2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社の通期予想に修正なし(予想どおり)。中間期実績は会社予想に対して「ほぼ予想通り」だが、注目点として親会社株主に帰属する中間純利益は前年同期比で減少(△15.7%)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高+3.2%、営業利益+20.3%)だが、親会社株主に帰属する中間純利益は減益(△15.7%)— 特別利益の有無が要因。
- 注目すべき変化:営業利益・経常利益は増加(営業利益819百万円、+138百万円)した一方、前年中間期にあった投資有価証券売却益(255百万円)の反動で当期純利益は減少。
- 今後の見通し:会社は通期業績予想(売上24,000百万円、経常利益1,540百万円、当期純利益1,200百万円)を据え置き。中間実績の進捗は売上で約50%、営業利益で約61%と比較的順調で、現時点で予想修正はなし。
- 投資家への示唆:事業本業は回復基調(営業増益)だが、純利益は一時要因の影響を受けやすい。子会社(㈱ネスコ)の売掛債権回収リスク(381.8百万円相当、係争継続)が潜在リスクとして残るため、今後の公表情報を注視する必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:昭和パックス株式会社
- 主要事業分野:重包装袋(クラフト紙袋等)、フィルム製品、フレキシブルコンテナ、不動産賃貸等(包装資材・包装機械など関連事業を含む)
- 代表者名:代表取締役社長 小野寺 香一
- 上場取引所/コード:東証 / 3954
- URL:http://www.showa-paxxs.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月11日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 決算説明会:無、補足資料作成:無
- セグメント(報告セグメント):
- 重包装袋:主力(クラフト紙袋)。国内・海外の出荷数量が伸び悩むが売上高最大セグメント。
- フィルム製品:産業用・農業用等のプラスチックフィルム。
- コンテナー:フレキシブルコンテナ(エルコン等)。
- 不動産賃貸:賃貸収入。
- その他:包装原材料、包装用機械等。
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):4,450,000株(自己株式含む)
- 期末自己株式数:59,994株
- 中間期平均株式数:4,390,006株
- 時価総額:–(資料に記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:2025年12月5日
- IRイベント・株主総会等:–(資料に記載なし)
- 吸収合併:完全子会社 山陰パック有限会社を吸収合併(効力発生日予定 2026年1月1日)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較は通期のみ公表、当中間期は達成率で算出)
- 売上高:11,972百万円(前年同期比+3.2%)。通期予想24,000百万円に対する進捗率49.9%(通期の半期に対する標準的進捗)。
- 営業利益:819百万円(前年同期比+20.3%)。通期予想1,330百万円に対する進捗率61.6%(進捗良好)。
- 純利益(親会社株主帰属):651百万円(前年同期比△15.7%)。通期予想1,200百万円に対する進捗率54.3%。
- サプライズの要因:
- 営業利益は原料高等のコスト上昇が続く中で数量・採算管理の改善等により増益。
- 親会社株主に帰属する純利益は、前年同期に計上した投資有価証券売却益(255百万円)が当期にはないため減少(特殊要因が主因)。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正せず据え置き。H1の営業利益進捗は良好だが、子会社(㈱ネスコ)の回収リスク(売掛債権381.8百万円、訴訟継続)があり、将来の損失見込額が確定すれば業績に下振れ影響が出る可能性あり。現状は備えとして貸倒引当金を計上済。
財務指標(要点)
- 貸借対照表(主要項目、単位:百万円)
- 総資産:34,577(前期末33,384、+1,193)
- 純資産:25,100(前期末24,279、+821)
- 自己資本(参考):24,251百万円
- 自己資本比率:70.1%(安定水準。目安:40%以上で安定)
- 現金及び現金同等物:7,964百万円(前期末7,579、+384)
- 有利子負債(目安):短期借入1,174百万円+長期借入49百万円=約1,223百万円(レバレッジ低い)
- 損益計算書(中間期、単位:百万円)
- 売上高:11,972(+3.2%=+376百万円)
- 営業利益:819(+20.3%=+138百万円)
- 経常利益:931(+13.9%=+113百万円)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:651(△15.7%=△122百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):148.33円(前期174.05円、△14.8%)
- 収益性指標
- 営業利益率(中間期):819 / 11,972 = 6.85%(業種により差異あり。目安: 高いほど良好)
- 経常利益率:931 / 11,972 = 7.78%
- 中間純利益率(親会社帰属):651 / 11,972 = 5.44%
- ROE(中間実績ベース)= 651 / 24,251 = 2.7%(目安: 8%以上で良好 → 低い)。
- ROE(通期予想ベース)= 1,200 / 24,251 = 5.0%(やや低め、目安8%以上が良好)
- ROA(中間実績)= 651 / 34,577 = 1.9%(目安5%以上で良好)。通期予想ベースは約3.5%。
- 進捗率分析(通期予想に対する中間進捗)
- 売上高進捗率:49.9%(標準的)
- 営業利益進捗率:61.6%(良好)
- 純利益進捗率:54.3%(概ね順調だが特別損益の影響あり)
- キャッシュフロー(単位:百万円)
- 営業CF:1,414(前年同期比+234)
- 投資CF:△842(投資支出は有形固定資産取得等。前年は△1,218)
- 財務CF:△80(配当支払等)
- フリーCF(営業CF − 投資CF):約571百万円(プラス)
- 営業CF/純利益比率:1,413 / 700(中間当期の税引前調整前値との比較等で計算が異なるが、営業CFは純利益(税後)を上回り健全)
- 四半期推移(QoQ):四半期別の詳細は資料に限定記載のため–(要確認)。季節性は製品・需要によりあるが、通期見通しは据え置き。
- 財務安全性
- 自己資本比率:70.1%(安定水準)
- 流動比率(目安):流動資産19,578 / 流動負債7,190 = 2.72(高く安全)
- 負債比率(簡易):有利子負債約1,223 / 純資産25,100 = 約4.9%(低レバレッジ)
- セグメント別(当中間期)
- 売上構成(中間期=11,972百万円)
- 重包装袋:7,814百万円(構成比約65.3%)、売上高+2.9%
- フィルム製品:2,048百万円(約17.1%)、売上高+3.7%
- コンテナー:1,058百万円(約8.8%)、売上高△5.5%
- 不動産賃貸:125百万円(約1.0%)、売上高増
- その他(包装原材料等):926百万円(約7.7%)
- 利益貢献:重包装袋が主力でセグメント利益は約692百万円(当期)。フィルムは利益改善。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:当中間期は投資有価証券売却益は計上なし(前期は255百万円計上)。これが前年同期比の中間純利益減少の主因。
- 特別損失:固定資産除却損8.8百万円を計上。
- 一時的要因の影響:前年の一時益が当期に無いため純利益は減少。営業本業は増益であり、特別損益を除いた実質業績は改善。
- 継続性の判断:投資有価証券売却益は非継続。子会社ネスコの債権問題は継続リスクとして注視が必要。
配当
- 中間配当:20.00円(支払予定あり)
- 期末配当(予想):30.00円(通期合計予想50.00円)— 会社は配当予想の修正なし
- 配当性向(通期予想ベース):配当50円 / EPS273.35円 ≒ 18.3%(比較的保守的)
- 配当利回り:株価が資料にないため記載なし(–)
- 株主還元方針:特別配当・自社株買いの記載なし(–)
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資活動支出):有形固定資産取得支出632,282千円(当中間期)、前年同期より増加。
- 減価償却費:362,709千円(当中間期)
- 研究開発費:明確な数値記載なし(–)。主要投資は設備関連。
受注・在庫状況
- 受注状況:明確な受注高/受注残の数値記載なし(–)。
- 在庫状況:
- 原材料及び貯蔵品:1,411百万円(前期1,525百万円、約△7.5%)
- 棚卸資産の増減はCF明細にも反映(棚卸資産増減75,819千円の影響)。
セグメント別情報(補足)
- 重包装袋:業界出荷量は微減(業界全体△1.0%)。同社売上数量△1.6%。クラフト紙価格は高止まりでコスト上昇継続。
- フィルム製品:出荷量は産業用・農業用とも減少傾向。樹脂価格は高水準維持。製品ごとの増減は混在(産業用増、農業用減)。
- コンテナー:フレキシブルコンテナ市況は大幅減。自社製品は一部で増加(エスキューブ等)するが全体では減少。
- 地域別:タイ子会社(タイ昭和パックス)は売上数量△6.1%と減少。地域別詳細は限定的。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の進捗について:資料に明示的数値目標の進捗記載なし(–)。吸収合併(山陰パック)により業務統合・コスト効率化を図る方針。
競合状況や市場動向
- 市場動向:クラフト紙・ポリエチレン等原材料費高止まり、物流費・人件費上昇が継続し業界収益を圧迫。需要面では飼料・化学品用途等で減少が見られる。
- 競合比較:同業他社との相対比較データは資料に記載なし(–)。
今後の見通し
- 業績予想(通期、修正なし):
- 売上高:24,000百万円(+2.9%)
- 営業利益:1,330百万円(△3.5%)
- 経常利益:1,540百万円(△5.3%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:1,200百万円(△9.1%)
- 会社の前提:特記事項として為替・原材料等の前提は明示されていない(–)。
- 予想の信頼性:H1の進捗(営業利益寄与)が良好だが、ネスコ債権問題の影響や原材料・賃金上昇が下振れリスク。会社は現時点で据え置き。
- リスク要因:
- 原材料価格(クラフト紙、ポリエチレン等)の高止まり
- 労務・物流費の上昇
- 取引先の支払遅延・不履行(ネスコの売掛債権問題:381.8百万円、訴訟継続)
- 海外景気(タイ等)の減速による需要減
重要な注記
- 会計方針の変更:なし
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理:有(税金費用等の計算方法に関する注記あり。詳細は添付資料P.10参照)
- 追加情報:連結子会社㈱ネスコの取引先に関する売掛金の取立不能・遅延の恐れ(売掛債権残高381,755千円)。既に貸倒引当金を計上、係争中。将来見込額が算定され次第公表予定。
- 吸収合併:完全子会社 山陰パック有限会社を2026年1月1日予定で吸収合併(目的:組織の一体化、効率化)。会計処理は共通支配下の取引として処理予定。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3954 |
| 企業名 | 昭和パックス |
| URL | http://www.showa-paxxs.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 素材・化学 – パルプ・紙 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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