1. 企業概要

岩谷産業は、産業用・家庭用ガスを主力とする総合エネルギー商社です。国内LPガス市場で首位の座を占め、液化石油ガス(LPG)の供給から関連機器の販売まで幅広く展開しています。近年は、水素エネルギー事業を戦略の柱と位置づけ、水素社会実現に向けたインフラ整備を推進しています。その他、産業ガスや鉄鋼・非鉄金属、セグメント別ではマテリアル事業も手掛けており、多角的な事業ポートフォリオを持つ企業です。

  • 主力製品・サービスの特徴
    • 総合エネルギー: LPガス(家庭用・業務用・産業用)、LNG、石油製品、カセットこんろ・ボンベなど。安定的なエネルギー供給と利便性の高い製品を提供。
    • 産業ガス・機械: 水素、ヘリウム、酸素、窒素などの産業用ガスの製造・供給。水素ステーションの運営、半導体製造装置、産業ロボットも手掛け、先端産業を支える。
    • マテリアル: PET樹脂、レアアース、ステンレス、バッテリー関連材料など、幅広い産業向け素材を提供。低環境負荷素材にも注力。
  • 収益モデル
    • LPガスや産業ガスの供給は、顧客との長期契約に基づくストック型が中心であり、安定的な収益基盤を形成しています。しかし、これらの事業は市況変動の影響も受けやすい側面があります。
    • マテリアルや機械設備の販売はフロー型が主体ですが、メンテナンスや更新需要で継続的な収益も期待されます。
    • 主要顧客は企業(B2B)ですが、家庭用LPガスやカセットこんろを通じて一般消費者(B2C)とも接点を持っています。
  • 技術的独自性や参入障壁
    • 国内LPガス事業における長年の実績と、効率的かつ広範囲にわたる供給インフラは高い参入障壁となっています。
    • 水素エネルギー分野では、製造・貯蔵・輸送・利用までの一貫したバリューチェーン構築に早期から取り組み、水素ステーション整備で国内をリードしており、技術的知見と実績を強みとしています。特殊ガスの供給ノウハウも独自性があります。

2. 業界ポジション

  • 業界内での推定市場シェアまたはポジション
    • LPガス事業においては国内で確固たる首位の地位を確立しています。
    • 水素エネルギー分野では、水素ステーションの建設・運営において国内を牽引する企業の一つです。
  • 市場動向と企業の対応状況
    • LPガス市場: 需要は安定しているものの、エネルギー多様化や省エネ化の進展により国内市場は成熟期に入っています。岩谷産業は高付加価値化や災害対応、効率的な供給体制で対応を図るほか、海外展開も強化しています。
    • 水素エネルギー市場: 世界的な脱炭素化の動きが加速する中で、水素は次世代エネルギーとして注目されており、市場規模の拡大が期待されています。同社は、水素供給インフラの整備や、経済産業省の支援認定を受けるなど、積極的に投資・事業展開を進めています。
    • 産業ガス・マテリアル市場: 世界経済の動向、特に中国の景気や半導体市場、レアアースなどの資源・素材市況に大きく影響されます。同社は低環境負荷素材の開発・販売を強化し、持続可能な社会への貢献を目指しています。
    • 直近の中間期決算では、LPガス輸入価格の下落やヘリウム市況の軟化が、総合エネルギー事業および産業ガス・機械事業の収益にマイナスの影響を与えています。
  • 競合に対する相対的な強み・弱み
    • 強み:
    • LPガスにおける広範な供給網と圧倒的な市場シェア。
    • 水素エネルギー事業における先駆者としての実績と将来性。
    • エネルギー、産業ガス、マテリアルと多岐にわたる事業ポートフォリオによるリスク分散。
    • 弱み:
    • LPガスや一部産業ガスの市況変動が収益に与える影響が大きい点。
    • 卸売業全体として、製造業と比較して利益率が低い傾向。
  • 【定量比較】業界平均との財務指標比較
指標 岩谷産業 (実績/予想) 卸売業 (業界平均) *1 評価
PER(会社予想) 7.94倍 12.1倍 割安
PBR(実績) 0.97倍 1.0倍 やや割安
ROE(実績) 10.81% 10.0%以上と推測 良好
営業利益率(過去12か月) 2.14% データなし やや低い

*1 業界平均は提供された「その他」データの卸売業平均値、または同業他社比較に基づく推定値。

  • 【同一業種区分企業比較】
    • 同一業種区分企業との財務指標比較(PER/PBR/ROE/営業利益率)データは提供されておりません。

3. 経営戦略

  • 経営陣のビジョンと中期経営計画
    • 同社は中期経営計画「PLAN27」(2028年3月期を最終年度)を推進しており、脱炭素社会の実現と事業成長の両立を目指しています。特に、水素事業を次世代成長の柱と位置づけ、積極的に投資と事業展開を行う方針です。
  • 重点投資分野と成長戦略
    • 水素エネルギー事業: 製造から供給、利用までの一貫したバリューチェーン構築に注力。経済産業省の「国産既存低炭素水素供給拠点整備事業」における価格差支援認定を受け、合同会社の設立も予定(2027年3月)。
    • 低環境負荷素材: 環境規制強化やSDGs意識の高まりに対応し、PET樹脂等の環境配慮型マテリアルの開発・販売を強化。
    • 既存基盤事業の強化: LPガス事業では、安定供給体制の維持に加え、効率化や高付加価値化を進め、収益基盤を安定化させます。
  • 最近の適時開示情報
    • 2026年3月期第2四半期決算短信(2025年11月11日発表)において、水素関連事業が経済産業省の支援認定を受け、新会社設立を予定している旨が言及されています。また、東京都との「まほろば」活用に関する基本協定締結も開示されています。会計上では、2024年11月に実施した企業結合(アイエスジー社)に関する暫定会計処理が確定し、のれん等の金額調整が行われました。
    • 2024年10月1日には、普通株式1株につき4株の株式分割を実施しています。
  • これらが今後の業績に与える影響
    • 水素エネルギー事業への重点投資は、中長期的な売上・利益成長のドライバーとなることが期待されます。政府の支援や自治体との連携は、事業の加速を後押しするでしょう。ただし、初期投資負担が大きく、本格的な収益貢献には時間を要する可能性があります。
    • 低環境負荷素材の強化は、グローバルな環境意識の高まりに応え、マテリアル事業の安定成長に寄与すると考えられます。
    • LPガス事業は市況変動リスクが大きいものの、安定的な固定顧客基盤が下支えとなり、収益の急激な悪化を防ぐ緩衝材となる見込みです。

4. 財務分析

  • 【収益性】
    • ROE(実績): 10.81%(過去12ヶ月では11.87%)。ベンチマークの10%を上回っており、株主資本の活用効率は良好です。
    • ROA(過去12か月): 3.03%。ベンチマークの5%を下回っており、総資産を効率的に活用できているとは言えません。これは卸売業の特性や、水素事業への先行投資の影響も考えられます。
    • 営業利益率(過去12か月): 2.14%。第2四半期中間期での営業利益率は2.63%とさらに低い水準です。これはLPガス市況やヘリウム市況の軟化、一部販売不振によるもので、本業の収益性に課題を残します。
  • 【財務健全性】
    • 自己資本比率(実績): 44.3%(中間期では46.9%)。業界標準と比較しても健全な水準(目安40%以上)を維持しており、財務基盤は安定しています。
    • 流動比率(直近四半期): 1.31倍。健全性の目安とされる200%(2倍)を下回っています。卸売業の特性上、棚卸資産の回転率が高い場合もありますが、短期的な支払能力については、改善の余地があると言えます。
    • D/Eレシオ(中間期): 0.63倍(ネットD/Eレシオは0.57倍)。健全性の目安である1倍を下回っており、有利子負債は適切に管理されています。
  • 【成長性】
    • 売上高成長率: 過去数年は増加傾向にあり(2025年3月期:+4.1%、2026年3月期予想:+6.0%)、直近第2四半期累計では前年同期比+2.3%と緩やかな成長。
    • 利益成長率: 過去の純利益は変動が見られますが、2026年3月期は+20.6%の増益予想です。直近第2四半期純利益は前年同期比+51.1%と大幅増ですが、これは主に固定資産売却益などの一時的要因によるものです。
  • 【キャッシュフロー(当中間期)】
    • 営業CF: 23,029百万円(前年同期比+9,771百万円)。大幅な増加で事業活動による資金創出能力は良好です。
    • 投資CF: △2,704百万円(前年同期比+28,167百万円改善)。有形固定資産売却収入(22,064百万円)が大きく寄与し、投資による資金流出が抑制されています。
    • 財務CF: △21,936百万円(前年同期は+10,163百万円)。配当支払や借入金・コマーシャル・ペーパーの純減により、資金流出となっています。これは負債の返済や株主還元に資金が充当されたことを示唆します。
    • FCF(フリーキャッシュフロー): 約25,733百万円(営業CF 23,029百万円 – 投資CF △2,704百万円)。非常に潤沢なフリーキャッシュフローを創出しており、内部資金による投資や株主還元が可能な状況です。過去12か月では52,160百万円。
    • 営業CF/純利益比率: 1.13。1.0を上回っており、利益の質は健全と言えます。
    • 配当カバレッジ比率: 2.13倍。営業キャッシュフローが配当支払額を十分に上回っており、配当の支払い能力は高いです。
  • 【セグメント別分析(当中間期)】
    • 総合エネルギー事業: 売上高156,492百万円(前年同期比△0.5%)、営業利益△2,111百万円(営業損失)。LPガス輸入価格の下落やカセットこんろ・ボンベの販売低調が収益を圧迫。
    • 産業ガス・機械事業: 売上高132,447百万円(同+3.0%)、営業利益5,823百万円(同△21億65百万円減益)。水素関連は販売増も、中国需要低迷やヘリウム市況軟化、機械設備出荷減が影響。
    • マテリアル事業: 売上高104,955百万円(同+5.8%)、営業利益6,074百万円(同ほぼ横ばい)。レアアース、低環境負荷PET、新規連結のステンレス販売が牽引するも、ミネラルサンド・機能性フィルムは低調。
    • 成長ドライバーと課題セグメント:
    • 成長ドライバー: マテリアル事業(低環境負荷素材)、産業ガス・機械事業(水素関連)。
    • 課題セグメント: 総合エネルギー事業(LPガス市況変動と営業損失)、産業ガス・機械事業の一部(中国経済、ヘリウム市況)。
  • 【四半期進捗】
    • 通期予想(売上高936,400百万円、営業利益49,100百万円、純利益48,800百万円)に対する第2四半期累計の進捗は以下の通りです。
    • 売上高: 43.7%(通期予想に対し順調な進捗)
    • 営業利益: 21.9%(進捗遅れ、やや弱含み)
    • 純利益: 41.6%(良好、ただし一時的な特別利益が寄与)
    • 営業利益の進捗は過去と比較しても遅れており、通期達成には下半期での大幅な巻き返しが不可欠です。市況回復とコスト管理の徹底が重要となります。

5. 株価分析

  • 【現在の水準】
    • 株価: 1,684.0円
    • PER(会社予想): 7.94倍。卸売業の業界平均PER12.1倍と比較して割安な水準にあります。
    • PBR(実績): 0.97倍。業界平均PBR1.0倍と比較してやや割安な水準です。
    • EPS(会社予想): 212.03円
    • BPS(実績): 1,731.69円
    • EPS/BPSベースの理論株価レンジ:
    • 業種平均PER基準の目標株価: 2,487円
    • 業種平均PBR基準の目標株価: 1,732円
    • 現在株価は、PER基準では割安、PBR基準ではほぼ適正水準と判断できます。
  • 【テクニカル】
    • 52週高値・安値との位置関係: 現在株価(1,684.0円)は52週高値1,846円、安値1,166円に対し、レンジの約76.2%の位置にあり、比較的高値圏で推移しています。
    • 移動平均線との位置関係: 5日、25日、75日、200日の全ての移動平均線(それぞれ1,662.90円、1,645.54円、1,643.37円、1,557.82円)を現在の株価が上回っています。これは、短期から中長期にわたり、上昇トレンドにあることを示唆しています。
    • トレンドシグナル: 全ての移動平均線が上向きであり、株価がそれらを上回っていることから、強気トレンドにあると判断できます。明確なゴールデンクロス/デッドクロスはデータからは読み取れませんが、全体的な整合性は高いです。
  • 【市場との比較】
    • 日経平均比: 1ヶ月では日経平均を上回るパフォーマンスですが、3ヶ月、6ヶ月、1年では日経平均を大きく下回っています。
    • TOPIX比: 1ヶ月ではTOPIXとほぼ同程度のパフォーマンスです。

6. リスク評価

  • ベータ値による市場感応度: ベータ値0.23と非常に低い水準であり、市場全体の変動に対して株価が大きく変動しにくい、ディフェンシブな特性を持つと考えられます。
  • 決算短信記載のリスク要因:
    • LPガス輸入価格、ヘリウム等特殊ガスの市況変動が業績に影響を与える可能性があります。
    • 中国向け需要の変化や原材料価格の変動もリスク要因です。
    • 為替レートの変動も、輸入コストや海外事業の収益に影響を与えます。
    • エネルギー政策や環境規制の変更は、事業に直接的な影響を及ぼす可能性があります。
  • 事業特有のリスク:
    • エネルギー市況リスク: 原油価格やガス価格の変動は、LPガス事業の収益性を大きく左右します。
    • 技術競争リスク: 水素エネルギー分野は今後の成長が期待される一方で、技術革新が急速に進むため、競合他社との技術開発競争や技術の陳腐化リスクが存在します。
    • 国際情勢リスク: 海外事業比率が16%(2025年3月期計画)と高く、地政学リスクや各国の経済状況、貿易政策などが業績に影響する可能性があります。
  • 52週レンジにおける現在位置: 現在株価は52週レンジの高値圏(76.2%の位置)にあり、既に市場の高評価を一部織り込んでいる可能性があります。

7. 市場センチメント

  • 信用取引の状況: 信用買残が1,117,500株に対し、信用売残は40,700株と少なく、信用倍率は27.46倍と高い水準です。これは投資家が多く買い持ちしており、将来的な売り圧力が存在する可能性を示唆します。しかし、ベータ値の低い銘柄であることから、必ずしも短期的な下落を示唆するものではありません。
  • 株主構成と大株主の動向:
    • 日本マスタートラスト信託銀行(信託口)(11.83%)や日本カストディ銀行(信託口)(4.26%)といった機関投資家が上位株主であり、安定した保有基盤が見られます。
    • 公益財団法人岩谷直治記念財団(7.06%)、岩谷産業泉友会、イワタニ炎友会といった会社の関連組織が大株主に名を連ねており、安定株主として経営を支えています。
  • 経営陣の持株比率と安定株主の状況:
    • インサイダー保有比率が17.69%と一定水準あり、経営陣が株主価値向上にコミットしていることが推測されます。
    • 上記の安定株主の存在は、株価の安定性や経営の長期的な視点での運営に寄与していると考えられます。

8. 株主還元

  • 配当利回り: 会社予想配当利回り(2.79%)は、現在の低金利環境下において比較的魅力的な水準です。
  • 配当性向: 会社予想での通期配当性向は22.2%(過去12ヶ月では34.29%)と、利益の再投資と株主還元のバランスが取れた適切な水準です。
  • 配当の継続性・増配傾向: 2026年3月期の年間配当予想は47.00円で、前期実績と同額です。過去の配当履歴を見ると、株式分割を考慮しても安定した配当を継続し、かつ増配傾向にあることが伺えます。5年間平均配当利回りは1.79%であり、現在の利回りがそれより高いことからも、配当額の増加傾向が確認できます。
  • 自社株買いの実績と方針: 提供された情報には、自社株買いの実績や今後の方針に関する具体的な記載はありません。

9. 総合評価

  • 【投資ポイント】
    • 水素社会実現に向けた戦略的ポジショニング: 脱炭素化の世界的潮流の中で、水素エネルギー事業のリーディングカンパニーとしての地位を確立しており、中長期的な成長ポテンシャルが高い。
    • LPガス国内首位の安定した事業基盤と多角化: 安定した収益を生み出すLPガス事業を基盤としつつ、マテリアルや産業ガスなど多岐にわたる事業でリスク分散と成長を追求。
    • 割安なバリュエーションと健全な財務体質: 業界平均と比較してPER・PBRが割安水準にあり、自己資本比率も高く安定した財務基盤と潤沢なフリーキャッシュフローを有している。
  • 【強み】
    • LPガス市場における国内トップシェアと強固な顧客基盤および供給インフラ。
    • 水素エネルギー分野における先駆的技術開発とインフラ整備実績。
    • 安定株主が多く、長期的な視点での経営が期待される。
  • 【弱み】
    • LPガスやヘリウムなどの市況変動が、特に短期的な収益に大きな影響を与える。
    • 直近の中間期決算では、総合エネルギー事業の営業損失など、本業の収益性に課題が見られる。
    • 卸売業という特性上、製造業と比較して利益率が低い傾向にある。
  • 【機会】
    • 世界的な脱炭素化の加速による水素エネルギー市場の拡大と、国際的な水素サプライチェーン構築への参画。
    • 環境規制強化やSDGsへの意識の高まりに伴う、低環境負荷マテリアルへの需要増大。
    • 新興国のエネルギー需要増加や経済成長による海外事業の拡大。
  • 【脅威】
    • 原油・エネルギー価格の急変動や、特殊ガス市況の悪化が業績予想を大きく下回るリスク。
    • 競合他社による水素事業への大規模投資や技術革新による競争激化。
    • 地政学的リスクや円安の進行による輸入コスト増加と収益性悪化。
  • 【注目すべき指標】
    • 営業利益率の回復: 特に総合エネルギー事業の黒字化と、全社営業利益率が通期予想の5%台を安定的に達成できるか。
    • 水素関連事業の進捗と売上・利益への貢献度: 中長期計画における具体的な投資額、設備稼働率、収益性の動向。
    • LPガス・ヘリウム市況の変動と、変動耐性の強化: 市況リスクを軽減するビジネスモデルへの転換状況。

10. 企業スコア

  • 成長性: B
    • 2026年3月期は売上高成長率が会社予想で+6.0%であるため、この区分に該当します。直近四半期売上成長率は0.10%とふるわないものの、中期的な成長戦略として水素事業に注力しており、今後のポテンシャルは高いと評価できます。
  • 収益性: B
    • ROE(実績10.81%)は10-15%の範囲である一方、営業利益率(過去12か月2.14%)は3-5%未満に留まっています。卸売業の特性と市況悪化の影響により営業利益率が低いですが、ROEは比較的高水準を維持しているため、B評価とします。
  • 財務健全性: A
    • 自己資本比率(実績44.3%)は40-60%の範囲であり、流動比率(直近四半期1.31倍)も150%以上には満たないものの、D/Eレシオは健全です。安定した財務基盤を持っています。
  • 株価バリュエーション: A
    • PER(会社予想7.94倍)は業界平均12.1倍の約65.6%であり、PBR(実績0.97倍)は業界平均1.0倍の約97%です。PERが業界平均の70%以下で大幅に割安であるため、A評価とします。

企業情報

銘柄コード 8088
企業名 岩谷産業
URL http://www.iwatani.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 商社・卸売 – 卸売業

バリュー投資分析(5年予測・3シナリオ参考情報)

将来のEPS成長と配当を3つのシナリオ(楽観・標準・悲観)で予測し、現在の株価が割安かどうかを試算した参考情報です。

現在の指標

株価 1,684円
EPS(1株利益) 212.03円
年間配当 2.79円

シナリオ別5年後予測

各シナリオの成長率・PER前提と、それに基づく5年後の予測株価・期待リターンです。

シナリオ 成長率 将来PER 5年後株価 期待CAGR
楽観 9.2% 9.1倍 3,002円 12.4%
標準 7.1% 7.9倍 2,367円 7.2%
悲観 4.2% 6.7倍 1,761円 1.1%

目標年率別の理論株価(標準シナリオ)

標準シナリオに基づく参考値です。「理論株価」は、この価格以下で購入すれば目標年率リターンを達成できる可能性がある株価上限です。

現在株価: 1,684円

目標年率 理論株価 判定
15% 1,185円 △ 42%割高
10% 1,480円 △ 14%割高
5% 1,868円 ○ 10%割安

【判定基準】○X%割安:現在株価が理論株価よりX%低い / △X%割高:現在株価が理論株価よりX%高い

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このレポートは、AIアドバイザー「ジニー (3.0.10)」によって自動生成されました。

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By ジニー

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