
- その他:出版・オンライン等で増収増益。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:明示的な数値目標は本資料に記載なし(事業拡大・DX/AI活用・スポーツ事業拡大等の戦略は継続)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:教育改革(英語教科化、プログラミング導入、大学入試改革)やDX・AI需要の高まりで教育コンテンツへの需要は変化・拡大。少子化・他業種参入で競争激化。
- 競合比較:同業他社との詳細比較は本資料に記載なし(–)。ただし、ブランド力(東進等)・模試網・スポーツ事業の拡張は差別化要因。
今後の見通し
- 業績予想
- 通期予想(変更なし):売上高64,764百万円(+17.2%)、営業利益6,526百万円(+34.1%)、経常利益6,373百万円(+64.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益3,815百万円(+95.0%)、1株当たり当期純利益144.91円
- 次期予想:–(未開示)
- 会社予想の前提条件:業績予想の前提等は別紙P.3参照(為替や原油などマクロ前提は本短信に詳細記載なし)
- 予想の信頼性:会社は中間期の進捗を踏まえ「通期見通しを据え置き」。同社は季節性の強い事業構造のため下期の募集動向が鍵。
- リスク要因:少子化による市場縮小、競争激化、為替・金融市場の変動、原価上昇(人件費ベースアップ)、新規事業の収益化遅延、M&A後の統合リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理:無
- 連結範囲の変更:当中間期に重要な変更は無(ただし前期末にイトマン関連をグループ化しており当期に寄与)
- その他:第1四半期に東進ハイスクール校舎に係る移転補償金244百万円を特別利益に計上。中間決算は公認会計士監査のレビュー対象外。
(注)
- 「–」は資料に記載が無かった項目または当短信からは判断できない項目です。
- 数値は原資料(百万円未満切捨て)に基づく。自己資本比率37.8%は「やや改善・ほぼ安定」という評価(目安:40%以上を安定とする観点から)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9733 |
| 企業名 | ナガセ |
| URL | http://www.toshin.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.5)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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