2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表予想(通期・第2四半期累計)からの修正はなし。市場予想との比較は資料に記載なし(市場予想不明のため差異は–)。
  • 業績の方向性:増収ではなく減収(売上高5,460百万円、前年同期比△9.4%)だが、営業利益は黒字転換(営業利益165百万円、前年同期は△87百万円)し、経常利益・当期純利益は大幅増(経常528百万円、当期純351百万円)。
  • 注目すべき変化:受注高の大幅減(総受注高515百万円、前年同期比で大幅減)と、鋼構造物(特に鉄骨)分野での工事損失引当金の追加計上に伴う収益構造の変化。一方で不動産賃貸事業が増収増益で貢献。
  • 今後の見通し:通期予想の修正はなし。進捗率は売上で約23.7%(通期23,000百万円に対し)だが、営業利益進捗は約66.0%と高く、上期(第2四半期累計)予想11,000百万円に対しては第1四半期の結果を踏まえた達成可能性は高いが、受注動向や工事進捗が鍵。
  • 投資家への示唆:売上は減少したが収益性は改善。受注高の低迷や鉄骨工事での引当計上などプロジェクトリスクが短期的な注視点。自己資本比率は68.9%と高く財務基盤は安定。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:瀧上工業株式会社
    • 主要事業分野:鋼構造物製造(橋梁・鉄骨等)、不動産賃貸、材料販売、運送、工作機械製造(子会社)
    • 代表者名:代表取締役社長 瀧上晶義
    • 上場取引所/コード:名古屋(東)/5918
    • URL:https://www.takigami.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期連結累計期間(2025年4月1日〜2025年6月30日)
  • セグメント(報告セグメント):
    • 鋼構造物製造事業:橋梁・鉄骨等の受注・製造(主要セグメント)
    • 不動産賃貸事業:賃貸マンション等の賃貸収入
    • 材料販売事業:厚板、レベラー、鉄筋建材等の販売
    • 運送事業:グループ製品等の物流
    • 工作機械製造事業:㈱ケイシステックニジューサン(当四半期で解散)
    • その他:太陽光発電事業等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株含む):2,697,600株
    • 期末自己株式数:636,508株
    • 期中平均株式数(四半期累計):2,059,909株
    • 時価総額:–(資料記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:無
    • 配当支払開始予定日:-
    • IRイベント:特記事項なし

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想との比較)
    • 売上高:5,460百万円(通期予想23,000百万円に対する進捗率23.7%)
    • 営業利益:165百万円(通期予想250百万円に対する進捗率66.0%)
    • 経常利益:528百万円(通期予想900百万円に対する進捗率58.7%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:351百万円(通期予想600百万円に対する進捗率58.5%)
  • サプライズの要因:
    • 営業利益・純利益が増加した主因は、賃貸収入や受取配当金の計上など営業外収益の寄与、セグメント単位での収支改善(橋梁工事の設計変更獲得や保全工事の収支改善)。一方で鉄骨工事での工事損失引当金追加計上が売上原価/工事収益を圧迫。
    • 投資有価証券売却益39百万円の計上が特別利益として寄与(特別損失も一部あり)。
  • 通期への影響:
    • 会社は業績予想の修正を行っていない。営業利益進捗が高い点はプラスだが、受注高の大幅減や鉄骨案件のリスクは上期以降の収益に影響し得るため受注動向・工事進捗が重要。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 総資産:63,273百万円(前期末64,177百万円、△1.4%)
    • 純資産:43,599百万円(前期末43,265百万円、+0.8%)
    • 流動資産:25,003百万円(△2.7%)、固定資産:38,269百万円(△0.6%)
    • 負債合計:19,673百万円(前期末20,911百万円、△5.9%)
    • 現金及び預金:6,542百万円(前期末6,860百万円、減少)
    • 短期借入金:2,000百万円(前期末3,000百万円、減少)
  • 収益性
    • 売上高:5,460百万円(前年同期6,027百万円、△9.4%、△567百万円)
    • 営業利益:165百万円(前年同期△87百万円、前年同期比:改善→増益)
    • 営業利益率:165 / 5,460 = 3.02%(参考:業種平均との比較は地域・業態で差あり)
    • 経常利益:528百万円(前年同期201百万円、+162.7%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:351百万円(前年同期154百万円、+127.2%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):170.46円(前年同期70.31円、+)
  • 収益性指標(Q1年換算での目安)
    • ROE(Q1実績を年率換算で単純推計):約3.2%((351×4) / 43,599 ≒ 3.22%) — 目安8%以上に対し低水準
    • ROA(同):約2.2%((351×4) / 63,273 ≒ 2.22%) — 目安5%以上に対し低水準
    • 営業利益率:3.02%(参考値)
  • 進捗率分析(通期予想に対する)
    • 売上高進捗率:23.7%
    • 営業利益進捗率:66.0%
    • 純利益進捗率:58.5%
    • 過去同期間の進捗と比較すると、売上は鈍化しているが利益は上振れ基調(営業外収益等の影響含む)。
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していないため、営業CF/投資CF/財務CFの詳細は記載なし(営業CF等:–)。
    • 現金同等物残高:6,542百万円(前期末6,860百万円、減少)
  • 四半期推移(QoQ):–(前四半期は期末のため四半期間比較は限定的)
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:68.9%(安定水準、目安40%以上で安定)
    • 流動比率:流動資産25,003 / 流動負債11,092 = 約225%(良好)
    • 有利子負債(概算):短期2,000+長期1,580=3,580百万円。負債比率(負債/資産):19,673 / 63,273 ≒ 31.1%(低水準)
  • 効率性:総資産回転率等の詳細指標は四半期単位では変動が大きいため算出は参考値(総資産63,273に対する売上5,460→年率換算売上21,840で回転率約0.345)。
  • セグメント別(第1四半期)
    • 鋼構造物製造:売上4,735百万円(構成比86.7%)、セグメント利益119百万円。橋梁が主(3,918百万円、構成比71.7%)。
    • 不動産賃貸:売上271百万円(前年同期比+21.7%)、セグメント利益136百万円(+5.6%)。
    • 材料販売:売上344百万円(前年同期比△9.9%)、セグメント損失14百万円。
    • 運送:売上35百万円(前年同期比△41.7%)、セグメント損失4百万円。
    • 工作機械:売上62百万円(前年同期大幅増)、セグメント損失8百万円(解散予定のため最終期)。
  • 財務の解説:売上は鋼構造物(特に鉄骨)で減少したが、橋梁分野は比較的堅調で受注残高は増加。資産・負債の変動は短期借入金の返済などにより負債総額が減少し、自己資本比率は高水準を維持。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益39百万円を計上
  • 特別損失:投資有価証券売却損24百万円、その他合計で29百万円の特別損失計上
  • 一時的要因の影響:投資有価証券の売却益が利益を押し上げる一方で、鉄骨工事に関する工事損失引当金の追加計上は営業収益に影響。特別益は一時的で継続性は低いと判断される。
  • 継続性の判断:投資有価証券売却益は一時項目。工事損失引当等はプロジェクトベースで継続的リスクに結びつく可能性あり。

配当

  • 配当実績・予想:
    • 2025年3月期:中間配当50円、期末50円、年間100円(実績)
    • 2026年3月期(予想):中間50円、期末50円、年間100円(修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向:通期予想に対し配当性向(予想)= 配当総額(100円×発行株数ベース)/当期純利益600百万円→比率は算出要素不足のため–(注:会社の公表値なし)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし(方針は従来通りの配当維持)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:四半期短信に集計値の記載なし(–)
  • 減価償却費:当第1四半期累計で213百万円(前年同期192百万円、増加)
  • 研究開発費:記載なし(–)

受注・在庫状況

  • 受注高(Q1):総受注高515百万円(前同期1,732百万円、↓大幅)
    • 橋梁受注404百万円(前年同期1,512百万円、↓大幅)
    • 鉄骨受注111百万円(前年同期220百万円、↓)
  • 受注残高(期末):34,080百万円(前期末31,807百万円、+7.1%)
    • 橋梁受注残31,195百万円(前期末29,382百万円、増加)
    • 鉄骨受注残2,885百万円(前期末2,424百万円、増加)
  • 在庫(商品・製品・材料):商品及び製品130百万円、材料貯蔵品694百万円(大きな問題は記載なし)

セグメント別情報(ポイント)

  • 鋼構造物製造:売上構成の中心(約86.7%)、橋梁が主力。橋梁は堅調だが鉄骨は受注・売上減。鉄骨での工事損失引当金追加が収益を圧迫。
  • 不動産賃貸:賃貸マンション稼働開始による安定収入で増収増益。
  • 材料販売:外販数量減や建設需要減退で減収減益。レベラー部門は売上回復も原価上昇で利益化できず。
  • 運送:グループ内取引の延期で減収。グループ外取引で補ったが営業損失。
  • 工作機械:解散に伴い当四半期が最終期。受注残を計上したが黒字化には至らず。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:短信中での中期計画の進捗記載は限定的(–)。ただし橋梁受注残が増加しており、主力事業のバックログは一定の確保が確認できる。
  • KPI達成状況:売上・受注高・営業利益等のKPI別進捗は資料に限定的記載のため概況で判断(受注高の季節/案件要因に注意)。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との直接比較データは資料に記載なし(–)。
  • 市場動向:橋梁中心の事業で公共投資や建設投資の動向に依存。鉄筋・鉄骨関連の建設需要減退が材料販売や鉄骨事業にマイナス影響。外注費・輸送費上昇が一部セグメントの採算を圧迫。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(会社予想、修正なし):売上23,000百万円(△3.5%)、営業利益250百万円、経常利益900百万円、親会社株主に帰属する当期純利益600百万円、1株当たり当期純利益291.29円
    • 第2四半期累計(見込):売上11,000百万円、営業利益0百万円(差異表示「-」)、経常利益350百万円、当期純利益250百万円
  • 会社予想の前提条件:詳細は添付資料2ページの注記参照(為替・原材料等の前提は短信に明記の箇所を参照ください)。
  • 予想の信頼性:第1四半期の営業利益進捗は良好だが、受注高の低迷や鉄骨工事リスクが上方/下方に影響を与える可能性あり。会社は現時点で予想を維持。
  • リスク要因:受注の偏り(橋梁依存度)、工事の履行リスク(追加引当)、建設需要低迷、原材料・外注費・輸送費の上昇、子会社の解散影響。

重要な注記

  • 会計方針の変更:四半期連結会計作成に特有の会計処理や会計方針の変更は無し。
  • 監査/レビュー:四半期連結財務諸表に対する期中レビュー(五十鈴監査法人)あり。レビュー上の特記事項は無し。
  • その他重要事項:㈱ケイシステックニジューサンは2025年6月30日付で解散(当四半期が最終事業期間)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5918
企業名 瀧上工業
URL http://www.takigami.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.8)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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