2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期会社予想に対して上振れ(特に親会社株主に帰属する四半期純利益は第3四半期累計で1,432百万円に達し、通期予想1,400百万円を既に上回る)。営業利益・経常利益も通期予想に対する進捗が高い(営業利益795百万円=通期予想850百万円に対して93.6%の進捗)。
- 業績の方向性:増収増益(売上高7,350百万円:前年同期比+22.7%、営業利益795百万円:前年同期比+503.1%)。
- 注目すべき変化:特別利益(債務免除益1,113百万円)計上により当期純利益が大幅増加。宿泊事業が復調し、宿泊売上が6,628百万円(前年同期比+28.0%)と主力で大きく伸長。
- 今後の見通し:会社は通期業績予想を修正(同日公表)。第3四半期累計の進捗から見ると営業利益は通期見通しほぼ達成済み、親会社株主純利益は既に通期想定を超過。ただし純利益の超過は一時的要因(債務免除)による部分が大きい。
- 投資家への示唆:宿泊需要回復で本業の回復が明確。だが四半期純利益の大幅増は一時利益の寄与が主であるため、通期持続性を評価する際は「本業ベース(営業利益・セグメント利益)のトレンド」と「一時要因の非継続性」を分けて見る必要あり。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:株式会社アゴーラ ホスピタリティー グループ
- 主要事業分野:ホテル等の宿泊事業を中核とし、霊園などのその他投資事業および証券投資等を展開
- 代表者名:代表取締役会長 ウィニー・チュウ・ウィン・クワン
- 上場取引所/コード:東京/9704
- URL:https://www.agora.jp/group
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月12日
- 対象会計期間:2025年12月期 第3四半期累計(2025年1月1日~2025年9月30日、連結・日本基準)
- 決算説明資料の作成:無、決算説明会:無
- セグメント:
- 宿泊事業:ホテル運営・宿泊サービス(主力)
- その他投資事業:マレーシアの霊園事業、証券投資等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):281,708,934株(2025年12月期3Q)
- 期中平均株式数(四半期累計):263,808,410株(2025年12月期3Q)
- 期末自己株式数:15,005,055株(2025年12月期3Q)
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 決算発表:本資料日(2025年11月12日)に通期見通し修正を公表(詳細は別途「連結業績予想の修正に関するお知らせ」)
- 株主総会/IRイベント:–(記載なし)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(通期会社予想(修正後含むが詳細は別途公表)に対する第3四半期累計の進捗)
- 売上高:実績7,350百万円、通期予想9,500百万円に対する進捗率77.4%(達成水準:やや早い)
- 営業利益:実績795百万円、通期予想850百万円に対する進捗率93.6%(ほぼ達成)
- 経常利益:実績769百万円、通期予想800百万円に対する進捗率96.2%(ほぼ達成)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:実績1,432百万円、通期予想1,400百万円に対する進捗率102.3%(通期を既に上回る)
- サプライズの要因:
- 主因は債務免除益1,113百万円などの特別利益(非反復的)による純利益押し上げ。
- 本業面でも訪日客増・ADR上昇等により宿泊事業が堅調で、売上増と販管費抑制で営業利益が大幅改善(営業利益は前年から663百万円増)。
- 通期への影響:
- 営業利益・経常利益は本業回復で通期達成可能性が高い水準に到達しているが、純利益の上振れは一時要因が中心のため、継続性を伴う上振れとは言えない。会社は業績予想を修正しており、詳細は別資料参照。
財務指標
- 財務諸表の要点(主要数値:千円→百万円換算は注記の通り、以下は百万円単位表記)
- 売上高(第3四半期累計):7,350百万円(前年同期5,989百万円、増減 +1,361百万円、+22.7%)
- 売上総利益:2,554百万円(前年同期1,889百万円、+35.2%)
- 販管費:1,758百万円(前年同期1,757百万円、ほぼ横ばい)
- 営業利益:795百万円(前年同期131百万円、+503.1%)。営業利益率=795/7,350=約10.8%(前年同期は約2.2%)
- 経常利益:769百万円(前年同期162百万円、+374.8%)
- 四半期純利益(親会社株主帰属):1,432百万円(前年同期9.9百万円、増加率大)
- 1株当たり四半期純利益(累計):5.43円(前年同期0.04円)
- 主要貸借対照表(第3四半期末:2025/9/30)
- 総資産:20,496百万円(前期末20,653百万円、△0.8%)
- 純資産合計:8,688百万円(前期末6,647百万円、+30.7%)
- 自己資本(参考):5,670百万円(第3四半期)→自己資本比率27.7%(前期18.0%)(目安:40%以上で安定)
- 現金及び預金:2,964百万円(前期2,870百万円)
- 収益性指標(第3四半期累計ベース)
- ROE(目安算出):親会社株主純利益1,432百万円 / 自己資本5,670百万円 ≒ 25.3%(高水準、ただし一時利益含む)
- ROA:1,432百万円 / 総資産20,496百万円 ≒ 7.0%(良好)
- 営業利益率:約10.8%(宿泊中心での改善が大きい)
- 進捗率分析(通期予想に対する第3Q累計進捗)
- 売上高進捗率:77.4%(前年同期の進捗比較は–)
- 営業利益進捗率:93.6%
- 純利益進捗率:102.3%(一時利益による上振れ)
- 過去同期間との比較:前年は売上高・営業利益とも低迷していたため今期は回復基調。(前年同期の営業利益は131百万円)
- キャッシュフロー:
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は第3四半期累計期間で作成していない(資料に記載なし)。
- 現金及び預金残高は2,964百万円(前期末比増)。
- 減価償却費:329,693千円(前年237,022千円)
- フリーCFや営業CF等の比率は資料未作成のため算出不可(–)
- 流動性・安全性:
- 流動負債合計:3,435百万円(前期5,746百万円、40.2%減)
- 固定負債合計:8,373百万円(前期8,260百万円、+1.4%)
- 負債合計:11,808百万円(前期14,006百万円、15.7%減)
- 自己資本比率:27.7%(改善傾向だが目安40%には未達)
- 効率性:
- セグメント別(第3四半期累計)
- 宿泊事業:売上6,629百万円(前年5,178百万円、+28.0%)、セグメント利益945百万円(前年277百万円)
- その他投資事業:売上722百万円(前年812百万円、△11.1%)、セグメント利益133百万円(前年233百万円→減益)
- 宿泊事業が業績改善の主体
特別損益・一時的要因
- 特別利益:
- 債務免除益(アゴーラプレイス大阪難波関連の未払い債務免除):1,113,728千円(約1,114百万円)
- 新株予約権戻入益:28,952千円(約29百万円)
- 特別利益合計:1,142,680千円(約1,143百万円)
- 特別損失:該当記載なし
- 一時的要因の影響:
- 四半期純利益押上げの大半は債務免除益による一時的効果。営業利益の改善は本業回復によるため、純利益の水準をそのまま継続的な業績改善と捉えるのは慎重を要する。
- 継続性の判断:
- 債務免除益は非反復的要因であり、今後継続する可能性は低い。したがって「税引後利益水準」の持続性は本業収益(営業利益)の推移を基に評価すべき。
配当
- 配当実績と予想:
- 中間配当:0.00円(2025年12月期)
- 期末配当(予想):0.00円(2025年12月期 予想)
- 年間配当予想:0.00円
- 配当利回り:0.00%(株価ベースでの計算不可→–)
- 配当性向:–(配当がゼロのため実質0%)
- 特別配当:無し
- 株主還元方針:自己株式については、ストックオプション行使に伴う処分があり自己株式残高が減少(自己株式の処分で自己株式が483,740千円減少)。自社株買い等の新たな方針は記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資:
- 明示的な当期設備投資額の記載なし(投資支出や建設仮勘定の変動は記載:建設仮勘定が大幅減少5,078,731千円→1,272千円、建物等が増加といった再分類が生じている可能性あり)。
- 減価償却費:329,693千円(前年237,022千円)
- 研究開発:R&D費用の記載なし(–)
受注・在庫状況
- 受注状況:該当なし(–)
- 在庫状況(棚卸資産):貯蔵品56,055千円(前期113,693千円、減少)。在庫回転日数等は記載なし。
セグメント別情報
- 宿泊事業:
- 売上高:6,628,718千円(前年同期比+28.0%)
- セグメント利益:945,430千円(大幅増)
- 主な要因:訪日客増、ADR上昇(特に大阪で顕著)、新規開業ホテル(Dorsett by Agora大阪堺)が寄与
- その他投資事業:
- 売上高:722,140千円(前年同期比△11.1%)
- セグメント利益:133,079千円(前年から減少)
- 主な要因:マレーシア霊園事業小幅減、証券投資の評価損益悪化
- 地域別:国内(日本)中心に回復、海外関連はその他投資での影響あり(為替影響等は限定記載)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料内に中期計画の数値的進捗記載なし(–)
- KPI達成状況:主要KPI(宿泊稼働率・ADR等)は改善との記載(例:ホテルアゴーラリージェンシー大阪堺のADR +40.9%)だが、総括的なKPI表は無し。
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 訪日外国人観光客の増加が継続(2025年9月単月で3,266,800人、累計で31,650,500人と好調)→宿泊需要の回復が主因
- 競合比較:同業他社との比較データは資料になし(–)
- 競争優位性:立地(大阪・東京等)や新規施設の寄与により一部地域で高いADRが実現
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期会社予想(修正あり、詳細は別途公表資料参照)として示されている数値(本決算短信内の表):売上9,500百万円、営業利益850百万円、経常利益800百万円、親会社株主に帰属する当期純利益1,400百万円(EPS 5.25円)
- 第3四半期累計の進捗から営業利益・経常利益は通期見込みに近く、親会社株主利益は一時要因で上回っている。
- 会社は同日(11/12)に業績予想の修正を発表しており、詳細は「連結業績予想の修正に関するお知らせ」を参照。
- 予想の信頼性:営業利益改善は本業回復に基づくため一定の持続性は期待できるが、純利益の大幅上振れは一時項目の影響が大きく、今後同様の特別利益が発生するかは不確実。
- リスク要因:
- 訪日需要の変動(為替、地政学リスク、パンデミック等)
- 証券投資の評価差損、海外事業の業績変動
- 借入金等の負債構成(自己資本比率は改善したが40%未満)
重要な注記
- 会計方針:法人税等に関する会計基準の改正を第1四半期期首から適用(四半期財務諸表への影響はなしと記載)。
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当第3四半期累計期間に係るCF計算書は作成していない(CFの詳細は不明)。
- 継続企業の前提:当期に実施した債務の最終清算(子会社の未払債務清算)により継続企業の前提に関する重要な疑義は解消したと判断。
(注記)
- 数値は開示資料(第3四半期決算短信)に基づく。未記載・不明な項目は「–」とした。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 9704 |
| 企業名 | アゴーラ ホスピタリティー グループ |
| URL | https://www.agora.jp/group/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。
本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。
投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。
なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。