2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社予想(通期)に対する大幅な修正や開示差異は無し。第2四半期(中間期)実績の通期進捗は売上高45.4%、営業利益45.2%、親会社株主に帰属する当期純利益52.0%で、会社予想との大きな乖離はなく「ほぼ予想通り」と考えられます(市場コンセンサスは不明)。
- 業績の方向性:売上高は前年同期比で△2.7%(減収)、営業利益は△15.2%(減益)。中間純利益は△1.5%減。増収増益ではなく「減収減益」の傾向。
- 注目すべき変化:地域別では中国・米州・欧州で売上・利益が大きく落ち込んでおり(中国売上△13.4%、利益△37.0%等)、日本では売上増(+6.8%)も新規事業投資等でセグメント利益は減少(△8.4%)。また、コンシューマー(DIY)関連収益を「その他」へ事業区分変更しており比較に注意。
- 今後の見通し:会社は通期予想(売上58,000百万円、営業利益5,550百万円、親会社株主に帰属する当期純利益4,150百万円)を据え置き。中間期進捗は概ね通期見通しと整合的だが、地域別の回復遅延や下期需要の動向によっては達成可能性が変動。
- 投資家への示唆:通期予想の修正は無く配当方針も維持(期末予想含め年間83円)。中間では営業CFが堅調でフリーCFはプラス(約1,013百万円)と財務基盤は良好。中国・米州の回復と新規事業の投資効果に注目。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:アネスト岩田株式会社
- 主要事業分野:エアエナジー事業(圧縮機、真空機器等)、コーティング事業(塗装機器、塗装設備等)、その他(コンシューマー向け製品、モビリティーアフターサービス等)
- 代表者名:代表取締役 社長執行役員 三好 栄祐
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
- 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(アナリスト・機関投資家向け)
- セグメント:
- 日本:国内販売・サービス、新規事業等
- 欧州:欧州拠点の製造・販売
- 米州:中国以外の米州事業(北米・南米)
- 中国:中国法人向け製造・販売
- その他:台湾、インド、タイ、韓国、ベトナム、インドネシア、フィリピン、オーストラリア、南アフリカ等の現地法人
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):41,745,505株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):39,361,873株
- 時価総額:–(資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月11日
- 配当支払開始予定日:2025年12月8日
- 決算説明会:開催済(該当期)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想に対する中間期進捗)
- 売上高:中間実績26,325百万円/通期予想58,000百万円 → 達成率45.4%
- 営業利益:中間実績2,511百万円/通期予想5,550百万円 → 達成率45.2%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績2,160百万円/通期予想4,150百万円 → 達成率52.0%
- サプライズの要因:
- 地域別・製品別での需給差が主因。中国・米州・欧州で高付加価値製品の出荷減(特に中国での圧縮機・真空機器需要低迷、欧州の高付加価値スプレーガン出荷減、米州での高利益商品落ち込み)が営業利益減少の主要因。日本は値上げ効果や商談効果で売上増だが、新規事業投資による販管費増で利益押下げ。
- 為替差益(当中間期で116百万円計上)や持分法利益の増加(512百万円)など営業外要因も影響。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を変更しておらず、進捗率から見て大きなズレはない。ただし地域別の回復遅延が続く場合は下振れリスクあり。現時点では「予想達成の可能性は概ね合理的」と判断されるが、下期の地域別需要動向が重要。
財務指標(中間期:2025年4月1日~9月30日)
- 要旨(百万円、対前年同期増減率)
- 売上高:26,325(△2.7%、前中間期27,060)
- 営業利益:2,511(△15.2%)
- 経常利益:3,296(△4.8%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:2,160(△1.5%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):54.89円(前年 55.35円)
- 収益性指標
- 営業利益率:2,511 / 26,325 = 9.5%(良否の目安:業種により異なるが、二桁に近く安定的)
- ROE(期間ベース):2,160 / 47,433 = 4.6%(中間期ベース)。年率換算約9.1%(目安:8%以上で良好)
- ROA(期間ベース):2,160 / 68,932 = 3.1%。年率換算約6.3%(目安:5%以上で良好)
- 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
- 売上高進捗率:45.4%(半期で50%超を期待する業種もあるため、季節性次第で評価)
- 営業利益進捗率:45.2%
- 純利益進捗率:52.0%(純利益の進捗がやや良い)
- 過去同期間との比較:売上は微減、営業利益は大幅減(効果的なコスト管理が課題)
- キャッシュフロー(百万円)
- 営業CF:4,026(前中間期比 +32.4%、良好)
- 投資CF:△3,013(投資による支出増、主に有形固定資産取得1,631と投資有価証券取得1,024等)
- 財務CF:△1,820(配当支払等が主因)
- フリーCF(営業CF−投資CF):+1,013(短期でプラスを確保)
- 営業CF/純利益比率:4,026 / 2,510 = 1.60(目安:1.0以上で健全)
- 現金及び現金同等物期末残高:16,482百万円(前期末比△1,204百万円)
- 貸借対照表(要点・百万円)
- 総資産:68,932(前期末69,202、△0.4%)
- 純資産:53,491(前期末53,561、△0.1%)
- 自己資本(非支配株主持分除く):47,433(自己資本比率 68.8% → 安定水準、目安40%以上)
- 流動資産:44,253、流動負債:12,129 → 流動比率 ≒ 365%(44,253/12,129)(流動性は十分)
- 負債合計:15,440(資産に対する比率約22.4%)
- D/E(負債/純資産):15,440 / 53,491 = 28.9%(低水準、財務安全性良好)
- 四半期推移(QoQ):詳細数値は四半期毎の開示が限定的なため中間期累計での比較が中心。営業CFの改善(前中間期3,040 → 4,026 百万)は着実。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益 5百万円(小額)
- 特別損失:固定資産除売却損 36百万円(小額)
- 一時的要因の影響:特別損益の影響は限定的で、実質業績(営業利益ベース)の評価が妥当。
- 継続性の判断:上記は一時的・少額のため継続性は低い。
配当
- 中間配当:41.00円(2025年中間は22.00円 → 増配)
- 期末配当(会社予想):42.00円
- 年間配当予想:83.00円(修正無し)
- 配当性向(会社予想ベース):年間配当83.00円 / 1株当たり当期純利益104.83円 ≒ 79.2%(かなり高い水準、注:会社方針・一時要因で変動の可能性あり)
- 配当利回り:–(株価情報が資料になし)
- 株主還元方針:特別配当無し、自己株式取得は当中間期に実施無し(直近は取得なし)
設備投資・研究開発
- 設備投資(当中間期の有形固定資産取得):約1,631百万円(前中間期比増加)
- 主な投資内容:インドにおける中形圧縮機の組立工場建設、本社試作棟の建設等(建物・構築物が増加)
- 減価償却費:1,114百万円(中間期)
- 研究開発(R&D):明示的なR&D費は資料に明記なし(–)。無形固定資産取得132百万円等はあり。
- 備考:投資は海外生産能力強化・試作設備等に重点。
受注・在庫状況
- 在庫(期末、百万円)
- 商品及び製品:6,647(前期末6,931 → △4.1%)
- 仕掛品:919(前期末1,113 → △17.5%)
- 原材料及び貯蔵品:4,511(前期末3,834 → +17.6%)
- 受注高/受注残高:資料に数値記載なし(受注残高は「増加傾向」との記載あり、詳細は–)
- 在庫の質:原材料在庫増加は継続的調達や生産計画に起因。製品在庫は若干減少。
セグメント別情報(中間期・対前年同期)
- セグメント売上高(百万円、前年同期比)
- 日本:12,965(+6.8%)、セグメント利益1,273(△8.4%)—売上増だが販管費増で利益圧迫(新規事業投資等)
- 欧州:4,886(△7.0%)、セグメント利益464(△17.4%)—高採算品の出荷減少が影響
- 米州:3,438(△12.2%)、セグメント利益422(△24.6%)—高利益製品の売上減で利益悪化
- 中国:5,697(△13.4%)、セグメント利益294(△37.0%)—圧縮機・電池向け真空ポンプの低迷が大きい
- その他:4,515(△4.0%)、セグメント利益593(△7.3%)—地域差あり(タイは拡大、インドは一部案件納入期の変動)
- 製品別注記:
- 圧縮機:合計で減少(ただし一部市場で増加)
- 真空機器:一部用途(電池関連)低迷で減収
- 塗装機器/塗装設備:混在(スプレーガンは市場により増減)
- 事業区分の変更:EC等のコンシューマービジネスを「その他」へ再分類しており、比較時に注意。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の具体数値は資料に記載無し(–)。設備投資や海外生産拡充は中長期成長に向けた布石である旨の記載あり。
- KPI達成状況:明示的KPIの記載無し(–)。
競合状況や市場動向
- 市場動向:主要国の景況は底堅いものの、地政学・米国通商政策不確実性により製造業の投資抑制リスクあり。中国や欧米の特定市場で需要変動が見られる。
- 競合比較:同業他社の比較データは資料に無し(–)。当社は圧縮機・真空機器・塗装関連で市場シェアを有するが、地域別で回復に差あり。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期予想(2026年3月期):売上58,000百万円(+6.6%)、営業利益5,550百万円(△6.0%)、経常利益6,710百万円(△6.0%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,150百万円(△3.0%)、1株当たり当期純利益104.83円
- 予想修正:当資料時点で修正無し(2025年5月9日公表予想を据え置き)
- 会社予想の前提条件等:詳細は添付資料参照(為替等の前提は別紙)
- 予想の信頼性:中間進捗は概ね通期見通しと整合。ただし中国・欧米・米州での需要回復が鍵。過去の予想達成傾向は資料に限定情報のため評価は中立。
- リスク要因:需要減速(特に電池関連、車載・医療向け圧縮機等)、為替変動、原材料・物流コスト上昇、地政学リスク。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 中間連結財務諸表は監査(レビュー)対象外である旨の注記あり。
- 業績連動型株式報酬(BBT)導入中。信託保有株式は自己株式として純資産に計上(信託保有分:2026年中間期 202,800株、帳簿価額231百万円)。
(注)本まとめは開示資料に基づく情報整理であり、投資助言・勧誘を行うものではありません。不明項目は「–」としています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 6381 |
| 企業名 | アネスト岩田 |
| URL | https://www.anestiwata-corp.com/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 機械 – 機械 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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