2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ: 会社側の通期業績予想に修正はなし。四半期単独での会社予想提示はなく、市場予想との比較データは開示資料に記載なし(よって対市場サプライズ判定は不可)。
- 業績の方向性: 増収減益(売上高19,139百万円、前年同期比+9.3% / 営業利益384百万円、前年同期比△4.1%)。
- 注目すべき変化: 為替差損557百万円の計上により経常利益が764百万円の黒字→△274百万円の赤字へ急変、結果として親会社株主に帰属する四半期純損失は△355百万円(前年同期は+562百万円)。セグメントではPS事業が大幅増益(セグメント利益344百万円、前年同期比+242.1%)で寄与。
- 今後の見通し: 通期予想(売上78,500百万円、営業利益2,100百万円、親会社株主当期純利益1,100百万円)は未修正。Q1の営業利益進捗は18.3%(やや遅れ)だが、為替差損は一時要因の可能性が高く、通期見通しの達成可否は為替動向・EMSの生産調整の回復次第。
- 投資家への示唆: 為替関連の一時損失が利益を押し下げた点が最大の要因。事業面ではPSの好調・EMSの戦略投資拠点での立ち上がりがあり、収益構造の改善努力が見えるが、流動性・借入水準と自己資本比率(低位)に注意。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名: nms ホールディングス株式会社
- 主要事業分野: HS事業(ヒューマンソリューション/人材ビジネス)、EMS事業(電子機器の受託製造)、PS事業(カスタム電源/パワーサプライ)
- 代表者名: 代表取締役社長 松本 正登
- URL: https://www.n-ms.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日: 2025年8月8日
- 対象会計期間: 2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日〜2025年6月30日、連結)
- 決算補足説明資料: 作成あり、決算説明会は無し
- セグメント:
- HS事業: 国内外での人材派遣/人材ビジネス(育成・高度人材への投資あり)
- EMS事業: 中国・ASEAN・北米での受託生産(戦略投資拠点で量産開始)
- PS事業: カスタム電源(産業機器向け等。志摩電子工業の移管に伴いセグメント変更)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む): 21,611,000株
- 期末自己株式数: 2,410,259株
- 期中平均株式数(四半期累計): 19,200,741株
- 今後の予定:
- 次回決算発表等: –(当四半期短信に記載のとおり通期予想は未修正)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社予想との比較/達成率)
- 売上高: 実績19,139百万円。四半期での会社予想提示は無し。通期予想78,500百万円に対する進捗率 24.4%(19,139/78,500)。
- 営業利益: 実績384百万円。通期予想2,100百万円に対する進捗率 18.3%(384/2,100)。
- 純利益(親会社株主帰属): 実績△355百万円(四半期での通期予想進捗評価は不適当、通期予想は+1,100百万円で未修正)。
- サプライズの要因:
- 主因は営業外費用の為替差損557百万円(海外子会社への貸付や海外取引の評価替えによるもの)。営業利益自体は小幅減(前年400→384百万円)だが、為替損が経常・最終に大きく影響。
- 通期への影響:
- 会社は通期予想を修正していない(2025年5月公表の予想のまま)。為替差損は一時的な評価替えが主因である旨の記載があるため、通期見通しへの直接的修正は現時点で行わない方針。ただし今後の為替動向・EMSの稼働状況によっては修正の可能性あり。
財務指標
(単位: 百万円)
- 要点(貸借対照表)
- 総資産: 34,794(前連結年度末36,231、△1,436)
- 自己資本(会社開示): 4,606(自己資本比率 13.2%(前連結年度末14.5%))※自己資本は低位(目安: 40%で安定)
- 負債合計: 30,173(前連結年度末30,947、△774)
- 現金及び預金: 5,052(前期3,789、+1,262)
- 短期借入金: 17,667(前期16,968、+699)/長期借入金: 1,381(前期1,563、△181)
- 損益計算書要点
- 売上高: 19,139百万円(前年同期17,508百万円、+9.3% / +1,631百万円)
- 営業利益: 384百万円(前年同期400百万円、△4.1% / △16百万円)
- 営業利益率: 2.01%(384/19,139)(業種によるがやや低め)
- 経常利益: △274百万円(前年同期+764百万円、差異は主に為替差損)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益: △356百万円(前年同期+562百万円)
- 1株当たり四半期純利益(EPS): △18.53円(前年同期36.19円)
- 収益性指標(試算)
- ROE(四半期純利益/自己資本): △355.9 / 4,606 ≒ △7.7%(参考: 8%以上が良好→現状は負の値)
- ROA(四半期純利益/総資産): △355.9 / 34,794 ≒ △1.02%(参考: 5%以上が良好)
- 営業利益率: 2.01%(業種平均との比較は業態別で差あり)
- 進捗率分析(通期予想に対する)
- 売上高進捗率: 24.4%(Q1)
- 営業利益進捗率: 18.3%(Q1)
- 純利益進捗率: —(Q1は赤字のため比較不可)
- コメント: 売上はほぼ均等四半期での進捗(25%前後)に近いが、営業利益はやや進捗が遅い。
- キャッシュフロー
- 四半期キャッシュフロー計算書は作成していない(注記あり)。ただし貸借対照表からの情報:
- 現金及び預金は増加(+1,262百万円)
- 短期借入の増加(+699百万円)により流動負債調整
- フリーCF等の詳細は未開示(四半期CF未作成)。
- 四半期推移(QoQ)
- 前四半期(期末)との比較(QoQ)は該当資料に四半期毎の損益推移詳細なしのため限定的に評価。総じて売上増だが営業増益は限定的。
- 財務安全性
- 自己資本比率: 13.2%(前期14.5%、目安: 40%で安定。現状は低い)
- 流動比率(簡易): 流動資産25,088 / 流動負債27,498 ≒ 91.2%(100%以上が望ましいため流動性はやや低め)
- 有利子負債(短期+長期借入)合計 ≒ 19,048百万円。借入依存度が高く、負債/自己資本比は約4.1倍と高め(財務リスク注視)。
- 効率性
- 総資産回転率(売上/総資産): 19,139 / 34,794 ≒ 0.55回/年(季節性や業種差あり)
- セグメント別(売上/セグメント利益)
- HS事業: 売上6,073百万円(+8.7%)、セグメント利益115百万円(+2.0%)
- EMS事業: 売上8,864百万円(+10.9%)、セグメント利益217百万円(△37.2%)
- PS事業: 売上4,200百万円(+7.0%)、セグメント利益344百万円(+242.1%)
特別損益・一時的要因
- 特別利益: 固定資産売却益 54,228千円(54.2百万円)
- 特別損失: 固定資産売却損 698千円、除却損 1,306千円(合計約2.0百万円)
- 一時的要因の影響: 為替差損557百万円が業績悪化(経常・最終赤字化)の主要因であり、一時性(評価替え等)と明示されているが、為替環境によって再発リスクあり。
- 実質業績評価: 営業利益はほぼ横ばいで事業の稼ぐ力は維持。ただし営業外の為替で大きく毀損している点を除けば営業ベースの改善(PS好調など)は確認できる。
配当
- 配当実績・予想:
- 2026年3月期(予想): 中間配当 0.00円、期末 20.00円、年間 20.00円(前期は年間14.00円)
- 直近公表配当予想からの修正: 無
- 配当利回り: 株価が不明なため算出不可(—)
- 配当性向(会社予想ベース): 予想EPS 57.29円に対し配当20円 → 配当性向 ≒ 34.9%(20 / 57.29、目安: 30〜40%は中庸)
- 株主還元方針: 特別配当等の記載なし。自社株買いの記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資: 四半期短信に明確な設備投資額の記載なし(資料参照:–)
- 減価償却費: 368,608千円(当第1四半期累計、前年364,585千円)
- 研究開発費: 明細記載なし(–)
受注・在庫状況(該当情報)
- 受注状況: 詳細記載なし(–)
- 在庫状況:
- 製品 1,337百万円(前期1,883百万円、△546)
- 原材料及び貯蔵品 4,887百万円(前期5,239百万円、△351)
- 在庫は期首から減少傾向(在庫圧縮の動き)
セグメント別情報(補足)
- HS事業: 国内で一部減産影響があったが、海外(中国・タイ)で販売増。戦略投資(高度エンジニア育成)費用発生で費用計上。利益は増加。
- EMS事業: ベトナム・北米で量産開始など成長投資進むが、国内・中国で顧客販売戦略変更による生産調整で利益減。戦略投資段階の影響あり。
- PS事業: 主力機種の受注増と経費抑制で大幅増益。志摩電子工業のPS組織への移管によりセグメント編成を変更。
- 地域別: 日本、中国、マレーシア、その他(米国、ベトナム等)の構成あり。中国売上は5,069百万円、マレーシア2,526百万円等。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画: 四半期短信上の中期計画に対する進捗記載は限定的(戦略投資・新市場参入の取り組みを継続中)。
- KPI達成状況: 明示的なKPI数値は四半期短信に記載なし(–)。
競合状況や市場動向
- 外部環境: 世界経済の不透明感、為替・資源価格高騰等を注視する必要ありと会社コメント。
- 競合比較: 同業他社との相対評価は本資料内に無し(–)。
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)予想: 売上78,500百万円(+3.7%)、営業利益2,100百万円(+27.3%)、経常利益1,600百万円(△3.0%)、親会社株主当期純利益1,100百万円(+74.6%)、EPS 57.29円
- 予想修正: 直近公表予想からの修正は無し
- 会社予想の前提条件: 為替などの前提は添付資料P.3参照(細目は当短信内では簡約)
- 予想の信頼性: Q1は為替の一時損が大きく影響。通期見通しは未修正だが、為替・EMSの稼働回復が鍵。過去の予想達成傾向は本短信に詳細記載なし(–)。
- リスク要因: 為替変動、顧客の生産計画変更、原材料・物流コスト、海外拠点の稼働リスク、流動性・借入水準など。
重要な注記
- 会計方針の変更: 無
- 四半期連結財務諸表の作成に特有の会計処理の適用: 有(税金費用は見積実効税率を適用して計算)
- セグメント変更: 2025年4月1日付で志摩電子工業をEMS→PS事業へ移管(連結セグメント区分変更を適用済み)
- その他: 第1四半期の連結キャッシュフロー計算書は作成していない旨の注記あり。監査法人によるレビューは無し。
(不明な項目は「–」と表記しました。)
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2162 |
| 企業名 | nms ホールディングス |
| URL | http://www.n-ms.co.jp |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – サービス業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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