2026年7月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(通期)に対して上振れ。第1四半期の営業利益477百万円は通期予想500百万円の95.4%に相当(ほぼ通期を先取り)。通期見通しの修正は無し。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高3,272百万円、前年同期比+30.0%;営業利益477百万円、前年同期比+41.1%)。
  • 注目すべき変化:有形固定資産の減価償却方法を定率法から定額法に変更(当四半期で営業利益等が34,396千円増加)。また補助金収入の増加(21,744千円)など一時要因も影響。
  • 今後の見通し:通期業績予想の修正は無し。ただし第1四半期で営業利益がほぼ通期目標に到達しているため、通期見通しは保守的と考えられる可能性あり(会計方針変更や補助金等の一時要因の影響を考慮する必要あり)。
  • 投資家への示唆:第1四半期の高進捗はポジティブだが、減価償却方法の変更や補助金収入など一時的/会計処理による寄与がある点に注意。通期の安定性を判断するには第2四半期以降の利益動向、補助金の継続性、製品需要(自動車・産業機器・通信)の推移を確認することが重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社 山王(Sanno Co., Ltd.)
    • 主要事業分野:電子部品分野(微細めっき技術を中心とした製造。事業は日本およびフィリピン拠点で展開)
    • 代表者名:代表取締役社長 荒巻 拓也
    • 上場コード:3441(東京証券取引所)
    • URL:https://www.sanno.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年12月12日
    • 対象会計期間:2026年7月期 第1四半期連結累計期間(2025年8月1日〜2025年10月31日)
  • セグメント:
    • 日本:国内製造・販売拠点。売上・利益の主力セグメント。
    • フィリピン:海外生産拠点。主に生産・輸出向け。
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):5,000,000株
    • 期末自己株式数:674,448株
    • 四半期累計平均株式数:4,325,552株(当第1Q)
    • 時価総額:–(資料に記載無し)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:当第1四半期は開催無し(決算補足説明資料作成無し)
    • IRイベント:特記事項無し

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社公表の通期予想10,900百万円(売上)等との比較)
    • 売上高:実績3,272百万円 / 通期予想10,900百万円 → 進捗率 30.0%
    • 営業利益:実績477百万円 / 通期予想500百万円 → 進捗率 95.4%
    • 経常利益:実績473百万円 / 通期予想490百万円 → 進捗率 96.6%
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績372百万円 / 通期予想440百万円 → 進捗率 84.6%
  • サプライズの要因:
    • 会計方針変更(減価償却方法:定率法→定額法)により営業利益等が34,396千円押し上げられている(継続的効果あり)。
    • 補助金収入が21,744千円計上(四半期で増加)。
    • 売上高・売上総利益の増加(売上は前年同期比+30.0%)により本業利益が拡大。
    • 一方で固定資産圧縮損20,000千円が営業外費用または営業外計上(一時的マイナス要因)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想の修正を行っていない。第1四半期の高い営業利益進捗は通期達成可能性を高めるが、会計方針変更分(定額化による費用配分の平準化)は継続的影響がある一方、補助金の継続性や需給の下振れリスクを考慮する必要がある。現時点では予想据え置きだが、通期見通しは保守的とも解釈可能。

財務指標

(注:金額は決算短信記載の千円→百万円換算表記を併記する場合あり。以降は千円単位の原表記を百万円表記に直して記載)

  • 財務諸表の要点(第1四半期末 2025/10/31)
    • 総資産:13,044,162千円(=13,044百万円、前期末12,851,797千円→+192,365千円、+1.5%)
    • 純資産:7,122,371千円(=7,122百万円、前期末6,755,438千円→+366,933千円、+5.4%)
    • 自己資本比率:54.6%(前期末52.6% → 安定水準:目安40%以上)
  • 収益性(当第1四半期累計:2025/8/1–2025/10/31)
    • 売上高:3,272,618千円(前年同期比+30.0%=+756,084千円)
    • 売上総利益:837,202千円
    • 販売費及び一般管理費:360,022千円
    • 営業利益:477,180千円(前年同期比+41.1%=+139,041千円)
    • 営業利益率:14.6%(477,180/3,272,618)→ 前年同期は13.4%(338,139/2,516,534)→ 改善
    • 経常利益:473,938千円(前年同期比+36.4%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:372,365千円(前年同期比+34.5%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):86.09円(前年同期62.01円)
  • 収益性指標(参考:第1四半期実績の年換算指標、参考値として提示)
    • 年換算ROE(単純年換算):約20.9%(372,365千円×4 ÷ 純資産7,122,371千円)→ 目安:10%以上で優良だが四半期年換算は参考値
    • 年換算ROA(単純年換算):約11.4%(372,365千円×4 ÷ 総資産13,044,162千円)→ 目安:5%以上で良好
    • 営業利益率:14.6%(業種平均は業種により大きく異なるため個別比較が必要)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:30.0%
    • 営業利益進捗率:95.4%
    • 純利益進捗率:84.6%
    • コメント:営業利益の進捗が極めて高く(季節性や一時要因を勘案する必要あり)、通常の均等配分を大きく上回る。
  • キャッシュフロー
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。ただし貸借対照表から:
    • 現金及び預金:3,142,150千円(前連結会計年度末3,610,800千円→減少468,650千円)
    • 短期借入金:3,500,000千円(前期末3,100,000千円→増加400,000千円)
    • 減価償却費(当第1Q累計):118,834千円(前年同期102,675千円)
    • フリーCF等の詳細:–(作成無しのため不明)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 前四半期(期末)は決算短信に四半期単体推移がないため詳細なQoQは–。季節性の記載は無し。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:54.6%(安定水準、目安40%以上)
    • 負債合計:5,921,791千円(前期末6,096,358千円→減少174,567千円)
    • 流動比率(簡易推定):流動資産8,835,579千円 / 流動負債4,853,227千円 ≒ 182.1%(流動性は良好)
  • 効率性
    • 減価償却費増(118,834千円)により資産運用の費用配分が変化。総資産回転率等は明示値なし。
  • セグメント別(当第1Q)
    • 日本:売上2,438,402千円、セグメント利益384,377千円(利益率約15.8%)
    • フィリピン:売上834,216千円、セグメント利益82,605千円(利益率約9.9%)
    • コメント:日本セグメントの利益寄与が大きく、前年同期比で日本セグメント利益が大幅に増加(会計方針変更の影響+本業寄与)。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:補助金収入 21,744千円(営業外収益に計上) — 四半期で目立つ項目
  • 特別損失:固定資産除却損 199千円(小額)
  • その他一時要因:
    • 固定資産圧縮損 20,000千円(営業外費用に計上、当四半期に影響)
    • 減価償却方法の変更による営業利益等の増加 34,396千円(注記で開示、継続的影響がある会計方針変更)
  • 評価:補助金や固定資産圧縮損は一時的要因の色合いがあるため、特別損益を除いたベースでの業績判断が必要。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 直近の配当(2025年7月期):期末22.00円(年間22.00円)
    • 2026年7月期(予想):中間 0.00円、期末 25.00円、年間 25.00円(変更無し)
  • 配当利回り:–(株価情報が資料にないため算出不可)
  • 配当性向(会社予想ベース):通期EPS予想101.72円に対して年間配当25円 → 配当性向(予想)約24.6%
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載無し

設備投資・研究開発

  • 設備投資:
    • 建設仮勘定(建設仮勘定残高):302,987千円(前期末572,989千円→減少270,002千円。投資進捗や資産化が進んだ可能性)
    • 有形固定資産(純額)合計はほぼ横ばい(3,485,927千円)。具体の当期設備投資額は明示無し → 詳細は四半期CFの未作成のため不明
    • 減価償却費:118,834千円(前年同期102,675千円、増加)
  • 研究開発:
    • R&D費用:資料に明示無し(–)

受注・在庫状況(該当資料の記載に基づく)

  • 受注状況:資料に明示無し(–)
  • 在庫状況:
    • 原材料及び貯蔵品:2,448,618千円(前期末2,114,164千円→増加334,454千円)
    • 製品:233,513千円(前期216,052千円→増加)
    • 在庫は増加傾向(在庫回転日数の記載無し)

セグメント別情報

  • 当第1Q(2025/8/1–2025/10/31)
    • 日本:売上2,438,402千円、セグメント利益384,377千円(前年同期比で利益大幅増)
    • フィリピン:売上834,216千円、セグメント利益82,605千円
    • セグメント間注記:減価償却方法の変更により「日本」セグメント利益は34,396千円増加(セグメント利益合計増分と整合)
  • 地域別:
    • 国内(日本)比率が高く、利益率も日本が高い構成

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に明示無し(–)
  • KPI達成状況:資料に明示されたKPIは無し(–)

競合状況や市場動向

  • 市場動向(会社の記述より)
    • 世界:米国はインフレ落ち着くが雇用軟化、欧州は製造業中心に需要低調、中国は不動産調整で内需回復遅延→先行き不透明
    • 国内:物価上昇で消費停滞、原材料高で企業収益圧迫、地政学リスク等も影響
    • 業界(電子工業):産業機器は緩やか回復、自動車向けはEVによる需要構造変化の影響あるがADAS関連は堅調、通信向けはスマホの買い替え停滞で一部厳しい
  • 競合比較:同業他社との定量的比較データは資料に無し(–)

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(修正無し):売上高 10,900百万円(+0.6%)、営業利益 500百万円(△37.2%)、経常利益 490百万円(△39.3%)、親会社株主に帰属する当期純利益 440百万円(△42.5%)
    • 会社は通期予想の前提(為替等)について添付資料P.2参照を促しているが、本短信本文に詳細前提の列挙なし(詳細は添付参照)。
  • 予想の信頼性:
    • 第1四半期の進捗から見ると営業利益の進捗は高いが、会計方針変更(減価償却)や補助金収入等の要素が寄与しているため単純比較は注意が必要。
  • リスク要因:
    • 為替、原材料価格変動、主要顧客の需要動向(自動車・通信・産業機器)、補助金等一時収入の非継続性、地政学リスク等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:有形固定資産(リース資産除く)の減価償却方法を定率法から定額法へ変更(当第1四半期より適用)。この変更により当第1Qの営業利益等が34,396千円増加。監査法人の期中レビューにも強調事項として記載されているが、結論に影響はないとされている。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成されていない(注記あり)。
  • その他:四半期決算短信は独立監査人(あずさ監査法人)による期中レビュー済み。

(注記)

  • 不明な項目は「–」と記載しています。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 3441
企業名 山王
URL http://www.sanno.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 建設・資材 – 金属製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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