2026年1月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

エグゼクティブサマリー

  • 決算サプライズ:売上高は会社説明内の通期予想(修正後)に対して順調に進捗(第3四半期累計で通期予想の約69.3%)する一方、営業利益・純利益は想定を下回る(営業損失・四半期純損失を計上)。総じて「売上は上振れ(増加)、利益面は下振れ(損失)」という結果。
  • 業績の方向性:増収減益(売上高:前年同期比+19.9%、営業利益:前年同期の営業利益から営業損失へ悪化、親会社株主に帰属する四半期純利益は黒字→赤字)。
  • 注目すべき変化:連結範囲の変更(株式会社アクアプラス、株式会社フィックスレコードを新規子会社化)に伴い「のれん」計上(537百万円)やM&A関連費用を計上したことが、利益悪化の主因の一つ。仕掛品(WIP)が大幅増(+591百万円)になっている点も注目。
  • 今後の見通し:会社は通期業績予想(売上4,220百万円、営業利益20百万円、親会社株主帰属当期純利益22百万円)を据え置いているが、第3四半期累計時点の営業・純利益が赤字であるため、通期予想達成には第4四半期での収益回復(もしくは一時費用の解消)が必要。
  • 投資家への示唆:M&A(アクアプラス子会社化)による売上増と将来のシナジー期待と、M&A一時費用・のれん計上による短期的な利益圧迫を区別して見ることが重要。流動性確保のために短期借入金等で資金調達を行っており、キャッシュ推移と借入状況、アクアプラス統合の進捗を注視すること。

基本情報

  • 企業概要:
    • 企業名:株式会社ユークス(YUKES Co., Ltd.)
    • 主要事業分野:デジタルコンテンツ事業(受託開発、ゲーム開発、XR制作、遊技機向け開発、パブリッシング事業等)※単一セグメント
    • 代表者名:代表取締役社長 谷口 行規
    • その他:2024年10月に組織変更(「ONE YUKE'S」)を実施。パブリッシング機能獲得のため株式会社アクアプラスを完全子会社化。
  • 報告概要:
    • 提出日:2025年12月10日(決算短信公表日)
    • 対象会計期間:2026年1月期 第3四半期累計(連結、2025年2月1日~2025年10月31日)
  • セグメント:
    • デジタルコンテンツ事業(単一セグメント。受託開発、ゲーム・XR、遊技機、モバイルコンテンツ、パブリッシング等)
  • 発行済株式:
    • 期末発行済株式数(普通株式):11,096,000株(自己株式を含む)
    • 期末自己株式数:2,677,480株
    • 四半期累計の期中平均株式数:8,418,520株(当第3四半期累計)
  • 今後の予定:
    • 決算発表:本短信(第3四半期)公表済(2025/12/10)。今後のIRイベント等は資料に明記なし(開催の有無は未記載)。
    • IRイベント:決算説明会等の記載なし(「決算補足説明資料作成の有無」「決算説明会開催の有無」の欄は空欄)。

決算サプライズ分析

  • 予想 vs 実績(会社予想は通期のみ公表。第3四半期単体の会社予想は不明のため「実績のみ」評価)
    • 売上高:2,924百万円(前年同期比 +19.9%)→ 通期予想4,220百万円に対する進捗率:約69.3%(通期見通しに対して順調な進捗)
    • 営業利益:△9.6百万円(営業損失。前年同期は営業利益14.8百万円)→ 通期予想営業利益20百万円に対する現時点の状況は未達(損失計上)。
    • 経常利益:△6.6百万円(前年同期は36.2百万円の経常利益)
    • 親会社株主に帰属する四半期純利益:△43.3百万円(前年同期+1.98百万円)→ 通期予想22百万円に対して現時点で大幅未達。
  • サプライズの要因:
    • 新規子会社の連結(株式会社アクアプラス等)に伴うM&A関連費用の計上(営業面のマイナス要因)。
    • のれん計上(537百万円)と当期ののれん償却(のれん償却額 9,103千円)。
    • 遊技機分野での外注費増加(外注費上昇が原価を押し上げ)。
    • 税金費用の計上が税前利益を下回っているが、法人税等が38,030千円発生しており、税負担が利益を圧迫(税効果会計の適用等により生じた結果)。
  • 通期への影響:
    • 売上面は通期見通しに近い進捗だが、利益面は第4四半期での回復(コスト改善、受注の利益率向上、または一時費用の非再発)がない限り通期予想の達成は不確実。会社は通期予想を修正して公表している(2025/12/10「業績予想および配当予想の修正に関するお知らせ」参照)。

財務指標(要点)

  • 主要財務諸表(期末/累計)
    • 売上高(第3Q累計):2,924,410千円(前年同期 2,438,761千円、+19.9%:+485,649千円)
    • 売上原価:2,216,286千円(前年同期 1,880,022千円)
    • 売上総利益:708,124千円(前年同期 558,738千円)
    • 販管費:717,739千円(前年同期 543,965千円)
    • 営業利益:△9,615千円(前年同期 +14,773千円)
    • 経常利益:△6,644千円(前年同期 +36,224千円)
    • 四半期純利益(親会社株主に帰属):△43,324千円(前年同期 +1,975千円)
    • 1株当たり四半期純利益(潜在株式調整後):約 △5.15円(前年同期 +0.23円)
  • 損益率・収益性指標
    • 営業利益率:△9.615 / 2,924.410 ≒ △0.33%(前期は約 +0.61%)
    • 経常利益率:△6.644 / 2,924.410 ≒ △0.23%
  • ROE / ROA(簡便算出、当第3四半期累計の単純比較)
    • ROE(参考):親会社株主に帰属する四半期純損失 ÷ 自己資本(期末自己資本ベース 2,324百万円) ≒ △43.3 / 2,324 ≒ △1.86%(目安:8%以上で良好)→ 目安を下回るマイナス。
    • ROA(参考):△43.3 / 総資産 3,936 ≒ △1.10%(目安:5%以上で良好)→ 目安を下回るマイナス。
  • 進捗率分析(通期予想に対する進捗)
    • 売上高進捗率:2,924 / 4,220 ≒ 69.3%(通常の年度偏重を踏まえると順調)
    • 営業利益進捗率:累計で△9.6百万円(損失)→ 通期予想20百万円に対して現時点では未達(第4四半期で黒字転換が必要)
    • 純利益進捗率:累計で△43.3百万円(損失)→ 通期予想22百万円に対して大幅未達
  • キャッシュ・流動性(貸借対照表より)
    • 現金及び預金:1,115,619千円(前連結会計年度末 1,690,278千円、減少 574,659千円、約 △34.0%)
    • 流動資産合計:2,846,734千円
    • 流動負債合計:1,344,825千円 → 流動比率(流動資産/流動負債) ≒ 2.12(212%)=短期支払能力はおおむね確保(目安:100%以上)
    • 負債合計:1,534,503千円(前期 626,589千円、増加 +907,914千円)→ 借入金増(短期借入600百万円等)により負債が増加。
    • 自己資本比率:59.0%(前期 77.7% → 低下。目安:40%以上で安定)=依然安定圏だが低下のトレンド。
  • キャッシュフロー:
    • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書は未作成(添付なし)。ただしB/Sの現金減少(約574.7百万円減)と短期借入600百万円の計上が確認されるため、運転資金やM&A支出を借入で賄った可能性が高い。
  • 四半期推移(QoQ):詳細な四半期別数値なしのため省略。季節性は注記に特になし。
  • 財務安全性:
    • 自己資本比率:59.0%(安定水準。前期77.7%から低下)
    • 負債比率(負債/純資産):1,534,503 / 2,401,965 ≒ 0.64(64%)
  • 効率性:総資産回転率等の詳細数値は四半期累計のみのため、年間換算での比較は慎重を要する。売上伸長がある一方で利益率が低下している点が効率性悪化を示唆。

特別損益・一時的要因

  • 特別利益:新株予約権戻入益 1,350千円(当第3四半期累計)
  • 特別損失:明示的な大きな特別損失の計上はなし。ただしM&A関連費用を営業費用側で計上しており、これが営業損失の主因。
  • のれん:子会社化に伴いのれん計上 537,090千円、当期ののれん償却額 9,103千円(第3Q累計)→ のれんの影響は今後の償却費や減損リスクに注意。
  • 一時的要因の影響:M&A関連費用、のれん償却、子会社の連結化コストが今回の損益悪化の主要因であり、これらは単発性(ある程度一時的)要素を含むが、のれん償却・統合費用は今後も一定期間影響する可能性あり。
  • 継続性の判断:M&Aの統合コストは短中期に続く可能性があるが、売上拡大や将来のシナジーで相殺される想定。

配当

  • 配当実績と予想:
    • 2025年1月期:中間(第2四半期) 10.00円、期末 10.00円(合計 20.00円)※表記より推計
    • 2026年1月期(会社予想):中間 10.00円、期末 10.00円、年間合計 20.00円(予想)
  • 配当性向・配当利回り:現在の株価情報がないため配当利回りは算出不可(→ –)。配当性向(純利益に対する比率):通期予想に基づく場合は会社側での配当方針に整合しているが、第3四半期累計での純損失発生のため当期の配当維持は業績動向に左右される可能性あり。
  • 特別配当:なし(記載なし)。
  • 株主還元方針:自社株買いの記載なし。剰余金の配当84百万円の記載あり(四半期純損失と合わせて純資産減少の要因)。

設備投資・研究開発

  • 設備投資額:四半期累計の設備投資の明細・金額は記載なし(→ –)。
  • 減価償却費:当第3四半期累計で11,030千円(前期は6,855千円)。のれん償却 9,103千円(当第3四半期累計)。
  • 研究開発(R&D)費用:明細の記載なし(→ –)。会社は技術力向上・社内教育を強化している旨表明。

受注・在庫状況(該当する業種への言及あり)

  • 受注状況:受注の回復基調を会社コメントで明示(受注状況は回復傾向)。具体的受注高・受注残高は記載なし(→ –)。
  • 在庫状況(仕掛品):仕掛品が56,850千円→648,321千円に増加(+591,471千円)。在庫回転日数等は未開示。仕掛品増は受注の先行や開発進行中を反映する可能性あり。

セグメント別情報

  • セグメント:事業は単一セグメント(デジタルコンテンツ事業)のため、セグメント別の詳細は省略。
  • セグメント注記:ゲーム・XR・遊技機・パブリッシング等を含む事業のうち、ゲーム・XRは受注回復で売上増、遊技機は外注費増も効率化で収益性改善基調、パブリッシングはアクアプラス連結による売上計上とM&A費用計上があった旨。

中長期計画との整合性

  • 中期経営計画:資料中に具体的数値目標は記載なし。ただし「安定した収益構造を持つ組織の実現」「受託事業拡大・自社タイトル開発・新規事業への投資」を方針として掲げる。
  • KPI達成状況:明示的KPI未記載のため進捗は限定的にしか評価できない(→ –)。のれん計上・子会社化は中期的な成長投資の一環と読み取れる。

競合状況や市場動向

  • 競合との比較:同業他社との比較データは開示なし(→ –)。
  • 市場動向:ゲーム・XR分野、パブリッシング領域で受注回復の兆しを示す記載あり。遊技機分野での効率化・品質向上の取り組みを実施。

今後の見通し

  • 業績予想:通期業績予想は修正公表済(2025/12/10の資料参照)。通期(2026年1月期)予想は売上4,220百万円、営業利益20百万円、親会社株主に帰属する当期純利益22百万円(EPS 2.61円)。
  • 予想の信頼性:第3四半期累計で営業・純利益が赤字であることから、通期予想達成には第4四半期での利益改善が必要。M&A関連の一時費用が収益性に与えた影響をどう吸収するかが鍵。
  • 主なリスク要因:為替・原材料(外注費)コストの変動、子会社統合の進捗/費用、のれんの減損リスク、受注環境の変動、税効果会計による税負担の変動など。

重要な注記

  • 会計方針の変更等:会計基準等の改正に伴う会計方針の変更がある旨の記載あり(詳細は注記参照)。
  • 連結範囲の変更:新規連結子会社 2社(株式会社アクアプラス、株式会社フィックスレコード)を加えたことが財務諸表に影響(のれん計上等)。
  • 四半期連結キャッシュ・フロー計算書:第3四半期累計については作成していない(添付なし)。
  • 税金費用の計算方法:当第3四半期は見積実効税率を用いる税効果会計適用。ただし合理性を欠く場合は法定実効税率を使用する旨の注記。

上記の内容は、AIによる自動要約に基づいて作成されたものであり、正確性や網羅性について保証するものではありません。内容の解釈や利用に際しては、必ず公式の決算短信 をご参照ください。信頼性を確保するよう努めていますが、情報の完全性についてはご自身での確認をお願い致します。


企業情報

銘柄コード 4334
企業名 ユークス
URL http://www.yukes.co.jp/
市場区分 スタンダード市場
業種 情報通信・サービスその他 – 情報・通信業

このレポートは、AIアドバイザー「シャーロット (3.0.12)」によって自動生成されました。

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By シャーロット

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