2026年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:会社公表の通期予想に対する修正は無し。第1四半期実績は会社予想・市場予想への明確な「上振れ/下振れ」の記載は無い(予想据え置き)。
- 業績の方向性:売上高は増収(+6.1%)、営業利益は増益(+6.5%)、経常利益は減少(-3.1%)、親会社株主に帰属する四半期純利益は減少(-9.2%)。
- 注目すべき変化:ICTソリューション事業が大型案件計上等で売上を大きく伸ばし(売上 +68.7%、セグメント利益 +136.8%)、一方でエンジニアリング事業の利益は減少(セグメント利益 -30.9%)。棚卸資産が前期末比で大幅増加(+45.1%)、現金預金は減少(-13.8%)と資金・在庫の構成に変化あり。
- 今後の見通し:通期(2026年3月期)予想は修正無し。第1四半期進捗は売上進捗約23.5%、営業利益進捗約15.9%、純利益進捗約18.8%で、売上は順調だが利益進捗はやや遅れ気味。会社は中期計画「PCI‑VISION2027」を継続推進。
- 投資家への示唆:ICT分野の大型案件計上が収益を押し上げた一方、既存顧客の開発計画見直し等でエンジニアリング・プロダクトの一部に弱さあり。棚卸資産増加と現金減少の動きは注視が必要。通期見通し据え置きだが、セグメント別の案件進捗により上振れ/下振れが出やすい局面。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:PCIホールディングス株式会社
- 主要事業分野:エンジニアリング事業(組込み/エンタープライズ開発等)、プロダクト/デバイス事業(組込PC・コントローラ等の開発・販売)、ICTソリューション事業(IoT、クラウド、システム構築等)
- 代表者名:代表取締役社長 森下 健作
- URL:https://www.pci-h.co.jp/
- 報告概要:
- 提出日:2025年8月8日
- 対象会計期間:2026年3月期 第1四半期(2025年4月1日~2025年6月30日)、日本基準(連結)
- 決算説明資料の有無:有(決算説明会あり、アナリスト・機関投資家向け)
- セグメント:
- エンジニアリング事業:組込み(エンベデッド/車載等)、エンタープライズ等のシステム開発
- プロダクト/デバイス事業:組込PC/コントローラ、半導体設計・テスト等
- ICTソリューション事業:IoT、クラウド、業務ソリューション、大型案件(農水系等)
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(普通株式、自己株式含む):10,122,400株
- 期中平均株式数(四半期累計):9,904,080株
- 自己株式数:218,320株
- 時価総額:–(本資料に記載無し)
- 今後の予定:
- 決算説明会:アナリスト・機関投資家向け説明会(Web配信) 2025年8月20日(配布資料はTDnetおよび同社サイトに掲載予定)
- 株主総会:–(本資料に未記載)
- IRイベント:上記説明会等(詳細は同社発表参照)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社発表の通期見通しに対する第1四半期実績の達成率)
- 通期予想(2026年3月期)に対する第1四半期の進捗率
- 売上高:6,614 百万円/28,200 百万円 = 23.5%
- 営業利益:334 百万円/2,100 百万円 = 15.9%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:235 百万円/1,250 百万円 = 18.8%
- 会社は通期予想の修正なし(直近公表予想から変更無し)
- サプライズの要因(第1四半期の実績に影響した主な理由)
- ICTソリューション事業:第1四半期に計上された大型案件が売上・利益を押し上げ(進捗前倒し効果)。
- エンジニアリング事業:一部顧客の開発計画や人員稼働の影響でセグメント利益が低下。
- プロダクト/デバイス事業:医療向け製品は概ね堅調だが、医療事務システム向けPCのリプレース特需終了等で売上が減少。官公庁向け大口出荷の開始により収益は支援。
- 税負担の変動:当期は法人税等が前年同期より増加し、当期純利益を圧迫。
- 通期への影響:現時点で会社は通期予想を据え置き。ICTの大型案件進捗次第で上振れの可能性、またはエンジニアリング/半導体関連の顧客計画変動で下振れの可能性あり。
財務指標(主要数値)
(単位はいずれも百万円、前年同期=前第1四半期(2024/10/1–2024/12/31)の実績)
- 売上高:6,614(+378、+6.1%)
- 売上総利益:1,608(+130、+8.8%)
- 販管費:1,273(+110、+9.4%)
- 営業利益:334(+20、+6.5%)、営業利益率:5.05%(334/6,614、約5.1%)
- 経常利益:337(-11、-3.1%)
- 親会社株主に帰属する四半期純利益:235(-24、-9.2%)
- 1株当たり四半期純利益(EPS):23.71円(前年26.10円、-9.2%)
- 総資産:15,566(-334、-2.1%)
- 純資産:9,429(-23、-0.2%)
- 自己資本比率:57.6%(前期末56.5%)(安定水準)
- 発行済株式数:10,122,400株(自己株式含む)
主要比率(第1四半期実績ベース、年率換算は注記あり)
- ROE(年率換算・概算):約10.5%(四半期利益を年率換算して自己資本で試算。参考目安:10%以上は優良)
- ROA(年率換算・概算):約6.0%(参考目安:5%以上で良好)
- 流動比率(流動資産/流動負債):11,947 / 5,163 = 231%(流動性は良好)
- 負債/純資産(負債合計/純資産合計):6,137 / 9,429 = 65.1%
進捗率分析(通期見通しに対する第1四半期進捗)
- 売上高進捗率:23.5%(通期目安の4分の1(25%)にやや不足)
- 営業利益進捗率:15.9%(4分の1に対し遅れ)
- 純利益進捗率:18.8%(同上)
キャッシュ・資金(注:四半期キャッシュ・フロー計算書は作成されていない)
- 現金及び預金:3,522(前期末4,085、-562、-13.8%)
- 受取手形・売掛金等:4,393(-58、-1.3%)
- 棚卸資産:1,689(+525、+45.1%) ← 注目ポイント(大幅増加)
- 流動負債:5,163(-276、-5.1%)
- 長期借入金:267(-18、-6.2%)
- フリーCF等:四半期CF計算書未作成のため算出不可(–)
- 減価償却費:36.8(千円単位表記で36,755千円)/のれん償却:45,343千円
四半期推移(QoQ):前期(2024/10-12)との比較を上記に記載。決算期変更のため比較期間差がある旨、会社注記あり。
財務安全性:
- 自己資本比率57.6%(安定水準、目安40%以上で安定)
- 流動比率約231%(健全)
- 有利子負債は減少傾向(長短借入金の減少)
特別損益・一時的要因
- 当第1四半期の特別利益:固定資産売却益 0.9(千円単位で909千円)、特別対策費戻入益 8.59(9,503千円合計)
- 当第1四半期の特別損失:該当なし(0)
- 前期の同四半期には特別対策費55,551千円の特別損失が計上されていた(当期は該当無し)
- 一時的要因の影響:前期に比べ特別損失が無くなったことで税引前利益は増加しているが、法人税等の調整で最終的な純利益は減少。特別損益は当期以降継続性は低いと推定される。
配当
- 2025年3月期実績:期末配当 25.00円(年間25.00円)
- 2026年3月期(予想):中間 19.00円、期末 25.00円、年間合計 44.00円(直近公表予想からの修正なし)
- 配当性向:–(通期予想ベースの配当性向記載無し。個別で算出可能だが会社の注記参照推奨)
- 自社株買い:記載無し
設備投資・研究開発
- 設備投資額:–(本短信に四半期の設備投資額の明記なし)
- 減価償却費:36,755千円(当第1四半期)
- 研究開発費(R&D):–(該当記載なし)
受注・在庫状況
- 受注高・受注残高:–(本短信に詳細数値無し)
- 在庫(棚卸資産):1,688,941千円(前期末比 +45.1%) —— 在庫増加は注視ポイント(在庫回転等の開示は無し)
- 在庫回転日数:–(記載無し)
セグメント別情報
(当第1四半期:2025/4/1–6/30、単位:千円)
- 売上高(外部顧客)
- エンジニアリング事業:3,462,353(構成比 約52.3%) 前期比 -1.5%
- プロダクト/デバイス事業:1,936,009(構成比 約29.3%) 前期比 -3.3%
- ICTソリューション事業:1,215,997(構成比 約18.4%) 前期比 +68.7%
- セグメント利益(各セグメント)
- エンジニアリング:216,732(前期 313,552 → -30.9%)
- プロダクト/デバイス:109,924(前期 120,848 → -9.0%)
- ICTソリューション:203,167(前期 85,811 → +136.8%)
- コメント:
- ICTは大型案件計上やクラウド/IoT案件が寄与し大幅増収増益。
- エンジニアリングは車載関連は堅調だが全体で利益率低下。
- プロダクト/デバイスは分野別で明暗(医療画像向け堅調、医療事務向けリプレース特需の終了で減少、官公庁向け出荷は開始)。
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:「PCI‑VISION2027」を2025年5月13日に公表。重点は「パーパス経営」「高収益体質へのシフト」「人的資本経営」「サステナブル経営」。
- 進捗:ICTの大型案件獲得は中期計画の「高収益化」に合致。エンジニアリングの収益改善と半導体関連の稼働改善が中期目標達成の鍵。
競合状況や市場動向
- 市場動向:デジタル化や生成AI等に伴うIT投資・DX需要は堅調。ただし先端IT人材不足が事業の制約要因となっている。
- 競合比較:同業他社との詳細比較データは本資料に無し(–)。ICT分野での大型案件計上は相対的に強さを示す可能性。
今後の見通し
- 業績予想:通期(2026年3月期)予想は修正なし(売上 28,200 百万円、営業利益 2,100 百万円、経常利益 2,100 百万円、当期純利益 1,250 百万円、1株当たり当期純利益 126.21円)。
- 会社予想の前提条件:詳細は添付資料(P.3)を参照(為替・原材料等の前提は同社注記へ)。
- 予想の信頼性:会社は予見に基づくもので達成を約束するものではないと注記。第1四半期は売上は順調だが利益進捗はやや遅めで、セグメント別の案件進捗により変動しやすい。
- リスク要因:顧客の開発計画見直し、先端人材不足、為替・資本市場の変動、特定大型案件の進捗遅延等。
重要な注記
- 会計方針の変更:無し
- 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:当期は作成していない(注記あり)
- のれんの償却額:45,343千円(当期も同額)
- 添付資料:2025年8月20日の説明会資料はTDnetおよび同社サイトにて公開予定
(注記・省略)
- 不明または本短信に記載のない項目は「–」で表示しています(例:市場別詳細、受注残高数値、設備投資・R&Dの具体額、時価総額等)。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 3918 |
| 企業名 | PCIホールディングス |
| URL | http://www.pci-h.co.jp/ |
| 市場区分 | スタンダード市場 |
| 業種 | 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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