2025年12月期第3四半期 決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:第3四半期(累計)について会社の四半期別予想は提示されていないが、通期業績予想(2025/12)に対する進捗は高水準。なお、通期予想は「上方修正あり」としている(2025/11/12公表)。
- 業績の方向性:増収・増益(売上高2,598,079千円、前年同期比+19.6%;営業利益218,478千円、前年同期は営業損失▲130,208千円のため黒字転換)。
- 注目すべき変化:前年の累計は営業・経常・当期が赤字だったが、2025年Q3累計ではいずれも黒字化(営業利益 +348,686千円、経常利益 +353,971千円、親会社株主帰属四半期純利益 +238,051千円)。事業面では法人向け教育およびetudesが売上を牽引、海外教室型研修は不調。
- 今後の見通し:通期予想に対する進捗率は高く、営業利益進捗約83.8%、親会社株主帰属純利益進捗約90.4%と達成可能性は高い水準(ただし既に通期予想は修正済)。
- 投資家への示唆:売上・収益性が改善し黒字転換した点はポジティブ。現金は大幅増(+570,288千円)だが短期借入増加もあり(短期借入500,000千円)、自己資本比率は低下(62.3%→55.1%)。通期修正の前提・M&A/グループ再編(子会社吸収合併)などポスト決算の動きも注視。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:アルー株式会社
- 主要事業分野:人材育成事業(法人向け教育、クラウド型eラーニング「etudes」、海外教室型研修等)
- 代表者名:代表取締役社長 落合 文四郎
- URL:https://www.alue.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2025年1月1日~2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計)
- 決算説明会:有(個人・機関投資家向け)
- 決算補足資料:有
- セグメント:
- 単一報告セグメント:人材育成事業(ただしサービス別に記載あり)
- 法人向け教育(教室型研修等)
- etudes(クラウド型eラーニング)
- その他(海外教室型研修等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):2,554,400株
- 期末自己株式数:6,533株
- 四半期累計期間平均株式数:2,545,355株
- 時価総額:–(株価情報は提供資料に非記載)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料(第3四半期)公表済(2025/11/12)
- IRイベント:決算説明会あり(個人・機関向け)
- その他:2025/11/01に連結子会社の吸収合併(株式会社エナジースイッチ)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社四半期別予想は未提示のため、通期予想(通期: 売上3,568,000千円、営業利益261,000千円、当期純利益156,000千円)に対する進捗で評価)
- 売上高:2,598,079千円、通期予想達成率 約72.8%(進捗高め;通期上方修正あり)
- 営業利益:218,478千円、通期予想達成率 約83.8%(進捗高め)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:141,025千円、通期予想達成率 約90.4%(非常に高い進捗)
- サプライズの要因:
- 法人向け教育の大型案件獲得と納品進捗、etudesのARPU改善、直近で連結した子会社(エナジースイッチ、クインテグラル)の寄与により売上・利益が上振れ。加えてマーケティング等の費用見直しにより販管費抑制、売上総利益率改善。
- 通期への影響:
- 通期予想は上方修正済み(2025/11/12)。9月末時点での進捗は高水準であり、現時点では通期予想達成の可能性は高いと判断できる。ただし短期借入増や海外事業の低迷、外部環境リスクは留意事項。
財務指標
- 財務諸表要点(単位:千円)
- 売上高(第3Q累計):2,598,079(前年同期 2,172,305、前年比 +19.6%)
- 売上総利益:1,617,141(前年同期 1,283,031、前年比 +26.0%)
- 販管費:1,398,663(前年同期 1,413,239、ほぼ横ばい)
- 営業利益:218,478(前年同期 営業損失▲130,208 → 黒字転換、増減額 +348,686千円)
- 経常利益:222,561(前年同期 経常損失▲131,410 → 黒字転換、増減額 +353,971千円)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:141,025(前年同期 四半期純損失▲97,025 → 増減額 +238,051千円)
- 総資産:2,365,379(前年末 1,901,736、増加 +463,643千円)
- 純資産:1,304,509(前年末 1,184,843、増加 +119,666千円)
- 自己資本比率:55.1%(前年末 62.3%)(目安:40%以上で安定 → 55.1%:安定水準だが前年から低下)
- 収益性
- 売上高:2,598,079千円(前年同期比 +19.6%)
- 営業利益:218,478千円(前年同期差 +348,686千円、黒字転換)
- 営業利益率:8.41%(218,478 / 2,598,079)(目安:業種によるが改善傾向)
- 経常利益:222,561千円(前年同期差 +353,971千円)
- 親会社株主帰属四半期純利益:141,025千円(前年同期差 +238,051千円)
- 1株当たり四半期純利益(累計):55.41円(前年同期 △38.18円)
- 収益性指標(簡易算出)
- ROE(当四半期累計ベース):
- 単純実績値 = 141,025 / 1,302,000 ≒ 10.8%(自己資本=1,302,000千円を参照、目安: 8%以上で良好 → 10.8%:良好)
- 年率換算(参考) ≒ 14.4%
- ROA(当四半期累計ベース):
- 単純実績値 = 141,025 / 2,365,379 ≒ 6.0%(目安: 5%以上で良好 → 6.0%:良好)
- 年率換算(参考) ≒ 8.0%
- 進捗率分析(通期予想比)
- 通期売上進捗率:約72.8%(通常ペースより高め)
- 通期営業利益進捗率:約83.8%(高め)
- 通期純利益進捗率:約90.4%(非常に高め)
- 過去同期間との比較:前年は赤字のため単純比較は難しいが、黒字転換かつ増収で改善ペースは明確
- キャッシュフロー
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:作成していない(注記事項より)
- 現金及び預金残高:1,392,935千円(前期末 822,647千円、増加 +570,288千円)(現金増加は良好)
- 短期借入金:500,000千円(前期末 200,000千円、増加 +300,000千円)→ 運転資金の新規借入
- フリーCF等:四半期CF未作成のため金額不明(→ 表示は –)
- 営業CF/純利益比率:データ不足により算出不可(→ –)
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの明細は非掲載ため詳細のQoQ変化率は –。ただし9月末累計で黒字化を確認。
- 季節性:法人向け新人導入研修は中間までに納品が進むため季節要因あり(記載あり)。
- 財務安全性
- 自己資本比率:55.1%(安定水準、ただし前年62.3%から低下)
- 流動比率(概算):流動資産1,948,117 / 流動負債913,890 ≒ 213%(流動性は良好)
- 負債合計:1,060,869千円(増加 +343,976千円)→ 短期借入増が主因
- 効率性
- のれん償却額が増加(前年第3Q 7,934千円 → 当第3Q累計 27,282千円)※M&A関連ののれん償却負担増
- 減価償却費(のれん除く):27,286千円(前年 27,531千円)
- セグメント別(サービス別)状況(単位:千円、前年比)
- 法人向け教育:2,169,035(+22.1%) — 主力、教室型研修の大型受注・納品が寄与
- etudes:326,968(+22.0%) — 利用企業数一時減少したがARPU向上で売上増
- その他(海外教室型研修等):102,075(▲19.8%) — 中国・シンガポール子会社で受注低調
特別損益・一時的要因
- 特別利益:該当なし(当第3四半期連結累計期間)
- 特別損失:該当なし(当第3四半期連結累計期間)。前期には固定資産除却損2,433千円が計上されている。
- 一時的要因の影響:当期は子会社の連結化(エナジースイッチ、クインテグラル)による増収効果と、費用見直しによる利益率改善が主因。特別損益は無く、業績改善は事業活動ベースと判断可能。
- 継続性の判断:連結化効果やARPU改善は継続可能性あり。一方で大型案件の有無や海外受注のばらつきは注意。
配当
- 配当実績・予想:
- 中間配当(第2四半期末):0.00円(2025/12期)
- 期末配当(予想):7.00円(通期合計 7.00円)
- 直近公表の配当予想から修正なし
- 配当性向(会社予想ベース):約11.4%(7.00円 / 1株当たり当期純利益61.62円)(低め:内部留保・成長投資余地を反映)
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし
設備投資・研究開発
- 設備投資額:明示なし(→ –)
- 減価償却費:27,286千円(前年同期 27,531千円)
- のれんの償却額:27,282千円(前年同期 7,934千円)→ のれん償却負担増(M&A関連)
- R&D費用(etudes等):具体額の開示なし(資料では投資を「絞る」旨の記載あり)
受注・在庫状況(該当する業種のため簡易記載)
- 受注状況・受注残高:明示なし(→ –)
- 在庫状況:棚卸資産は少額(仕掛品 475千円 等)、業種的に在庫は重要でない
セグメント別情報
- セグメントは単一(人材育成)。サービス別の貢献度は上記のとおり。
- 成長寄与:法人向け教育・etudesが売上増を牽引。海外(中国・シンガポール)は前年並み案件がなく低調。
- 地域別売上:国内中心、海外は減少(海外売上は減少19.8%)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の明示的な進捗指標は資料に記載なし(→ –)。
- KPI等:特に開示なし。事業方針として生成AI等の動向に対応したサービス開発に言及。
競合状況や市場動向
- 市場動向:生成AIの進展が人材育成ビジネスにも波及しており、新しい研修・サービス提供が求められている点を認識している旨記載。
- 競合比較:具体的な同業他社との比較データは開示なし(→ –)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2025/12):売上 3,568,000千円(+15.5%)、営業利益 261,000千円、経常利益 258,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益 156,000千円、1株当たり当期純利益 61.62円
- 直近公表の業績予想は「上方修正あり」(2025/11/12)。修正理由は資料参照。
- 予想の信頼性:第3Q時点の進捗率は高く達成可能性は高いが、海外受注の不確実性や短期借入増加といったファイナンス面の変化、受注の偏在(大型案件依存)には留意が必要。
- リスク要因:
- マクロリスク(世界情勢、景気下振れ)
- 為替・海外市場の不確実性(海外事業低迷)
- のれん償却負担の増加(利益圧迫要因)
- 短期借入増による資金調達コスト増加
重要な注記
- 会計方針の変更:法人税等に関する会計基準(2022年改正会計基準)を期首より適用。財務諸表への影響はないと明示。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。
- 重要な後発事象:連結子会社である株式会社エナジースイッチを2025/11/01付で吸収合併(共通支配下の取引として会計処理予定)。合併の目的は経営資源の集中と効率化。
注)本まとめは提供された決算短信に基づく事実整理と解説に限定しています。投資判断につながる具体的な助言は行っていません。不明項目は「–」で示しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7043 |
| 企業名 | アルー |
| URL | https://www.alue.co.jp/ |
| 市場区分 | グロース市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.7)」によって自動生成されました。
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