2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期予想(2025年5月13日公表)を想定していた業績を上回り、同日付で通期業績予想を修正(上振れ)。中間期は会社の想定を上回る着地。
- 業績の方向性:増収増益(売上高33,496百万円、前年同期比+8.9%/営業利益6,469百万円、前年同期比+13.4%)。
- 注目すべき変化:先端半導体向けCMP製品およびシリコンウェハー向けポリシング材の販売増が主因。建設仮勘定(設備投資の進捗)や長期借入金の増加(10,000百万円)が顕著。
- 今後の見通し:通期予想を修正(通期売上67,900百万円、営業利益13,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益9,400百万円)。中間進捗は売上で49.3%、営業利益で49.8%、純利益で49.7%と概ね想定ペース。
- 投資家への示唆:半導体関連の需要回復に伴う上振れ。一方で大型投資(設備投資増)とそれに伴う借入増加、上期のキャッシュフローは投資により悪化している点に留意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社フジミインコーポレーテッド
- 主要事業分野:研磨材・化学製品(半導体向けCMP製品、シリコンウェハー向けポリシング材、ハードディスク基板向け製品、一般工業用研磨材等)
- 代表者名:代表取締役社長 関 敬史
- 上場市場:東証(コード 5384)
- URL:https://www.fujimiinc.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月5日
- 対象会計期間:2025年4月1日~2025年9月30日(2026年3月期 第2四半期・中間期/連結)
- 決算説明会:有(アナリスト向け)
- 決算補足説明資料:作成有(2025年11月12日に掲載予定)
- セグメント:
- 日本:CMP製品、シリコンウェハー向け製品等(中核市場)
- 北米:シリコンウェハー向けラッピング材等
- アジア:先端ロジック向けCMP、ハードディスク基板向け製品等
- 欧州:CMP製品等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式):80,098,500株
- 期末自己株式数:5,915,244株
- 期中平均株式数(中間期):74,183,291株
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月7日
- 配当支払開始予定日:2025年12月4日
- その他IRイベント:決算説明会(アナリスト向け)実施(詳細は同社ウェブ参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する中間進捗)
- 売上高:中間33,496百万円 → 通期予想67,900百万円に対する進捗率49.3%
- 営業利益:中間6,469百万円 → 通期予想13,000百万円に対する進捗率49.8%
- 親会社株主に帰属する中間純利益:4,671百万円 → 通期予想9,400百万円に対する進捗率49.7%
- (注)中間期単独での会社予想(中間目標値)の開示はなく、会社は通期予想を「修正」した旨を開示
- サプライズの要因:
- 先端半導体向けCMP製品およびポリシング材の販売増が売上・利益を押し上げたことが主因。
- 一方で北米の小口径ラッピング材は販売減でマイナス寄与。
- 通期への影響:
- 業績動向を踏まえ通期業績予想を上方修正(別途「業績予想の修正に関するお知らせ」を開示)。中間進捗は概ね50%で、通期予想達成は会社の修正後前提で可能性ありと判断している旨。
財務指標
- 財務諸表の要点(当中間期:2025/9/30)
- 総資産:104,655百万円(前期末90,908百万円、前期末比+15.1%)
- 純資産:80,274百万円(前期末76,895百万円、前期末比+4.4%)
- 自己資本:79,471百万円
- 自己資本比率:75.9%(安定水準。目安:40%以上で安定)
- 主要損益(中間累計)
- 売上高:33,496百万円(前年同期比+8.9%、差額+2,750百万円)
- 営業利益:6,469百万円(前年同期比+13.4%、差額+767百万円)
- 営業利益率:19.3%(6,469/33,496、前年同期は18.6%→改善)
- 経常利益:6,257百万円(前年同期比+11.3%)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:4,671百万円(前年同期比+6.9%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):62.98円(前年同期58.91円、+6.9%)
- 収益性指標(注:概算)
- ROE:約6.0%(中間純利益4,671百万円÷自己資本の平均約77,8xx百万円) → 目安8%以上で良好のためやや低め
- ROA:約4.8%(中間純利益÷総資産平均約97,8xx百万円) → 目安5%以上に近接だが若干下回る
- 営業利益率:約19.3%(業種内で高めの収益性)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:49.3%(通常ペースは期中で約50%、概ね想定内)
- 営業利益進捗率:49.8%(同上)
- 純利益進捗率:49.7%(同上)
- キャッシュフロー(中間累計)
- 営業CF:3,839百万円(前年同期6,798百万円、減少)※税金支払増や運転資本の変動により減少
- 投資CF:△7,474百万円(前年同期△4,116百万円、支出増。主に有形固定資産取得10,149百万円)
- 財務CF:7,163百万円(前年同期△2,817百万円。長期借入金による収入10,000百万円が主因)
- フリーCF(営業CF−投資CF):△3,635百万円(マイナス)
- 現金及び現金同等物(期末):27,865百万円(前年同期32,012百万円、減少)
- 営業CF/純利益比率:約0.82(営業CF3,839 ÷ 親会社株主に帰属する中間純利益4,671)→ 目安1.0以上が健全のためやや低め
- 四半期推移(QoQ):四半期ごとの詳細数値は開示の中間表に基づくが、半期合計で見て増収増益傾向。
- 財務安全性:
- 自己資本比率:75.9%(安定水準。目安40%以上で安定)
- 有利子負債:長期借入金10,000百万円計上(当中間期)。負債総額24,381百万円(前期末14,012百万円増)
- 流動比率:流動資産59,882百万円/流動負債12,426百万円 → 約482%(非常に高い余裕)
特別損益・一時的要因
- 特別損失:工場再編費用 52百万円(当期)
- 特別利益:該当事項なし
- 一時的要因の影響:特別損失は小幅(52百万円)で業績の主要因は事業収益の増加によるもの。為替換算差額の改善(為替換算調整勘定+940百万円)により包括利益が増加。
- 継続性の判断:一時費用は小規模で継続的影響は限定的と見られる。設備投資や生産体制強化は中長期的に収益に影響する可能性あり。
配当
- 配当実績と予想:
- 2025年3月期:中間配当36.67円、期末配当36.67円、年間合計73.34円
- 2026年3月期(中間):36.67円(中間配当。直近公表配当予想からの修正:無)
- 2026年3月期(通期予想):年間合計73.34円(予想は維持)
- 配当利回り:–(株価情報が未提示のため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベースの配当性向は明示なし(単純計算で参考:予想当期純利益9,400百万円、配当総額=中間+期末×発行済株式数の算出必要 →明示不可)
- 株主還元方針:特別配当の記載なし。自社株買いは記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 有形固定資産の取得による支出(中間累計):10,149百万円(前年同期4,401百万円)→ 大幅増(建設仮勘定が8,416百万円増加し、建設投資が進行)
- 減価償却費:1,064百万円(前年同期942百万円)
- 研究開発:
- 主なテーマ:先端半導体向けCMP等への事業投資(文中の説明より)
受注・在庫状況(該当情報)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:6,693百万円(前年同期5,991百万円、+11.7%)
- 仕掛品:1,668百万円(前年同期1,620百万円、+3.0%)
- 原材料及び貯蔵品:6,180百万円(前年同期6,448百万円、△4.2%)
- 在庫回転日に関する記載:なし
セグメント別情報
- セグメント別売上・利益(中間累計・当中間期)
- 日本:売上19,425百万円(+11.5%)、セグメント利益5,552百万円(+21.2%)
- 北米:売上3,845百万円(△6.4%)、セグメント利益178百万円(△8.3%)
- アジア:売上8,975百万円(+9.1%)、セグメント利益2,297百万円(+0.0%)
- 欧州:売上1,251百万円(+26.0%)、セグメント利益100百万円(+42.9%)
- 用途別:
- CMP製品:売上16,732百万円(+11.3%)
- シリコンウェハー向け:ラッピング材3,711百万円(△2.1%)、ポリシング材6,928百万円(+13.1%)
- ハードディスク基板向け:1,000百万円(△22.5%)
- 一般工業用研磨材:3,511百万円(+33.1%、子会社の連結化効果含む)
- セグメント戦略:先端半導体向けの需要取込が成長を牽引。アジアは先行投資(人員増等)でコスト先行。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画への言及:資料中に直接的な中期数値目標の進捗記載は限定的だが、先端分野への受注拡大・設備投資は中期方針に合致する旨の示唆あり。
- KPI達成状況:主要KPI(売上成長・利益率)は増収増益で順調。ただしROEは目安を下回る水準。
競合状況や市場動向
- 市場動向:世界半導体市場はAI向け先端デバイスの需要が牽引。PC/スマホ/車載はまだ回復途上。地政学リスクや関税等の影響は継続的リスクとして認識。
- 競合比較:同業他社との直接比較データは開示されていないため記載不可(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2025年4月1日~2026年3月31日・修正後):売上67,900百万円(+8.6%)、営業利益13,000百万円(+10.4%)、経常利益12,750百万円(+4.1%)、親会社株主に帰属する当期純利益9,400百万円(△0.3%)、EPS126.71円
- 予想修正の有無:有(当中間期の業績を踏まえ修正)
- 会社予想の前提条件:為替や原材料等の具体数値は別添(「添付資料2」参照)にて開示予定
- 予想の信頼性:上期の進捗は概ね50%で、会社は前提を見直し修正済み。過去の予想達成傾向の記載は限定的(–)。
- リスク要因:
- 半導体需要の景況変動、地政学リスク、為替変動、原材料価格の変動、顧客生産プロセスの変化(例:HDD向け需要減少)など。
重要な注記
- 会計方針の変更:特になし(会計基準等の改正・会計方針の変更・会計上の見積りの変更 いずれも無)
- 連結範囲の変更:無
- 監査状況:第2四半期決算短信は公認会計士または監査法人のレビュー対象外
- その他:決算補足説明資料は2025年11月12日に同社ウェブサイトに掲載予定
(注記)
- 不明な項目は「–」で表示しています。
- 指標の良否目安:自己資本比率75.9%(安定水準、目安40%超)、ROE約6.0%(目安8%以上が良好)、ROA約4.8%(目安5%以上が良好)、営業CF/純利益比率約0.82(目安1.0以上が健全)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5384 |
| 企業名 | フジミインコーポレーテッド |
| URL | https://www.fujimiinc.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 建設・資材 – ガラス・土石製品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
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