2026年3月期第2四半期決算説明会資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 上期実績が堅調で、為替前提を1米ドル=145円として通期業績を上方修正。事業ポートフォリオ転換(ICE/EV両面の二輪・四輪投資)と株主還元強化を重視。
  • 業績ハイライト: 第2四半期累計売上収益1,263億円(前年同期比-0.7%:やや悪い)、営業利益101億円(+1.1%:過去最高=良い)、親会社帰属の中間利益89億円(+16.4%:良い)。為替影響を除く実質売上は二輪・四輪とも前年増。
  • 戦略の方向性: 成長投資(CASE/電動基幹部品、e‑Axle等)を積極実行しつつ、基幹事業(クラッチ等)への選択的投資で収益基盤を維持。中期(第12次中計)でポートフォリオ転換を推進。
  • 注目材料: ・通期業績を上方修正(売上2,440億円、営業利益160億円)・年間普通配当134円(前年+58円)、総還元性向70%以上想定・DAT BIKEとの資本業務提携(e‑Axle、2026年量産に向け準備)。
  • 一言評価: 上期の収益性は改善、成長投資と株主還元を両立させる方針だが、為替・北米の需給・ベトナム規制等の外部リスクを織り込む必要あり。

基本情報

  • 企業概要: 株式会社 エフ・シー・シー(F.C.C. CO., LTD.)
    主要事業分野:二輪部品(クラッチ等)、四輪部品(クラッチ、積層モータコア、アルミダイキャスト等)、非モビリティ(SOFC等)
  • 説明者: 発表者(役職):–、発言概要:上期実績の説明、通期見通しの修正、12次中期計画進捗と株主還元方針の説明
  • 報告期間: 対象会計期間:2025年度第2四半期累計(上期実績)/2025年度通期見通し記載
  • セグメント:
    • 二輪事業:クラッチ等二輪向け部品、電動基幹部品(積層モータコア、電動モーターASSY)等
    • 四輪事業:クラッチを基幹にHEV/BEV向け部品、アルミダイキャスト・熱マネジメント等ソリューション
    • 非モビリティ:SOFC等、その他事業

業績サマリー

  • 主要指標(第2四半期累計・連結)
    • 売上収益:1,263億円(126,375百万円)、前年同期比 -0.7%(やや悪い)※為替影響 約▲64億円
    • 営業利益:101億円(10,135百万円)、前年同期比 +1.1%(良い)/営業利益率 約8.0%(上期実績ベース)
    • 税引前中間利益:111.055百万円(11,055百万円)、前年同期比 +7.8%
    • 中間利益(当期利益相当):89億円(8,981百万円)、前年同期比 +16.2%(良い)
    • 親会社株主帰属の中間利益:89.65億円(8,965百万円)、前年同期比 +16.4%
    • 1株当たり中間利益(EPS):185.13円、前年同期比 +18.6%(良い)
  • 予想との比較:
    • 会社(通期)見通しに対する上期達成率(進捗):売上 126,375/244,000 = 約51.8%(良い)、営業利益 10,135/16,000 = 約63.3%(良い)
    • 8月公表比(通期修正):売上 +70億円、営業利益 +10億円(上方修正。為替を1米ドル=145円に設定し、二輪のインド等の上振れを反映)
    • サプライズ:営業利益は「過去最高」を達成(為替除く実質増収と品質費用減が寄与)
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗(上期実績比):前述参照。営業利益の進捗が高くコスト改善等の効果が出ている。
    • 中期経営計画(第12次中計)に対する進捗:売上・営業利益・総還元性向は達成見込み・進捗中、ROEは見通しで6.8%(目標8.0%に未達見込み)。
    • 過去同時期比較:売上は微減だが営業利益は増加(収益性改善)。
  • セグメント別状況(第2四半期累計→百万円)
    • 二輪:売上 59,082(前年59,157、増減率 -0.1%)、営業利益 5,137(前年7,031、営業利益率 8.7%→11.9%→実際は低下→注:前年の高水準から下落)
    • 備考:インドは増、ベトナムは減産影響。為替除く実質は増収。
    • 四輪:売上 67,237(前年68,138、-1.3%)、営業利益 6,266(前年4,561、+37%)、営業利益率 9.3%(改善:良い)
    • 備考:北米中心に増。Ford/GMの保守的見通し・半導体の供給がリスク要因。
    • 非モビリティ:売上 56(前年27、+107%)、営業損失 -1,267(前年 -1,568、損失縮小)

業績の背景分析

  • 業績概要・トピックス:
    • 為替(円高)で売上にはマイナス影響(第2Q累計で約64億円のマイナス)。為替影響を除くと二輪・四輪とも増収。
    • 増収効果と前年の品質関連費用の減少が営業利益改善を牽引。
  • 増減要因:
    • 増収要因:インド・中国・北米での販売増(特に二輪のインド、四輪の米国)/電動基幹部品や新規受注の拡大。
    • 減収要因:ベトナムの減産(ガソリン車規制による調整)、為替(円高)。
    • 増益要因:価格・製品構成の改善、品質費用減少、販管費・減価償却等の変動。
    • 減益要因(下期見通しに織り込むもの):北米の半導体供給影響、Ford/GMの保守的受注、米国関税リスク等。
  • 競争環境: 市場はHEV/BEV移行と地域別生産回帰(現地調達)の潮流。FCCは二輪での強い地場基盤(インド等)とクラッチ・プレス技術を生かし四輪BEV/HEV分野へ展開。大手顧客(ホンダ、Ford、GM等)への依存度あり。
  • リスク要因: 為替変動(USD/JPY)、米国関税政策、半導体供給、地域規制(例:ベトナムガソリン車規制)、顧客の生産調整(Ford/GM等)。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 第12次中計で事業ポートフォリオ転換を推進。二輪(ICE/EV)、四輪(ICE/HEV/BEV)の両面で投資を実施。成長分野へ資源集中しつつ基幹事業の投資効率を重視。
  • 進行中の施策:
    • 二輪:インドで積層モータコア量産、電動モーターASSYライン量産開始、DAT BIKEとの資本業務提携でe‑Axle搭載車(2026年量産へ準備)。
    • 四輪:HEV向けクラッチ/ディスク受注、アルミダイキャストによる熱マネジメント・車載電子ケース開発。
  • セグメント別施策と成果:
    • 二輪:インドでICE~EV両面の拡販、インドをハブとした中東・アフリカ展開、250cc以上中大型モデルに注力(中国の拠点集約で効率化)。
    • 四輪:北米での現地化対応、HEV/BEVの両面で事業開発(中国・米国・日本・インドをターゲット)。
  • 新たな取り組み: DAT BIKE資本業務提携(e‑Axle事業)、積層モータコア生産設備投資の本格化。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2025年度・連結):
    • 売上収益:2,440億円(244,000百万円)※前年比 -4.9%(為替影響含む)→目安:やや悪い(為替影響大)
    • 営業利益:160億円(16,000百万円)、前年比 -7.7%(但し上期進捗良)
    • 当期利益(親会社帰属):128億円(12,800百万円)、前年比 -19.3%
    • 前提為替:1米ドル = 145.52円(期中平均、想定)
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 為替前提の保守的設定(145円)と二輪(インド等)の上振れを織り込み、上方修正。配当増額から経営はある程度の自信を示す一方、ROEは目標未達見込み(6.8%見通し、目標8.0%)。
  • 予想修正: 8月公表比で売上 +70億円、営業利益 +10億円の上方修正(理由:為替設定と二輪の上振れ反映)。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期(12中)投下予定(累計・億円ベースの想定):成長投資(二輪CASE:60、四輪CASE:146、非モビリティ:106)、基幹事業投資(主に二輪クラッチ140、四輪クラッチ100)、品質関連費用100等。
    • ROE目標: 8.0%に対し現時点見通し6.8%(達成は保留)。
  • 予想の信頼性: 上期の進捗は良好(特に営業利益)。過去の為替変動が業績変動に直結しているため、為替感応度に注意。
  • マクロ経済の影響: 為替(USD/JPY)、北米の関税・現地化動向、半導体需給、各地域の需要動向(中国、インド、東南アジア)が主要変数。

配当と株主還元

  • 配当方針: 総還元性向を重視(第12次中計目標40%に対し2025年度は70%以上を想定)。
  • 配当実績/見通し: 2025年度普通配当(年間)予想 134円(中間67円、期末67円)→前年比 +58円(大幅増=株主還元強化:良い)。
  • 配当利回り・配当性向: 配当性向(見通し)約50.7%(スライド値)、総還元性向70%以上想定。
  • その他株主還元: 自社株買い等の明記なし(ただし総還元性向に含めた株主還元の改善を示唆)。

製品やサービス

  • 主要製品: クラッチ(基幹事業)、積層モータコア、電動モーターASSY、アルミダイキャスト部品、熱マネジメント部品、SOFC設備等。
  • 新製品・動向: FCC e‑Axle(DAT BIKE提携、2026年量産準備)、積層モータコア量産化(インド・中国)、電動モーターASSYの量産化。
  • 協業・提携: DAT BIKE PTE.LTD.と資本業務提携(e‑Axleの事業化)。
  • 成長ドライバー: 二輪の電動化(インド・東南アジア)、四輪のHEV/BEV向け部品需要、北米での現地化需要、積層モータコア・電動駆動系部品。

Q&Aハイライト

  • 経営陣の姿勢(資料から読み取れる点):成長投資と株主還元を両立する強気の姿勢。ただしROE目標達成には外部環境次第との慎重さも示唆。
  • 未回答事項: 顧客別の下期受注確度や米国関税の影響度合いの詳細、配当の継続性に関する長期見通し等は明確な詳細なし(–)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 上期実績と配当引上げ、通期上方修正から「強気〜中立」の範囲。対外リスクについては慎重に織り込む姿勢。
  • 表現の変化: 前回(8月)公表から通期上方修正・配当増でポジティブに転換した印象。
  • 重視している話題: 成長投資(CASE、積層モータコア、e‑Axle等)、キャッシュアロケーション、株主還元。
  • 回避している話題: 具体的な顧客別下期の数量見通しや関税負担の最終的な反映バランスについての深掘りは限定的。

投資判断のポイント(情報整理用、中立記載)

  • ポジティブ要因:
    • 上期で営業利益の過去最高更新(品質費用減と増収効果)。
    • 二輪(インド等)・四輪(北米)での受注・販売増。
    • 電動化関連(積層モータコア、e‑Axle等)での設備投資・提携。
    • 大幅な配当引上げ(134円)と総還元性向70%超の想定。
  • ネガティブ要因:
    • 為替(円高)が売上にマイナス影響(通期で約123億円の為替影響見込み)。
    • 北米の半導体供給懸念、Ford/GMの保守的見通し、米国関税リスク。
    • ROEが中期目標に届かない見通し(6.8%見込み)。
  • 不確実性: 為替動向、顧客の生産調整、半導体供給と地域別規制(例:ベトナム)の影響。
  • 注目すべきカタリスト: DAT BIKE関連のe‑Axle量産化進展(2026年目標)、四輪向けHEV/BEV受注拡大、四半期ごとの為替水準変化とそれに伴う通期修正。

重要な注記

  • 会計方針: 特別な会計方針変更の記載なし(スライド上に該当記載なし)。
  • リスク要因: 為替・関税・半導体供給・地域規制等が明示的に記載(資料参照)。
  • その他: 本資料に記載の業績見通しは開示時点の情報に基づく想定であり変動の可能性あり(資料末尾の注意喚起参照)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7296
企業名 エフ・シー・シー
URL http://www.fcc-net.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 自動車・輸送機 – 輸送用機器

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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