2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:通期予想の修正はなし(会社予想との直接修正差異は無し)。ただし中間実績は純利益が通期予想に対して約97.2%の進捗となっており、純利益は想定以上の進捗(事実上の上振れ)で着地。営業利益・売上は通期想定に対して概ね計画内。
  • 業績の方向性:増収増益(売上高12,570百万円:前年同期比+7.2%、営業利益833百万円:前年同期比+309.2%)
  • 注目すべき変化:前年中間期は経常損失(△217百万円)、親会社株主に帰属する中間純損失(△404百万円)だったが、本中間期は経常利益1,607百万円、親会社株主に帰属する中間純利益972百万円と大幅な黒字転換(主因に為替差益・デリバティブ評価益等の非営業要因と売上総利益改善)。
  • 今後の見通し:通期業績予想(売上26,000百万円、営業利益2,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,000百万円)は修正なし。中間実績の進捗を見ると純利益は通期予想に迫る水準だが、フランス子会社(ジュベール社)取得の影響(4,190百万円の買収、借入調達)や為替影響の変動が残るため通期達成は引き続き外部要因に左右される。
  • 投資家への示唆:営業面では主力の木材関連が堅調で増収・収益改善。だが中間期の大幅な利益改善には為替差益・デリバティブ評価益が大きく寄与している点に留意(継続性を慎重に評価すべき)。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:南海プライウッド株式会社
    • 主要事業分野:木材関連(合板・収納製品等)、電線関連、一般管工事関連
    • 代表者名:代表取締役社長 丸山 徹
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月12日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期、2025年4月1日〜2025年9月30日)
    • 決算説明資料作成:無、決算説明会:無
  • セグメント:
    • 木材関連事業:国内外での合板・加工材や収納製品等の製造販売(主力)
    • 電線関連事業:電線・電材の販売
    • 一般管工事関連事業:設備工事・改修工事等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):1,009,580株(自己株式含む)
    • 期末自己株式数:40,329株
    • 期中平均株式数(中間期):968,292株
    • 時価総額:–(資料に未記載)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
    • 次回主要IRイベント等:特になし(決算説明会なし)。ジュベール社の連結影響は精査中で、必要な情報があれば速やかに開示予定。

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社の通期予想(2026/3期)と中間実績の進捗を示す)
    • 売上高:中間 12,570百万円/通期予想 26,000百万円 → 進捗率 48.4%
    • 営業利益:中間 833百万円/通期予想 2,000百万円 → 進捗率 41.7%
    • 経常利益:中間 1,607百万円/通期予想 2,000百万円 → 進捗率 80.4%
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:中間 972百万円/通期予想 1,000百万円 → 進捗率 97.2%
  • サプライズの要因:
    • 営業面:木材関連の売上増と売上総利益改善(粗利率向上)により営業利益が大きく改善。
    • 非営業面:為替差益(581,473千円)やデリバティブ評価益(86,114千円)が大幅に発生し、前年のデリバティブ評価損(586,017千円)による大幅赤字要因が解消・反転したことが経常利益・当期純利益を押し上げた。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。中間で純利益がほぼ通期見通しに到達しているが、為替やデリバティブ評価は変動要因のため、通期達成可能性は外部環境次第。加えて10月1日付でフランスのジュベール社を取得(取得対価4,190百万円、借入で調達)しており、今後の連結影響(のれん、追加費用等)によって通期業績に影響が出る可能性あり。

財務指標

  • 財務諸表の要点(中間末:2025/9/30、単位:百万円)
    • 総資産:32,918(前期末32,486、+433)
    • 純資産:24,657(前期末24,466、+191)
    • 自己資本比率:74.7%(安定水準)
    • 現金及び現金同等物:3,465
  • 収益性(中間、対前年中間期)
    • 売上高:12,570百万円(+7.2%/前年12,722百万円→注:資料は11,722。増収を明記)※資料:前年11,722百万円
    • 営業利益:833百万円(+309.2%/前年203百万円)、営業利益率 6.63%(前年約1.74%)
    • 経常利益:1,607百万円(前年 △217百万円 → 大幅改善)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:972百万円(前年 △404百万円 → 黒字転換)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):1,004.07円(前年 △417.45円)
  • 収益性指標
    • ROE:約3.94%(972 / 純資産24,657)→ 目安:8%以上が良好のため現状は低め
    • ROA:約2.95%(972 / 総資産32,918)→ 目安5%以上が良好のため低め
    • 営業利益率:6.63%(業種によるが改善傾向)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
    • 売上高進捗率:48.4%(通常は50%前後が想定ペース)
    • 営業利益進捗率:41.7%(やや遅れ)
    • 純利益進捗率:97.2%(非常に高い、ただし非継続的要因含む)
    • 過去同期間との比較:前年は赤字のため単純比較困難だが、営業利益・経常利益とも大幅改善
  • キャッシュフロー(千円)
    • 営業CF:1,158,564千円(前年1,524,054千円 → 減少)
    • 投資CF:△487,593千円(前年△1,201,415千円 → 投資額減少、前年は大型投資)
    • 財務CF:△467,885千円(前年△394,574千円)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約671,0百万円(1,158.6 − 487.6 = 約671.0 百万円)
    • 営業CF/純利益比率:約1.19(1,158.6 / 972 ≒ 1.19)→ 目安1.0以上で健全
    • 現金同等物残高:3,465百万円(前年中間末3,478百万円とほぼ横ばい)
  • 四半期推移(QoQ):資料は中間累計のみのため四半期ごとの詳細は記載なし
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:74.7%(安定水準)
    • 流動比率(流動資産18,239 / 流動負債5,450):約335%(流動性良好)
    • 有利子負債(概算):短期借入2,108百万円 + 長期借入1,825百万円 = 3,933百万円、現金3,465百万円を考慮したネット有利子負債は約468百万円(軽微)
  • 効率性:
    • 総資産回転率(中間:売上12,570 / 総資産32,918 ≒ 0.38)→ 年率換算で約0.76回転
  • セグメント別(中間)
    • 木材関連:売上11,330百万円(+7.0%)、セグメント利益894百万円(+451.0%)→ 主力事業で収益に大きく寄与
    • 電線関連:売上974.7百万円(+9.7%)、セグメント利益6.7百万円(△45.8%)→ 売上は増だが採算圧迫
    • 一般管工事:売上265.2百万円(+7.8%)、セグメント利益18.3百万円(+22.5%)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 0.7百万円(小額)
  • 特別損失:固定資産除却損 7.6百万円(小額)
  • 一時的要因の影響:中間業績の改善(特に経常・当期純利益)は為替差益(581,473千円)およびデリバティブ評価益(86,114千円)といった営業外収益の寄与が大きい。これらは市況・為替に依存するため継続性は限定的と判断すべき。
  • 継続性の判断:為替差益やデリバティブ評価益は変動要因であり、翌期以降の持続性は不確実。

配当

  • 中間配当:0.00円(中間)
  • 期末配当(予想):150.00円(期末)、年間合計 150.00円(予想:修正なし)
  • 参考(通期予想EPS):1,033.18円 → 配当性向(予想):約14.5%(150 / 1,033.18)
  • 特別配当:無し
  • 株主還元方針:現時点で特別還元・自社株買いの開示は無し

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動による支出):有形固定資産取得支出472.7百万円(中間期、前年同期間1,132.6百万円→大幅減)
  • 減価償却費:416.3百万円(中間期)
  • 研究開発(R&D):明確な金額記載なし(–)

受注・在庫状況(該当情報)

  • 棚卸資産(商品及び製品):2,388百万円(中間末、前期末2,075百万円、増加)
  • 在庫回転日数等:記載なし(–)
  • 受注高/受注残:記載なし(–)

セグメント別情報

  • 売上構成(中間)
    • 木材関連:11,330百万円(全売上の約90%)
    • 電線関連:974.7百万円(約7.8%)
    • 一般管工事:265.2百万円(約2.1%)
  • セグメント別戦略:
    • 木材関連:収納製品ラインナップ拡充、SNS・ショールーム活用、リフォーム・集合住宅市場へ販路拡大、インドネシアでの生産能力強化(新工場)、欧州(ジュベール)では製造効率化継続だが販売回復が課題
    • 電線関連:新規顧客・小口販売拡充で営業強化、採算管理徹底
    • 一般管工事:受注安定・高利益率工事比率の増加で利益率向上

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料では具体的中計KPIの記載なし(—)。だが海外M&A(ジュベール社)により海外売上拡大と為替耐性強化を図る方針。
  • KPI達成状況:–(明示的KPIの掲載なし)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内は新設住宅着工戸数が前年同期比で約16%減少するなど住宅市場は厳しい。建築資材価格・物流コスト上昇、住宅ローン金利上昇が下押し要因。
  • 競合・優位性:資料には他社比較の定量記載なし。収納製品等でシェア拡大施策を推進中。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想(変更なし):売上26,000百万円(+4.3%)、営業利益2,000百万円(+108.0%)、経常利益2,000百万円(+20.8%)、親会社株主に帰属する当期純利益1,000百万円(+890.1%)
    • 会社予想の前提:添付資料P.3参照(為替等の前提は精査中だが、ジュベール社の連結影響は現在精査中)
  • 予想の信頼性:過去の大幅なデリバティブ評価損益の振れが業績に影響しており、為替・デリバティブ関連の振れ幅を考慮すると予想は外部要因に依存する可能性あり(保守的/楽観的の判断は外的変動次第)。
  • リスク要因:為替変動、原材料価格・輸送コストの変動、国内住宅市場の低迷、欧州市場の経済悪化、M&A後の統合作業・のれん評価等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 監査・レビュー:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外
  • 企業結合(重要な後発事象):ETABLISSEMENTS GUY JOUBERT(フランス)を取得(取得対価 24百万ユーロ=4,190百万円、取得日 2025/10/01、買収関連費用概算116百万円、取得は借入で調達)。ジュベール社の損益は2026第4四半期から、貸借対照表は第3四半期から連結予定。のれん等は現時点で未確定。

(注)不明項目や資料未記載の数値は “–” としました。上記は開示資料に基づく整理であり、投資判断を指示するものではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7887
企業名 南海プライウッド
URL http://www.nankaiplywood.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.9)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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