2025年12月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:会社の通期業績予想に変更は無し(修正なし)。市場予想は提示なしのため不明。第3四半期累計は会社予想との矛盾を示す大幅な修正はなく「想定内」(上振れ/下振れの明確な市場差異は確認できず)。
  • 業績の方向性:増収ではなく減収減益(売上高56.73億円、前年同期比▲10.0%;営業利益11.22億円、前年同期比▲32.4%)。
  • 注目すべき変化:書籍コンテンツ事業でヒット作品の反動と発行点数の想定下回りにより売上・利益が大きく減少(書籍売上33.40億円▲15.6%、同事業営業利益11.17億円▲35.2%)。一方でメディアソリューションは売上横ばい(2,332.95百万円▲0.5%)だが営業利益は改善(98.20百万円、前年同期比+194.3%)。
  • 今後の見通し:通期(2025年12月期)業績予想は据え置き(売上89.00億、営業利益24.00億、当期純利益17.30億)。進捗は売上63.8%、営業利益46.8%、純利益53.1%のため、営業利益については下期(Q4)での回復が必要。会社は第4四半期での巻き返しを見込んでいる模様(修正なし)。
  • 投資家への示唆:ヒットタイトル依存の季節変動と印刷費等のコスト上昇が業績に影響。通期達成にはQ4での新刊投入や販促強化、コスト管理がカギ。新レーベル創刊先行投資や子会社化(観光DXアプリ運営会社の株式取得)が短期的利益を圧迫している点に留意。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:スターツ出版株式会社
    • 主要事業分野:書籍・コミック等の出版(書籍コンテンツ事業)および自社メディア・予約サービス・PR・販促ソリューション(メディアソリューション事業)
    • 代表者名:代表取締役社長 菊地 修一
    • 問合せ先:常務取締役管理部長 金子 弘 TEL 03-6202-0311
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年11月11日
    • 対象会計期間:2025年1月1日〜2025年9月30日(2025年12月期 第3四半期累計/非連結)
  • セグメント:
    • 書籍コンテンツ事業:自社小説サイト等を起点に書籍・コミックを発刊、IP展開(映像化等)や新レーベル創刊等
    • メディアソリューション事業:オズモール等自社メディアや施設予約サービス「オズのプレミアム予約」、PR・販促ソリューション
  • 発行済株式:
    • 発行済株式数(期末、自己株式含む):3,840,000株
    • 期中平均株式数(四半期累計):3,839,586株
    • 時価総額:–(資料に記載なし)
  • 今後の予定:
    • 決算説明会:無(本短信で「決算説明会開催の有無:無」)
    • 株主総会/IRイベント等:–(資料に記載なし)

決算サプライズ分析

  • 予想vs実績(通期会社予想に対する第3四半期累計の進捗、単位:百万円)
    • 売上高:実績 5,673(累計)/通期予想 8,900 → 達成率 63.8%
    • 営業利益:実績 1,122(累計)/通期予想 2,400 → 達成率 46.8%
    • 四半期純利益:実績 919(累計)/通期予想 1,730 → 達成率 53.1%
  • サプライズの要因:
    • 下振れ要因:書籍コンテンツ事業でヒット作品の反動、発行点数が想定を下回ったこと、印刷費等の原価上昇、新レーベル創刊への先行投資、人員増(人件費増)。
    • 上振れ要因:メディアソリューション事業では商業施設向け等の受注が堅調、レストラン予約(関西エリアの参画増)等で売上を確保。投資有価証券売却益はあるが金額は前年より減少。
  • 通期への影響:
    • 会社は通期見通しを据え置き。進捗から見ると売上・純利益は概ね到達可能だが、営業利益は現時点でやや低い(46.8%)。Q4での利益率改善(コスト抑制、ヒット作品や販促の効果)が必要。

財務指標(要点)

  • 損益(第3四半期累計、百万円、対前年同期間増減率)
    • 売上高:5,673 百万円(▲10.0%)
    • 売上総利益:2,858 百万円(前年3,424→差▲566)
    • 販管費:1,736 百万円(ほぼ横ばい)
    • 営業利益:1,122 百万円(▲32.4%)
    • 経常利益:1,216 百万円(▲30.3%)
    • 四半期純利益:919 百万円(▲29.1%)
    • 1株当たり四半期純利益(EPS):239.40 円(前年337.75 円、▲約29%)
    • 営業利益率:1,122 / 5,673 = 19.8%(高めの水準だが前年から低下)
  • 主要貸借対照表(当第3四半期末、百万円)
    • 総資産:12,168 百万円(前期末比 +187 百万円)
    • 純資産:10,373 百万円(前期末比 +660 百万円)
    • 自己資本比率:85.2%(高水準、安定)
    • 流動資産:10,337 百万円、流動負債:1,518 百万円 → 流動比率:約681%(非常に高い流動性)
  • 収益性指標
    • ROE(期間純利益/期末純資産):919 / 10,373 = 約8.9%(目安:8%以上で良好)
    • ROA(期間純利益/総資産):919 / 12,168 = 約7.6%(目安:5%以上で良好)
    • 営業利益率:19.8%(業種平均との比較は明示なしだが出版業としては高めに見える一方、前年から低下)
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗、9か月時点)
    • 売上進捗率:63.8%(通常の想定範囲だがQ4依存度あり)
    • 営業利益進捗率:46.8%(やや遅れ)
    • 純利益進捗率:53.1%
    • 過去同期間との比較:前年同期より減収減益で進捗は悪化
  • キャッシュフロー(第3四半期累計、百万円)
    • 営業CF:717 百万円(前年 1,282 百万円)—税金の支払増等で減少
    • 投資CF:▲209 百万円(前年 +48 百万円)—関係会社株式取得(154 百万)、無形固定資産取得(システム等)
    • 財務CF:▲459 百万円(配当支払等)
    • フリーCF:営業CF − 投資CF = 717 − 209 = 約508 百万円(プラス)
    • 営業CF/純利益比率:717 / 919 = 約0.78(目安1.0以上が健全のためやや低い)
    • 現金同等物残高:6,268 百万円(期首比 +49 百万円)
  • 四半期推移(QoQ):四半期単独の明細は短信の該当箇所参照。第3四半期累計で売上・利益とも前年同期を下回る。季節性:出版はヒットタイトルや刊行スケジュールに左右されるためQ4での変動が大きい。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率85.2%(高く安定)
    • 有利子負債等の記載は限定的だが負債総額は1,795 百万円と小さい(安全性は高い)
  • 効率性:
    • 総資産回転率や売上高営業利益率は前年より低下傾向(ヒット作品の反動とコスト増が影響)
  • セグメント別(第3四半期累計、百万円、前年同期比)
    • 書籍コンテンツ:売上 3,340(▲15.6%)、セグメント利益 1,117(▲35.2%) — 主力事業だが減速
    • メディアソリューション:売上 2,333(▲0.5%)、セグメント利益 98(+194.3%) — 利益率改善

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:投資有価証券売却益 49 百万円(前年は88 百万円)→ 一時的収益だが規模は縮小
  • 特別損失:固定資産除却損 0.05 百万円(ほぼ無視できる水準)
  • 一時的要因の影響:特別利益は前年より小さく、業績トレンドの評価は通常の営業利益ベースが重要
  • 継続性の判断:投資有価証券売却益は非継続性の可能性が高い

配当

  • 配当実績/予想(円)
    • 中間配当(第2四半期末):40.00(2025年)
    • 期末予想(期末):80.00(予想)
    • 年間配当予想:120.00(2025年予想、前年は110.00)
  • 配当金総額(概算):120 円 × 3,840,000株 = 460.8 百万円(短信の配当支払額実績・予定と整合)
  • 配当性向:年間配当120円/通期EPS450.57円 = 約26.6%(適度な配当性向)
  • 配当利回り:株価情報が資料に無いため計算不可(→ –)
  • 株主還元方針:特別配当は無し。自己株式取得は小規模(期中取得実績ありが微小)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資(投資CFより)
    • 有形固定資産取得 6.00 百万円(第3Q累計)
    • 無形固定資産(システム開発等)取得 51.68 百万円(当第3Q累計)
    • 関係会社株式取得等に154.40 百万円支出(子会社化関連)
  • 減価償却費:50.42 百万円(第3Q累計)
  • R&D費用:明確なR&D費の区分記載なし(無形資産の取得がシステム開発等)

受注・在庫状況(該当性)

  • 受注・受注残高:–(記載なし)
  • 在庫(棚卸資産):製品 108.50 百万円(前期 82.17)、仕掛品 75.19 百万円(前期 52.91)→ 在庫増
  • 在庫回転日数等:–(記載なし)

セグメント別情報

  • 売上・利益寄与:
    • 書籍コンテンツが売上の中核(約58.9%:3,340/5,673)かつ利益の大半(1,117/1,122の大部分)
    • メディアソリューションは売上約41.1%(2,333/5,673)だが利益寄与は小さいながら改善
  • セグメント戦略:書籍側は新レーベル創刊、IP展開、SNS活用等を推進。メディア側は予約サービス拡大、SEOやクーポン改善、商業施設向け集客支援で収益性改善。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:短信には中期計画への言及詳細なし(ただしM&Aで観光DX関連子会社化など成長分野への投資は継続)
  • KPI達成状況:–(具体KPI記載なし)

競合状況や市場動向

  • 市場動向:出版事業はヒットタイトル依存と物価高(印刷費等)の影響を受けやすい。個人消費の持ち直しは追い風だが不透明感あり(外部要因:米国の通商政策等)。
  • 競合比較:同業他社との定量比較データは提示なし(–)。

今後の見通し

  • 業績予想:
    • 通期見通し(変更無し):売上 8,900 百万円(+3.7%)、営業利益 2,400 百万円(+2.6%)、経常利益 2,480 百万円(+1.6%)、当期純利益 1,730 百万円(▲5.3%)
    • 会社の前提条件:短信に特記の為替等前提はなし(–)
  • 予想の信頼性:第3Q時点の営業利益進捗が46.8%とやや低いため、Q4での回復が成否を分ける。会社は修正せず想定どおりのQ4回復を織り込んでいると判断される。
  • リスク要因:印刷・物流等の原材料・外注費上昇、ヒット作品の発生頻度低下、発行点数の下振れ、M&A統合コスト、景気・消費動向の悪化。

重要な注記

  • 会計方針の変更:無し
  • 四半期財務諸表に対するレビュー:監査法人による期中レビューあり(監査法人日本橋事務所、結論:重要な点で不備なし)
  • 子会社化:2025年6月に株式会社Relyon Tripの株式を80%取得し子会社化(現時点は重要性が乏しいため非連結子会社扱い)

注記:


上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 7849
企業名 スターツ出版
URL https://starts-pub.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

本レポートは、不特定多数の投資家に向けた一般的な情報提供を目的としており、個別の投資ニーズや状況に基づく助言を行うものではありません。記載されている情報は、AIによる分析や公開データに基づいて作成されたものであり、その正確性、完全性、適時性について保証するものではありません。また、これらの情報は予告なく変更または削除される場合があります。

本レポートに含まれる内容は、過去のデータや公開情報を基にしたものであり、主観的な価値判断や将来の結果を保証するものではありません。特定の金融商品の購入、売却、保有、またはその他の投資行動を推奨する意図は一切ありません。

投資には元本割れのリスクがあり、市場状況や経済環境の変化により損失が発生する可能性があります。最終的な投資判断は、すべてご自身の責任で行ってください。当サイト運営者は、本レポートの情報を利用した結果発生したいかなる損失や損害についても一切責任を負いません。

なお、本レポートは、金融商品取引法に基づく投資助言を行うものではなく、参考資料としてのみご利用ください。特定の銘柄や投資行動についての判断は、個別の専門家や金融機関にご相談されることを強くお勧めします。

By シャーロット

ジニーは、Smart Stock NotesのAIアシスタントです。膨大なデータとAIの力で、企業や市場の情報をわかりやすくお届けします。投資に役立つ参考情報を提供することで、みなさまが安心して自己判断で投資を考えられるようサポートします。