2025年12月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社は通期業績予想の修正を行っておらず、四半期(中間)実績は会社予想に対する明確な修正トリガーとはなっていない(市場予想は不明のため –)。(上振れ/下振れ:会社予想に対する修正なし)
  • 業績の方向性:売上高は増収(414百万円、前年同期比+19.4%)だが、営業損失は継続(営業損失△2,400百万円)。経常・当期純損失は前年同期より拡大(経常△3,898百万円、当期純△3,966百万円)。
  • 注目すべき変化:研究開発費・販管費が大幅減少(R&D △30.7%、販管費 △66.6%)し営業損失は改善。一方で、為替差損(USD建貸付金の評価替)で営業外費用が発生し経常損失・純損失は悪化。
  • 今後の見通し:通期予想(売上1,350百万円、営業損失△5,800百万円、当期純損失△5,850百万円)に変更はなし。進捗は売上で約30.7%、営業損失では既に約41.4%のマイナスを計上(通期損失想定に対する進捗)。
  • 投資家への示唆:研究開発投資の選別でコスト削減が進む一方、外貨建資産の評価替による為替リスクと資金調達(新株予約権の行使依存)が継続的なテーマ。継続企業の前提に関する重要な不確実性が明記されている点は留意が必要。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:アンジェス株式会社
    • 主要事業分野:遺伝子医薬等の研究開発・実用化(創薬系バイオベンチャー)、希少遺伝性疾患の検査受託、国外医薬品の国内導入等
    • 代表者名:代表取締役社長 山田 英
    • URL:https://www.anges.co.jp/
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年8月8日
    • 対象会計期間:2025年1月1日~2025年6月30日(2025年12月期 第2四半期・中間)
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け)
  • セグメント:
    • 単一セグメント「医薬品事業」(開発・販売・受託検査等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(中間期):357,809,950株(2024年12月期末:286,377,550株)
    • 中間期中平均株式数:328,461,671株(前年中間期:210,924,458株)
    • 時価総額:–(株価情報未提示のため省略)
    • (注)開示後の新株予約権行使により2025年8月7日時点で発行済株式数は362,757,450株に増加(注記参照)
  • 今後の予定:
    • 半期報告書提出予定日:2025年8月13日
    • 配当支払開始予定日:–(配当はゼロ)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は「通期」公表値、四半期単体の会社予想は無いため通期比進捗で評価)
    • 売上高:414 百万円(通期見込1,350百万円に対する進捗率30.7%)
    • 営業利益:△2,400 百万円(通期見込△5,800百万円に対する進捗率41.4%:通期想定に対して損失が前倒しで発生)
    • 純利益:△3,966 百万円(通期見込△5,850百万円に対する進捗率67.9%)
  • サプライズの要因:
    • ポジティブ要因:ACRL(検査受託)収入の増加(手数料収入272百万円、前年同期比大幅増)および販売中の医薬品(ゾキンヴィ)売上計上(142百万円)。
    • コスト削減:研究開発費・販管費が大幅減(前年度の評価損・のれん償却など一時費用が無いこと、Emendo社の人員削減等)。
    • ネガティブ要因:Emendo関連のUSD建貸付金評価替で為替差損1,491百万円を計上(前年は為替差益)。これが経常・当期損失を拡大。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を据え置き。売上の進捗は30%台で順調だが、為替評価損の影響で経常・純損失は既に通期見込みの6~7割を占めており、為替動向や追加の一時費用次第では通期見直しのリスクあり。
    • 資金面では新株予約権の行使で資金調達(6月末までに約5,197百万円調達、当中間期の財務CFは+3,748百万円)しており、一時的な運転資金は確保されたが、行使が未確定の部分が残るため追加調達の可能性がある。

財務指標(中間・連結、単位:百万円)

  • 損益要点(2025年1-6月)
    • 売上高:414(+19.4% YoY)
    • 売上原価:255(+27.6% YoY)
    • 営業利益:△2,400(前年△5,107、改善)
    • 経常利益:△3,899(前年△3,190、悪化)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:△3,966(前年△3,500、悪化)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):△12.07円(前年△16.60円)
  • 収益性指標
    • 営業利益率:△579%(営業損失が売上を大きく上回るため数値はマイナス、業種平均とは大きく乖離:悪化)
    • ROE(単純比):約△119%(中間純損失÷自己資本3,324百万円)(悪い)
    • ROA(単純比):約△68.6%(中間純損失÷総資産5,786百万円)(悪い)
    • (注)上記ROE/ROAは中間期間の損失を直截で用いた概算値。年間化等の補正は行っていない。
  • 財政状態(2025/6/30)
    • 総資産:5,786(前期末4,669、+1,117、増加)
    • 純資産:3,402(前期末2,157、+1,245)
    • 自己資本(注記値):3,324(自己資本比率57.5%:安定水準)
    • 流動比率(概算):流動資産4,729 ÷ 流動負債2,267 ≒ 209%(良好)
    • 負債比率(概算):負債2,384 ÷ 資産5,786 ≒ 41.2%
  • キャッシュフロー(中間)
    • 営業CF:△2,477(前年△4,252、改善)
    • 投資CF:△40(前年△71)
    • 財務CF:+3,748(主に第45回新株予約権の行使による収入)
    • フリーCF(開示定義 = 営業CF – 投資CF):△2,436(目安:マイナス、資金補填が必要)
    • 営業CF/当期純損失比率:約0.62(目安1.0以上が望ましいが未達)
    • 現金及び現金同等物残高:2,820(前期末1,691、+1,193)
  • 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は開示省略のため –(不明)
  • セグメント別:単一セグメント(医薬品事業)のみ(詳細は記載省略)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:該当なし(当期間)
  • 特別損失:該当なし(当期間)。前年同期は事業構造改革費用230百万円等あり。
  • 一時的要因の影響:
    • 当期は前年度の評価損・のれん償却の反動で研究開発費・販管費が大きく減少(実態ベースでの費用構造軽減)。
    • 一方、為替差損(営業外費用)1,491百万円が純損失を押し上げており、これは為替動向に依存する(継続性は為替次第)。
  • 継続性の判断:研究開発費削減は一部構造的(人員削減・のれん償却非反復)だが、為替評価損は変動要因のため再発あり得る。

配当

  • 中間配当:0.00円(実績)
  • 期末配当(予想):0.00円
  • 年間配当予想:0.00円(修正なし)
  • 配当利回り:–(株価情報未提示のため算出不可)
  • 配当性向:–(マイナス益のため意味を持たず)
  • 株主還元方針:特別配当・自社株買いの開示なし

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CF内訳):有形固定資産取得支出 約12.9百万円(当中間期)
  • 減価償却費:26.3百万円(当中間期)
  • 研究開発費:1,555.94百万円(当中間期、前年同期2,245.72百万円、対売上比 約375%(売上が小さいため高率))
    • 減少要因:前年の材料廃棄・製品評価損計上の反動、Emendo社の人員削減等で原材料費・人件費が減少
  • 主な研究開発テーマ(要旨):
    • HGF遺伝子治療(ベペルミノゲンペルプラスミド/Coratejen)-米国で後期第Ⅱ相良好、FDAがBreakthrough指定。米国BLAを目指す。
    • NF-κBデコイオリゴDNA-日本で第Ⅱ相進行中(塩野義製薬と協力)
    • 高血圧DNAワクチン-豪州で第Ⅰ/前期第Ⅱ相(安全性確認)
    • Tie2受容体アゴニスト(AV-001)-Vasomuneと共同、前期第Ⅱ相(米国)
    • Emendo(ゲノム編集/OMNIプラットフォーム)-最適化・安全性検討、イスラエル情勢を踏まえ米国でのバックアップ体制構築中

受注・在庫状況

  • 受注状況:–(該当情報なし)
  • 在庫状況:
    • 棚卸資産(商品・原材料等合計):約1,445百万円(商品179、原材料1,266、その他含む)前年同期比若干増減あり(詳細はB/S参照)
    • 在庫回転日数:–(記載なし)

セグメント別情報

  • セグメント:単一(医薬品事業)
    • 売上構成(中間累計):商品売上(142.6)、手数料収入(272.4)、研究開発事業収益(0)
    • 主な変化:手数料収入(ACRLの拡大新生児スクリーニング増)で増加。研究開発事業収益は前年の契約一時金等が無く減少。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画/進捗:開示された中期計画の具体数値は今回決算短信に明示なしだが、重点は「米国でのHGF製品化の優先」、「パイプライン拡充」、「提携によるリスク低減」。HGFのFDA Breakthrough designationは中期成長にとって重要なポジティブ材料。
  • KPI達成状況:主要KPI(臨床進捗・提携獲得・資金調達)については一部進展(臨床進捗、資金調達の一部実施)が見られるが、資金調達の不確実性は依然大きいとの記載。

競合状況や市場動向

  • 競合比較:同業他社との相対評価データは開示なし(–)。
  • 市場動向:遺伝子医薬・ゲノム編集は高リスク高リターン分野。米国FDAでの承認動向やパートナーシップ獲得が商業化の鍵。イスラエル情勢等の地政学リスクが一部影響。

今後の見通し(会社発表)

  • 通期業績予想(据え置き)
    • 売上高:1,350 百万円(前期比 +109.7%)
    • 営業利益:△5,800 百万円
    • 経常利益:△5,820 百万円
    • 親会社株主に帰属する当期純損失:△5,850 百万円(EPS △17.04円)
  • 会社の前提・リスク:
    • 主要前提は臨床開発進捗、為替動向、提携・資金調達の成否等
    • 会社は必要に応じて業績予想を見直すと明記
  • 予想の信頼性:過去の一時項目(評価損、のれん等)や為替の振れが業績に与える影響が大きく、予想の不確実性は高い旨注記あり
  • リスク要因(特に重要なもの)
    • 継続的な営業損失・営業CFのマイナス
    • 新株予約権行使に依存した資金調達(行使が未確定)
    • 為替リスク(USD建資産の評価替)
    • 地政学リスク(イスラエル関連子会社等)
    • 臨床開発の不確実性(臨床結果・規制承認)

重要な注記

  • 会計上の特記事項:中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理、会計方針の変更等はなし。
  • 監査:本第2四半期決算短信は公認会計士又は監査法人のレビュー対象外。
  • 継続企業の前提に関する注記:継続企業の前提に重要な疑義が存在すると明記(資金調達の不確実性等)。
  • その他重要事象:第45回新株予約権の行使により中間期後にも株式数・資本が増加(発行済株式総数は注記参照)。

(注)数値は開示資料の単位「百万円」を基本とし、小数点第1位で四捨五入。記載のない項目は「–」で示しています。投資助言は行っておりません。


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4563
企業名 アンジェス
URL https://www.anges.co.jp/
市場区分 グロース市場
業種 医薬品 – 医薬品

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。