2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無し(発表時点でのサプライズはなし)。市場予想との比較データは提供情報に無し(–)。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高64,081百万円で前年同期比+1.9%、営業利益6,547百万円で前年同期比△15.1%)。
  • 注目すべき変化:親会社株主に帰属する四半期純利益が3,992百万円(前年同期比△47.6%)と大幅減。前年同期に計上された固定資産売却益(3,624百万円等)が今回ほぼ発生しておらず、一時的要因の差が大きく影響。
  • 今後の見通し:通期予想(売上91,000百万円、営業利益10,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益7,000百万円)は変更無し。第3四半期累計の進捗から見ると売上進捗率約70.5%、営業利益進捗率約62.4%、純利益進捗率約57.0%で、進捗は概ね想定範囲内(季節性注意)。
  • 投資家への示唆:基礎的な事業は増収で堅調だが、営業利益率や純利益は前年の特別利益剥落や販管費増、為替差損・支払利息増などで圧迫。通期達成可否は一時項目の有無と年末商戦の収益性に依存。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:三菱鉛筆株式会社
    • 主要事業分野:筆記具及び筆記具周辺商品の製造・販売(筆記具ブランド:JETSTREAM、uniball、POSCA、LAMY等)、化粧品・産業資材・粘着テープ・手工芸品等の事業も展開
    • 代表者名:代表取締役社長 数原 滋彦
    • その他:グローバル展開(欧州・米国・アジア等)、2025年1月にインドで子会社設立(UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITED)
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月30日
    • 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計、連結、会計基準:日本基準)
    • 決算説明会:無(決算補足説明資料は有)
  • セグメント:
    • 筆記具及び筆記具周辺商品事業:主力セグメント(主要製品:水性/油性ボールペン、マーカー、シャープ等)
    • その他の事業:粘着テープ、手工芸品、化粧品・産業資材等
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株式含む):60,042,592株(2025年12月期3Q)
    • 期末自己株式数:5,951,757株(2025年12月期3Q)
    • 期中平均株式数(四半期累計):54,716,163株
    • 時価総額:–(提供資料に株価情報無し)
  • 今後の予定:
    • 次回決算発表等:通期決算(2025年12月期)発表日等は未記載(IR欄参照:決算補足資料は同社ウェブサイトに掲載)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(会社公表の通期予想に対する累計進捗)
    • 売上高:64,081百万円。通期予想91,000百万円に対する進捗率約70.5%(達成ペース:やや順調)。
    • 営業利益:6,547百万円。通期予想10,500百万円に対する進捗率約62.4%(達成ペース:やや遅れ気味)。
    • 純利益(親会社株主に帰属する当期純利益):3,992百万円。通期予想7,000百万円に対する進捗率約57.0%(やや遅れ)。
  • サプライズの要因:
    • 主因は前年に計上された特別利益(固定資産売却益3,624百万円等)が今回ほぼ発生していない点。これにより税引前利益が大幅に減少。
    • 営業面では売上は増加しているが、売上原価・販管費の増加(販管費+840百万円、売上原価+1,493百万円)が営業利益を圧迫。
    • 営業外での為替差損(171百万円)や支払利息増(144百万円)も経常利益を押し下げ。
  • 通期への影響:
    • 会社は連結業績予想の修正は行っていない。通期達成は特別利益の有無に左右される部分があるため、年末商戦の利益率・一時項目の発生状況に注目。

財務指標

  • 財務諸表(要点)
    • 資産合計:172,528百万円(前期末176,881百万円、△4,352百万円)
    • 負債合計:38,887百万円(前期末46,173百万円、△7,285百万円)
    • 純資産合計:133,641百万円(前期末130,708百万円、+2,932百万円)
    • 自己資本(参考):131,887百万円
  • 収益性(第3四半期累計)
    • 売上高:64,081百万円(前年同期62,912百万円、+1.9%、+1,169百万円)
    • 営業利益:6,547百万円(前年同期7,711百万円、△15.1%、△1,164百万円)
    • 営業利益率:10.2%(6,547/64,081、業種平均等は参照情報なし。目安:高く見えるが前年同期は約12.3%)
    • 経常利益:6,740百万円(前年同期8,129百万円、△17.1%)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:3,992百万円(前年同期7,625百万円、△47.6%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):72.97円(前年同期138.79円、△)
  • 収益性指標(概算)
    • ROE(当第3四半期累計ベース):約3.0%(3,992 / 自己資本131,887、目安:8%以上で良好、10%以上で優良 → 低い)
    • ROA(当第3四半期累計ベース):約2.3%(3,992 / 総資産172,528、目安:5%以上で良好 → 低い)
    • 営業利益率:10.2%(前述)
  • 進捗率分析(通期予想に対する第3四半期累計の進捗)
    • 売上高進捗率:約70.5%(通常ペース:四季配分により事業によるが概ね順調)
    • 営業利益進捗率:約62.4%(やや遅れ)
    • 純利益進捗率:約57.0%(やや遅れ)
    • 過去同期間との比較:前年は特別利益の影響で純利益が高く出ており単純比較は注意が必要
  • キャッシュフロー
    • 現金及び預金:32,382百万円(前期末41,349百万円、△8,967百万円)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 四半期ごとの詳細なQoQ数値は資料に列挙無し(累計比較のみ)。ただし棚卸資産は増加(30,430→32,075)しており在庫がやや積み上がっている。
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:76.4%(前期72.6%、安定水準:目安40%以上で安定 → 良好)
    • 流動負債合計:17,023百万円、流動資産合計:84,913百万円(流動比率は概ね良好)
    • 長短借入金:短期1,731百万円/長期8,596百万円(総借入は相対的に小さい)
  • 効率性
    • 減価償却費:3,606百万円(前年同期2,892百万円、増加)
    • のれん償却額:384百万円(前年253百万円)
  • セグメント別
    • 筆記具及び筆記具周辺商品事業:外部売上62,235百万円(前年同期比+1.7%)、セグメント利益6,399百万円(前年7,550百万円→△15.2%)
    • その他の事業:外部売上1,845百万円(前年同期比+6.7%)、セグメント利益120百万円

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:
    • 当第3四半期累計:関係会社清算益82百万円等合計84百万円
    • 前年同期:固定資産売却益3,624百万円等で3,908百万円(前年に比べ大幅減)
  • 特別損失:
    • 当第3四半期累計:店舗閉鎖損失411百万円、工場再編損失5百万円等で合計438百万円
    • 前年同期:固定資産除売却損37百万円
  • 一時的要因の影響:
    • 前年は大きな固定資産売却益があり純利益を押し上げていたため、前年比較で今回の純利益は大幅減となっている。営業ベースの比較が必要。
  • 継続性の判断:
    • 固定資産売却益のような一時益は再現性が低い。一方で店舗閉鎖損失等はリストラクチャリングに伴う一時費用の可能性が高く、継続性は低いと判断。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2024年通期:年間46.00円(第2四半期21円(内特別配当1円)、期末25円(内特別配当1円))
    • 2025年中間:26.00円(内特別配当1円)
    • 2025年通期予想:年間52.00円(中間26.00円、期末26.00円、特別配当含む)
    • 配当予想の修正:無し(直近公表の配当予想から変更無し)
  • 株主還元方針:特別配当を継続的に実施しているが、将来の取扱いは業績と資本政策による。自己株式の取得により自己株式が増加している旨記載あり。

設備投資・研究開発

  • 設備投資:資料に設備投資額の明示無し(–)。ただし減価償却費は増加(3,606百万円、前年2,892百万円)。

受注・在庫状況(該当する場合)

  • 受注状況:受注高・受注残高の記載無し(–)。
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産:32,075百万円(前期末30,430百万円、+1,645百万円)
    • 在庫回転日数等の指標は記載無し(–)。在庫増は一部地域在庫調整や季節対応の可能性あり。

セグメント別情報

  • 筆記具及び筆記具周辺商品事業:
    • 売上高:62,235百万円(前年同期比+1.7%)
    • セグメント利益:6,399百万円(前年7,550百万円、△)
    • 備考:国内でuniball ZENTOやKURUTOGA Wood、LAMYとのコラボ製品が好調。海外では米国・アジアが好調、欧州はPOSCA在庫調整で減収。
  • その他の事業:
    • 売上高:1,845百万円(前年同期比+6.7%)
    • セグメント利益:120百万円
    • 備考:粘着テープの食品向け・衛生用品向けが好調。化粧品分野も受注増。
  • 地域別売上:
    • 欧州:在庫調整で減収の記載あり
    • 米国:増収(uniball ZENTO、POSCAが好調)
    • アジア:増収(POSCAのプロモ、LAMY伸長)
    • 為替影響:営業外で為替差損171百万円計上(影響あり)

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料に中期計画の具体数値やKPI進捗の明示は無し(–)。
  • KPI達成状況:営業利益率やROEの目標値などは資料に無し(–)。

競合状況や市場動向

  • 競合・市場動向:
    • 市場は一部で構造的縮小(デジタル化等)だが、ブランド力・製品体験価値で差別化を模索。
    • 競争激化、サステナビリティ対応が重要なテーマ。
  • 競合比較:同業他社との定量比較データは資料に無し(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期予想の修正:無し(7月31日公表の予想から変更無し)
    • 次期予想:未提示(–)
    • 会社予想の前提条件:詳細は添付資料P.3参照(為替・原材料等の前提は資料に明記、詳細は補足資料へ)
  • 予想の信頼性:過去に一時項目の影響が大きく、予想達成は一時項目の有無と営業採算次第となる旨の注意書きあり。
  • リスク要因:為替変動、原材料・エネルギー価格、地政学リスク、流通在庫調整(特に欧州POSCA)、政策リスク等が列挙。

重要な注記

  • 会計方針:第1四半期から「法人税、住民税及び事業税等に関する会計基準」等を適用(四半期財務諸表への影響は無し)。
  • 連結範囲の変更:UNI LINC INDIA PRIVATE LIMITED を新規連結(生産開始:2025年9月)。上海申楷菱文具有限公司は連結範囲から除外。
  • 企業結合会計処理:2024年に実施したLamy関連の企業結合について、前期に暫定処理→前期末に確定済。これに伴う比較情報の調整あり。
  • その他:四半期連結キャッシュ・フロー計算書は作成していない(注記あり)。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7976
企業名 三菱鉛筆
URL http://www.mpuni.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 情報通信・サービスその他 – その他製品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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