2026年3月期 第2四半期 決算説明資料

エグゼクティブサマリー

  • 経営陣のメッセージ: 求人ボックスへのブランド投資を積極拡大しつつ、LiPLUSを連結化して「価格.comくらしサポート」等で領域拡大を図り、売上成長を優先する方針(増収だが当面は減益容認)。
  • 業績ハイライト: 連結売上は累計で44,861百万円(YoY+23.4%:良い=強い増収)、営業利益は13,843百万円(YoY-1.4%:悪い=微減)と増収減益。主要ドライバーは食べログと求人ボックス、インキュベーション(LiPLUS)の成長。
  • 戦略の方向性: 求人ボックスに大規模なブランド投資(年間約70億円計画)を継続し顧客獲得を優先、LiPLUSの価格.comとの連携で暮らし領域を拡大(くらしサポートを10/1開設)。中期(FY30/3)に向け高成長を目指す(連結5年CAGR目標+13%)。
  • 注目材料: ①2025年4月にLiPLUSホールディングスを連結子会社化→「価格.comくらしサポート」開始(市場規模約5兆円想定)、②求人ボックスは売上成長堅調(累計YoY+69.7%)だが投資で累計セグメント損失(-369百万円)。PPAによる会計影響やFY25/3 Q2の減損(588百万円)処理の除外を踏まえた比較が必要。
  • 一言評価: 増収基調が明確だが、成長投資フェーズで短期的には利益が圧迫される決算。

基本情報

  • 企業概要: 会社名 株式会社カカクコム(Kakaku.com, Inc.)、主要事業分野 価格比較(価格.com)、飲食プラットフォーム(食べログ)、求人検索(求人ボックス)、インキュベーション(LiPLUS 等)・各サービスの送客・広告・課金収益。代表者 代表取締役社長 村上 敦浩。
  • 説明者: 発表者 代表取締役社長 村上 敦浩(想定)および経営陣。主な発言概要:求人ボックスへの成長投資拡大、LiPLUS連結によるくらし領域拡大、通期は増収減益を見込む旨。
  • 報告期間: 対象会計期間 FY26/3 Q2(上期累計:2025年4月〜9月)、報告書提出予定日 –、配当支払開始予定日(中間配当支払済/6月に1株55円の支払いが実施された旨記載)。
  • セグメント:
    • 価格.com:ショッピング/サービス/保険等の比較・送客・広告事業
    • 食べログ:飲食店広告、飲食店予約、会員・広告等(レストラン検索・予約)
    • 求人ボックス:求人一括検索・送客(リスティング課金中心)
    • インキュベーション:不動産、旅行・移動、暮らし(LiPLUS含む)等の子会社群および新規事業
    • セグメント利益調整(全社費用等)

業績サマリー

  • 主要指標(上期累計/単位:百万円、YoY)
    • 売上収益:44,861(YoY+23.4%)→ 良い:強い増収。
    • 営業利益:13,843(YoY-1.4%)営業利益率 30.9%(YoY-7.7pt)→ やや悪化:投資で減益。
    • 税引前利益:13,553(YoY-3.8%)
    • 親会社帰属当期利益:9,368(YoY-2.3%)
    • 1株当たり利益(EPS):47.36円(YoY-1.16円)
    • 四半期(Q2)売上:22,903(YoY+22.8%)、営業利益(Q2単体):6,555(YoY-7.1%)※資料内Q2数値参照。
  • 予想との比較:
    • 会社予想(通期)に対する進捗(進捗率) 売上 48.8%(92,000計画)、営業利益 49.4%(28,000計画)、親会社帰属当期利益 49.3%(19,000計画)→ 進捗は概ね均衡(良い)。
    • サプライズの有無:大きな上方修正/下方修正はなし。求人ボックスの赤字は計画通り(ブランド投資拡大による想定内の損失)。LiPLUS連結に伴うPPA影響で一部Q1数値を修正(会計影響)。
  • 進捗状況:
    • 通期予想に対する上期進捗(売上 48.8%、営業利益 49.4%、親会社帰属当期利益 49.3%)→ 中間時点で計画比は概ね順調(良い)。
    • 中期経営計画(FY30/3)に対する達成度:FY26上期は中期計画トラックへの初期ステージ。中期目標(FY30 売上143,000、営業利益53,000)に対してはこれからの投資と拡大が必要(不確実)。
    • 過去同時期との進捗比較:売上・主要KPIは過去最高水準を更新している項目(食べログの契約店舗数・予約数など)。
  • セグメント別状況(累計/百万円/YoY)
    • 価格.com:売上 11,585(YoY+3.5%:安定的増収)、セグメント利益 6,143(YoY+21.1%:良い) 進捗率 48.3%。
    • 食べログ:売上 18,934(YoY+20.9%:良い)、セグメント利益 10,860(YoY+23.5%:良い) 進捗率 47.9%。主要KPI(契約店数・予約数)過去最高更新。
    • 求人ボックス:売上 9,616(YoY+69.7%:非常に高い成長=良い)、セグメント利益 -369(YoY-115.0%:赤字に転落=悪い) 進捗率 52.0%。理由はブランド投資増加。
    • インキュベーション:売上 4,726(YoY+23.0%:良い)、セグメント利益 1,111(YoY+26.3%:良い) 進捗率 46.3%。LiPLUS寄与大。
    • セグメント利益調整額(全社費用等):-3,902(前年同期比で費用増)。

業績の背景分析

  • 業績概要: 食べログの予約・広告が好調で売上・利益を牽引。求人ボックスは訪問数・稼働アカウント数増加で売上急拡大だが、ブランド投資で利益を圧迫。インキュベーションはLiPLUSの連結化で増収増益。価格.comは保険・金融やPC・ブロードバンド比較が堅調。
  • 増減要因:
    • 増収要因:食べログのオンライン予約増(オンライン予約数・契約店舗数過去最高)、求人ボックスの流入増(ブランド露出)及びLiPLUSの取り込み。
    • 減益要因:求人ボックスの大規模ブランド投資(広告宣伝・代理店手数料増)、支払手数料・人件費・外注費の増加、LiPLUS連結に伴うPPA(減価償却等)影響。FY25/3 Q2に計上された588百万円の減損が前年比較の調整要因。
  • 競争環境: 食べログは予約・広告で競合優位性を維持(高い会員・店舗基盤)。求人市場は競合多数(大手求人媒体等)でブランド投資によりプレゼンス強化を図る。価格比較領域は価格.comが強い集客力を持つが、金融や保険分野の外部競争は継続。
  • リスク要因: 広告・マーケティング投資のROIが期待通りでない場合の利益圧迫、景気減速による広告需要下落、PPAやのれんの会計影響、採用市場の変動、サプライチェーンや法規制の変更(領域に応じて)。

戦略と施策

  • 現在の戦略: 成長領域(求人、くらしサービス)への積極投資と、既存メディア(価格.com、食べログ)の集客力を活用した新サービス展開(LiPLUS連携)。中期計画でFY30/3に大幅拡大を目標。
  • 進行中の施策: 求人ボックスのブランドマーケティング強化(テレビCM・屋外広告等、年間約70億円計画の一部を下期に継続)、LiPLUSの価格.com内導線(くらしサポート)立ち上げ(2025/10/1)。
  • セグメント別施策:
    • 価格.com:保険(ペット保険等限定プラン)や金融(カードローン)で収益拡大。
    • 食べログ:飲食店予約と広告の強化、契約店舗数拡大・ARPU管理。
    • 求人ボックス:代理店チャネル拡大とブランド投資で利用者・アカウント拡大。
    • インキュベーション:LiPLUSの成長加速と不動産・旅行領域の改善。
  • 新たな取り組み: 「価格.comくらしサポート」(LiPLUS連携)—不用品回収、庭手入れ、ハウスクリーニング、エアコン修理、電気・水道工事など当面6領域で提供予定。将来的に対応領域拡大し市場プレゼンス向上を目指す。

将来予測と見通し

  • 業績予想(通期 FY26/3 会社予想):
    • 売上高 92,000百万円(YoY+17.3%:良い=増収計画)
    • 営業利益 28,000百万円(YoY-4.4%:悪い=投資で減益見込み)
    • 親会社帰属当期利益 19,000百万円(進捗等参照)
    • 前提条件:求人ボックス等への積極投資継続、LiPLUS寄与見込み(為替等明記なし)。経営陣は成長優先で投資継続の方針を示しており、短期利益より成長に対する自信は強め。
  • 予想修正: 通期予想に対する修正は開示なし(再掲)。Q1にLiPLUS連結に伴うPPAでQ1実績を修正した点は注記。
  • 中長期計画とKPI進捗: 中期(FY30/3)計画(連結)売上 143,000百万円、営業利益 53,000百万円(5年CAGR+13%)。セグメント別FY30目標(価格.com 売上27,000、食べログ54,000、求人ボックス50,000、インキュベーション12,000)。現状は初期段階で、求人ボックス成長が鍵。KPI(食べログ契約店・予約、求人ボックス利用者・稼働アカウント)は上期で過去最高水準を記録。
  • 予想の信頼性: 過去は配当性向・自己株買い等で還元重視の傾向。今回の通期見通しは投資継続を前提としており、短期的な利益は下振れリスクがあるが、KPI改善が続けば達成可能性は中立〜やや高。
  • マクロ経済の影響: 広告市場・採用市場・消費動向の変動が収益に直結。為替の記載は限定的で、国内需要の強弱が主要な影響要因。

配当と株主還元

  • 配当方針: 継続的な配当(年2回、配当性向50%以上を目安)および成長投資後の余剰資金は総還元性向最大80%を上限に機動的に自社株買い・特別配当。
  • 配当実績/予想:
    • FY25/3 実績:年間80円(普通配当50円+特別配当30円)、配当性向 78.9%(特別配当を除くと50%)。
    • FY26/3 予想:年間50円(中間25円、期末25円)、配当性向 52.0%(予想、50%以上方針を維持)。
    • 中間配当:FY26 中間は25円(予想)/ただし資料では6月に1株55円(過去)支払いで現金減少の注記あり — ※注記参照。
  • 特別配当: FY25/3 に特別配当30円を実施。FY26/3 は特別配当の記載なし(想定なし)。
  • その他株主還元: 自社株取得は必要に応じて実施(中期は総還元性向を上限に機動的運用)。

製品やサービス

  • 製品/サービス(主要): 価格.com(ショッピング・サービス比較・保険等)、食べログ(飲食店広告・予約・会員)、求人ボックス(求人一括検索・採用ボード)、LiPLUS(暮らし領域マッチング)、その他インキュベーション(スマイティ、不動産・旅行関連サービス等)。
  • 協業・提携: LiPLUSは価格.comとの送客連携により相乗効果を狙う。その他各子会社(LCL等)とグループ内連携。
  • 成長ドライバー: 食べログのオンライン予約拡大、求人ボックスのブランド露出増加と稼働アカウント増、LiPLUSのくらし領域拡大(価格.com導線)。

Q&Aハイライト

  • Q&Aセッション情報: 本資料にQ&A詳細は記載なし(–)。投資家から想定される重要質問:求人ボックスの投資回収見通し(ROI・黒字化タイミング)、LiPLUSの収益化ペース、PPA/のれんの影響、下期の広告市況見通し等。

経営陣のトーン分析

  • 自信度: 成長戦略(顧客獲得・LiPLUS連携)には強気だが、短期利益については中立〜慎重(増収を優先し減益を許容するトーン)。
  • 表現の変化: 前回期と比べ「投資拡大(求人ボックス)」と「M&A/連結(LiPLUS)」への言及が増加しており成長加速フェーズへ重点を移行している印象。
  • 重視している話題: 求人ボックスのブランド投資、LiPLUS連携によるくらし領域拡大、食べログの予約成長。
  • 回避している話題: 投資の短期的なROICや明確な黒字回復時期の細部(期間)は明確に示していない。

投資判断のポイント(参考情報)

  • ポジティブ要因: 強い売上成長(累計+23.4%)、食べログのKPI過去最高更新、求人ボックスの利用者・アカウント増、LiPLUS連結による新市場(くらし)展開。
  • ネガティブ要因: 求人ボックスの大規模投資による短期的な利益圧迫、PPA等会計影響(減価償却増)、現金残高は配当支払い等で減少(上期末現金約40,872百万円)。
  • 不確実性: ブランド投資のROI・黒字化タイミング、LiPLUSの送客→売上転換速度、広告市況や採用市場のマクロ変動。
  • 注目すべきカタリスト: LiPLUS×価格.com「くらしサポート」展開の実績、求人ボックスの下期ARPU/稼働アカウント推移、次回四半期での利益回復兆候、中期計画に関する追加開示。

重要な注記

  • 会計・開示上の留意点: 2025年4月1日にLiPLUSを連結子会社化した際のPPA(取得価格配分)影響によりQ1数値を修正済み。FY25/3 Q2の588百万円減損損失は前年比較の調整要因。FY26/3 Q2より内部取引消去額の按分方法を変更(セグメントへの按分)。また、FY24/3 Q1よりIAS第12号の適用変更(法人所得税)がある。
  • リスク要因(特記事項): 資料に記載の将来見通しは仮定に基づくものであり実績は変動する可能性がある(注記あり)。
  • その他: 中期経営計画(FY30目標)・配当方針・キャピタルアロケーション(ROE目標40%以上、営業利益率40%以上という高い目標)を再掲。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算説明 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 2371
企業名 カカクコム
URL http://kakaku.com/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – サービス業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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