2026年3月期第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社公表の通期予想は「修正あり」。当中間期(第2四半期累計)の実績は通期予想に対して概ね半期進捗(売上高進捗率51.2%、営業利益53.6%、親会社株主に帰属する当期純利益51.8%)で、特段の超過/不足サプライズはないものの、前年同期比では大幅な減収減益(売上高△14.7%、営業利益△30.9%、純利益△37.6%)。
  • 業績の方向性:減収減益。販売数量は前年同期比▲8.1%(高機能材▲11.5%、一般材▲5.9%)と落ち込み、販売価格の下落等が利益を圧迫。
  • 注目すべき変化:販売価格低下の影響が大きく(営業利益の変動要因で「販売価格」▲49億円)、在庫評価損益の反動がなく、在庫評価除く営業利益は前年同期比で約▲38億円の悪化。
  • 今後の見通し:会社は通期予想(売上高148,000百万円、営業利益11,000百万円、当期純利益7,000百万円)を修正済みと明記。下期想定為替レートは150円/US$、Ni価格は7.0US$/LB。中期経営計画の最終年度として重点分野(脱炭素、オイルガス、半導体)やインド・中東での強化を継続する方針。
  • 投資家への示唆:数量減と価格下落が主因で収益回復が遅れている点に注意。財務基盤(自己資本比率45.4%)は比較的安定しているが、価格回復や受注環境が改善しない限り業績の回復は下期の受注動向に依存。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:日本冶金工業株式会社
    • 主要事業分野:ステンレス鋼板及びその加工品の製造・販売(高機能材・一般材を展開)
    • 代表者名:代表取締役社長 浦田 成己
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年10月31日
    • 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日)
    • 決算補足説明資料作成の有無:有
    • 決算説明会:有(機関投資家・アナリスト向け、開催予定日:2025年11月20日)
    • 半期報告書提出予定日:2025年11月14日
    • 配当支払開始予定日:2025年12月1日
  • セグメント:
    • 単一セグメント(ステンレス鋼板及びその加工品事業)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(自己株含む):15,497,333株(2026年3月期中間期)
    • 期中平均株式数(中間期):13,905,209株
    • 自己株式数(期末):1,643,270株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:2025年11月20日(機関投資家・アナリスト向け)
    • 半期報告書提出:2025年11月14日
    • 決算説明資料掲載予定:2025年11月19日(同社ウェブサイト)

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社が公表している通期予想との進捗率)
    • 売上高:75,741百万円(通期予想148,000百万円に対する進捗率 51.2%)
    • 営業利益:5,900百万円(通期予想11,000百万円に対する進捗率 53.6%)
    • 親会社株主に帰属する当期純利益:3,625百万円(通期予想7,000百万円に対する進捗率 51.8%)
  • サプライズの要因:
    • 主因は販売数量の減少(総量▲8.1%)と販売価格低下(営業利益押下げ要因として▲49億円)。
    • 原料等コスト面では一部改善(原料他コストで+35億円の寄与)があるが、販売価格下落が上回っている。
    • 在庫評価損益は前年に比べ影響が小さく、これを除く営業利益も減少(▲38億円)。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期予想を修正しており、下期は為替(150円/US$)・ニッケル価格(7.0US$/LB)を前提としている。中間実績の進捗はおおむね半期分であり、通期予想の達成可否は下期の販売価格・受注動向次第。

財務指標

  • 財務諸表の要点(中間期末 2025/9/30)
    • 総資産:216,510百万円(前期末217,461百万円)
    • 自己資本(参考):98,304百万円
    • 自己資本比率:45.4%(安定水準)
  • 収益性(当中間期:百万円、前年同期比%)
    • 売上高:75,741(△14.7%:前期中間 88,834、差額▲13,093)
    • 営業利益:5,900(△30.9%:前期中間 8,543)
    • 営業利益率:7.8%(5,900/75,741)
    • 経常利益:5,256(△36.7%:前期中間 8,298)
    • 親会社株主に帰属する中間純利益:3,625(△37.6%:前期中間 5,807)
    • 1株当たり中間純利益(EPS):260.68円(前年中間 409.61円)
  • 収益性指標(概算)
    • ROE(当中間期/期間ベース):約3.7%(3,625/98,304)。年率換算すると約7.4%(目安:8%以上が良好→年率換算ではやや未達)
    • ROA(当中間期/期間ベース):約1.7%(3,625/216,510)。年率換算で約3.3%(目安:5%以上が良好→不足)
    • 営業利益率:7.8%(業種平均は非開示のため相対評価は留保)
  • 進捗率分析(通期予想に対する中間実績)
    • 売上高進捗率:51.2%
    • 営業利益進捗率:53.6%
    • 純利益進捗率:51.8%
    • 過去同期間の進捗(前期中間)との比較:進捗そのものは「ほぼ半期での均等配分」だが、絶対数値は前年同期比で低下
  • キャッシュフロー(当中間期、百万円)
    • 営業CF:+7,188(前年同期 3,643→改善)
    • 投資CF:△4,985(前年同期 △7,046、設備投資減少)
    • 財務CF:△2,274(前年同期 △3,424)
    • フリーCF(営業CF−投資CF):約+2,203百万円(黒字)
    • 営業CF/純利益比率:約1.98(7,188/3,625)→ 1.0以上で健全(目安)
    • 現金及び現金同等物期末残高:9,324百万円(期首9,369百万円、ほぼ横ばい)
  • 四半期推移(QoQ)
    • 第1四半期 売上高392億円→ 第2四半期 365億円(前四半期比▲6.9%)
    • 第1四半期 営業利益33億円→ 第2四半期 26億円(前四半期比▲21%)
    • 季節性:明確な季節性の記載なしだがQoQでやや減収減益
  • 財務安全性
    • 自己資本比率:45.4%(安定)
    • 流動比率:流動資産98,980/流動負債73,368 ≒ 135%(流動性は良好)
    • 有利子負債(概算):短期借入35,549 + 1年内返済予定長期13,541 + 長期借入18,574 + 社債8,000 = 約75,664百万円(概算)
    • ネットデット(概算):有利子負債75,664 − 現金9,477 ≒ 66,187百万円(概算)
    • ネットD/自己資本比率(概算):約67%(66,187/98,304)
  • 効率性・在庫
    • 棚卸資産(期末):商品・製品13,540、仕掛品31,338、原材料17,580(合計在庫は増減バランスあり)
    • 在庫評価損益は前年に比べて影響が小さく(前年中間で▲11億円の在庫評価損があったが、本中間期は0)

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:固定資産売却益 7百万円(小額)
  • 特別損失:なし(当中間期)
  • 一時的要因の影響:特別損益の影響は小さく、業績は主として販売数量・販売価格と原材料コストの変動による実態的要因による。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2026年3月期(中間配当):110円(支払予定)
    • 2026年3月期(予想年間配当):220円(期末110円予想、直近の配当予想修正なし)
  • 配当性向(予想):年間配当220円 ÷ 予想EPS504.34円 ≒ 43.6%
  • interim配当性向(中間):110円 ÷ 中間EPS260.68円 ≒ 42.2%
  • 特別配当:なし
  • 株主還元方針:自社株買い等の記載は特になし(当期の自己株式取得は期中に実施実績あり)

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CFによる支出):当中間期 有形・無形固定資産取得支出 4,939百万円(前年同期 6,955百万円→減少)
  • 減価償却費:3,221百万円(当中間期)
  • 研究開発費:–(明細の記載なし)

受注・在庫状況(該当)

  • 受注状況:–(明細なし)
  • 在庫状況:
    • 商品及び製品:13,540百万円(前期13,225)
    • 仕掛品:31,338百万円(前期33,455、減少)
    • 原材料及び貯蔵品:17,580百万円(前期16,028、増加)
    • 在庫評価損益:当中間期は影響小(在庫評価除く営業利益を分析)

セグメント別情報

  • セグメント:単一(ステンレス鋼板及び加工品)
  • 部門別販売量(単体、千トン)
    • 高機能材:18千トン(前年同期20千トン、▲2千トン)、単価 1,502円/kg(前年1,710円/kg)
    • 一般材:71千トン(前年75千トン、▲4千トン)、単価 534円/kg(前年554円/kg)
  • セグメント戦略:高機能材(半導体関連など)を重視するが、米国関税や大型案件の具体化遅れで海外需要停滞

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:「中期経営計画2023」の最終年度。脱炭素、オイルガス、半導体を重点分野とし、インド・中東での営業強化を継続。
  • KPI達成状況:特定KPIの数値は明示されていないため進捗は定性的に記載(販売拡大・成長市場展開を継続)。

競合状況や市場動向

  • 市場動向:国内は食品・業務用厨房・化学分野は堅調だが、建築資材は案件遅れで低調。東アジアからの安価な輸入材流入で収益回復遅延。
  • 競合:競争激化、特に環境エネルギー分野や海外市場での競合が強まり収益性に影響。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期(修正後)売上高148,000百万円(△14.0%)、営業利益11,000百万円(△35.2%)、親会社株主に帰属する当期純利益7,000百万円(△39.5%)。
    • 下期前提:為替150円/US$、Ni価格7.0US$/LB。
  • 予想の信頼性:会社は前提を明示。収益回復は下期の受注・価格動向に依存するため変動リスクあり。
  • リスク要因:為替変動、ニッケル等原材料価格、米国関税・貿易政策、海外需給(東アジアの過剰生産)、大型プロジェクトの具体化遅延。

重要な注記

  • 会計関係:当中間期における連結範囲の変更、会計方針の変更等はなし。
  • 監査:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。
  • その他:通期見通しは会社が入手可能情報に基づくもので、実際の業績は変動する可能性がある旨の留保記載あり。

(注記)

  • 不明な項目は「–」と記載しました。
  • 数値は決算短信記載(単位:百万円、四捨五入)を基に算出・概算しています。算出値は概算であり、詳細確認は原資料をご参照ください。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 5480
企業名 日本冶金工業
URL http://www.nyk.co.jp/
市場区分 プライム市場
業種 鉄鋼・非鉄 – 鉄鋼

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

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By シャーロット

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