2026年3月期 第2四半期決算説明会(スクリプト付き)

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 第2四半期は売上・利益とも前年同期比で減少。市場変化と中期計画に向けた先行投資(人件費増・人事制度改革・外部委託等)が利益悪化の主因。下期での回復を見込み通期予想は保守的に修正。
  • 業績ハイライト: 売上高 7,007 百万円(前年同期比 △11.0%=悪い)、営業利益 79 百万円(前年同期比 △92.4%=大幅減、営業利益率 1.1%=低水準=悪い)。
  • 戦略の方向性: 国内での省人化機械(米飯加工・盛付けロボット等)拡大、海外(北米・欧州・東アジア)展開の強化、機械からシステム(Visレジ/ARESEA)への事業拡張、ストック型収益の育成。
  • 注目材料:
    • 通期売上見通しを154億円(修正、前期比ほぼ同水準→ △0.8%)に下方修正。
    • 下期に向け営業利益約6億円を計画(下期寄与での回復想定)。
    • 象印との共同開発による業務用炊飯器の発売(来年春開始予定)や新工場竣工(稼働は2026年3月予定)。
    • 自己株取得(Mizuho Gulfとの提携解消に伴う)により配当性向が上昇。
  • 一言評価: 上期は想定を下回るが、製品ポートフォリオ拡充と海外展開で下期以降の回復を想定。現状は「改善期待だが短期では不透明」。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名: 鈴茂器工株式会社
    • 主要事業分野: 米飯加工機械・食品機械および関連システムの開発・販売(例:ご飯盛付けロボット「Fuwarica」、シャリ玉機、のり巻きカッター、Visレジ/ARESEA等の店舗向けシステム)
    • 代表者名: 谷口 徹(代表取締役 社長執行役員)
  • 説明会情報:
    • 開催日時: 2025年11月21日 15:30–16:10(説明35分、質疑5分)
    • 説明会形式: オンライン(Zoomによるライブ配信)
    • 参加対象: 投資家・アナリスト等(一般向けIR説明会)
  • 説明者:
    • 谷口 徹(代表取締役 社長執行役員): 上期業績、通期見通し、トピックス(製品・海外展開等)を説明
    • 越野 純子(取締役 常務執行役員): 登壇(発言は要旨に含まれるが主説明は谷口)
    • 武田 晃佳(コーポレート本部 経営企画部長): Q&A受付・司会補助
  • 報告期間:
    • 対象会計期間: 2026年3月期 第2四半期(2025年度 第2四半期)
  • セグメント:
    • 事業軸(説明会ベース): 国内機械事業(米飯加工・盛付け機)、海外機械事業(北米・欧州・東アジア等)、ソリューション/システム事業(Visレジ、ARESEA等)、新製品/共同開発製品(象印との炊飯器等)
    • 業態別顧客: スーパーマーケット、回転寿司等の外食チェーン、レストラン・給食・ホテル・社員食堂等

業績サマリー

  • 主要指標(第2四半期累計/上期):
    • 売上高: 7,007 百万円(前年同期比 △11.0%=悪い)
    • 国内売上: 4,697 百万円(前年同期比 △9.9%)
    • 海外売上: 2,310 百万円(前年同期比 △13.3%)
    • 営業利益: 79 百万円(前年同期比 △92.4%=大幅悪化)
    • 営業利益率: 1.1%(前年同期比 △12.2ポイント程度の低下=低水準)
    • 経常利益: 59 百万円(前年同期比 △94.6%)(資料数値に基づく概数)
    • 当期純利益: 50 百万円(前年同期比 △93.6%)(資料数値に基づく概数)
    • 1株当たり利益(EPS): –(示談なし)
      ※ 上記の経常利益・当期純利益は資料に示された表の数値を要約したもので、四捨五入等の差異あり。
  • 予想との比較:
    • 会社予想に対する達成率: 通期は修正後見通しへ引き下げ(詳細達成率は通期終了後算出)
    • サプライズ: 第2四半期は売上・営業利益とも前年割れで、特に営業利益の大幅減(△92.4%)がネガティブサプライズ
  • 進捗状況:
    • 通期予想(修正後)に対する進捗率(売上・営業利益・純利益): 第2四半期累計での通期進捗は概算で売上が上期比約45%前後(詳細は通期比で算出が必要)—会社は通期を保守的に見積もり。
    • 中期経営計画や年度目標に対する達成率: 中期計画(Next 2028等)実行のため人員増・制度改革を先行実施しており、上期は投資先行で未達。
    • 過去同時期との進捗率比較: 第2四半期までの売上は2024年3月期と同水準前後(会社説明)
  • セグメント別状況:
    • 国内(業態別): スーパーマーケット、寿司(回転ずし)、レストラン・食堂で前年対比落ち込み。ホテル・旅館・給食は伸長傾向(ただし規模小)。
    • スーパーマーケット: 前期の大規模な入れ替え・増設の反動で需要低下。
    • 寿司(回転ずし): 大手チェーンの導入一巡で一時落ち込み。
    • ホテル/給食: Fuwarica 等の導入で緩やかに伸長(成長ドライバー)。
    • 海外(地域別): 北米が最大の落ち込み要因(大手チェーン導入の期ずれ、連結内部消去の影響)、欧州は新製品導入で期ずれありつつ通期で挽回期待、東アジア(中国中心)は堅調。
    • 収益構成/貢献度: 売上減少により販管費率が上昇(販管費率47%)し、利益寄与が低下。

業績の背景分析

  • 業績概要: 第2四半期は国内外ともに売上・営業利益が前年割れ。主因は国内の設備投資抑制(資材・米価上昇等による事業者の様子見)、昨年度の大型案件一巡、北米での納品・導入の遅延や連結内部消去の影響。
  • 増減要因:
    • 増収要因: 東アジア(中国中心)の回復、欧州での新型機の導入期待、下期の大型案件回復見込み。
    • 減収要因: 国内大型入れ替え需要の一巡、資材高騰による設備投資の先送り、北米での導入スローダウン・納期遅延。
    • 増益/減益の主要因: 売上総利益減少が全体の利益落ち込みの約60%を占める。その他、支払手数料の増加(外部委託)、人件費増(人事制度改定、採用・ベースアップ)等が利益を圧迫。
  • 競争環境: 国内では同社が米飯系分野で高いシェア(説明会では国内シェア8割超を言及)を保有。海外では人件費高騰を背景に省人化機械需要が拡大しており競争機会あり。競合他社との直接比較資料は提示なし。
  • リスク要因: 為替変動(海外売上比率が高い)、地政学リスク(中国等の事業環境)、原材料・食材価格上昇、受注の期ずれ(納品遅延)、採用・人件費上昇、サプライチェーンの遅延。

戦略と施策

  • 現在の戦略:
    • 既存機械事業の国内外拡大(特に米飯加工・盛付け機)
    • システム事業への展開(ホール側・会計領域を含むVisレジ、ARESEA)
    • ストック型ビジネス(システム/サービス)への転換を進める
    • 海外展開支援で顧客と伴走(北米・東南アジア・欧州)
    • 必要投資は継続しつつ固定費の変動化等で効率化
  • 進行中の施策:
    • 新工場(鶴ヶ島/鶴ヶ島テックプラント)竣工済、稼働は2026年3月予定(当初計画通り)
    • 人事制度改革、人員増強、外部委託の活用(中期計画達成のため先行投資)
    • 製品拡販(Fuwarica の拡販、S-Cube、シャリ玉機、のり巻きカッター)
  • セグメント別施策:
    • ホテル/給食・社員食堂向け: Fuwarica をセルフ導入で拡大
    • 外食チェーン(回転寿司等): 海外出店先への機械導入支援
    • 小売(スーパーマーケット/コンビニ): 店舗内での出来たて食品ニーズ取り込みに向け提案
    • システム事業: Visレジ(会計・認識AI)やARESEA(ホール支援)でホール領域の効率化を狙う
  • 新たな取り組み:
    • 象印マホービンとの共同開発による業務用炊飯器(酢飯対応)を来春販売予定(S-Cube と組合せた寿司提供ソリューション)
    • カプセルトイ(寿司ロボット)等でブランド認知向上、地域貢献(保育所へのFuwarica寄付等)

将来予測と見通し

  • 業績予想(修正後、通期 2026年3月期):
    • 売上高: 15,450 百万円(154億円、会社修正見通し、前期比 約 △0.8%=ほぼ前期並み)
    • 国内: 前期比 △約5%(減収想定)
    • 海外: 前期比 +約9%(成長見込み)
    • 営業利益: 610 百万円(修正見通し、期初計画2,000百万円から大幅下方)
    • 経常利益: 610 百万円(修正見通し)
    • 当期純利益: 410 百万円(修正見通し)
  • 予想の前提条件: 第3・第4四半期で北米の一部案件の回復、欧州の期ずれキャッチアップ、国内下期での新規開拓・投資回復を前提に保守的に設定。
  • 予想の根拠と経営陣の自信度: 経営は保守的な見積もりと表明。下期の受注回復や新製品・システムの寄与により営業利益6億強を確保する計画だが、北米などの受注タイミングに依存。
  • 予想修正:
    • 通期予想の修正有無: 有(期初から売上・利益を下方修正)
    • 修正理由: 第1四半期~第2四半期の売上減少、北米の導入遅延、国内の投資抑制等
    • 修正前後(概数): 売上 17,870 → 15,450 百万円、営業利益 2,000 → 610 百万円、当期純利益 1,495 → 410 百万円(資料参照)
    • 修正の主要ドライバー: 国内の需要一巡・先送り、北米導入遅延、販管費や人件費の先行増加
  • 中長期計画とKPI進捗:
    • 中期計画(Next 2028 等)に向けた基盤整備を先行(人員・制度・外部委託)
    • KPI(ROE、配当性向等)の明確な新目標の提示は今回なし。配当方針は継続(下記参照)。
  • 予想の信頼性: 経営は保守的に修正したと説明。過去の予想達成傾向には言及なし。
  • マクロ経済の影響: 人件費上昇(北米・欧州)、原材料・食材・米価の高騰、地政学リスク(中国)、顧客側の設備投資動向が業績に影響。

配当と株主還元

  • 配当方針: 会社は成長投資と株主還元のバランスを主張。通期配当は期初方針を維持。
  • 配当実績/見通し:
    • 通期配当(修正なし): 35円(中間 15円、期末 20円)
    • 前年との比較: 配当自体は維持だが、自己株式取得の影響で配当性向が大きく上昇(資料では配当性向が約109.1%と示されているが、自己株影響を受けた数値)
    • 配当利回り: –(株価に依存のため未記載)
  • 特別配当: なし
  • その他株主還元: 8月に実施したMizuho Gulfとの資本業務提携解消に伴う自己株取得(資金借入を伴う実行)が財務構造に影響。

製品やサービス

  • 主要製品:
    • Fuwarica(ご飯盛付けロボット): 牛丼チェーン起点で外食・ホテル・給食などへ拡大中。セルフ提供で米コスト削減や食べ残し削減等の効果報告あり。
    • S-Cube(小型シャリ玉機)、シャリ玉製造機、のり巻きカッター(リニューアル機): 市場投入済/入替需要狙い。
    • 象印との業務用炊飯器(酢飯炊飯対応): S-Cubeとの組合せで新パッケージを来春販売予定。
  • サービス:
    • Visレジ(AI画像認識による会計効率化)、ARESEA(ホール支援システム): 店舗のオペレーション効率化・均質化に寄与。ホール領域への展開を強化。
  • 協業・提携:
    • 象印マホービンとの共同開発(業務用炊飯器)
    • トイズキャビン社とのカプセルトイ(認知向上施策)
  • 成長ドライバー:
    • 省人化・自動化のニーズ(人手不足・人件費上昇)による機械需要
    • 海外(北米・東アジア・東南アジア)でのチェーン展開・出店支援
    • システム・ストック型収益の拡大

Q&Aハイライト

  • 注目の質問と回答: オンラインでの参加者からの質問は無し(質疑時間に質問来ず)。
  • 経営陣の姿勢: 説明は詳細かつ率直。上期の結果を「不本意」と表現し、下期での回復努力と中期投資の正当性を強調。
  • 未回答事項: 具体的な地域別受注時期(北米の個別案件スケジュール)や財務面(自己株取得の詳細影響)についての細かなQ&Aはなく未掘り下げ。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 中立〜やや慎重。問題点は認めつつ下期以降の回復、製品投入・海外での成長に期待を示す。
  • 表現の変化: (前回説明会との比較は資料未提示のため明確な比較は–)
  • 重視している話題: 海外展開(北米の回復、東アジアの成長)、省人化ニーズ、製品・システムの拡充、新工場の稼働
  • 回避している話題: 第2四半期のキャッシュフロー詳細や自己株取得の財務的詳細(運用・返済計画等)は深掘りされず

投資判断のポイント(情報整理)

  • ポジティブ要因:
    • 明確な成長テーマ(飲食・小売の省人化ニーズ、海外展開)
    • 製品ラインナップ拡充(Fuwarica、S-Cube、炊飯器等)とシステム事業の育成
    • 新工場竣工(生産能力向上)、象印との共同製品などの協業
  • ネガティブ要因:
    • 上期の売上・利益の大幅減(営業利益 △92.4%)と販管費率上昇(47%)
    • 北米での受注・納品の期ずれや連結内部消去の影響
    • 自己株取得のための借入増加と現預金の減少(現預金が約11億円に減少)
  • 不確実性:
    • 北米・欧州案件の納入スケジュールと通期でのキャッチアップ可否
    • 国内顧客の投資回復スピード(資材価格・米価動向の影響)
    • 新製品/システムの市場浸透速度
  • 注目すべきカタリスト:
    • 北米での大手チェーン向け導入の進捗(第3四半期以降の受注・納品)
    • 象印との炊飯器販売開始(来春)とその受注動向
    • 下期(第3・第4四半期)の受注・売上回復状況
    • 新工場(2026年3月稼働)による量産開始とコスト改善効果

重要な注記

  • 会計方針: 変更の記載なし。
  • 特記事項(リスク): Mizuho Gulfとの資本業務提携解消に伴う自己株取得実施(借入を伴う)、これが負債・純資産に影響。
  • その他: 決算説明会でのQ&Aは実質行われず、詳細な突っ込んだ質問応答は未実施。

(補足)出所: 2026年3月期 第2四半期決算説明会(2025年11月21日、鈴茂器工株式会社 資料・説明内容より要約)。不明な項目は「–」と表記しました。なお本資料は投資助言ではありません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 6405
企業名 鈴茂器工
URL http://www.suzumo.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 機械 – 機械

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.10)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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