2025年3月期決算説明資料
エグゼクティブサマリー
- 経営陣のメッセージ: 第三者委員会および特別調査委員会の報告を踏まえ、株主・投資家への謝罪と再発防止策の実行を表明。新体制への移行と事業への影響検証を完了次第、2026年3月期業績予想と新たな成長ビジョンを第2四半期決算発表時に提示する旨を表明(重要メッセージ)。
- 業績ハイライト: 2025年3月期(過年度訂正後)売上高5,241百万円(前年同期比+7.3%:好材料)、営業利益453百万円(前年同期比+93.9%:好材料)、営業利益率8.7%(前年同期比+3.9ポイント:好材料)、経常利益460百万円(前年同期比+90.7%:好材料)。ただし親会社株主に帰属する純利益は△163百万円(前期117百万円→赤字化:悪材料)。
- 戦略の方向性: まずはガバナンス/内部管理体制の立て直し(行動規範、監査体制強化、規程・業務プロセス改訂、コンプライアンス教育等)を優先。事業面ではセキュリティ(防犯カメラ・AI)とモバイルの両輪で成長を継続。中長期の新成長ビジョンは第2四半期で提示予定。
- 注目材料: ・第三者委員会・特別調査委員会報告の内容とそれに基づく過年度決算訂正(影響開示済)。・再発防止策(組織・制度・人事評価への組込み)。・2026年3月期の業績予想は「未開示(精査後開示)」であり、Q2での重要開示予定。
- 一言評価: 業績は改善傾向だが、ガバナンス不備による信頼回復と今後の開示(新体制・通期見通し)が確認されるまで不確実性が高い。
基本情報
- 企業概要: ダイワ通信株式会社(東証スタンダード:7116)。主要事業分野:セキュリティ事業(防犯カメラ・AI/IoTシステムの開発・販売・施工・保守等)、モバイル事業(SoftBank一次代理店としての携帯端末・アクセサリー販売)。代表者名:代表取締役社長 隈田 佳孝。
- 説明会情報: 開催日時:2025年10月1日(決算説明資料公表日)。説明会形式:–(資料公表による説明資料。対面/ウェビナー等の開催形式は資料に明示なし)。参加対象:投資家、アナリスト、ステークホルダー想定。
- 説明者: 発表者(役職):代表取締役社長 隈田 佳孝(資料に基づく)。発言概要:不祥事についての謝罪、第三者委員会・特別調査委員会の報告内容概説、過年度訂正の影響、再発防止策の概要、決算概要の説明、2026年3月期業績予想は未定(精査後開示)と表明。
- セグメント:
- セキュリティ事業:防犯カメラ(仕入・販売・施工・保守)、AI顔認証等の開発・販売、認定パートナー制度運営等。
- モバイル事業:SoftBank一次代理店としてのスマートフォン等販売、店舗運営(主に北陸地域のショッピングモール中心、計10店舗)。
- その他事業:不動産賃貸等(売上・利益規模は小さい)。
業績サマリー
- 主要指標(単位:百万円、%は前年同期比)
- 売上高:5,241(+356、+7.3%) — 増収(好材料)
- 営業利益:453(+219、+93.9%) — 増益(好材料)
- 営業利益率:8.7%(前年 4.8% → +3.9pt) — 利益率改善(好材料)
- 経常利益:460(+218、+90.7%) — 増益(好材料)
- 親会社株主に帰属する純利益:△163(前期117 → 増減額△281、赤字化) — 赤字(悪材料)
- 1株当たり利益(EPS):△60.5円(前期+43.32円 → 赤字ベース) — 悪化
- 予想との比較:
- 会社予想に対する達成率:2026年3月期業績予想は未提示のため比較不可(達成率:–)。
- サプライズの有無とその内容:特段の業績サプライズ開示なし。ただし過年度決算訂正の影響が業績項目に反映。
- 進捗状況:
- 中期経営計画や年度目標に対する達成率:–(中期の定量目標は資料に記載なし)。
- 過去同時期との進捗率比較:前年同期比は上記の通り(売上+7.3%、営業利益+93.9%等)。
- セグメント別状況(2025年3月期 実績 vs 2024年3月期 実績、単位:百万円)
- セキュリティ事業:売上 2,857(+193、+7.3%)、営業利益 437(+192、+78.8%) — 需要拡大と粗利率改善が寄与(好材料)
- モバイル事業:売上 2,370(+161、+7.3%)、営業利益 266(+47、+21.6%) — 商業施設での販促イベント等により新規契約増(好材料)
- その他事業:売上 13(+0、+5.6%)、営業利益 15(ほぼ横ばい)
- 合計:売上 5,241(+7.3%)、営業利益 453(+93.9%)
業績の背景分析
- 業績概要: セキュリティ事業(防犯カメラ)およびモバイル事業の双方で増収増益。セキュリティは高解像度IPカメラ等の需要拡大と粗利改善、モバイルは大型商業施設内の販促イベント等で新規契約獲得・手数料増で貢献。一方で過年度決算の訂正・調査対応が影を落とす。
- 増減要因:
- 増収の主要因:防犯カメラ需要の拡大(遠隔監視・高解像度ニーズ)、高機能端末の需要増、モバイル販促イベントの成功(新規契約増)。
- 増益の主要因:粗利率改善(セキュリティ事業)、販促やインセンティブ獲得による粗利増(モバイル事業)、本部経費は一部引上げ(人件費等)で一時的マイナス影響(△20百万円)。
- 純利益赤字化の主要因:過年度決算訂正や関連調査に伴う特別損益・税効果等(資料中で純利益悪化の詳細内訳は開示されておらず、正確な内訳は–)。(悪材料)
- 競争環境: 防犯カメラ・AIセキュリティ市場は競合多数だが、同社はマルチベンダー対応ノウハウ、認定パートナー網(196社)、ワンストップ施工体制を強みとしている。ただしガバナンス問題は競争力にマイナス影響を与える可能性。
- リスク要因: ガバナンス不備による法令・上場規程違反の疑義、監査・規制当局の監視強化、ブランド低下や人材流出、サプライチェーンや製品価格の変動、関連当事者取引の再評価リスク。
戦略と施策
- 現在の戦略:
- ガバナンス再構築とコンプライアンス徹底(当面の最優先事項)。
- 事業面ではセキュリティとモバイルの二本柱で収益拡大を継続。
- 新体制下での新たな成長VISIONは第2四半期決算発表で公表予定。
- 進行中の施策:
- 行動規範の策定と社長による継続的発信、全社コンプライアンス研修・理解度テスト実施。
- 取締役会議題の拡充、子会社を含む決議・報告ルートの見直し、経理・業務管理規程の改訂。
- 本社・子会社監査役会による独自の実地監査強化、内部監査との連携強化。
- 管理部門・監査スタッフの増員、キーワード検出システム等の監視ツール導入。
- 人事評価への「コンプライアンス遵守」項目導入、特別賞与制度見直し、内部通報制度強化。
- セグメント別施策:
- セキュリティ事業:IPカメラ拡充、認定パートナー制度強化、オリジナル製品の迅速開発。
- モバイル事業:大型商業施設での販促イベント継続、キャリア資格保有者の育成。
- 新たな取り組み: 再発防止に直結する内部統制整備と並行して、成長戦略や中期計画の見直しが進行中(詳細はQ2で提示予定)。
将来予測と見通し
- 業績予想:
- 次期(2026年3月期)業績予想(売上高、営業利益、純利益等):未開示(会社は「新体制移行や事業活動影響の精査・検証が完了し次第、速やかに開示」と表明)。
- 予想の前提条件:–(未提示)。
- 予想の根拠と経営陣の自信度:現時点では「精査中」であり、経営陣の姿勢は中立〜慎重。
- 予想修正:
- 通期予想の修正有無:2026年通期予想自体が未提示のため、修正情報なし。
- 修正の主要ドライバー:過年度決算訂正対応と再発防止策の実行結果、事業影響の精査が主要要因となる見込み。
- 中長期計画とKPI進捗:
- 予想の信頼性: 過去の予想達成傾向に関する言及なし。今回、第三者調査による過年度訂正が発生しているため予想の慎重性が求められる。
- マクロ経済の影響: 為替・金利等の前提は資料に記載なし。需要面では防犯需要やスマホ端末需要の影響を受ける(事業感度あり)。
配当と株主還元
- 配当方針: 基本方針に基づき株主還元を行う旨は記載。今回は創立30周年記念として記念配当を実施。
- 配当実績:
- 2025年3月期(実績):1株当たり配当金 45円(内 記念配当 30円) — 前期(2024年3月期)10円から+35円、+350.0%(増配/一時的な記念配当を含む)。
- 中間配当・期末配当の内訳:資料に内訳明示なし → (中間/期末別:–)。
- 配当性向:–(開示なし)。
- 配当利回り:–(株価情報は資料に無し)。
- 特別配当: あり(創立30周年の記念配当30円を含む)。
製品やサービス
- 主要製品:
- 防犯カメラ(自社ブランド「ディーズセキュリティ」含む、取扱18ブランド)、IWA BOX(エッジAI機器)、IWA CLOUD(AIクラウド映像監視)等。
- AI顔認証温度検知デバイス「FACE FOUR」等のAI製品群、無人AIスマートストア向けソリューション。
- サービス: 販売・施工・保守のワンストップ提供、認定パートナー制度による販売ネットワーク、モバイル事業としてソフトバンクショップ運営(北陸中心)。
- 協業・提携: Eagle Eye Networks(米国)との販売契約、ヤマト運輸との業務委託契約、その他パートナーシップあり(資料内に列挙)。
- 成長ドライバー: 防犯カメラの需要拡大(遠隔監視、高解像度、AI解析ニーズ)、AI/IoT製品の採用拡大、モバイル販促イベントによる契約獲得。
Q&Aハイライト
- 経営陣の姿勢:調査報告と再発防止策について真摯に説明し、再発防止と信頼回復を最優先とする姿勢を強調(資料から読み取れるスタンス)。
- 未回答事項: 2026年3月期の具体的業績予想や純利益赤字の詳細内訳、監督当局からの対応見込み等は未回答/未開示 → 投資判断における重要未解事項。
経営陣のトーン分析
- 自信度: 業績説明部分は前向き(増収・増益を強調)だが、ガバナンス問題の影響を踏まえた慎重・反省的なトーン(中立〜慎重)。
- 表現の変化: 過去説明と比較できる資料はないが、今回の説明は謝罪と再発防止策に多くのページを割いており、ガバナンス改善を重視する姿勢に変化。
- 重視している話題: 不祥事の原因分析、再発防止策(規程・監査・人事評価・内部通報等)、事業別の収益改善内容。
- 回避している話題: 2026年通期の数値目標や純利益赤字の詳細な内訳、監督当局の具体的対応などには踏み込まず。
- ポジティブ要因:
- 2025年3月期は売上・営業利益で増加(売上+7.3%、営業利益+93.9%)。
- セキュリティ分野での製品ラインと認定パートナー網、ワンストップ施工体制という事業上の強み。
- モバイルとセキュリティの二事業による収益基盤の多様化。
- ネガティブ要因:
- 第三者委員会・特別調査委員会の指摘による過年度訂正とガバナンス問題(信頼性・監督強化リスク)。
- 規制対応・是正措置費用、ブランド毀損、人材流出リスク。
- 純利益が赤字化(△163百万円)している点(短期的に評価はマイナス)。
- 2026年通期見通しが未提示で将来の業績予想に不確実性あり。
- 不確実性:
- 調査結果の二次的影響(訴訟・行政処分・市場の反応)。
- 再発防止策の実効性と新体制の速やかな定着。
- マクロ要因(需要動向、端末供給状況など)。
- 注目すべきカタリスト:
- 第2四半期決算発表:新体制・新成長VISION、公表される2026年通期業績予想。
- 再発防止策の実行状況(取締役会報告、内部監査結果等)。
- 規制当局や監査機関からの追加見解や処分の有無。
重要な注記
- 会計方針: 過年度決算訂正が実施されており、第三者委員会は預り在庫売上等の計上時期を是正。特別調査委員会は関連当事者取引の手続不備を指摘(訂正の詳細は資料参照)。会計方針そのものの変更については資料に明示的な記載なし。
- リスク要因: 第三者委員会・特別調査委員会の指摘に基づく監視強化、法令遵守リスク、企業ブランド低下、人材流出等を改めて想定。
- その他: 2026年3月期業績予想は「精査完了次第開示」とされており、投資判断に際しては今後の開示内容(特にQ2)を確認する必要あり。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 7116 |
| 企業名 | ダイワ通信 |
| URL | https://daiwawa.com/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 商社・卸売 – 卸売業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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