2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:売上高はほぼ会社予想・前年並み(36,802百万円、前年同期比+0.1%)で想定どおり。営業利益は829百万円(前年同期比△6.5%)と小幅減益。経常・当期は為替差損約900百万円の計上により経常損失△274百万円、親会社株主に帰属する中間純損失△443百万円と大幅悪化(為替が主因)。会社は通期予想の修正を行っていない。
- 業績の方向性:増収(微増)・減益(営業減少+大幅な経常/当期悪化)
- 注目すべき変化:営業外の為替差損900百万円計上で経常損失化・中間純損失計上に至った点が最大の変化。セグメントではPS事業が高収益化(セグメント利益711百万円、前年同期比+41.7%)。
- 今後の見通し:通期予想(売上78,500百円、営業利益2,100百円、親会社帰属当期純利益1,100百円、配当通期20円)は現時点で修正なし。中間の進捗は売上進捗約46.9%、営業利益進捗約39.5%とやや遅れ(為替リスクが通期達成の不確実性要因)。
- 投資家への示唆:業績の構造改善(PSでの高収益化、EMS戦略投資の立ち上がり等)とキャッシュ創出力は確認できる一方、為替変動による利益変動が大きく、自己資本比率低下(13%台)など財務安全性に注意が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:nms ホールディングス株式会社(証券コード 2162)
- 主要事業分野:HS事業(ヒューマンソリューション=人材ビジネス)、EMS事業(エレクトロニクスマニュファクチャリングサービス)、PS事業(パワーサプライ/カスタム電源)
- 代表者名:代表取締役社長 松本 正登
- URL: https://www.n-ms.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年11月10日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期:2025年4月1日~2025年9月30日、連結・日本基準)
- 決算説明会:あり(機関投資家・アナリスト向け、2025/12/5開催予定)
- セグメント:
- HS事業:人材派遣・人材ビジネス(高度エンジニア等の育成・国内外展開)
- EMS事業:電子機器の受託製造(中国・ASEAN・北米で生産)
- PS事業:カスタム電源(パワーサプライ、志摩電子工業の事業移管によりPSへ区分変更)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):21,611,000株(2026年3月期中間期)
- 期末自己株式数:2,410,259株
- 中間期の期中平均株式数(中間期):19,200,741株
- 時価総額:–(開示なし)
- 今後の予定:
- 中間報告書提出予定日:2025年11月10日
- 決算説明会:2025年12月5日(機関投資家向けオンライン)
- 株主総会:–(期日未記載)
- その他IRイベント:決算説明資料はTDnetと当社サイトに掲載予定
決算サプライズ分析
- 予想 vs 実績(中間累計、単位:百万円)
- 売上高:36,802(前年同期36,763、+0.1%)→ 会社は中間の個別予想提示なし。通期計画に対する進捗率46.9%(78,500百万円ベース)
- 営業利益:829(前年同期887、△6.5%)→ 通期計画2,100百万円に対する進捗率39.5%
- 純利益(親会社株主帰属):△443(前年同期+890)→ 通期計画1,100百万円に対して進捗マイナス(中間で赤字)
- サプライズの要因:
- 主因:営業外の為替差損900,242千円を計上(海外子会社への貸付評価替えや子会社間取引の為替損)。前年同期は為替差益695,055千円で大きく逆転。
- 事業面:PS事業は受注好調で利益拡大、EMSは地域差で中国・国内の生産調整が影響し減収・減益、HSは国内投資に伴う管理費増だが海外好調で売上増。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想の修正を行っていないが、為替の波及が大きく、特に為替損益の動向次第で経常/当期利益の通期達成可否に不確実性あり。
財務指標(要点)
- 損益(中間累計、百万円)
- 売上高:36,802(+0.1% / +39百万)
- 営業利益:829(△6.5% / △58百万)→ 営業利益率 ≒ 2.25%(前年同期 ≒2.41%)
- 経常利益:△274(前年同期+1,326)
- 親会社株主に帰属する中間純利益:△443(前年同期+890)
- 1株当たり中間純利益(EPS):△23.12円(前年同期 +57.29円)
- 収益性指標(中間ベース、単純計算)
- ROE(中間期間の親会社帰属純利益/平均自己資本) ≒ △8.96%(自己資本平均 ≒4,955百万円)→ 指標目安:8%以上良好 → 実績はマイナス
- ROA(中間純利益/平均総資産) ≒ △1.25%(平均総資産 ≒35,483百万円)→ 目安5%以上 → 実績は低迷
- 営業利益率:2.25%(業種により異なるが低め)
- 進捗率分析(通期予想比)
- 売上高進捗率:36,802 / 78,500 = 46.9%(通期でほぼ標準的な進捗)
- 営業利益進捗率:829 / 2,100 = 39.5%(やや遅れ)
- 純利益進捗率:△443 / 1,100 = -(中間で赤字のため計算不能、通期達成には後半黒字化が必須)
- キャッシュフロー(中間、百万円)
- 営業CF:+1,844(前年同期+164)→ 営業CFは大幅改善(収益変換や売上債権減等が寄与)
- 投資CF:△341(前年同期△510)→ 設備投資など(有形固定資産取得389百万円)
- 財務CF:△1(前年同期+33)→ 短期借入金純増1,123、借入返済等
- フリーCF(営業CF – 投資CF):約 +1,503百万円(好転)
- 現金同等物期末残高:4,983百万円(前年同期4,198百万円)→ 流動性は確保
- 営業CF/当期純利益比率:営業CF1,844 ÷ (当期純損失△443 → 比率算出では分子がプラス、分母がマイナスのため定性的に「営業CFは純損失を超えるプラス」)
- 財政状態
- 総資産:34,735百万円(前期末36,231、△1,494)
- 純資産:4,628百万円(前期末5,283、△655)
- 自己資本比率:13.3%(前期末14.5%)→ 目安40%以上で安定:低位(注意)
- 流動負債:27,369百万円、短期借入金17,869百万円(短期借入増)
- 流動比率:流動資産24,867 / 流動負債27,369 ≒ 90.9%(目安100%以上で安心 → やや劣後)
- 四半期(QoQ)/季節性:四半期別詳細は未記載だが中間で営業CF改善・在庫・売掛金の改善が見られる。
特別損益・一時的要因
- 当中間期の特別利益:固定資産売却益63百万円
- 当中間期の特別損失:固定資産売却損1百万円、除却損4百万円(合計5.6百万円)
- 主要一時的要因:営業外での為替差損900百万円(継続的リスクあり)。前期(前年中間)に計上した特別損失233百万円は当中間期には無し(前期参考)。
- 実質評価:特別損益を除いても為替損の影響は継続的に業績へ影響しうるため、除外して評価することに限界あり。
配当
- 中間配当:0.00円(2026年3月期中間)
- 期末配当(会社予想):20.00円(通期合計20.00円)→ 期末予想に修正なし
- 配当性向:通期予想ベースで配当性向 ≒(配当総額÷当期純利益)=要計算(当期純利益1,100百万円に対する配当総額=期末のみのため配当性向約不明だがおおむね低〜中程度)
- 自社株買い:開示なし
- 備考:中間は無配、通期で配当継続方針(20円)を維持
設備投資・研究開発
- 設備投資(投資CF主な支出):有形固定資産取得389百万円(当中間期)→ 前年中間543百万円から減少
- 減価償却費:729百万円(中間、前年735百万円)
受注・在庫状況(該当分)
- 在庫(製品・仕掛等):製品1,421百万円(前期1,883、△462)、仕掛734百万円(前期777、△43)、原材料5,031百万円(前期5,239、△208)
- 在庫回転日数等:記載なし
- 受注情報:記載なし(EMSの量産開始等の記述あり)
セグメント別情報
- HS事業(中間)
- 売上高:12,259百万円(+6.7%)
- セグメント利益:308百万円(△0.7%)
- コメント:国内は戦略投資で人材育成進展・売上増。海外も販売増で増益要因。ただし本社管理コスト増あり。
- EMS事業(中間)
- 売上高:16,008百万円(△4.7%)
- セグメント利益:302.7百万円(△25.6%)
- コメント:ベトナム・北米の戦略拠点は量産立ち上がりで堅調だが、中国・国内の生産調整が減収・減益に影響。
- PS事業(中間)
- 売上高:8,534百万円(+0.7%)
- セグメント利益:711百万円(+41.7%)
- コメント:主力機種の受注好調・経費抑制で大幅増益。志摩電子工業のPS移管でセグメント再編あり。
- セグメント構成:PSが利益貢献度高い。EMSは売上比率は高いが収益性圧縮。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画の詳細は決算短信に記載なし(または別資料参照)。通期目標(78,500百円・営業利益2,100百円)は従前計画に変更なし。
- KPI達成状況:営業利益進捗はやや遅れ。為替管理が中期目標達成のキーとなる。
競合状況や市場動向
- 記載要点:世界経済の不透明感(米国の関税政策、中国経済低迷、中東・ウクライナ等の地政学的リスク)を挙げ、為替・外需の影響が業績に波及する可能性を指摘。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期見通し(修正なし):売上78,500百円(+3.7%)、営業利益2,100百円(+27.3%)、経常利益1,600百円(△3.0%)、親会社帰属当期純利益1,100百円(+74.6%)、1株当たり当期純利益57.29円
- 会社公表の前提条件・リスク:為替・受注動向・原材料コスト・地政学リスク等(詳細は決算補足資料P.3参照)
- 予想の信頼性:中間での為替損の発生により、為替感応度が高い点は留意事項。会社は修正していないが、今後の為替動向次第で修正可能性あり。
- リスク要因:為替変動、顧客の販売戦略変更(EMS向け)、世界経済の減速、短期借入等の流動性リスク(自己資本比率低下)
重要な注記
- 会計方針の変更:無
- 中間連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用:有(税金費用の見積りに関する注記等)
- 連結範囲の変更:該当なし(ただしセグメント区分の変更:志摩電子工業のPS事業への組替え)
- その他:本中間決算は公認会計士・監査法人のレビュー対象外
注意事項:本資料は提供された決算短信をもとに要点を整理したものであり、投資助言や推奨を行うものではありません。不明項目は「–」で記載しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2162 |
| 企業名 | nms ホールディングス |
| URL | http://www.n-ms.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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