2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:通期見通しは上方修正済み(5月14日公表値比:連結経常収益+110億円、連結経常利益+24億円、親会社株主帰属当期純利益+20億円)。中間期の実績は会社公表の通期計画に対して順調な進捗で、概ね上振れまたは想定通りの着地。
- 業績の方向性:増収増益(連結経常収益114,515百万円:前年同期比+11.2%、連結経常利益25,201百万円:同+20.0%、親会社株主に帰属する中間純利益17,368百万円:同+18.8%)。
- 注目すべき変化:銀行本体での資金利益(貸出金利息・有価証券利息)が拡大し、連結トップラインと利益を牽引。有価証券残高の積み増し(国債中心)や貸出金の増加で総資産が増加。グループの「その他」項目はグループ会社配当の増加で大幅増収。
- 今後の見通し:通期見通し(連結:経常収益242,000百万円、経常利益50,000百万円、親会社株主帰属当期純利益35,000百万円)は中間進捗(売上進捗47.3%、経常利益進捗50.4%、純利益進捗49.6%)から達成可能性が高いと見込まれる(会社は上方修正・増配を発表)。
- 投資家への示唆:中間は金利上昇局面で資金利益が拡大しており、通期でも利鞘改善と資産拡大が収益源。反面、リースや証券関連は前年の大口案件剥落や市況悪化で足元弱い。自己資本比率等は改善しているが、与信・市場リスク(有価証券評価、金利変動)には留意。
基本情報
- 企業概要
- 企業名:株式会社ちゅうぎんフィナンシャルグループ
- 主要事業分野:金融持株会社(銀行業を中核とするグループ経営。銀行、リース、証券、カード、資産運用、再エネ等のグループ事業を展開)
- 代表者名:代表取締役社長 加藤 貞則
- 報告概要
- 提出日:2025年11月14日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結:2025年4月1日~2025年9月30日
- 中間報告書提出予定日:2025年11月21日
- 決算説明会:あり(アナリスト・機関投資家向け)
- セグメント
- 銀行業:貸出、預金、債券等の金融仲介(連結の中心)
- リース業:中銀リース等(大口案件の影響あり)
- 証券業:中銀証券(投信販売・引受等)
- その他:クレジットカード、投信委託、ファンド運営、人材紹介、地域エネルギー・脱炭素関連(合同会社ちゅうぎんエナジー1号を新たに連結子会社化)
- 発行済株式
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):184,771,461株
- 期末自己株式数:7,001,825株(前期:5,860,146株)
- 期中平均株式数(中間期):178,415,192株
- 時価総額:–(決算短信に記載なし)
- 今後の予定
- 株主総会:–(決算短信に記載なし)
- 配当支払開始予定日:2025年12月12日(中間配当)
- IRイベント:決算説明会(あり)
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ提示。中間実績と通期予想との進捗で評価)
- 売上高(経常収益):中間実績114,515百万円/通期予想242,000百万円 → 達成率47.3%
- 営業利益(経常利益):中間実績25,201百万円/通期予想50,000百万円 → 達成率50.4%
- 純利益(親会社株主に帰属する当期純利益):中間実績17,368百万円/通期予想35,000百万円 → 達成率49.6%
- サプライズの要因
- プラス要因:貸出金利息・有価証券利息の増加に伴う資金利益拡大、グループ配当の増加(「その他」セグメント)および有価証券(国債)積み上げ。
- マイナス要因:リース業は前年の大口案件剥落で減収、証券販売は相場環境で伸び悩み。
- 通期への影響
- 中間の進捗率は概ね均等配分を上回っており、会社は既に通期見通しを上方修正、配当も増配(年間79円)としたため、会社見通しの達成可能性は高い。ただし金利動向や市況、与信動向が今後の変動要因。
財務指標(連結、単位:百万円)
※数字は全て決算短信記載値(百万円未満切捨て)
- 財務三表の要点
- 賸借対照表合計(総資産):11,270,811(中間期) ← 前期末11,045,576(増加 +225,235 百万円)
- 純資産(期末):593,995 ← 前期末542,366(増加 +51,629 百万円)
- 自己資本比率(会社算出、注記あり):5.2%(中間期、前期4.9%)
- 損益計算書(中間)
- 経常収益:114,515(前年比+11.2% / +11,596)
- 経常費用:89,314(前年比+9.0%)
- 経常利益:25,201(前年比+20.0% / +4,217)
- 税引前中間純利益:24,941
- 親会社株主に帰属する中間純利益:17,368(前年比+18.8% / +2,749)
- キャッシュフロー:決算短信本文に詳細なCF表の記載なし → キャッシュフロー関連は「–」
- 収益性(中間)
- 売上(経常収益):114,515百万円(前年中間102,919百万円、+11.2% / +11,596百万円)
- 経常利益:25,201百万円(前年20,984百万円、+20.0% / +4,217百万円)
- 経常利益率(経常利益/経常収益):22.0%(目安:業種特性に依存)
- 親会社株主帰属中間純利益:17,368百万円(前年14,619百万円、+18.8%)
- 1株当たり中間純利益(EPS):97.34円(前年80.95円、+20.3%)
- 収益性指標(年率換算の目安)
- 年間化ベースのROE(簡易年率換算)=(中間純利益×2) / 中間純資産
- 年間化純利益 ≒ 17,368×2 = 34,736百万円
- ROE ≒ 34,736 / 593,995 = 約5.85%(目安:8%以上が良好 → 現状は目安未達)
- 年間化ベースのROA ≒ 34,736 / 11,270,811 = 約0.31%(目安:5%以上が良好 → 銀行は低ROAが一般)
- 備考:銀行業は資本構成と規制比率によりROE/ROA水準が一般企業と異なるため、規制比率等も併せて評価する必要あり。
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上進捗率:47.3%
- 経常利益進捗率:50.4%
- 親会社株主帰属当期純利益進捗率:49.6%
- 過去期と比べて中間期の利益寄与は高く、通期達成に向けた順調な進捗。
- キャッシュフロー(要点)
- 営業CF:–、投資CF:–、財務CF:–(決算短信に明示的なCF計数は省略。別途中間財務諸表参照が必要)
- フリーCF:–、営業CF/純利益比率:–、現金同等物残高の推移:現金預け金1,282,031百万円(中間期)
- 四半期推移(QoQ)
- 四半期ごとの詳細は四半期数表が別資料にあるが、今回中央値でのQoQ記載は限定的 → 大枠では資金利益の改善が継続。
- 財務安全性
- 自己資本比率(会社算出)5.2%(注:自己資本比率告示とは異なる計算方法。銀行の国際統一基準では別途Tier比率等を提示)
- 連結普通株式等Tier1比率(別表):約12.72%(有価証券評価差額金等を含む場合の連結普通株式等Tier1比率)→ 会社はコントロールレンジ(11~12%)中位で推移と説明
- レバレッジ比率(連結):5.65%(規制水準3.15%以上の下で管理)
- 効率性
- 売上高営業利益率(経常利益率)約22.0%(銀行業では利ザヤ・投資損益で振れ幅あり)
- セグメント別(連結 中間)
- 銀行業:外部経常収益103,734百万円(前年比+13.3%)、セグメント利益23,593百万円(前年比+22.4%)
- リース業:外部経常収益7,034百万円(前年比▲12.3%)、セグメント利益283百万円(前年比▲62.4%) — 前年の大口案件剥落が影響
- 証券業:外部経常収益2,006百万円(前年比▲6.3%)、セグメント利益416百万円(前年比▲26.8%)
- その他:外部経常収益1,748百万円(前年比+60.8%、主にグループ配当増加)、セグメント利益10,927百万円(前年比+69.8%)
- 財務の解説
- 総資産は貸出金増(6兆6,401億円)・国債中心の有価証券積上げ(2兆9,736億円)で増加。預金は公金・法人の増加が主因で8兆5,125億円。
特別損益・一時的要因
- 特別利益:0百万円(中間)
- 特別損失:260百万円(前年66百万円、増加。内訳:固定資産処分損235百万円、減損損失24百万円等)
- 一時的要因の影響:特別損失は小額で業績全体に与える影響は限定的。中間業績は主に通常営業(利鞘・有価証券収入)による改善。
- 継続性の判断:減損や固定資産処分は一時項目。利鞘拡大や有価証券収益は金利環境次第で継続性が左右される。
配当
- 中間配当:37.00円(2026年3月期 中間)
- 期末配当(予想):42.00円(通期予想合計:79.00円)
- 直近の修正:期初公表比で増配(年間79円、当初比+5円)
- 配当性向:会社目標は配当性向約40%(過去実績:約40%前後)。今回の増配は業績上振れを受けたもの。
- 特別配当:無し
- 自社株買い:自己株式の取得実績あり(期中取得等で自己株式数増加)。将来的な自己株取得は機動的に検討と明記。
設備投資・研究開発
- 設備投資額:決算短信中に連結設備投資額・R&Dの明示的な数値記載なし → 記載なし(–)
- 主な投資内容:合同会社ちゅうぎんエナジー1号の設立・連結化(再エネ関連のグループ新設)が事業面の注目点
- 減価償却費:–(決算短信で明細無し)
セグメント別情報(要点)
- 銀行セグメントが収益の中心(外部経常収益103,734百万円、セグメント利益23,593百万円)
- リース業は前年の大口案件剥落で収益減(経常利益および収益共に減少)
- 証券業は販売市況の弱さで役務収益伸び悩み
- 「その他」はグループ会社配当増加等で大幅増益(連結調整後でも大きな寄与)
- 地域別:貸出は地元中心に増加。海外貸出は増減あり(地域別の内訳は資料参照)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:通期純利益目標の上方幅に合わせ、配当・自己株取得政策を機動的に実行と説明(配当性向約40%を目標)
- KPI達成状況:中間期の実績を踏まえ通期見通しを上方修正しており、短期KPI(利益水準)の進捗は良好。
競合状況や市場動向
- 競合比較:決算短信内での同業比較は限定的。利鞘拡大の効果や自己資本比率の改善は地方行グループとして概ね好ましいが、証券・リース部門の弱含みは業界共通の市場環境影響とも整合。
- 市場動向:国内金利上昇が資金利益拡大を後押し。投資信託販売・証券環境は相場次第で変動。
今後の見通し(会社発表)
- 業績予想(連結、通期 2025/4/1–2026/3/31)
- 連結経常収益:242,000百万円(前期比+14.2%)
- 連結経常利益:50,000百万円(前期比+30.5%)
- 親会社株主に帰属する当期純利益:35,000百万円(前期比+27.5%)
- 1株当たり当期純利益(通期予想):196.88円
- 予想の信頼性:中間の進捗率はほぼ均等配分の基準を上回っており、会社は既に5月公表値から上方修正済。過去の達成状況や利鞘動向を踏まえ「中立〜やや楽観」だが、金利・市場変動・与信悪化がリスク。
- 前提条件:為替・原油等の具体前提は提示なし。主たる前提は国内金利環境と貸出・預金の伸び。
- リスク要因:金利急変、国内外の市場変動による有価証券評価損、与信費用の増加、グループ事業(リース・証券)の市況悪化など。
重要な注記
- 連結範囲の変更:当中間期に合同会社ちゅうぎんエナジー1号を新規連結(ちゅうぎんエナジーが地元太陽光発電会社複数社を取得・合併して設立)。
- 会計方針の変更・見積り変更:無し
- 監査:第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人の中間監査の対象外(注記あり)
(注)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 5832 |
| 企業名 | ちゅうぎんフィナンシャルグループ |
| URL | https://www.chugin-fg.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 銀行 – 銀行業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.11)」によって自動生成されました。
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