2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 通期業績予想を本日(2025年11月7日)修正(有)。中間期に固定資産売却益23,162百万円を特別利益として計上したため、当期中間純利益が大幅上振れ(親会社株主に帰属する中間純利益18,508百万円、前年同期比 +146.1%)。(上振れ)
- 業績の方向性: 売上高は増収(269,921百万円、前年同期比 +3.4%)だが、営業利益は減益(6,972百万円、前年同期比 △32.6%)――増収減益。
- 注目すべき変化: 中間期での特別利益計上(固定資産売却益23,162百万円)により中間純利益が大幅改善。一方、営業ベースでは原料高・物流等コスト上昇や販売数量の減少で営業利益が大きく落ち込む。
- 今後の見通し: 通期売上高は540,000百万円(通期進捗約50.0%)、営業利益は15,000百万円(進捗約46.5%)。特別利益を除いた通期の親会社株主に帰属する当期純利益見通しは9,000百万円(会社提示)であり、中間で特別利益を計上した影響で純利益の進捗は大きくなっている。通期予想は修正済み(詳細は同社発表参照)。
- 投資家への示唆: 中間期の純利益は特別利益が主因であり、継続的な収益力を判断するには営業利益・事業セグメントの推移、及び特別要因を除いた純利益(会社提示の9,000百万円)を重視すべき。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:日清オイリオグループ株式会社
- 主要事業分野:食用油・加工油脂、油脂・油糧および加工食品・素材、ファインケミカル(化粧品原料等)等の製造販売
- 代表者名:代表取締役社長 久野 貴久
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月7日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明会資料作成:有(2025年11月14日 ライブ配信・資料掲載)
- セグメント:
- グローバル油脂・加工油脂事業:チョコレート用油脂等の加工油脂、業務用食用油など(海外含む)
- 油脂・油糧および加工食品・素材事業:油脂・油糧(業務用・加工用・ホームユース等)、加工食品・素材(チョコレート関連製品、MCT等)
- ファインケミカル事業:化粧品・トイレタリー原料、植物性工業油等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):33,716,257株
- 期末自己株式数:2,331,977株
- 中間期平均株式数:31,985,537株
- 今後の予定:
- 決算説明会:2025年11月14日(資料掲載・ライブ配信、アナリスト・機関投資家向け)
- IRイベント:決算説明会(上記)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の当中間実績と会社予想は中間期について別途の期中目標は未表示。通期予想は修正あり)
- 売上高:実績269,921百万円(前年同期比 +3.4%)。通期予想540,000百万円に対する進捗率 約50.0%。
- 営業利益:実績6,972百万円(前年同期比 △32.6%)。通期予想15,000百万円に対する進捗率 約46.5%。
- 親会社株主に帰属する中間純利益:実績18,508百万円(前年同期比 +146.1%)。ただし特別利益(固定資産売却益23,162百万円)を含むためサプライズの主要要因は一時項目。
- サプライズの要因:
- 上振れ要因:固定資産売却益23,162百万円(特別利益)計上により中間純利益が大幅に上振れ。
- 下振れ要因(営業面):原材料(菜種等)・エネルギーコスト上昇、物流・包材コスト上昇、消費者の節約志向によるホームユース販売数量減などで営業利益が減少。
- セグメント別寄与:グローバル油脂の販売数量増・売価上昇で売上は拡大したが、原価上昇やパーム油の時価評価損で減益。油脂・油糧部門は販売数量減や粗利低下で減益。加工食品・素材は価格改定で増収増益。
- 通期への影響:
- 特別利益を除いた通期予想(会社開示)は親会社株主に帰属する当期純利益9,000百万円。中間での特別利益計上分を除くと通期業績の達成可能性は、営業利益や原料価格の推移、販売数量の回復状況に依存する。会社は通期予想を修正済み(詳細は修正資料参照)。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 資産合計:429,940百万円(期末、2025年9月30日)
- 純資産合計:212,405百万円
- 自己資本(会社記載):201,156百万円
- 自己資本比率:46.8%(安定水準、目安40%以上)
- 主要損益(中間期、単位:百万円)
- 売上高:269,921(前年同期261,170、増減率 +3.4%、増加額 +8,751)
- 営業利益:6,972(前年同期10,344、増減率 △32.6%、減少額 △3,372)
- 営業利益率:6,972 / 269,921 = 約2.58%(業種平均確認必要)
- 経常利益:5,971(前年同期8,913、△33.0%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:18,508(前年同期7,520、+146.1%)※特別利益含む
- 1株当たり中間純利益(EPS):578.64円(前年同期232.01円、+)
- 収益性指標(中間期ベース、注:年換算の説明を併記)
- 推定(中間期を年率換算した参考値)
- 年率化した親会社利益 ≒ 18,508 ×2 = 37,016百万円
- ROE(推定)= 37,016 / 201,156 ≒ 18.4%(目安:8%以上で良好、10%以上で優良)※中間期数値の年率換算による参考値
- ROA(推定)= 37,016 / 429,940 ≒ 8.6%(目安:5%以上で良好)
- 営業利益率:約2.6%(業種平均との比較は別途必要)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:269,921 / 540,000 = 約50.0%(概ね均等進捗)
- 営業利益進捗率:6,972 / 15,000 = 約46.5%(通期達成に向け中間での余地はあるが保守的)
- 純利益進捗率(通期予想23,500百万円に対して):18,508 / 23,500 = 約78.8%(ただし一時利益を含むため参考値)
- 調整後(特別利益除く会社想定の通期純利益9,000百万円):中間実績は18,508で約205.6%(一時利益の反映)
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:△2,532(前年同期は+7,955)→ 営業活動でのキャッシュ流出。主因は棚卸資産の増加(△8,517)等。
- 投資CF:△361(前年同期△3,966)→ 固定資産売却収入21,052が大きく寄与、有形固定資産取得支出209,41(支出)と相殺。
- 財務CF:+12,114(前年同期△4,424)→ 長期借入金による収入25,000が主因、自己株式取得-5,204、配当支払-2,920。
- フリーCF(営業CF – 投資CF):△2,532 – (△361) = △2,171百万円(マイナス)
- 現金同等物残高:24,032百万円(中間期末、前期末16,342百万円)増加(+9,690百万円)
- 営業CF/純利益比率:営業CF(△2,532) / 親会社中間純利益(18,508) ≒ △0.14(目安1.0以上で健全。中間は一時要因で乖離)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細数値は別表参照。季節性は加工食品やホームユース商況等で一部影響ありと説明。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:46.8%(安定水準)
- 有利子負債(短期借入31,987 + 長期借入65,127)= 97,114百万円。現金24,032を差し引いたネット有利子負債 ≒ 73,082百万円。
- 負債/自己資本比率(有利子負債 / 自己資本) ≒ 97,114 / 201,156 = 0.48(48%、過度ではない)
- 流動比率(流動資産252,034 / 流動負債113,398) ≒ 222%(良好、100%以上が目安)
- 効率性:総資産回転率等は別途計算が必要(記載なし)。
- セグメント別(中間期、単位:百万円)
- グローバル油脂・加工油脂:売上 65,566(+20.6%)、営業利益 1,447(△40.4%)
- 油脂・油糧および加工食品・素材:売上 191,520(△1.4%)、営業利益 4,841(△32.9%)
- 内訳:油脂・油糧 売上 154,284(△2.1%)、営業利益 2,779(△52.2%);加工食品・素材 売上 37,236(+1.3%)、営業利益 2,062(+47.5%)
- ファインケミカル:売上 7,612(+4.5%)、営業利益 873(+1.9%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 23,162百万円(当中間期に計上)
- 特別損失:減損損失 1,567百万円、固定資産除却損 237百万円等
- 一時的要因の影響: 特別利益が中間純利益を大きく押し上げているため、当期純利益の水準は一時的要因の影響が大きい。継続的な収益力を評価するには特別項目を除いた業績(会社は通期で9,000百万円を想定)での比較が必要。
- 継続性の判断: 固定資産売却益は一時的な項目であり、継続性は低い(今後は発生しない可能性が高い)。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当(第2四半期末):90.00円(2026年3月期 中間実績)
- 期末配当(予想):90.00円
- 年間配当予想:180.00円(修正なし)
- 配当利回り:–(株価情報が必要)
- 配当性向:–(通期予想純利益23,500百万円ベースで算出可:年間配当総額 = 90円×発行済株式数(自己株除く調整必要)→詳細は別途)
- 特別配当:なし
- 株主還元方針:自己株式の取得実績あり(当中間期に普通株式1,053,700株取得、自己株式取得費用5,146百万円増加)
設備投資・研究開発
- 設備投資(中間期)
- 有形固定資産取得による支出:20,941百万円(投資CFの主項目)
- 有形固定資産売却収入:21,052百万円(固定資産売却での収入)
- 減価償却費:5,657百万円(中間期)
受注・在庫状況(該当記載分)
- 在庫状況:
- 棚卸資産:113,035百万円(中間期末、前年同期末103,282百万円、前年同期比 +9,753百万円)
- 棚卸資産の増加(中間期の営業CF悪化要因の一つ)
セグメント別情報(要点)
- グローバル油脂・加工油脂:売上増(主にマレーシアでのスペシャリティファット等の販売増)、営業利益は原価上昇とパーム油の時価評価損で減少。
- 油脂・油糧および加工食品・素材:油脂・油糧は販売数量減と粗利低下で減収減益。加工食品・素材は価格改定により増収増益。
- ファインケミカル:国内での新規採用寄与で増収、利益はほぼ横ばい。
- 地域別売上:日本 191,396百万円(構成比70.9%、前中間74.7%→低下)、アジア 44,862百万円(構成比16.6%、増加)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画「Value UpX」(2025-2028):ROE 8.0%以上、ROIC 6.0%以上(2028年度目標)。中間決算は特別要因によりROE推定は高水準だが、営業利益・資産効率の改善が中期計画達成には重要。
競合状況や市場動向
- 市場環境:食料品価格上昇に伴う消費者の節約志向、原料・エネルギー・物流コストの上昇、為替変動(ドル/円の変動)等が業績に影響。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)修正後予想(会社公表、単位:百万円)
- 売上高 540,000(前期比 +1.7%)
- 営業利益 15,000(前期比 △22.2%)
- 経常利益 14,000(前期比 △22.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益 23,500(前期比 +82.9%)※当中間期に特別利益計上の影響含む
- 1株当たり当期純利益 747.69円
- 会社は通期見通しの一部を修正(2025年11月7日発表)。特別利益を除いた通期純利益想定は9,000百万円。
- 予想の信頼性:中間での特別利益計上があるため、営業ベースの回復(原料価格・販売数量・価格改定の実効性)が通期見通し達成の鍵。
- リスク要因:為替変動、原材料(大豆・菜種・パーム)価格の変動、エネルギー・物流コスト、消費者の節約志向、地政学リスク等。
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 連結範囲の変更:有(除外1社:株式会社ゴルフジョイ 等)
- 第2四半期決算短信は監査レビューの対象外(注記あり)。
- 重要な後発事象:第15回・第16回無担保社債発行(各5,000百万円、利率1.531%/2.174%、資金使途:借入金返済)。
(注)本まとめは提供資料に基づく事実の整理であり、投資助言を意図するものではありません。不明な項目は「–」と記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2602 |
| 企業名 | 日清オイリオグループ |
| URL | http://www.nisshin-oillio.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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