2025年9月期 決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社予想(2025年9月期)に対し売上高・営業利益・経常利益・当期利益ともに下振れ(売上達成率 約90.3%、営業利益達成率 約87.0%、経常利益達成率 約88.5%、当期純利益達成率 約63.9%)。会社側は下振れの主因を「本社移転に伴う特別損失」の計上と説明。
  • 業績の方向性:前年同期比で増収増益(売上高は前年△3.5%の減収だが、本決算は前期→当期比較で売上438,853千円(▲3.5%)・営業利益20,234千円(+260.9%)・当期純利益14,267千円(前期は▲84,549千円の赤字で黒字転換))。注:プラットフォーム事業は増収増益、メディア広告は減収減益。
  • 注目すべき変化:前期の投資有価証券評価損等(81,737千円の評価損、減損7,484千円)で赤字だった反動で当期は黒字転換。ただし当期はオフィス移転費用(特別損失5,356千円)を計上し、会社当初予想を下回る結果に。
  • 今後の見通し:2026年9月期予想は売上488,887千円(前期比+11.4%)、営業利益30,331千円(前期比+49.9%)、経常利益17,661千円(前期比▲14.2%)、当期純利益15,411千円(前期比+8.0%)。現金余力は十分(期末現金928,339千円)で、成長投資余力を確保しつつ収益性改善を見込むが、広告市場等の環境変化により注意が必要。
  • 投資家への示唆:プラットフォーム事業(有料メルマガ等)が収益の柱で堅調。メディア広告は構成比縮小・広告市場変動の影響を受けやすい。高い自己資本比率と潤沢な現金は強みだが、ROE/ROAはまだ低い(後述)ため成長投資の効果と費用管理の継続が重要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社まぐまぐ
    • 主要事業分野:メルマガ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」およびファンコミュニティ「MagOne」などのプラットフォーム事業、Webメディア運営および広告枠販売のメディア広告事業、イベント企画等のその他事業
    • 代表者名:代表取締役社長 熊重 晃
    • 上場取引所:東証
    • コード:4059
    • URL:https://www.mag2.co.jp
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月13日(決算短信)
    • 対象会計期間:2024年10月1日~2025年9月30日(2025年9月期、非連結)
    • 決算説明資料作成:有
    • 決算説明会:有(機関投資家、アナリスト向け)
  • セグメント:
    • プラットフォーム事業:メルマガ配信プラットフォーム「まぐまぐ!」等(有料メルマガが主軸)
    • メディア広告事業:自社Webメディア運営(MAG2 NEWS、MONEY VOICE 等)および広告枠販売
    • その他:イベント企画等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):2,871,600株(2025年9月期)
    • 期中平均株式数:2,820,473株(2025年9月期)
    • 期末自己株式数:49株
    • 時価総額:–(記載なし)
  • 今後の予定:
    • 定時株主総会開催予定日:2025年12月22日
    • 有価証券報告書提出予定日:2025年12月23日
    • 決算説明会:開催済/予定(機関投資家向け)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社の直前予想=2025/11/13公表分と比較)
    • 売上高:実績 438,853千円(会社予想 486,049千円)→ 達成率 約90.3%(差額 △47,196千円、△9.7%)
    • 営業利益:実績 20,234千円(会社予想 23,264千円)→ 達成率 約87.0%(差額 △3,029千円、△13.0%)
    • 経常利益:実績 20,573千円(会社予想 23,265千円)→ 達成率 約88.5%(差額 △2,692千円、△11.6%)
    • 当期純利益:実績 14,267千円(会社予想 22,315千円)→ 達成率 約63.9%(差額 △8,048千円、△36.1%)
  • サプライズの要因:
    • 主因は「本社移転に伴う特別損失」(本決算で特別損失5,356千円計上)により会社予想を下回った点を会社が明示。
    • 事業別では、メディア広告事業の売上が前年同期比30.2%減(広告市場のタイアップ縮小等の影響)で売上全体を押し下げた一方、プラットフォーム事業は増収(+9.2%)で補完。
  • 通期への影響:
    • 2026年9月期の会社予想は増収・営業増益(売上488,887千円、営業利益30,331千円)を見込む。現金余力・自己資本比率は良好で予想達成のための投資余力はあるが、広告市況・生成AI等の環境変化が不確定要因。会社は予想の前提を添付資料で提示(詳細は添付資料参照)。

財務指標(主要数値)

(単位:千円。前年同期比は%を併記)

  • 売上高:438,853(千円)=約438.9百万円、前年 454,935(千円) → 前年同期比 △3.5%(△16,082千円)
  • 売上原価:154,916(千円)/売上総利益:283,936(千円)
  • 販売費及び一般管理費:263,702(千円)
  • 営業利益:20,234(千円)、前年 5,606 千円 → 前年同期比 +260.9%
    • 営業利益率:20,234 / 438,853 = 約4.6%
  • 経常利益:20,573(千円)、前年 5,623 千円 → 前年同期比 +265.9%
  • 当期純利益:14,267(千円)、前年 △84,549 千円(赤字→黒字転換)
  • 1株当たり当期純利益(EPS):5.06円(前年 △30.04円)、潜在株式調整後 4.96円
  • 総資産:997,509(千円)=約997.5百万円(前期 964,917千円、+32,592千円)
  • 純資産:845,330(千円)=約845.3百万円(前期 809,763千円、+35,567千円)
  • 自己資本比率:84.7%(安定水準)
  • 現金及び現金同等物(期末):928,339(千円)(前期 830,269千円、+98,070千円)
  • 営業CF:100,725(千円) (前年 8,203千円)
  • 投資CF:△23,954(千円) 主な内訳:有形固定資産取得9,295/無形固定資産取得9,322/敷金等差入9,304(敷金回収3,967含む)
  • 財務CF:21,299(千円) 主な内訳:ストックオプション行使による収入21,300千円
  • フリーCF(営業CF − 投資CF):100,725 − 23,954 = 76,771(千円)
  • 営業CF/当期純利益比率:100,725 / 14,267 ≒ 7.06(1.0以上で健全)
  • ROE:当期純利益 / 平均自己資本 ≒ 14,267 / 845,330 ≒ 1.7%(目安8%以上が良好 → 低位)
  • ROA:当期純利益 / 総資産 ≒ 14,267 / 997,509 ≒ 1.4%(目安5%以上で良好 → 低位)
  • 流動負債:152,178(千円)、負債合計:152,178(千円)→ 有利子負債は特に記載なし(実質的に負債は小さい)
  • 流動資産内訳:現金928,339/売掛金22,621(前期97,047千円 → 売掛金大幅減)
  • 発行済株式数:期末 2,871,600株(ストックオプション行使により期中増加)

進捗率分析(四半期進捗は四半期データ非提示のため省略)

  • 本資料は通期決算のため四半期進捗率の比較不可。次期(2026年9月期)予想に対する進捗は本決算からの横比較で評価予定。

キャッシュフロー(要点)

  • 営業CF:100,725千円(前年 8,203千円)→ 売上債権の大幅減少(回収)等で大幅改善
  • 投資CF:△23,954千円(主に有形・無形固定資産取得、敷金差入等)
  • 財務CF:+21,299千円(ストックオプション行使収入)
  • フリーCF:+76,771千円(健全)
  • 現金残高:928,339千円(潤沢)

特別損益・一時的要因

  • 当期特別損失:本社移転費用 5,356千円(今回の会社予想未達の主要理由の一つ)
  • 前期(2024年9月期)の大きな特別損失:投資有価証券評価損 81,737千円、減損損失 7,484千円(これらの影響で前期は巨額赤字)
  • 一時的要因の判断:前期の評価損は非継続的要因であり、当期の黒字転換はその反動が大きい。移転費用は一時費用と考えられる。

配当

  • 2025年9月期:中間配当 0.00円、期末配当 0.00円、年間配当 0.00円
  • 2026年9月期(予想):現時点で未定(会社は剰余金の配当を業績・財政状態・投資計画を勘案し検討と記載)
  • 配当方針:株主還元は重要課題の一つだが、当面は内部留保とのバランスで配当を検討

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資活動支出):当期合計 約23,954千円
    • 有形固定資産取得:9,295千円
    • 無形固定資産取得:9,322千円(ソフトウェア等)
    • 敷金・保証金差入:9,304千円(オフィス移転関連)
  • 減価償却費(注記):当期 計上あり(減価償却費合計 1,866千円 等)
  • R&D費用:明確なR&D数値の記載なし(――)

受注・在庫(該当性低)

  • 受注・在庫に関する主要記載なし(――)

セグメント別情報

  • プラットフォーム事業:
    • 売上高:331,243千円(前年比 +9.2%)
    • セグメント利益:189,562千円(前年比 +12.4%)
    • 備考:有料メルマガが主力。UI改善・クリエイター獲得施策を継続。
  • メディア広告事業:
    • 売上高:105,644千円(前年比 △30.2%)
    • セグメント利益:33,279千円(前年比 △7.1%)
    • 備考:「PLAYLIFE」サービス終了等を実施。タイアップ広告市場の縮小が影響。
  • その他事業(イベント等):
    • 売上高:1,965千円(前年比 +883.6%)、利益 1,215千円(前年 46千円)
  • セグメント合計と全社費用:
    • 報告セグメント計利益:222,841千円、その他利益 1,215千円、全社費用(販管費等)△203,821千円 → 財務諸表営業利益 20,234千円
  • 事業構成比(売上高ベース):プラットフォーム 約75.5%(331,243 / 438,853)、メディア広告 約24.1%

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画の数値は別掲なし。会社は2025年10月1日に経営理念等を刷新し、生成AI活用やクリエイター支援強化を掲げ成長戦略を示唆。
  • KPI等の達成状況:個別KPIの開示なし(――)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:デジタルコンテンツ市場は拡大・広告市場は拡大基調だが媒体・広告フォーマットの再編が進行。生成AI普及等でコンテンツ流通と広告の形が変化中。
  • 競合比較:同業他社との比較データは本資料に記載なし(――)。ただしプラットフォームの収益性が相対的に高く、広告事業の収益構造改善が鍵。

今後の見通し(会社予想)

  • 2026年9月期業績予想(通期)
    • 売上高:488,887千円(前期比 +11.4%)
    • 営業利益:30,331千円(前期比 +49.9%)
    • 経常利益:17,661千円(前期比 △14.2%)
    • 当期純利益:15,411千円(前期比 +8.0%)
    • EPS予想:5.46円
  • 予想の前提・信頼性:会社は市場環境の変化を注視するとしつつ、生成AIなどの事業環境変化を前提に柔軟な対応を示す。過去(前期)は一時的な評価損で大幅な乖離が生じた点は留意。
  • 主なリスク要因:デジタル広告市況の悪化、広告タイアップ市場の縮小、生成AIによるコンテンツ流通構造変化、主要クリエイターの流動性等。

重要な注記

  • 会計方針の変更:2022年改正会計基準(法人税等に関する会計基準)を当事業年度期首から適用。該当の影響は注記参照。
  • 監査:本決算短信は公認会計士又は監査法人の監査の対象外。
  • その他:当期はストックオプション行使により資本金・資本剰余金の増加(行使収入21,300千円)を計上。

(注)本まとめは提供された決算短信に基づく要約・整理であり、特定の投資行動を促すものではありません。数値は会社資料の記載に基づき、単位は千円表記の原資料を参照しています。不明な項目は「–」で示しました。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4059
企業名 まぐまぐ
URL https://www.mag2.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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