2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する大幅な乖離は開示されていないが、第2四半期時点の進捗は良好(特に営業利益の進捗が高い)。市場コンセンサスは不明(―)。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高11,142百万円、前年同期比+2.5%、営業利益は前年同期の営業損失から営業利益へ黒字転換し212百万円)。
  • 注目すべき変化:前年同期(中間)では営業損失320百万円→当中間期は営業利益212百万円へ大幅改善。投資有価証券評価差額金の評価益拡大により包括利益が黒字化(3,208百万円)。
  • 今後の見通し:通期予想は一部修正あり(売上高22,000百万円、営業利益250百万円、経常利益1,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益550百万円)。第2四半期時点の進捗率は売上高約50.6%、営業利益約84.8%、経常利益約65.5%、当期純利益約68.5%で、営業利益・純利益の通期達成可能性は相対的に高いが、受注環境の悪化(特に鋼構造物の受注高減)に注意が必要。
  • 投資家への示唆:利益面は改善が明確だが、受注高の大幅減(中間の受注高3,946百万円、前年同期比▲54.8%)と受注残の減少は中期の収益源にリスク。投資有価証券の評価差益で包括利益が押し上げられている点は評価に際して留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:瀧上工業株式会社
    • 主要事業分野:鋼構造物製造(橋梁・鉄骨等)、不動産賃貸、材料販売、運送、工作機械製造(2025/6/30に関連会社解散・清算手続きへ)
    • 代表者名:代表取締役社長 瀧上晶義
    • URL: https://www.takigami.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月14日
    • 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期=中間期、連結・日本基準)
    • 決算説明資料作成の有無:無、決算説明会開催の有無:無
  • セグメント(報告セグメント):
    • 鋼構造物製造事業:橋梁・鉄骨の設計・製造・施工
    • 不動産賃貸事業:賃貸マンション等の賃貸運営
    • 材料販売事業:厚板・切板・鉄筋建材等の販売、レベラー加工等
    • 運送事業:グループ内外の輸送サービス
    • 工作機械製造事業:製造設備(関連会社は解散・清算中)
    • その他:太陽光発電事業等
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(期末、自己株式含む):2,697,600株
    • 期中平均株式数(中間期):2,061,201株
    • 時価総額:–(開示なし)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月14日(実施)
    • 配当支払開始予定日:2025年12月10日
    • 株主総会・IRイベント等:–(開示なし)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社が公表している通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高:中間実績11,142百万円 / 通期予想22,000百万円 = 進捗率50.6%
    • 営業利益:中間実績212百万円 / 通期予想250百万円 = 進捗率84.8%
    • 経常利益:中間実績655百万円 / 通期予想1,000百万円 = 進捗率65.5%
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:中間実績377百万円 / 通期予想550百万円 = 進捗率68.5%
  • サプライズの要因:
    • 鋼構造物製造(新設橋梁・保全工事)で設計変更の獲得が収益改善に寄与し、営業利益が改善。
    • 投資有価証券の評価益(その他有価証券評価差額金の増加)により包括利益が大幅に改善(その他包括利益+2,831百万円)。
    • 一方で、鋼構造物の受注高は大幅減(特に鉄骨)で、今後の売上に対する下振れリスクが存在。
  • 通期への影響:
    • 営業利益・純利益は第2四半期時点で進捗が良好。ただし受注高の停滞・減少が続けば、下期以降の売上回復が課題となるため通期達成は受注動向次第。
    • 会社は通期予想を「若干修正」しており、詳細は添付資料を参照。

財務指標

(単位は百万円、%は対前年中間期増減率/出典の数値を基に記載)

  • 損益の主要数値(当中間連結会計期間:2025/4/1–2025/9/30)
    • 売上高(完成工事高):11,142(前年同期比+2.5%、増加額273百万円)
    • 営業利益:212(前年同期は△320 → 黒字転換、改善額532百万円)
    • 営業利益率:212 / 11,142 = 1.90%(業種平均と比較は業種に依存。一般的に製造業でやや低め)
    • 経常利益:655(前年同期13 → 大幅改善)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:377(前年同期は△0 → 黒字化)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):182.91円(前年同期 △0.30円)
  • 収益性指標(中間期実績ベース)
    • ROE(当中間期ベース、単純計算):377 / 46,396 = 0.81%(当期ベース)。年率換算(単純2倍)約1.63%(目安8%以上が良好 → 低水準)。
    • ROA(当中間期ベース):377 / 67,416 = 0.56%。年率換算約1.12%(目安5%以上が良好 → 低水準)。
    • 営業利益率:1.90%(製造業としては低〜中程度、セグメント構成に左右)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:50.6%(概ね計画通り)
    • 営業利益進捗率:84.8%(順調)
    • 純利益進捗率:68.5%(順調)
    • 過去同期間との比較:前年は中間で営業損失だったため改善が顕著
  • 貸借対照表(要点、当中間期 2025/9/30)
    • 総資産:67,416(前期末64,177、+5.0%)
    • 総負債:21,019(前期末20,911、+0.5%)
    • 純資産:46,396(前期末43,265、+7.2%)
    • 自己資本比率:68.8%(安定水準。目安40%以上で安定 → 良好)
    • 現金預金:5,588(前期末6,860、減少)
    • 投資有価証券:25,269(前期末21,228、増加)
    • 流動資産合計:24,989、流動負債:11,247 → 流動比率 ≒ 2.22(流動性良好)
    • 短期借入金:3,000、長期借入金:1,498(負債水準は低め)
  • キャッシュフロー:詳細数値の開示なし(営業CF・投資CF・財務CFの内訳は決算短信に記載なし)→ 指標は–。ただし現金預金は減少、投資有価証券が増加している点は確認。
  • 四半期推移(QoQ):細かな四半期別データは本短信に限定情報のみ(直近2期比較で中間期ベースの改善を確認)。
  • 財務の解説:
    • 総資産増は主に投資有価証券の増加による。
    • 自己資本の増加は評価差額金の拡大(有価証券評価益)等による。
    • 借入金は大きな増減なく、財務の安全性は高い。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 40百万円、固定資産売却益 1百万円(合計41百万円)
  • 特別損失:投資有価証券売却損 23百万円、会員権評価損 4百万円 等(合計29百万円)
  • 一時的要因の影響:投資有価証券関連の評価益・実現益が純利益・包括利益に寄与しているため、一部非事業的・非継続的要因が含まれる点に留意。
  • 継続性の判断:投資有価証券の評価益は市況変動に依存するため継続性は不確実。

配当

  • 中間配当:50円(支払予定日 2025/12/10)
  • 期末配当(予想):50円(通期予想合計100円、直近公表予想から修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いに関する開示はなし。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:–(中間決算短信に明確な数値なし)
  • 減価償却費:–(明細の開示なし)
  • R&D費用:–(明確な開示なし)
  • 備考:賃貸不動産等の保有資産は継続保有中(賃貸収入は増加傾向)。

受注・在庫状況

(鋼構造物中心の記載あり)

  • 受注高(当中間期、連結):3,946百万円(前年同期8,735百万円→前年同期比▲54.8%)
    • 橋梁:3,282百万円(構成比83.2%)
    • 鉄骨:663百万円(構成比16.8%)
  • 受注残高(当中間連結会計期間末):32,327百万円(前期末34,813百万円→減少)
  • Book-to-Bill(中間期間):受注高3,946 / 売上11,142 ≒ 0.35(1未満、下期の売上源は限定的)
  • 在庫(棚卸資産等):材料貯蔵品644百万円(前期800百万円→減少)、商品及び製品79百万円(減少)
  • コメント:受注高の大幅減少は鋼構造物(特に鉄骨)で顕著。受注残の減少も確認され、下期以降の売上確保が課題。

セグメント別情報

(当中間期:金額は百万円)

  • 鋼構造物製造事業
    • 売上高:9,739(構成比87.4%、前年同期9,205)
    • セグメント利益:139(前年同期は△377)
    • コメント:新設橋梁・保全工事で設計変更の獲得が収益改善に寄与。ただし受注高は大幅減(39,46億)。
  • 不動産賃貸事業
    • 売上高:524(前年同期457、+14.7%)
    • セグメント利益:272(前年同期235、+15.8%)
    • コメント:名古屋市内の賃貸マンション稼働が増収要因。
  • 材料販売事業
    • 売上高:720(前年同期945、▲1.7%全体影響で減収)
    • セグメント損益:△45(減益)
    • コメント:厚板外販の減少や輸送費増で利益圧迫。
  • 運送事業
    • 売上高:75(前年同期61、構成比小)
    • セグメント損失:△3(前年同期は営業利益)
    • コメント:グループ内工事の工程遅延が売上に影響。
  • 工作機械製造事業
    • 売上高:62(前年同期180、関連会社は解散・清算移行)
    • セグメント損失:△8
    • コメント:事業縮小・清算の影響で縮小。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の進捗:会社開示の中期計画に関する明確数値は本短信に記載なし(進捗評価は–)。ただし鋼構造物事業での受注停滞は中期目標達成に対するリスク。
  • KPI達成状況:主要KPI(受注高・受注残)は減少、自己資本比率は高水準維持。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との定量比較データは短信に記載なし(–)。
  • 市場動向:建設需要の地域差及び公共投資・土木需要の影響を受けやすく、原材料・人件費の高止まりが収益に影響。鋼材市況・建設投資動向が受注回復の鍵。

今後の見通し

  • 業績予想(通期、会社公表)
    • 売上高:22,000百万円(通期見通し、前回から若干修正有)
    • 営業利益:250百万円(修正有)
    • 経常利益:1,000百万円(修正有)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:550百万円(修正有)
    • 1株当たり当期純利益:266.48円
  • 予想の信頼性:第2四半期時点で営業利益進捗は良好だが、受注高低迷が下期の売上源に影響するため、予想達成は受注回復と下期のコスト管理次第。
  • リスク要因:
    • 受注環境の悪化(特に鉄骨分野)
    • 原材料価格・人件費の上昇
    • 投資有価証券の評価変動(包括利益に影響)
    • 工期遅延や設計変更の発生状況

重要な注記

  • 会計方針の変更・見積り変更・修正再表示:無
  • 第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外
  • 発行済株式数、自己株式の取扱いに関する注記あり(信託口保有株式の取扱い等)
  • 添付資料の「連結業績予想などの将来予測情報に関する説明」を参照すること(通期予想の修正理由等が記載)

注意事項:

  • 本まとめは開示資料(決算短信)を基に作成しています。不明な項目は「–」と表記しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5918
企業名 瀧上工業
URL http://www.takigami.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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