2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:業績予想の修正は無し。中間決算で特段の予想外修正は発表されていないが、連結中間では特別損失(投資有価証券評価損)830百万円の計上で親会社株主に帰属する中間純利益が前年同期比で減少した点が注目点。
- 業績の方向性:売上高・営業利益は増収増益(売上高8,246百万円:前年同期比+13.0%、営業利益3,738百万円:+18.8%)だが、親会社株主に帰属する中間純利益は減少(1,741百万円:△18.7%)という混在。
- 注目すべき変化:営業利益は増加している一方で、連結子会社保有の投資有価証券に対する評価損830百万円を特別損失として計上したため、中間純利益が大きく押し下げられた点が最大の変化。
- 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。中間期の進捗は売上高で約53.0%、営業利益で約56.6%、親会社株主当期純利益で約40.4%(通期予想比)と、売上・営業利益は順調だが特別損失の影響で純利益進捗は低い。通期予想達成可能性は営業ベースでは概ね良好だが、投資有価証券の評価変動が純利益を左右するリスクは残る。
- 投資家への示唆:ストック型収益や価格改定の効果で基礎的な収益力は改善。だが一時的な有価証券評価損で当期純利益が悪化しており、純利益の持続性を評価するには今後の有価証券の評価動向および非経常項目の発生有無を確認する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:福井コンピュータホールディングス株式会社
- 主要事業分野:建築システム事業、測量土木システム事業、ITソリューション事業、投資事業(建築・測量向けソフトウェアや関連ソリューション提供が中心)
- 代表者名:代表取締役CEO 佐藤 浩一
- URL:https://www.fukuicompu.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期・中間期、連結・日本基準)
- 決算補足説明資料:有
- 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
- セグメント:
- 建築システム事業:建築設計支援、BIM関連製品等(中間売上3,901百万円、前年同期比+14.9%、営業利益1,528百万円、+18.6%)
- 測量土木システム事業:測量・土木向けソリューション(中間売上4,020百万円、前年同期比+4.8%、営業利益1,937百万円、△3.1%)
- ITソリューション事業:IT案件(中間売上323百万円、前年同期比+419.8%、営業利益230百万円、前年同期は営業損失)
- 投資事業:投資関連(当中間営業損失1百万円)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):20,700,000株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:24,813株
- 中間期中平均株式数:20,675,187株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月14日(提出済)
- 配当支払開始予定日:–(中間配当は0.00円、通期予想は73円に変更無し)
- 決算説明会:実施(機関投資家・アナリスト向け)
- その他(株主総会等):–(資料に記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想からの修正は無し)
- 売上高:中間実績8,246百万円(通期予想15,580百万円に対する進捗率 8,246/15,580 = 53.0%)
- 営業利益:中間実績3,738百万円(通期予想6,600百万円に対する進捗率 3,738/6,600 = 56.6%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:中間実績1,741百万円(通期予想4,310百万円に対する進捗率 1,741/4,310 = 40.4%)
- サプライズの要因:
- 良い面:建築システム事業・測量土木システム事業でのライセンス増設やBIM関連製品の導入増、価格改定による単価改善で売上・営業利益が増加。
- 悪い面:連結子会社が保有する投資有価証券について実質価額の著しい低下を確認し、投資有価証券評価損830百万円を計上したため、税引前・当期純利益が大幅に押し下げられた。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正していない。営業ベースでは通期目標達成に向けた進捗は順調だが、投資有価証券の評価損/回復の行方によっては純利益の達成に影響を与える可能性がある。
財務指標
- 財務諸表(要点)
- 総資産:34,118百万円(2025/9/30)
- 純資産:27,759百万円(自己資本比率81.4%)
- 流動資産:21,626百万円(現金及び預金19,319百万円、売掛金1,469百万円)
- 流動負債:5,971百万円(前受金3,145百万円等)
- 主要収益性(中間期間:2025/4-9)
- 売上高:8,246百万円(前年同期比 +13.0% / +950百万円)
- 営業利益:3,738百万円(前年同期比 +18.8% / +591百万円)
- 経常利益:3,830百万円(前年同期比 +19.9% / +635百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:1,741百万円(前年同期比 △18.7% / △402百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):84.25円(前年同期 103.67円)
- 収益性指標(目安)
- 営業利益率:3,738 / 8,246 = 45.3%(非常に高い水準。ソフト/ストック収益が高い構造を反映)
- ROE(参考)
- 中間実績を年率換算した場合の概算:年率化純利益(1,741×2=3,482) / 自己資本27,759 = 約12.5%(良好、目安8%以上)
- 通期予想ベース:4,310 / 27,759 = 約15.5%(優良水準)
- ROA(参考、年率化):年率化純利益3,482 / 総資産34,118 = 約10.2%(良好、目安5%以上)
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:53.0%(通常:中間で約50%が一つの目安。やや順調)
- 営業利益進捗率:56.6%(順調)
- 純利益進捗率:40.4%(低め、特別損失の影響)
- 過去同期間との比較:売上・営業利益は前年同期比改善、純利益は悪化
- キャッシュフロー(中間)
- 営業CF:2,602百万円(前年同期 2,857百万円;減少)
- 投資CF:△3,009百万円(前年同期 △636百万円;大幅な支出増。主因:定期預金預入2,000百万円、投資有価証券取得2,201百万円等/償還収入1,500百万円)
- 財務CF:△1,446百万円(配当支払による)
- フリーCF(営業CF−投資CF):2,602 − 3,009 = △407百万円(マイナス)
- 営業CF/純利益比率:2,602 / 1,741 = 1.495(1.0以上で健全)
- 現金同等物残高:19,319百万円(期首21,172百万円→△1,853百万円)
- 四半期推移(QoQ):四半期単位データ詳細は非掲載のため –(注:本資料は中間累計での記載)
- 財務安全性:
- 自己資本比率:81.4%(安定水準、目安40%以上)
- 総負債合計:6,359百万円(負債/資本比率:約22.9%)
- 流動比率(流動資産21,626 / 流動負債5,971):約362%(高い流動性)
- 効率性:
- 総資産回転率(中間):売上高8,246 / 総資産34,118 = 0.24(年率換算等により比較判断)
- セグメント別:
- 建築システム:売上3,901百万円、営業利益1,528百万円(高収益)
- 測量土木システム:売上4,020百万円、営業利益1,937百万円(売上増だが利益率低下)
- ITソリューション:売上323百万円、営業利益230百万円(前年より回復、大幅増)
- 投資事業:営業損失1百万円
- 財務の解説:営業基盤は堅調で高い営業利益率を確保。だが投資有価証券関連の評価損や流動性管理(定期預金預入等)で中間の現金は減少。負債は少なく自己資本が厚い。
特別損益・一時的要因
- 特別損失:投資有価証券評価損 830百万円(連結子会社保有の有価証券について実質価額が著しく低下したため減損処理)
- 特別利益:該当無し
- 一時的要因の影響:この評価損が中間純利益を大きく押し下げた(税金等調整前中間純利益は2,999百万円→法人税等で差引後1,741百万円)。営業利益や経常利益は増加しており、評価損を除けば実質的な営業業績は好調。
- 継続性の判断:評価損は保有有価証券の時価に依存するため、将来も続発する可能性は有り(持ち高や市場環境次第)。会社側は1回の減損処理として説明。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期(実績):中間 0.00円、期末 70.00円、年間 70.00円
- 2026年3月期(中間):中間 0.00円(今回)
- 2026年3月期(予想):期末 73.00円(年間 73.00円)
- 直近の配当予想修正:無し
- 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向 = 73.00円×発行済株式数 / 当期純利益(数値計算は資料からの簡易換算が必要のため –)。(注:資料に直接の配当性向記載なし)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買い等の記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産取得による支出(中間):272百万円(前年中間342百万円→減少)
- 定期預金預入2,000百万円(投資活動での主な支出)
- 減価償却費(中間):181百万円(前年107百万円)
- 研究開発:
- 研究開発費(販管費内):406百万円(前年328百万円、対売上比上昇)
- 主なテーマ:資料に個別テーマの詳細記載なし(BIM関連等への投資が示唆されているが詳細は –)
受注・在庫状況
- 受注状況:資料に記載無し(–)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:40百万円(前年64百万円)
- 棚卸資産の増減は小幅(資料参照)
- 在庫回転日数等:記載無し(–)
セグメント別情報
- 建築システム事業:売上3,901百万円(+14.9%)、営業利益1,528百万円(+18.6%)。住宅・建材向けの新規導入やライセンス増、BIM期待で堅調。価格改定効果でストック型収益も安定。
- 測量土木システム事業:売上4,020百万円(+4.8%)、営業利益1,937百万円(△3.1%)。公共施策(i-Construction等)で需要増、だが製品売上鈍化や管理業務委託費増で営業利益は減少。
- ITソリューション事業:売上323百万円(+419.8%)、営業利益230百万円(前年は営業損失)。選挙関連のシステム売上計上等で増収増益。
- 地域別売上:資料に記載無し(–)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料に具体的進捗指標の記載は無し(–)
- KPI達成状況:会社公表のKPI記載無し(–)
競合状況や市場動向
- 競合比較:同業他社との比較データは資料に無し(–)
- 市場動向:BIM制度改正やi-Construction等の公共施策により、建築・測量分野でのソフト需要増が追い風となっている。ストック収益の安定化と単価改善が収益を支える構造。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期予想):売上高15,580百万円(+5.9%)、営業利益6,600百万円(+8.5%)、経常利益6,658百万円(+7.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益4,310百万円(+2.9%)、1株当たり当期純利益208.46円
- 予想修正:無し(2025年5月9日発表の予想から変更なし)
- 会社予想の前提条件:資料に詳細なし(為替等の前提は記載無し)
- 予想の信頼性:営業面はストック収益や制度対応で安定進捗。ただし投資有価証券の評価変動が純利益に影響を及ぼす可能性あり。過去の予想達成傾向は資料に詳細なし(–)。
- リスク要因:投資有価証券の評価損益、公共投資や制度改正のタイミング、製品売上の変動、人件費・委託費増加、為替等(為替影響の記載は無し)。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- その他重要事項:
- 当中間期における連結範囲の変更:無し
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理:無し
- 第2四半期(中間期)決算短信は公認会計士又は監査法人のレビューの対象外
- 投資有価証券評価損は連結子会社保有の有価証券に関する減損処理によるもの
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9790 |
| 企業名 | 福井コンピュータホールディングス |
| URL | http://www.fukuicompu.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。
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