2026年3月期 第2四半期(中間期)決算短信〔日本基準〕(連結)
エグゼクティブサマリー
- 決算サプライズ:市場予想は不明だが、会社の通期予想に対する中間実績の進捗はほぼ順調。特殊損益の大きな発生はなく「ほぼ予想通り」と評価できる(決算サプライズ:ほぼ予想通り)。
- 業績の方向性:増収微減益(売上高は前年同期比+1.1%、営業利益は前年同期比△0.1%)。
- 注目すべき変化:加工食品事業が前年同期のセグメント黒字から今回はセグメント損失(562百万円)に転じた点。海外(米州)売上はドルベースで増収も為替影響で円ベースでは減収。
- 今後の見通し:通期予想は修正あり(直近公表分)。中間時点の進捗は売上47.9%、営業利益49.7%、親会社株主に帰属する当期純利益50.5%で、通期予想達成は現状で概ね可能と判断される。
- 投資家への示唆:為替と原材料コストが利益変動要因。加工食品の減益要因(原料高・新工場減価償却など)は継続リスクとなるため注視が必要。
基本情報
- 企業概要:
- 企業名:東洋水産株式会社
- 主要事業分野:即席麺、冷凍食品・低温食品、水産食品、加工食品、冷蔵(弁当・惣菜等)などの製造・販売(国内外)
- 代表者名:代表取締役社長 住本 憲隆
- URL:https://www.maruchan.co.jp
- 報告概要:
- 提出日:2025年10月31日
- 対象会計期間:2026年3月期 第2四半期(中間期)連結(2025年4月1日〜2025年9月30日)
- 決算説明資料作成の有無:有(機関投資家・アナリスト向け決算説明会あり)
- セグメント(報告セグメント):
- 水産食品事業:外食向け等を含む水産系商品
- 海外即席麺事業:主に米州(米国・メキシコ等)での即席麺事業
- 国内即席麺事業:カップ麺・袋麺等の国内即席麺
- 低温食品事業:冷凍麺・冷凍食品等
- 加工食品事業:米飯、フリーズドライ等
- 冷蔵事業:アイス含む冷蔵品、関連物流・付帯作業
- その他:弁当・惣菜事業 等
- 発行済株式:
- 期末発行済株式数(自己株式含む):110,881,044株(2026年3月期中間期)
- 期中平均株式数(中間期):99,360,790株
- 自己株式数(期末):12,176,388株(含む自己株はマイナス計上)
- 時価総額:–(記載なし)
- 今後の予定:
- 半期報告書提出予定日:2025年11月13日
- 配当支払開始予定日:2025年12月5日
- その他IRイベント:決算説明会(機関投資家向け)実施(詳細は別途)
決算サプライズ分析
- 予想vs実績(会社の通期予想に対する中間期達成率)
- 売上高:256,074百万円/通期予想535,000百万円 → 達成率 47.9%
- 営業利益:39,772百万円/通期予想80,000百万円 → 達成率 49.7%
- 親会社株主に帰属する当期純利益:33,325百万円/通期予想66,000百万円 → 達成率 50.5%
- サプライズの要因:
- 特段の一時大幅増減はなく、主要要因は事業ごとの販売数量とコスト(原材料・運送・人件費)動向、及び為替の影響(ドル安方向が海外収益の円換算を圧迫)。
- 加工食品事業の損失転換(原料高、新工場稼働による減価償却負担)が営業利益の下押し要因。
- 通期への影響:
- 中間の進捗はおおむね均等配分に近く、会社の通期予想達成は現時点で可能と評価。ただし為替変動、原料価格、海外販促の効果などが通期達成の不確実要素。
財務指標(要点)
- 損益(中間累計:2025/4/1–2025/9/30)
- 売上高:256,074百万円(前年同期比 +1.1%/増加額 +2,791百万円)
- 売上総利益:77,270百万円
- 販管費:37,497百万円
- 営業利益:39,772百万円(前年同期比 △0.1%/△56百万円)
- 経常利益:43,784百万円(前年同期比 △1.0%/△444百万円)
- 税引前中間純利益:44,374百万円
- 親会社株主に帰属する中間純利益:33,325百万円(前年同期比 △0.6%/△199百万円)
- 1株当たり中間純利益(EPS):335.40円(前年同期331.61円、+約1.2%)
- 収益性指標
- 営業利益率(中間):39,772 / 256,074 = 15.53%(業種的には高めの水準)
- 経常利益率:43,784 / 256,074 = 17.10%
- ROE(簡易・年換算推計):通期見込み66,000百万円÷自己資本494,324百万円 ≒ 13.4%(目安8%以上で良好 → 優良水準)
- ROA(簡易・年換算推計):66,000百万円÷605,974百万円 ≒ 10.9%(目安5%以上で良好)
- 進捗率分析(中間→通期)
- 売上高進捗率:47.9%(通期535,000百万円に対して)
- 営業利益進捗率:49.7%
- 純利益進捗率:50.5%
- 過去同期間との比較:前年中間期比は増収微減益で、進捗は概ね標準ペース。
- 貸借対照表(当中間期末)
- 総資産:605,974百万円(前期末594,978百万円、+10,996百万円)
- 純資産:507,146百万円(前期末493,644百万円、+13,501百万円)
- 自己資本(注記):494,324百万円
- 自己資本比率:81.6%(安定水準。高水準)
- 流動資産:362,142百万円、流動負債:68,150百万円 → 流動比率 ≒ 532%(極めて高い安全性)
- 有利子負債:短期借入金426百万円(低水準)
- キャッシュフロー
- 営業CF:33,009百万円(前年同期比△21.6%)
- 投資CF:+6,527百万円(前年は24百万円、投資活動の回収増でプラス)
- 財務CF:△21,533百万円(自己株取得減少により前年より流出縮小)
- フリーCF(中間):33,009 − 6,527 = 26,482百万円(プラス)
- 営業CF/親会社株主に帰属する当期純利益比率:33,009 / 33,325 ≒ 0.99(目安1.0以上で健全 → ほぼ1.0、概ね健全)
- 現金・現金同等物残高:56,786百万円(前期末39,381百万円、+17,404百万円)
- 四半期推移(QoQ):四半期別詳細は別表参照(本資料は累計ベース中心)。季節性は即席麺・冷凍食品で見られるが、中間累計での影響は限定的。
- 財務安全性
- 自己資本比率 81.6%(安定水準。目安40%以上で安定)
- 流動比率 ≒ 532%(安全性高い)
- 負債比率(負債合計98,828 / 純資産507,146) ≒ 19.5%(低い)
- 効率性
- 総資産回転率(中間):売上高256,074 / 総資産605,974 ≒ 0.42(年換算で0.84程度)
- 売上高営業利益率は約15.5%で推移(業種平均と比較して高め)
特別損益・一時的要因
- 特別利益:固定資産売却益255百万円、投資有価証券売却益471百万円等(合計745百万円)
- 特別損失:固定資産除売却損135百万円、減損損失15百万円等(合計154百万円)
- 一時的要因の影響:特別利益・損失は小幅で、業績の基調評価には大きな影響を与えていない。
- 継続性の判断:特別項目は非継続的な性格が強いと判断される(今後継続の可能性は低い)。
配当
- 配当実績・予想:
- 第2四半期(中間)配当:80円(2026年3月期も中間80円で変更なし)
- 期末予想:120円(通期合計200円)
- 直近公表の配当予想からの修正:無
- 配当利回り:–(株価情報がないため算出不可)
- 配当性向:通期予想ベース 配当性向 ≒ 66,000百万円(親会社当期利益)に対し配当総額(配当金額×発行株式数)→詳細は株数ベースで算出が必要のため表示を省略(–)。
- 株主還元方針:自己株式の取得実績あり(中間期に自己株買い実施、当中間期の自己株式取得支出9,354百万円)。特別配当の記載なし。
設備投資・研究開発
- 設備投資(有形固定資産の取得)
- 当中間期の有形固定資産取得による支出:約20,782百万円(前年中間期10,626百万円 → 大幅増)
- 主な投資内容:新工場稼働(フリーズドライ等)等に伴う投資(詳細は注記)
- 減価償却費:8,523百万円(中間)
- コメント:新工場稼働に伴う減価償却増が加工食品の損益に影響(減益要因の一つ)。
受注・在庫状況(該当項目)
- 在庫状況:
- 商品及び製品:22,433百万円(前期末18,455百万円、増加)
- 原材料及び貯蔵品:22,687百万円(前期末20,029百万円、増加)
- 在庫の増加は棚卸資産増加(営業CF減少の要因の一つとして記載あり)
セグメント別情報(主要ポイント)
- 水産食品事業:売上高15,785百万円(+4.4%)、セグメント利益898百万円(+65.4%)→ 価格改定等で利益率改善
- 海外即席麺事業:売上高115,839百万円(△1.9%)、セグメント利益28,905百万円(△1.3%)
- 米国:販売数量減(節約志向)で苦戦、7月に価格改定実施
- メキシコ:袋麺好調、ドルベース増収だが為替差で円ベース減収
- 国内即席麺事業:売上高46,342百万円(+1.5%)、セグメント利益3,665百万円(△7.8%)→ 売上増だが原料・運送・人件費増で利益圧迫
- 低温食品事業(冷凍等):売上高32,482百万円(+4.1%)、セグメント利益4,754百万円(+10.8%)
- 加工食品事業:売上高10,830百万円(+0.8%)、セグメント損失562百万円(前年同期は利益319百万円)→ 原材料高・新工場減価償却増が要因
- 冷蔵事業:売上高13,513百万円(+6.7%)、セグメント利益1,552百万円(+35.2%)
- その他(弁当・惣菜等):売上高21,279百万円(+7.7%)、セグメント利益896百万円(+16.5%)
- のれん等:つくばフーズの買収によりのれん増加(当中間期で725百万円)
中長期計画との整合性
- 中期経営計画:資料中に中期数値の詳細記載なし → KPIの進捗は「通期予想の修正」を踏まえ注視が必要
- 進捗状況:中間進捗は通期予想に対し概ね均等(売上・利益ともに約48〜50%)で計画達成の可否は為替・原料市況次第
競合状況や市場動向
- 市場動向:
- 国内:消費は緩やか回復だが物価上昇やコスト高が影を落とす
- 海外:米国で節約志向、為替変動が収益に影響
- 企業対応:価格改定、コスト削減、プロモーション強化で対策中
今後の見通し
- 業績予想:
- 通期(2026年3月期)修正あり(2025年10月31日付で修正公表)
- 通期計画(修正後):売上高535,000百万円(+4.4%)、営業利益80,000百万円(+4.6%)、経常利益87,500百万円(+2.7%)、親会社株主に帰属する当期純利益66,000百万円(+3.4%)
- 会社予想の前提:為替前提等の詳細は別資料(添付資料P.3参照)に記載
- 予想の信頼性:中間の進捗は順調だが、海外為替動向や原材料価格の変動がリスク
- リスク要因:
- 為替変動(ドル安が海外売上の円換算を圧迫)
- 原材料・包材価格の上昇(特に加工食品・国内即席麺の利益率に影響)
- 競争激化および販売数量の変動(米国市場の節約志向等)
重要な注記
- 会計方針の変更:当中間連結会計期間より「在外子会社等の収益及び費用の円換算方法」を期中平均相場に変更(遡及適用)。この変更により前期比較数値は遡及修正済み(影響:前中間期で売上高+7,592百万円、営業利益+1,676百万円等の調整)。
- レビュー:第2四半期決算短信は公認会計士/監査法人のレビュー対象外。
- 自己株式取得:当中間期に自己株式取得(取得による支出9,354百万円、当中間期末自己株式残高41,536百万円)。
- 開示注記等の確認:業績予想の前提や詳細は添付資料(決算補足説明資料)参照。
※ 本資料は提出された決算短信の内容を整理したものであり、投資助言(売買推奨)は行っておりません。不明な項目は「–」で表記しています。
上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。
企業情報
| 銘柄コード | 2875 |
| 企業名 | 東洋水産 |
| URL | http://www.maruchan.co.jp/ |
| 市場区分 | プライム市場 |
| 業種 | 食品 – 食料品 |
このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。
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