2025年9月期 決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: AIソリューション需要の拡大と自社AIプロダクトの導入増加を受け、売上拡大を優先しつつコストコントロールを進めることで通期で黒字転換を達成。AIエージェント開発等へ戦略的先行投資を継続する旨を強調。
  • 業績ハイライト: 売上高996百万円(前年同期比 +56.9%)で高成長を維持。営業利益55百万円で黒字転換(前年は赤字)、当期純利益70百万円で黒字転換。AIソリューションが特に拡大(AIソリューション売上618百万円、前年同期比 +113.8%)。
    • 良い目安: 売上成長 +56.9%(高成長。社内目安の40%を上回る)
    • 注意点: 営業利益率はまだ単一桁(通期5.5%)と拡大余地あり
  • 戦略の方向性: AIソリューション(受託/カスタム)でのAIエージェント開発を軸に、そこからの技術をプロダクト(カルティシリーズ)化しストック収益を拡大。販売パートナー強化、R&D領域拡大、必要に応じたM&A/アライアンスでTAM拡大を目指す。
  • 注目材料: (1)暗黙知のナレッジベース化AIソリューションの提供開始(Expert AIエージェント群の拡充)、(2)カルティロープレに生成AIでシーン自動生成機能を追加、(3)繰延税金資産計上に伴う法⼈税等調整額の計上で当期純利益が上振れ。
  • 一言評価: 高成長を維持しつつ黒字化フェーズへ移行しているが、成長持続のための受注継続・開発投資・顧客定着が鍵。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 株式会社Sapeet(英語表記 Sapeet, Inc.、東証グロース 269A)
    • 主要事業分野: Expert AI事業(AIソリューション:企業向けAI導入・AIエージェント開発、AIプロダクト:SaaS型カルティクラウド等)
    • 代表者名: 築山 英治(代表取締役)
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年11月13日(決算説明資料の日付)
    • 説明会形式: –(資料はPDF形式。説明会の開催形式・会場は資料に明記なし)
    • 参加対象: –(投資家向けIR資料)
  • 説明者:
    • 主な関係者(資料で確認可能な役職): 築山 英治(代表取締役社長)、尾形 友里恵(取締役 AI・DX事業本部長)、佐藤 琢治(取締役 経営管理本部長)
    • 発言概要: 経営方針(成長・投資・収益拡大)、主要トピックス(新機能/ソリューション提供開始)、来期見通しの説明を主に行っている(発言の逐語記録は資料に非掲載)。
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2025年9月期(通期)
  • セグメント:
    • AIソリューション: 顧客別にカスタマイズする受託・PoC〜本番導入、AIエージェント開発、上流のDX支援。高単価・プロジェクト型。
    • AIプロダクト: カルティクラウド(カルティ シセイカルテ、カルティ マルチカルテ、カルティ ロープレ等)のSaaS提供およびカスタマイズ提供。ストック収益源。

業績サマリー

  • 主要指標(2025年9月期 通期)
    • 売上高: 996百万円(前年同期比 +56.9%) → 良い目安: +56.9% は高成長(社内目安40%を上回る)
    • 営業利益: 55百万円(前年同期比 黒字転換、前年は△19百万円)/営業利益率: 5.5%(通期)
    • 良い目安: 黒字転換は評価材料。営業利益率5.5%は改善余地あり(成長投資・固定費吸収の進展で改善中)
    • 経常利益: 45百万円(前年同期比 黒字転換、前年は△28百万円)
    • 当期純利益: 70百万円(前年同期比 黒字転換、前年は△29百万円)※繰延税金資産計上に伴う法⼈税等調整額の計上で上振れ
    • 1株当たり利益(EPS): –(資料に未記載)
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成: 売上・営業利益等は会社予想のレンジ内で着地。 当期純利益は繰延税金資産計上によりレンジを上回る(上振れ着地)。
    • サプライズ: 当期純利益が想定より上振れ(繰延税金資産関連の会計処理が要因)。その他はレンジ内。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する進捗率: 通期実績(上記)が最終着地のため「通期進捗率」は該当せず。2026年予想(売上1,400百万円)に対しては2025実績は約71.1%(996/1,400)に相当(参考情報)。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期目標の定量目標は資料に細目なし(進捗評価は一部KPIで示唆)。
    • 過去同時期との進捗率比較: 売上は2024年9月期 634百万円 → 2025年9月期 996百万円(+56.9%)。AIソリューションの伸長が主因。
  • セグメント別状況(通期)
    • AIソリューション:
    • 売上高: 618百万円(前年同期比 +113.8%)
    • 収益貢献度: 全社の主たる成長ドライバー(高単価案件が増加)
    • 成長率: +113.8%(極めて高成長)
    • AIプロダクト:
    • 売上高: 378百万円(前年同期比 +9.6%)
    • 収益構成: カルティ シセイカルテがAIプロダクト売上の約8割を占める(資料記載)
    • 成長率: +9.6%(堅調。注:カルティロープレの4Q貢献が大きい)
    • 提供形態別(四半期動向): AIソリューションは4Qに大幅増収(通期貢献)、AIプロダクトはストック売上の積み上がりとカルティロープレ拡大で増収基調。

業績の背景分析

  • 業績概要: 生成AI・LLMの市場拡大や新規上場による認知度向上を追い風に、AIソリューション受注とAIプロダクト導入が進み売上が大幅増。固定費の吸収が進み通期で黒字転換。
  • 増減要因:
    • 増収の主要因: AIソリューション需要の旺盛化、AIプロダクト(特にカルティロープレ)の導入増加、取引先規模拡大や案件本開発移行。
    • 増益の主要因: 売上増による固定費吸収、コストコントロール(4Qで労務費・広告費等の抑制)、一方で人材・開発への先行投資は継続。
    • 特別要因: 繰延税金資産計上に伴う法人税等調整額が当期純利益を押し上げている。固定資産除却損(利用見込み低いソフトウェアの除却)を特別損失として計上。
  • 競争環境:
    • 市場は急拡大中(国内AIシステム市場、AIエージェント市場ともに高CAGR)。競合は多いが、Sapeetは姿勢分析等のデータ資産・専門ナレッジとR&Dによる差別化、AX(戦略〜保守)を一気通貫で提供できる点が強み。
    • 競争優位性の変化: データ資産(姿勢分析データ196万回、カルテデータ580万枚)と専⾨家ナレッジで独自性を確保しつつある。
  • リスク要因:
    • 外部リスク: 市場環境変化(景気・投資環境)、生成AI関連の技術変化や規制(データ・プライバシー)速度、為替は影響限定的だが留意。
    • 業務上のリスク: 受注の本開発化が進まない場合やPoC止まり、解約率の上昇(AIプロダクト解約率は1.37%で若干上昇)によるストック売上成長の鈍化、人的リソース確保の遅れ。
    • 会計上の不確実性: 繰延税金資産計上や固定資産除却等、単年度の特定処理が業績に影響(当期純利益の一時的上振れ要因)。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 重点は3領域: (1) AIソリューションの拡大(AIエージェント開発を軸に) (2) AIプロダクト(カルティクラウドシリーズ)の拡販・機能拡張 (3) 新規事業/M&A/アライアンスによる横展開・TAM拡大。
    • ストック型収益の積み上げ → 収益基盤の安定化 → 成長投資資金の確保。
  • 進行中の施策:
    • 暗黙知ナレッジベース化AIソリューション提供開始(ヒアリングAIエージェント、ナレッジ整備AI等の組合せ)。
    • 営業組織向けAIエージェントの実装とパッケージ化(営業AIエージェントα版リリース)。
    • カルティロープレに生成AIによるシーン自動生成機能を実装(設計工数削減)。
  • セグメント別施策:
    • AIソリューション: PoC→本開発の推進、AIエージェント群の標準化とSaaS化、横展開による単価拡大。
    • AIプロダクト: カルティ シセイカルテ/マルチカルテの拡販、カルティロープレの通期寄与拡大、機能追加によるLTV向上。
  • 新たな取り組み:
    • 生成AI・LLMを活用した機能強化(ロープレの自動シナリオ生成等)。
    • 他社(例: Cross Marketing)との協業で営業組織向けソリューションを実装。

将来予測と見通し

  • 業績予想(2026年9月期 予想)
    • 売上高: 1,400百万円(前期比 +40.6%) → 良い目安: 40%超の高成長目標
    • 営業利益: 82百万円(前期比 +49.1%)/営業利益率: 5.9%(+0.4pt)
    • 経常利益: 83百万円(前期比 +84.4%)
    • 当期純利益: 82百万円(前期比 +17.1%)※繰延税金資産に伴う法人税等調整額は2027/9期に関係する部分があり見込んでいない
  • 予想の前提条件:
    • 市場の旺盛な需要継続、AIソリューション・AIプロダクトとも成長が継続すること。
    • 人材投資(約20名の増員想定)や開発投資を継続するが、費用は戦略的に配分。
    • 保守的な見積り(2025期に業績予想修正の経緯を踏まえ)。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度:
    • 根拠: 直近の受注状況、PoCからの本開発移行状況、4Qのカルティロープレの実績等。資料上は成長継続に対して前向きだが、保守的な前提も示されている(自信度は中立〜強気の間)。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 2025年9月期に業績予想を修正した経緯あり(資料言及)。2026年予想は保守的に設定。
    • 修正理由: 2025期の繰延税金資産計上等の特殊要因に伴う調整。
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期目標(定量)の詳細は資料に明記なし。KPIはARR(3.51億円、前期比 +0.39億円)、取引社数904社(前期末比 +96社)、継続率70.8%(前期比 -19.2pt)等を管理。
    • 売上高・利益目標に対する進捗は、現状は高成長基盤を構築中だが継続率低下や投資負担が中長期達成の鍵。
  • 予想の信頼性:
    • 傾向: 同社は直近で予想修正の経験あり(2025期)。資料では慎重な見積りを行っている旨記載。
  • マクロ経済の影響:
    • 主に国内/国際の投資環境や企業IT投資動向、AI技術普及速度が業績に影響。為替・金利の直接影響は限定的に見えるが外部景気動向に依存。

配当と株主還元

  • 配当方針: 資料に明記なし(成長投資とストック売上構築を優先している旨)。
  • 配当実績:

製品やサービス

  • 主要製品/サービス:
    • カルティ シセイカルテ(AI姿勢・可動域・歩行分析): タブレット/スマホで撮影→骨格ポイント取得・可視化・改善メニュー提示。導入業種: 接骨院、整体、フィットネス等。売上の大部分を占める。
    • カルティ マルチカルテ(ノーコードでフルカスタマイズ可能な顧客カルテ): ペーパーレス化、音声入力AI、カスタマイズ提供。導入業種多数。
    • カルティ ロープレ(AIロールプレイ/教育): AIアバターとの会話で研修・評価を実行。4Qで販売増、生成AI機能追加により導入増加。
    • AIソリューション群: 暗黙知ナレッジベース化、営業AIエージェント、ハイパフォーマー分析、Q&A作成など。
  • 協業・提携:
    • 例: Cross Marketingとの協業(営業組織向けAIエージェント実装プロジェクト)。
  • 成長ドライバー:
    • 生成AI/LLM技術の導入、AIエージェントの汎用化とSaaS化、保有データ(姿勢・カルテ)の利活用、販売パートナー拡大。

Q&Aハイライト

  • 質問/回答セッションの記載: 資料にQ&Aの逐次記載なし → 重要なやり取りは資料からは不明。未回答事項: 予想の詳細前提(地域別売上、主要顧客依存度、EPS/配当方針)等は明確化されていないため追加確認が必要。
  • 経営陣の姿勢: 成長に前向きかつ収益性管理を意識しているトーン(資料全体から読み取れる)。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜強気。黒字転換や高い成長目標(40%超)を掲げ、技術・プロダクト面での投資継続を表明している点から前向き。
  • 表現の変化: 前回(資料未提示)との比較は不可だが、当資料では「黒字転換」「繰延税金資産計上」などポジティブな実績強調が目立つ。
  • 重視している話題: AIエージェント開発、プロダクト化(カルティシリーズ)、ストック収益の拡大、R&Dと人材投資。
  • 回避している話題: 個別顧客リスク(売上集中)、詳細な会計前提や配当方針は深掘りされていない。

投資判断のポイント(事実整理)

  • ポジティブ要因:
    • 高成長(売上 +56.9%)と通期での黒字転換。
    • AIソリューションの急拡大(+113.8%)と高単価案件の増加。
    • 自社データ資産(姿勢分析196万回、カルテ580万枚)と専門ナレッジによる差別化。
    • 製品群の拡充(カルティロープレの機能強化等)とパッケージ化戦略。
  • ネガティブ要因:
    • 継続率低下(継続率70.8%で前期比低下)やプロダクト解約率の若干悪化(1.37%)。
    • 利益率はまだ限定的(営業利益率は通期5.5%→予想5.9%)で、投資を続けるため伸び悩む可能性。
    • 当期純利益の上振れが繰延税金資産による一時要因を含む点(永続的収益力の改善との切り分けが必要)。
  • 不確実性:
    • PoCから本開発へ確実に移行できるか(案件の質・量の維持)。
    • 人材確保と開発投資の採算(予定の増員約20名)。
    • 市場や技術の変化、規制(データ管理等)リスク。
  • 注目すべきカタリスト:
    • AIエージェントの標準化/SaaS化によるストック化の加速。
    • カルティロープレの通期寄与拡大(販売増)。
    • 新規パートナー/大口案件の受注、PoCから本開発への転換事例。
    • M&A/アライアンス発表。

重要な注記

  • 会計方針: 繰延税金資産の計上による法人税等調整額の計上が当期純利益に影響。固定資産(利用見込み低いソフトウェア)の除却による固定資産除却損計上あり。
  • リスク要因(資料中の特記事項): 将来予測には不確実性が伴う旨の記載(マクロや業界動向で業績が大きく変動する可能性)。
  • その他: IRニュースレター登録案内あり(詳細情報・決算説明会動画の配信予定)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 269A
企業名 Sapeet
URL https://sapeet.com/
市場区分 グロース市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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