2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期予想に対する中間実績は概ね想定内(通期予想の修正は無し)。市場予想との比較データは提供無しのため記載なし(–)。
  • 業績の方向性:売上高は微増(増収)、営業利益は減少(減益)。結果として親会社株主に帰属する中間純利益は増加。
  • 注目すべき変化(前年同期比):ファインケミカル部門の売上高が▲23.6%減・営業損失に転落(出荷延期等の影響)が最大のマイナス要因。対照的にフレーバー部門は売上高+4.5%、営業利益+41.7%と好調。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上高230,000百万円、営業利益12,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益11,700百万円)は変更なし。中間の進捗は売上・営業利益とも約50%で、現時点で達成可能性は高いが、ファインケミカルの出荷動向や為替等を注視。
  • 投資家への示唆:主要な懸念はファインケミカル部門の一時的な出荷延期と現金同等物の大幅な減少(現金及び預金が前期末比で▲22,250百万円)。一方でフレーバーやアジア地域の成長はポジティブ材料。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:高砂香料工業株式会社
    • 主要事業分野:香料事業(フレーバー、フレグランス、アロマイングリディエンツ、ファインケミカル)、不動産等
    • 代表者名:代表取締役社長 桝村 聡
    • URL:https://www.takasago.com/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月13日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算説明資料作成:有、決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • フレーバー部門:飲料等向け香料の製造・販売
    • フレグランス部門:ファブリックケア/エアケア等向け香料
    • アロマイングリディエンツ部門:スペシャリティ原料等
    • ファインケミカル部門:医薬品中間体等の製造・販売
    • その他:不動産等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数:100,761,985株(2025年10月1日付で1株→5株の株式分割を実施)
    • 期中平均株式数(中間期):97,464,432株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:2025年11月26日(機関投資家・アナリスト向け、会場+ライブ配信)
    • 株主総会、IRイベント等:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社通期予想に対する中間累計の進捗=達成率)
    • 売上高:中間累計114,467百万円 / 通期予想230,000百万円 → 進捗率49.8%
    • 営業利益:中間累計6,209百万円 / 通期予想12,500百万円 → 進捗率49.7%
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:中間累計5,396百万円 / 通期予想11,700百万円 → 進捗率46.1%
  • サプライズの要因:
    • マイナス要因:ファインケミカル部門の出荷延期により売上・営業利益が大幅減(売上▲23.6%、営業損失602百万円)。全体の営業利益率低下に寄与。
    • プラス要因:フレーバー部門(日本・東南アジア)の飲料向けが好調で、営業利益大幅増。アジア地域全体も好調でセグメント利益改善。
    • 為替影響:前年同期にあった大きな為替差損(1,464百万円)が解消され、当期は為替差益118百万円。営業外損益改善に寄与。
    • 一時的要因:投資有価証券売却益795百万円など特別利益の増加が当期純利益を押し上げた面あり。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の修正なし。中間の進捗は概ね計画的(売上・営業利益で約50%)だが、ファインケミカルの出荷回復状況とキャッシュ動向が達成可否の鍵。

財務指標(主要数値:単位=百万円、%は前年同期比)

  • 損益要点(中間累計 2025/4-9)
    • 売上高:114,467(+0.8%、前年114,585)
    • 売上総利益:37,575(前年39,118)
    • 販管費:31,365(前年31,113)
    • 営業利益:6,209(△22.4%、前年8,004)
    • 経常利益:6,730(△2.4%、前年6,895)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:5,396(+10.2%、前年4,898)
    • 1株当たり中間純利益(分割後換算):55.37円(前年50.30円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:6,209 / 114,467 = 約5.42%(前年中間:約7.05%)→ 低下
    • 経常利益率:6,730 / 114,467 = 約5.88%
    • 親会社純利益率:5,396 / 114,467 = 約4.71%(前年約4.31%)
    • ROE(簡易・年率換算の目安):年率換算純利益(5,396×2=10,792)÷ 自己資本(期中近似平均 ≒144,134) ≒ 7.5%(目安:8%未満→やや低め)
    • ROA(簡易・年率換算):年率換算純利益10,792 ÷ 総資産平均(約258,905) ≒ 4.2%(目安:5%未満)
    • 注:上記ROE/ROAは中間実績を年率化した簡易計算であり、正式な通期ベースとは差異あり。
  • 財政状態(貸借対照表)
    • 総資産:255,635(前連結会計年度末262,174 → ▲6,538)
    • 純資産:146,305(前期末146,394 → ▲88)
    • 自己資本比率:56.4%(前期末55.0%、安定水準)
    • 自己資本(注):144,065百万円(参考)
  • 流動資産・負債の主な変動
    • 現金及び預金:13,340(前期末35,590 → ▲22,250) — 大幅減少
    • 受取手形及び売掛金:54,312(前期末50,384 → +3,928)
    • 商品及び製品:31,193(前期末31,700 → ▲507)
    • 短期借入金:21,566(前期末31,978 → ▲10,412)
    • 長期借入金:22,591(前期末19,554 → +3,036)
    • 債務合計:109,329(前期末115,779 → ▲6,449)
    • 注目点:現金の大幅減少によりネット有利子負債は悪化(有利子負債減少もあるが現金減の影響が大きい)。
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間累計)
    • 売上高進捗率:49.8%(通常は50%前後が目安なので概ね想定ペース)
    • 営業利益進捗率:49.7%
    • 純利益進捗率:46.1%(やや遅れ)
    • 過去同期間との比較:売上は前年並みだが営業利益率は低下(ファインケミカルの影響大)
    • 現金同等物残高:現金及び預金13,340百万円(前期末35,590百万円、減少)
  • 財務安全性・効率性
    • 自己資本比率56.4%(安定水準)
    • 流動比率:流動資産138,702÷流動負債70,487 ≒ 197%(短期支払対応力は十分)
    • 負債構成変化:短期借入金大幅減、長期借入金増加で借換えの動きあり
    • 総資産回転率・売上高営業利益率の業種平均比較:香料業界の平均と直接比較する数値は資料に無し(業界平均との比較は別途要調査)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 投資有価証券売却益 795百万円(当中間期) — 一時的な収益
    • その他固定資産売却益 5百万円
  • 特別損失:
    • 訴訟損失引当金繰入額等 合計145百万円
  • 一時的要因の影響:
    • 特別利益の寄与により税引前利益はやや上振れ。投資有価証券売却益は非継続的要素と判断。
  • 継続性の判断:投資有価証券売却益等は一時要因のため継続性は低いと見られる。

配当

  • 中間配当:2026年3月期 第2四半期末 120.00円(注:株式分割の扱いに関する注記あり)
  • 期末配当(会社予想):28.00円(表示は分割後の金額。中間は分割前で表記されており単純合算不可)
  • 年間配当(参考、分割を考慮しない場合):260円(資料注記)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向:–(会社側の通期配当方針・純利益見込みにより算出可能だが、分割表示のため単純計算困難)
  • 株主還元方針:配当維持・株主還元を継続。特別配当は無し(資料に特別配当の記載なし)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(中間決算短信に詳細な投資額記載なし)
  • 減価償却費:–(資料に明示なし)
  • R&D費用:–(資料に明示なし)
  • 主な投資内容・研究開発テーマ:–(記載なし)

受注・在庫状況(該当情報が限定的な項目)

  • 受注状況:–(資料に記載なし)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:31,193百万円(前期末31,700 → 微減)
    • 原材料及び貯蔵品:31,259百万円(前期末29,328 → 増加)
    • 在庫回転日数等:–(記載なし)

セグメント別情報(当中間期:2025/4–9)

  • フレーバー部門:売上63,394百万円(+4.5%)、営業利益4,250百万円(+41.7%) — 日本・東南アジアで飲料向けが好調
  • フレグランス部門:売上36,295百万円(▲0.4%)、営業利益603百万円(▲2.2%) — 東南アジアは好調だが米国が低調
  • アロマイングリディエンツ:売上8,154百万円(+1.5%)、営業利益1,372百万円(▲0.8%) — スペシャリティが堅調
  • ファインケミカル:売上5,918百万円(▲23.6%)、営業損失602百万円(前年同期は営業利益2,392百万円) — 主要要注意(品質管理強化対応で一部出荷延期)
  • その他(不動産等):売上703百万円(▲0.4%)、営業利益586百万円(▲4.1%)
  • 地域別(当中間期)
    • 日本:売上40,210百万円(+8.2%)、営業利益850百万円(▲78.6%)
    • 米州:売上28,929百万円(▲13.8%)、営業利益1,092百万円(▲41.8%)
    • 欧州:売上20,451百万円(+4.2%)、営業利益988百万円(▲21.8%、販管費増)
    • アジア:売上24,876百万円(+7.0%)、営業利益3,224百万円(+71.1%)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:New Global Plan-2(NGP-2:2024–2026年度)を推進中(資料記載)
  • 進捗:主要成長地域(中国・東南アジア)やフレーバーでの堅調が計画整合的。一方、ファインケミカルの一時的低迷は中期目標達成に対する短期的リスク。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:香料業界は世界経済に合わせ堅調。中国・東南アジアでの成長期待、欧米は成熟ながら底堅い。
  • 競合状況:競争は厳しい旨の記載あり。詳細な同業比較データは資料に無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(2026/4–2026/3)予想:売上高230,000百万円(+0.3%)、営業利益12,500百万円(▲18.5%)、経常利益13,000百万円(▲15.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益11,700百万円(▲12.2%)。1株当たり当期純利益120.10円(分割考慮)。
    • 予想修正:無し(2025年5月15日公表の予想から変更なし)。
    • 会社が示す前提条件や感度(為替・原材料等)は添付資料(決算説明資料)参照。
  • 予想の信頼性:中間時点の進捗は概ね50%であり、現時点では保守的寄りの目標設定と読み取れるが、ファインケミカルの回復と現金動向が達成の重要変数。
  • リスク要因:
    • ファインケミカルの品質管理対応による出荷遅延の継続
    • 為替変動(前期の大きな為替差損の再発)
    • 中国・東南アジアの景況、中国の景気低迷リスク
    • 原材料価格の変動、地政学リスク(ウクライナ侵攻・中東情勢等)

重要な注記

  • 会計方針の重要な変更:無し
  • 連結範囲の変更:新規子会社 高砂香料(張家港)有限公司 を連結(当中間期)
  • 株式分割:2025年10月1日付で普通株式1→5株の割当を実施。1株当たり情報は分割済み換算で表示。配当表示については分割前後で表記方法が異なり単純合算不可(年間配当は分割を考慮しない場合260円と注記)。
  • 第2四半期決算短信は監査人のレビュー対象外。

不明な項目は「–」で記載しています。追加で特定の指標(例:キャッシュフロー詳細、業界比較、株価・配当利回り算定など)が必要であれば、該当データを提供いただければ追記します。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4914
企業名 高砂香料工業
URL http://www.takasago.com/
市場区分 プライム市場
業種 素材・化学 – 化学

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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